加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【ゲーム】Xboxって、けっこう遊べたハードだと思う。

2005年10月30日 21時41分22秒 | 音楽・映画のこと
O・TO・GI ~百鬼討伐絵巻~ Xbox プラチナコレクション

フロム・ソフトウェア

このアイテムの詳細を見る


今はもう月に100台くらいしか売れていないそうだけど、Xboxって、けっこういいゲーム機だったと思う(ほぼ過去形)。
確かに日本人好みのRPGは少なかった(というか皆無)けど、アクション/シューティングの良作がたくさんある。
リンクの「O・TO・GI ~百鬼討伐絵巻~」もそのひとつ。非常に痛快で、かつ子供っぽくない、独特の雰囲気を持った、いいアクションゲームだ。

PS2やゲームキューブとは比較にならないほど性能がいいし、総じて読み込みが早く、ハードディスクにデータを保存できるのでメモリーカードがいらない。

もうすぐ次のXbox360が出るんだけど、どの程度の互換性があるのか、マイクロソフトから正式な発表がない。とりあえず現行のXboxは手放さずに持っていよう、と思った。

【えいが】恋人とは観に行くな~「機動戦士ZガンダムⅡ恋人たち」

2005年10月29日 18時43分46秒 | 音楽・映画のこと
この映画、「恋人たち」としたのは間違いだったと思う。
機動戦士ZガンダムⅡ恋人たち」を息子と一緒に観に行ったのだ。
長大で複雑なTVシリーズの、人間関係も、戦局も、政治力学的にも、いちばん複雑で重要な中盤をまとめるのに、「恋人たち」という視点だけは無いだろうと思うのだ。

そのため、本来正しい総集編としてカットされるべきシーンが残され、戦争と政治という、物語の論理的な構造を描くべき時間が足りなくなってしまい、「ガンダム」として、なんとも中途半端なものになってしまったと思う。

暴論かもしれないが、わたしなら、ベルトーチカ、マウアー、ロザミアはキャラクターごとカットする。
フォウ・ムラサメとサラ・ザビアロフは二者択一である。どちらかを(すべて)カットする。いま思っているのはフォウの方。フォウが出ないZガンダムなんて!とおっしゃる方がいるだろうが、「恋人たち」だけを見る限り、彼女の存在と、その死が十分に活かされているとは思えないのだ。フォウの死後からカミーユとファとのキスシーンまでが違和感を感じるほどはしょりすぎだから、「フォウ居ても居なくてもいいじゃん」と思ってしまったのだ。

それぞれのキャラのファンのみなさんには申し訳ないが、今回の映画は、もう少し思い切りが欲しかった。

作画は新作カットは、もちろんいい。旧作のカットは「うぐ、なぜこの作画を」というカットもあった<とくに重要キャラのアップはなんとかならないものだろうか。

声優については、まあまあだったと思うがファの「笑い声」はちょっと違和感があった。

戦闘シーンにシャープさと迫力がもっと欲しい。それに短い。

ともあれ、登場時間は短かったが、非常に強い印象を残したハマーンのシーンを思い出すたび、来年三月の完結編が楽しみである。

動画配信サービスの総利用時間でGyaOが60%近くのシェアを獲得

2005年10月28日 00時07分43秒 | 公園のつぶやき。
動画配信サービスの総利用時間でGyaOが60%近くのシェアを獲得

リンク先の通りである。USENが行っている無料の動画配信サービスのGyaOが、総利用時間で60%近くのシェアを獲得したというニュースである。

確かにCMは入るが無料だし、コンテンツも充実してきた。わたしは自作AT互換機で執筆しながら息抜きでノートパソコン(東芝の安いノートPC)でGyaOを視聴している。
おかげで見逃していた映画「ピッチブラック」や「TV版デューン」シリーズを見ることができた。コンテンツ調達経費が大変らしいが、がんばっていただきたいものだ。

