加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【おもちゃ】胸に手を当てて考えてみよう。タケコプター欲しくないか?

2006年08月27日 13時57分38秒 | 公園のつぶやき。
エポック社、「ドラえもん 体感タケコプター」を9月30日に発売 (MYCOMジャーナル)

任天堂のWii(ウィー)のような傾きセンサーを利用したゲームなんだろうな。
頭に付けて首を振るんだって・・・。

・・・。

こんなもの頭に付けてテレビの前で首を振ってるところを妻子に見られたらどうしよう、なんて考えている自分を発見する。

ちょっと、欲しい。

ゲームとしては単調だろう。すぐに飽きたらどうするのか?
どうせならWiiのゲームにして、もっとリアルな町並みを飛べるようにすれば完璧なのだが。
できればタケコプターのプロペラはぶんぶん回転して欲しいな。

これと「空気砲」をセットにして「のび太の恐竜」をベースに「空飛ぶFPS」なんて、どっかが作ってくれないだろうか?

【ゲーム】このゲームのためだけにXbox360を買っても問題ない。

2006年08月26日 01時11分51秒 | 音楽・映画のこと
またゲームの話。
Xbox360というゲーム機が、日本市場で苦戦している。ハード末期のPS2よりもはるかに少ない台数しか売れていない。

まあ、別にニンテンドーDSのように爆発的に売れて欲しいとは言わないが、ユーザーとしては日本の各ゲームメーカが新作やローカライズをやりたくなる程度には売れて欲しい。割高になるし、英語の壁があるアジア版や北米版のゲームを買い続けるのは大変だから。

しかし、ここに来て、大変楽しみなゲームが発表になった。

宇宙からの侵略者を“チーム”で迎撃せよ! D3パブリッシャー、Xbox 360「地球防衛軍X (仮)」

たった2000円の低価格ゲームシリーズ「シンプル2000」から生まれた奇跡、「地球防衛軍」の新作がXbox360に発売されるのだ。

これはもう、すごく楽しみである。
ゲームシステムはTPS(サードパースンシューター)、プレーヤーの分身である主人公の肩越し視線のシューティングゲームである。

とにかく敵のクリーチャー(昆虫・ムカデなど)の圧倒的な巨大感がいい。
怖い。怖いが、楽しい。

ゲーム機本体の売上げを牽引するまでのタイトルではないかもしれないが、ぜひ続編を出したくなる程度には売れて欲しい。

気になるひとは、この際、本体ごと買ってはどうか。
PS3には出ないかもしれないぞ。

【事件】あえて「子猫殺し」の汚名を着て。

2006年08月24日 21時55分18秒 | 社会時評なんちって
日経新聞の夕刊は取っていない。というか、わたしの住む田舎には夕刊などというものは存在しないのだが。

だから、どんなトーンの連載なのかまったくわからずに書くのだが、話題のこの文章を読んだとき、「新聞連載のエッセイを装った新趣向のホラー短編」かと思った。

主人公の「わたし」がどんな目をして子猫を崖に投げ捨てているのか想像しただけで、皮膚がざわざわする・・・と思った。

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 坂東眞砂子さん「子猫殺し」コラム、掲載紙に抗議殺到

続々とわき上がる非難の声をみると、「ひょっとしてそれはマジでやってるのか(AA略)」と思った。

いまでも、ひょっとして板東氏は「身勝手な後付の論理をふりかざす常識のない主人公」を演じているのではないか、と思ったりする。

子種を殺すか、できた子を殺すかという違いだ、というのは一つの意見だし、言論の自由は守られるべきだ。しかし、隣が崖だろうがなんだろうが、他人の土地だ。腐敗し、病原菌の温床となるかもしれない動物の死骸(といっても死骸にするのだが)を放置するのは、はっきり言って非常識だ。社会人としてのモラルをまず疑う。

