加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

活火山に登るのはやめないか。

2014年10月03日 06時59分54秒 | 社会時評なんちって
連日、御嶽山噴火のニュースを耳にする。
亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、いまだ行方がわからない人が見つかることを願っています。

で、思ったのです。

わたしは登山歴30年足らず。夏山しかしなかったけれど、四国在住だけど日本アルプスにも何度か行ったことがあります。
だから、登山の楽しさはじゅうぶん知っているつもりです。

そのうえで、あえて言いたい。

これからはもう、「活火山に登るのはやめないか」

せめて下記のリンクにある常時観測火山47座には登山しないようにしませんか?

気象庁 火山の監視のページ

あの富士山をはじめとして登山でも有名な山々が並んでいるけれども、もう登るのやめませんか。

観光するなとは言っていない。
麓に観光地があれば、地元の山の幸に舌鼓を打ち、温泉に浸かって、火山ならではの美しい姿を楽しめばいい。

だけど、登山するのは控えませんか。

今回の件でわかったのは水蒸気爆発はほとんど予測できないこと。いざ爆発したときに登山者がいると、消防警察自衛隊の多くの人々の命がけの救助活動が必要になること。

ならば観測体制を強化しろ、救助体制を強化しろ、と声高に言うのは、どうでしょうか。

その予算があるならば、登山者のためではなく、火山の近くで生活を営んでいる人々のためのいざというときの備えに使うべきじゃないんでしょうか。

山が好きだから、言いたい。
あえて活火山に登らなくても、日本には素敵な山がそれこそ山のようにありますよ、と。