で、思ったのが、CF入りでいいから、ビデオiPodで観られたらいいのに、ということである。そりゃ、ダウンロードさせてしまったら、CFをカットされる可能性があるので問題はあるだろうが、そこは技術でナントカしてもらって。
いや、いまのiTMS-Jで売ってるビデオクリップにもう一つ魅力を感じないのだ。あれに300円払うんなら2曲買う方がいいような気がする。
実は黎明期のCGアニメが大好きなので、もう一つのウリであるピクサーの短編はほとんど観ているし。

その点、無料のビデオ番組をiPodで観られないものかと思った次第である。

【おんがく】人間ドックと金髪のフィドル弾き

2005年10月26日 21時08分06秒 | 音楽・映画のこと
イン・マイ・ハンズ
ナタリー・マクマスター


このアイテムの詳細を見る


ようやく人間ドックから帰ってきたのでブログの投稿でもしよう。
気分は上のジャケット写真のようである。
緑内障になりかけている疑いがあると言われるし、中耳炎だし、脂肪肝だし、境界型糖尿病だと言われた。

あ。念のため書いておくが、体調が悪いという記事がわりと多いので、わたしのことを病弱なひとと思っておられるかたがいるかもしれないが、いままで入院するような病気をしたことがないのだ。健康そのものだったのである。だから、いろんな「疑い」があると言われたのでちょっとびびってる。慣れてないのだ。

とりあえず、カロリーと摂りすぎに注意して、運動しよう。

話は変わるが、気分転換にネットラジオを聴いていたら(FolkAlley.com)、すてきなアーティストを見つけた。
ナタリー・マクマスターというカナダのフィドル奏者である。
「フィドル」という楽器は、バイオリンと同じである。呼び方が違うだけである。
フォークやブルーグラス、ケルティック(ケルト音楽)に使われるとき、愛情をこめて「フィドル」と呼ばれるそうな。
ちなみに「屋根の上のバイオリン弾き」の原題は「フィドラー・オン・ザ・ルーフ」だったように記憶する。だから、ただしくは「屋根の上のフィドル弾き」だろう。

話を元に戻すと、ナタリー・マクマスター、いいです。相当。わたしはこの演奏にとても癒された。
アメリカのアマゾンのアカウントを持っている人は、同サイトで彼女の演奏を6曲も無料でダウンロードできる。このさいに是非、「フィドル演奏」に触れてみてはいかがだろうか?

【おんがく】人間ドックのテーマソングにいかが?

2005年10月24日 19時09分12秒 | 音楽・映画のこと
The Dock of the Bay
Otis Redding
Atco

このアイテムの詳細を見る


明日から泊まりがけで人間ドックに行く。
「人間ドック」と聞いて「バイオレンス・ジャック」を連想するあーた。あーたも入院しなさい(笑)。綴りちがうでしょ?

人間ドックの「ドック」は「Dock」。そう、オーティス・レディングの名曲「ドック・オブ・ザ・ベイ」のドックなのだ。

曲名を知らなくても、Sittin' On The Dock of the Bay~という歌い出しを聴けばピンと来る人が多いのではないだろうか。

あ、これ以上ネタ考えてなかった。

とまあそういうわけで、あさってまで更新はありません。
ここのところ不摂生なのでちょっと不安です。
何事もなかったら、シャンパンででも乾杯しよう。

じゃ。

【おんがく】もうすぐ、”September people”

2005年10月23日 23時10分09秒 | 音楽・映画のこと
standards~土岐麻子ジャズを歌う~
土岐麻子
インディペンデントレーベル

このアイテムの詳細を見る


もう10月も終わりだというのに、Septemberの話である。
わたしは執筆を始める前に、軽い曲を聴く。気分を乗せるために。

最近、土岐麻子の歌う「September」にはまっている。リンクのアルバムにあるアース・ウインド&ファイヤーの名曲のカバーである。

軽快なボーカルを聴きながら、何気なくグーグルでSeptemberを引いてみると、September peopleという言葉が飛び込んできた。
「初老のひとびと」という意味らしい。
9月が、なぜ初老なのだろう? 夏(人生の盛り)を過ぎたからか?