また、感情論と笑われるかもしれないが、あえて胎内で成長させ(どの程度感じるのわからないが)、一個の生命に恐怖と苦痛を与える道を選ぶという行為に、人間としての品格を疑う。

「叩かれるのは承知」と書くのは、免罪符とはならない。一種の反社会的な文章を掲載した新聞社と一緒に容赦なく叩かれるべきだ。

79800円のパソコンでベストセラーを書いたら。

2006年08月21日 23時12分19秒 | パソコン・デジモノ
おそろしく間が空いてしまった。これはもうウェブログじゃねーな。
と思いつつ、近況を書いてみる。

突然なんだけど、パソコンを買った。
いま自作AT機とiBook G4二台を使い分けながら執筆をしているんだけど、どっちも挙動不審になってきたのだ。

自作AT機の方はUSBコネクタがいかれてきた。OSから認識しないのである。ふつうならマザボード交換を交換し、ついでにCPUをパワーアップするところだが、その元気も資金も無い。
iBookの方は二冊の長編小説を書いたにしてはしゃんとしているのだが(このノートの耐久性はすばらしい)、いかんせん、遅い。バッテリ駆動するとワード+ATOKという環境ではまともに仕事ができない。

なので、急遽、写真のノートを買った。

機種はHP Compaq nx6325。
この機種、おもしろいことに、日本HPはもちろんアメリカのサイトにも載っていない。つまり、公式サイトでは「存在しないことになっている」機種なのである。

・・・なんか、かっこいい。

いや、たぶん、いくつかの家電店で最安値ノートPCとして売るために、まとまったロット(1000台ほど?)作ったんだろうけど。

スペックは以下を参照してもらうとして、ほんの一年前なら考えられないようなシロモノがナナキュッパで買えるんだなー、と思う。
もちろん、我が家の経済状況からするとナナキュッパでも大金なのだが。

いろいろ執筆環境を整えてこのブログもこのノートで書いているのだが、結論から言うと大満足である。何がいいって、キーボード。さすがビジネスモデル、キーボードの剛性がいい。いや、某国産はビジネスモデルでもヘロヘロペシャペシャだけど。
指紋認証も便利である。

これでベストセラーを執筆できたら、わたしが所有した歴代のパソコンの中でもっともコストパフォーマンスの高い名機になるであろう、なんちって。


型番:RE958PA-AAAA
CPU:Sempron 3200+ (1.60GHz)
メモリー(標準/最大):512MB/4GB
メモリスロット:2(空き1)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(2層書込み非対応)
ハードディスク:40GB
マウス:なし
フロッピードライブ:なし
TVチューナー:なし
[通信機能]
モデム:あり
無線LAN:なし
有線LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
[ソフト]
OS:Windows XP Home Edition
OFFICE:なし
[主なインターフェイス]
USBポート:3
IEEE1394ポート:4ピン×1
PCカードスロット:TypeII×1(CardBus対応)、ExpressCardスロット×1(ExpressCard 34/54対応)
カードスロット:MS/MS Pro/MS Duo/xD-C/SD/MMC/SM、※著作権保護機能には非対応
その他:指紋認証センサ搭載
[モニター]
ディスプレイ:15型
[大きさ]
外形寸法(W×D×Hmm)(突起部除く):約328.6×266.7×30.3~41mm
質量:約2.8kg
駆動時間:約3.5時間



【ゲーム】「バレットウィッチ」に見る「魔法の怖さ」

2006年08月12日 21時59分07秒 | 音楽・映画のこと
バレットウィッチ

AQインタラクティブ

このアイテムの詳細を見る


魔女や魔法使いが出てくるファンタジー小説(「福音の少年」シリーズ)を書いているせいか、Xbox360の「バレットウィッチ」には興味があった。

西暦2013年、特異点から出現した悪魔によって危機に瀕した人類。巨大な銃を箒のように持って悪魔と闘う黒衣の魔女。

いやー、設定だけでもわくわくするじゃないか。

で、さっそくプレイした。
アクションゲーマーのつもりだけど、寄る年波には勝てないので「イージー」でクリアした(「イージー」でも結構たいへんだった)。
いま「ノーマル」で二週目。

