加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【祝ノーベル文学賞】ボブ・ディランのアルバムを三枚挙げてみる。

2016年10月13日 20時32分48秒 | 本のこと。
ニュース速報を見たときに、思わす「プッ」と吹きだしてしまった。
何年か前から噂はあったけれど、まさかシンガーソングライターのボブ・ディランがほんとに受賞するとは思わなかった。

今年も期待していたハルキストのみなさんには悪いけど、ディランの受賞はとてもうれしい。
大好きなアーティストだからだ。

もちろん、あのフクザツな英語の歌詞を理解しているわけではない。ボクが惹かれるのは、サウンドと、(ほんのみじかい期間だったけど)すばらしい歌唱力。
「文学賞」だから歌詞に対して贈られたのはわかる。でもボブ・ディランは、すばらしいシンガーだった(過去形かも)。

今日は受賞記念で、ぼくの大好きなディランのアルバムを三枚だけ挙げたいと思う。

オー・マーシー(紙ジャケット仕様)
SMJ
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80年代のディラン。歌唱力で聞かせる最後のアルバムじゃないかと個人的には思う。一番好きな曲は「シューティング・スター」。ただ、泣けます。


血の轍
SMJ
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あらゆる意味で最高傑作。「風に吹かれて」しか知らない人は、ぜったいこれを聴こう! 



時代は変る(紙ジャケット仕様)
SMJ
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初期のディランといえばこれ。歌詞が聞き取りやすいので、「ノーベル文学賞」の重みを味わおう。アルバム名の曲や「ハッティ・キャロルの寂しい死」もいいけど、やっぱり「神が味方」だな。大げさだけど、魂が震えるほど感動した。

いやー、もう一本ビール呑みたい感じだ。よかった。