Septとは本来「7」を意味するはずである。次の「Oct」は「8」、次の「Nov」は「9」、そして「Dec」は「10」。ところが、ご存じのように、10月から12月を意味する単語の頭にくっついている。
つまり、「2ヶ月」づつずれているのだ。これは7月と8月にローマ皇帝の名が挿入されたためという話を聞いたことがある。

つまり、皇帝さえいなければ、「初老のひとびと」は「真夏のひとびと」だったのだ。

あれ? なにを言いたかったんだろう?
歳だな。

じゃあ、執筆を始めます。

きょうの雑感。

2005年10月21日 05時38分15秒 | 公園のつぶやき。
いま朝の5時半。起きてデスクに向かっている。

AT互換機のデスクトップからファイルサーバーにしているiBook G4のフォルダを開く。

頭の中は空っぽである(笑)。

登場人物たちを起こして、今日の分の指示を出し、芝居をさせる準備をする。
わたしの指示はおおまかである。いい加減な監督なのだ。

「そこで怒って」
「どんなふうに怒るんですか」
「てきとうに怒って」
「適当にって言っても」
「だから、その場に合うようにいいように怒ってくれ…何行おれの登場人物やってるんだ…ったく」

という感じである。
じゃ、はじめよう。
シーン、第○章、第何パラグラフ、スタート。

わが激情は「奔馬」のごとく。豊饒の海二冊目。

2005年10月18日 23時56分53秒 | 本のこと。
奔馬

新潮社

このアイテムの詳細を見る


ついでなので、前日の記事の続きを書こう。
三島由紀夫の「豊饒の海」四部作の二冊目、「奔馬」である。一読して思ったのは前作「春の雪」とは対称的な小説であるということ。
悲恋からテロリスムへと奔る青年の話と、題材も違えば、文体も違う。
三島は文体というものを自在に操る(操れる)小説家であり、その意味では一種の天才だった(現代小説家のいったいだれが「近代能楽集」や「椿説弓張月」を書きつつ「夜会服」や「幸福号出帆」のような上質のエンターテイメントを書けるだろう!)。

しかし、ともすれば、そのあふれんばかりの才能におぼれる面もあったと思う。つまり、文学としての本筋よりも小説技術偏重になる傾向があった。
#いや、わたしにとっては死ぬほどうらやましい話なのだが、この面は多くの批評家の指摘するところだし、本人も認めていた。

しかし、この小説はめっぽう面白い。右翼的思想だの、三島の自決をどうのこうの、どうだっていい。
「青年と行動」の小説なのだ。ほとんど「狂気」と紙一重の「激情」の小説なのである。仮に(あり得ないかもしれないが)主人公が暴力革命を信じる極左過激派の青年であっても、この小説は成立しうると断言しよう。

もう青年ではないわたしは、それでもこの主人公の青年に共感と憧れを覚える。


とまあ、がんばって書いてみました。
今夜もわたしはこころの中の奔馬を馴らして一編の小説に仕上げようと努力しています。
それじゃ。

【映画】「春の雪」を観に行こうか迷ってる。

2005年10月17日 18時50分50秒 | 本のこと。
春の雪 VISUAL BOOK

宝島社

このアイテムの詳細を見る


映画「春の雪」を観に行こうかどうしようか、迷っている。いや、きっとDVD購入なり、レンタルビデオなりでいずれは観るのだろうが、封切りで行こうかどうしようか、と思ってる。

原作は言わずと知れた三島由紀夫の「豊饒の海」四部作の一作目、同名の小説である。そして「豊饒の海」の4冊のなかでもっとも面白い小説である(というか、この4部作は発表順にエネルギーを失っていったような気がする)。

人工的な美しい文体で、禁じられた恋を描いた小説である。とにかく風景・風俗描写が圧巻。もし本好きで未読の方がいればぜひ薦めたい。

ただ今回の映画、キャストと監督がね・・・。ちょっと不安なのである。
出来がよければよいで、映画館でみっともなく泣いてしまいそうだし。
ネットの評判を見てから・・・などと弱気になっている。

