加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

【ぶんがく】クラークの最高傑作は?

2008年03月20日 04時14分09秒 | 本のこと。
いや、「幼年期」「都市と星」あたりを挙げる人が多いだろうと思うけど、わたしはあえてこの「楽園の泉」を挙げたい。
作家としての資質・傾向が過不足無く出ている。傑作という言葉はそぐわないかもしれないが、わたしはこの偉大な作家のことを考えるとまっさきにこの小説が浮かぶ。

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)
アーサー・C. クラーク
早川書房

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「2001年宇宙の旅」作者、スリランカで死去

ロイターの記事が彼の小説作品としては平均的な(短編「前哨」の方がはるかにいい)「2001年」を挙げるくらいなら、と思って、以前から好きな「楽園の泉」を挙げた次第である。某テレビ番組で「軌道エレベータ」に興味を持ったひとに勧めたい。

ともあれ、今ごろ星々の海にいるだろう偉大な偉大なSF作家にお別れを。
合掌。

近況報告&福音の少年シリーズ最終巻。

2008年03月16日 22時36分35秒 | 本のこと。
●「福音の少年 GoodNewsBoy 時の神に抗いて」(シリーズ第6巻)校了。宅配便でゲラを送り返し、自宅でぼーっとしている。ちょっと気が抜けた感じ。

●第6巻、どんなふうに読者に受け取られるか、なんとなく楽しみだ。こんな気持ちになったの初めてである。

●面白いかどうかはひとそれぞれだろうが、わたしは、この第6巻のような話、好きである。人が上手に書いて読ましてくれたらいいのになんて思っちゃう。

●あ。じらしているわけではありません(笑)
何事もなければ、4月7日って線で発売になるんじゃないでしょうか。
お楽しみに。

●最終巻の資料を読まなくてはいけないのだが、どれから手をつけていいのか。
いや、当然ストーリーは出来てて、一部書き出しているのだけど、中盤の見せ場をどうするか、あれこれ考え中。

●考えてみれば、一年前からこんな生活をしてるんだなあ。二ヶ月に一冊本を出すなんて、ほんと自分としてはとんでもないことのように思う。
あともうちょい。早く肩の荷を下ろして、旅行にでも行きたい。

●福音の少年が終わったら、別のお話を考えようと思う。いや、いろいろアイデアはあるのだが、何も手を付けていない。もちろん6月までは福音の少年最終巻に全力投球である。

こんなところです。

3月なのでリスを買う。

2008年03月03日 21時03分18秒 | パソコン・デジモノ
どもども、生きてます。
現在、福音の少年最終巻の準備と第六巻のゲラ待ちです。

気分転換にリスを買いました。実物のリスではありませんが、あまりにかわいいし、日本円で二百円程度だったので、ついつい買って、とりあえずレンダリング。

うう。「最終巻が終わったら別のソフトで森を作ってそこで住まわせてあげるかんね、リスたん」と思ったのでした。

ではみなさまごきげんよう。