加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

自転車とパーソナルコンピュータ。

2011年09月07日 06時35分07秒 | パソコン・デジモノ
先日アップルのCEOを退いたスティーブ・ジョブズは、昔、雑誌のインタビューでこう言った。
「パーソナルコンピュータは自転車のようなものだ。自転車は人間が歩くよりほんの少しだけ遠く早く目的地へ行ける。パーソナルコンピュータも自転車と同じように人間の能力をほんのちょっとだけ拡張する道具なんだ」

もう二十年以上前のことだから、こまかい言い回しは違うかもしれない。ここで言う「パーソナルコンピュータ」とはiMacとかではなく、Apple][の事を指しているのだ。

今してみれば当たり前の事を言っているのだが、IBMなんかの大型汎用コンピュータに対する「パーソナル」なコンピュータの性質をうまいこと言い表している言葉だし、「自転車」のように広く人に認知され、愛され、使われるような存在を造り上げている、というようなジョブズらしい自負に満ちた言葉だと思う。

「人間の能力をほんのすこし拡張する」

道具というものはそれ以上でもそれ以下でもない。あくまで使う人間しだい。

などど最近買った二台の自転車のメンテナンスをしながら思った。
下の写真は2009 Giant Escape R3 SEから取り外したGIANT純正のアルミ製のカゴをブリヂストンのフォールディングバイクに「移植」したところ。
頭でっかちになったけど、これはこれでおもしろいし、ママチャリ風に普段乗りするとき便利。

やべえ、楽しい。
パソコンを自作しているみたいだ。余ったビデオカード等をセカンドマシンに「移植」するなんざ、腐るほどしたもんな。



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