【プチ絶食】何事も中道がいい。

2005年10月16日 21時24分21秒 | 公園のつぶやき。
ところで、プチ絶食三日目の晩、お粥を食べた。
おいしい。米というものは、こんなにおいしい物かと思った。

大げさだけど、絶食しているとき、イエス・キリストとブッダの事を思い浮かべていた。人間、空腹と禁欲の極限状態に置かれると、いろんな幻覚を見る。荒野で修行している最中に悪魔に誘惑され~というのは、100パーセント自分の心が造り出した物だと思う。

そういや、ブッダが断食をやめたときに、スジャータという娘に白い粥をもらいますね。最近コマーシャル見ていないんだけど、「白い広がりスジャータ」というCMソングが頭に浮かぶ。

全然なんの関係もないのだが、イラストはジャック”キング”カービーというマンガ家が描いたFFの悪役Dr.ドゥームと、シルヴァー・サーファーというキャラである。このシルヴァー・サーファーは、前日の記事で言う「宇宙の帝王」ギャラクタスの水先案内人なのである。一部に熱狂的な人気を博し、スピンオフして独立したシリーズになった。
いっときスタン・リーはこの「シルヴァー・サーファー」の映画化を企てていたが、実現しなかったようだ。
アメコミ映画化ブームのおり、映画化の話が復活しないかなと思う。

今日はそんなとこである。
じゃ。

【FF】王(キング)と呼ばれた漫画家と王である悪役。

2005年10月15日 16時46分33秒 | 公園のつぶやき。
わたしにとって。「FF」といえば「ファンタスティック・フォー」である。決して「ファイナル・ファンタジー」ではない(そもそもRPGは嫌いだ)。

こんどの映画「ファンタスティック・フォー」のなにがいけないって、悪役がいけない。コミック史上で人気の悪役ベストなんぞを企画したら必ず上位に入るであろう「Dr.ドゥーム」が怖くないのだ!ミスキャストというよりなにより、設定そのものが変えられているのだ。ヒーロー側の四人はそれぞれ個性的でまあまあの魅力を持っているのにくらべて、悪役が弱いために、わたしの中では名作になりそこなってしまった。

そもそも、ヴィクター・フォン・ドゥームはバヴァリア山脈にあるラトヴェリアという小国の独裁者なのである。若い頃アメリカに留学したときにミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズと知り合っているというのは原作どおりなのだが、なんで青年実業家で、いっしょに宇宙線を浴びなきゃならないのか、それがどーももうひとつだし、よしんばその改変を受け入れても悪の道に落ちていく過程がいまひとつ物足らない。

娯楽映画はやはり悪役が活きていないといけないという例を観たような気がする。

ところで、イラストはこの偉大なマンガ「ファンタスティック・フォー」のスタン・リーと並んで産みの親ともいうべきジャック”キング”カービーの絵である。

マンガとしてのFFの美点は、いい意味での「マンガらしさ」、「荒唐無稽さ」につきると思う。この点で、他のマーベルの代表的なマンガと一線を画す。悩める等身大のティーンエイジャーであるスパイダーマンや、スラム街で貧しい者のために弁護士を続けるデアデビルといった、いわば「リアリスティック」なマンガとはちょっと違う。

なにせ、敵役に「宇宙の帝王」が出てくるんですぜ!

いや、言葉では全盛期の「ファンタスティック・フォー」のおもしろさを伝えられない。なにせ、相手はマンガのなかでももっともマンガマンガしたマンガなのだ(なんのこっちゃ?)。日本のマンガで例えるなら、「ドラゴンボール」と「魁!男塾」と「ジョジョ」が同時に連載されていたころの少年ジャンプだろうか?

くだんの映画の続編が今後作られるかどうかはわからないが、もし作られるなら、もっと思い切って荒唐無稽な映画にしていただきたいと願う。

じゃ。

【プチ断食】作家に向かない性格とは?