結論から言うと、面白い。
大味な面もある(どうしようもない仲間のAIや、銃の特性など)が、それを補ってあまりある魅力を持つゲームだと思う。

なにがいいって、「魔法が怖い」のがいい。
魔女を操作するゲームで、魔法を使いまくるのだが、自分の魔法が怖いのだ。
たとえば大魔法「メテオ」。
詠唱すると隕石がばんばん降ってくわ、建物の瓦礫やクルマが吹き飛ぶわ(当たると一発死)、もう怖いのなんの。
稲妻を呼ぶ「サンダー」もかける場所によっては、上から給水タンクが落ちてくるわ、ガソリンスタンドのコンクリートの庇は飛んでくるわ、ほんとに怖い。

Xbox360のパワーでオブジェクトの物理演算を行っているらしい。
だから、ものを壊すのが「コワ楽し」い。

某ファミ通のレビューに「単なるオブジェクト破壊ゲーになっている」と評され、6点なんて点をつけられていたが、いったいレビュアーはゲームのどこを見てるのか?だいいち、「オブジェクト破壊」をゲームのおもしろさにして何が悪いのか?

「デビルメイクライ」や「バイオハザード」、あるいはフロムの大統領が好きなゲームファンに勧めたい。

余談だが、ホクロが色っぽい主人公の魔女アリシア(ちょっと「ツンデレ」傾向あり)が意外に若いのに驚いた。
これ以上書くとネタバレになるが、どこで成長していたのだろう?

【事件】テレビはヒーローを作れるか? 世界チャンピオンと宇宙飛行士。

2006年08月07日 00時23分33秒 | 社会時評なんちって
優等生的なコメントばかりじゃつまらない。
プロスポーツ、それも格闘技だから、亀田のキャラは面白いし、許容範囲だと思っていた。
なぜか日本人選手とやらない。年上の、それも引退間近の外国人選手とばかりやるのも、よくある「噛ませ犬」として見ればいいのだと思っていた。

しかし、今度のタイトルマッチはまずい。
試合そのものよりも、その前後がどうしようもなくまずい。

一言で言って、「味気ない」と思った。

12月31日、他局で成功した大晦日の格闘技中継をやりたいテレビ局の「なにがなんでも亀田親子(三兄弟)をヒーローにしたい」というなりふりかまわぬ舞台裏が透けて見えるようで、ひどく興ざめしてしまった。

それで思い出したのが、「日本人初の宇宙飛行士」である。

本来は日本人初の宇宙飛行士は、毛利さんである。
しかし、シャトルの打ち上げが遅れて、このテレビ局の特派員が日本人としてはじめて宇宙に行くことになったのである。
1990年のことである。

その時感じた、何とも言えない「味気なさ」を、あの「疑惑の判定」で終わったボクシングのタイトルマッチの騒動に感じた。

夢がないのだ。
教育者みたいなことを言いたくもないが、「宇宙飛行士」と「ボクシングのチャンピオン」といった、いかにも子供のころに夢を抱きがちな職業の現実が突きつけられたような気がした。

あのときも、くだんのテレビ局は、局を挙げて「この快挙」を盛り上げようとしていた。一日中番組で取り上げた。
しかし、それで何が残ったろうか?

毛利さんの名前は多くのひとが知っているが、日本人で最初に宇宙に行った特派員の名をおぼえているひとが何人いるだろう?

嘘かホントか知らないが、当時、TBSは崩壊寸前のソ連に十数億円の金を払ったという。そのおかげで会社が傾いたとも。

今回の「世界チャンピオン」は、十五年後に、ひとの記憶にどのように残るだろうか?