2005年10月14日 22時53分14秒 | 公園のつぶやき。
ふと、まったくなんの脈絡もなく、夕食を抜いて断食をすることにした。
いや、固形物を取らないという程度のいわゆる「プチ断食」というやつなのだが。

たまに行うとアタマがスッキリするとテレビで言っていたからだ。
お気づきのとおり、わたしはなんにも考えない人間である。計画性もへったくれもない。ばくぜんと執筆と健康の役に立つかナーと思っているだけで、始めてしまったのだ。

野菜ジュースのみてーな。あ。冷えてない。

とにかくまた机に向かう。
腹が減って集中できない(笑)。
「作家たるものカッコワライカッコトジルなんて使うな」とおっしゃってる評論家の先生がいたが、まさに今の状況は(笑)であった。

なんかデンパなストーリーを受信しはじめたので、このへんで。
あした生きてたらブログでお会いしましょう。

【日本グランプリ】走る広告塔レース・鈴鹿から生中継

2005年10月09日 15時56分23秒 | 公園のつぶやき。
いまからシャンパン・ファイトがはじまるところだが、執筆そっちのけでF1中継に見入っていた。
いやあ、面白かった。ラスト1週残して第1コーナーで魅せてくれましたね、キミ・ライコネン。

PPとフロントロー(および5位)を取った日本勢はまったく振るわなかったが、これは仕方ないことだと思う。素人目にも、トヨタのマシンはルノーとマクラーレンに比べるとだいぶ劣るような気がするし、BARのピット作戦も?だし、佐藤琢磨は抜くのが下手だと思う。

ところで、面白かったレースの興味を大きく削いだのは、CMである。地上波である以上、CMが入ることに文句は言えないが、そのタイミングの悪さ、多さ。
いや、こんなんじゃF1ファンは増えないと思うぞ。レースそのものを面白く見せないと。

1強皆弱の頃と違い、2ストップ3ストップする時代に、CMでこうもぶつ切りにされては、レースの流れを追うのに大変である。

つまらない解説とタレントを3分の1にしても経費を削減できるものではないだろうが、もともと「走る広告塔」と言われるF1なのである。番組スポンサーのホンダ、トヨタ、ブリヂストン、昭和シェルといったあたりは、もっと配慮できなかったものか?

またまた雑感。

2005年10月05日 00時33分59秒 | 公園のつぶやき。
いやあ、更新しないとアクセス数げしげし下がっていくなあ、と他人事みたいに思う。

いま午前0時17分。執筆の一区切り付けて、ぼーっとしていることろである。マイナーとはいえ一応作家なのに気の抜けた文章で申し訳ないが、もともと息抜きのためのブログである、ご容赦願いたい。

卵が先かニワトリが先か、じゃないのだが、勤めを辞めるのが先か、作品を当てるのが先か、で悩んでる。つまり、勤めてると生産量が上がらない。上がらないから辞められない。
正直、もう一つの仕事が鬱陶しい。辞めたくてたまらない。だが、冷静になって考えると、ただ職場でいやなことがあっただけで、そう思っているだけなのだが。
辞めるのが目的ではない。いい本を書くために、書くことに専念するために辞めるのだから。
しばらく悶々としそうである。

福音の少年シリーズ四作目。まだまだ送れるほど書けていない。ピッチを上げなければ。連休になんとかしたい。

別の長編小説準備中。どうだろう?書けるだろうか。なぜか夏の日の記憶のように、見たこともない作中の場所が鮮やかに浮かぶのだ。思い出のようにシーンが積み重なっていく。その通りに言葉に出来たらいいのだが。
主人公は女性。エリカやアナ(「福音の少年」登場人物)とは違ったタイプである。独りになった時間の半分くらい、その女性の事を考えている。

今夜はまあ、そんなとこ。では、おやすみなさい。

寝る前の独り言。

2005年10月04日 00時45分34秒 | 公園のつぶやき。
いま0時42分。そろそろ寝なければならないのだが、みょうに気になることがあって眠られない。

わたしの住んでいるあたりは、ほんとうに静かなところで、こうして書斎に座っていると、耳を澄まさなくても鈴虫の音が聞こえてくる。

何かが息をひそめているようだ。それがなんなのか、貧弱なわたしの語彙では言い表せない。

あと少し、今書いている長編の仕事をして眠ろう。