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だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

「6羽のかもめ」を思い出す

2013年04月06日 | クリエーター・モード
アクセス数が一挙に10倍(@_@;)

今週に入ってドラマについて書き続けていたら、ブログのアクセス数が10倍に増え、本館【なお小箱】をのぞいてくださった方も多かったみたいです。
ネットで検索していると個人のブログにもヒットし、たまたまアクセスしちゃう、そこで、またネットサーフィンする・・・ということは、ワタクシメにもよくあります。

昨日は、ワタクシメ的には普通に(笑)新刊紹介を書いたので、またアクセスも地味な数に戻るでしょうが、これを機に“岡田なおこ”に興味を持ってくださったら、これからもお立ち寄りください<(_ _)>





6羽のかもめ

『6羽のかもめ』は1974年10月5日から1975年3月29日までフジテレビ系列で放送された連続ドラマ。原案・倉本聰。
当時は1クールが半年だったので全26回。(というかクールがなく何年も続いた番組もありました)

放送時、ワタクシメは中学生でしたが、最終回のワンシーンは鮮明に脳裏に張り付いています。

こんな古い作品はご存じない方や忘れている方も多いと思いますから、ザクッと解説!
                        (ウィキペディアより引用)

ーー崩壊の危機を迎えた劇団かもめ座の残存メンバー6名が、芸能界で生き残ろうと悪戦苦闘する「悲しいコメディ」。
最終回『さらばテレビジョン』は、国民の白痴化を防ぐために政府がテレビ禁止令を出すという劇中劇がメイン。
クライマックスでは、倉本が自身をモデルにしたと思われる放送作家(山崎努)がカメラに向かってテレビへの愛情と失望を語る。
この場面は、テレビ業界が視聴率競争に明け暮れるあまり番組の質が低下し俗悪化するという、テレビメディアが抱える病根を鋭く指摘した名シーンとして、今もなお人気が高い。

ワタクシメの記憶にあるのは、国民はこっそり隠れてでないとテレビを見ることができなくなります(密かリ大麻を吸うような感覚)。
そこに加藤大介扮する「テレビの売人」が、裏通りで、
「だんな、いいのがありますよ」とささやくシーンです。

倉本さんは40年も前に「テレビ文化の衰退」を予想し危惧し、未来のテレビ界に一石を投じていたということになります。
倉本さんは「テレビ文化≠ドラマ文化」を守るために数々の名作を描かれてきたのでしょう。

近年シナリオライターさんたちも模索して脚本を描いているでしょうが、「6羽のかもめ」のように後の社会にも通じる作品はないと思います。
倉本さんの大ヒット作「北の国から」はほぼ全部見ましたが、DVDを買うとしたら「6羽のかもめ」を買って、ワタクシメは「創作の手引き」にしたいです。


BPO(放送と青少年に関する委員会(?_?)

つい最近の昼ドラ(メロドラマ・笑)の中での過激な性描写についての苦情があり問題化され、世論となりました。
ワタクシメに関して言えば、学校をサボった日はバーチャンとメロドラマを観て、いろいろ学びwww大人になりましたから、この騒ぎは「今さら~」という感じです。
しかし、テレビドラマがBPOの審議の対象となったのも初めてだそうです。
ワタクシメが子どもの頃は「エロいシーン」や「暴力的シーン」はあったから、昔はBPO(放送と青少年に関する委員会)さんはいなかったのでしょう?!

今回の一件で、BPOさんは、
「公共性の高い地上波の表現者が、確たる信念もなく、一定の基準を逸脱した表現を行うことは、地上波における表現の自由に自ら枷をはめ、ともすれば、視聴者を愚弄していると受けとめられる危険性があるということを自覚してほしい」と指摘。

それは本当にごもっともでありますが、それを言うならゴールデンタイムのバラエティー番組を半分に減らしてほしいものです(怒)

やりたり放題やりすぎると本来の「表現の自由」までフタをされることになりかねません。
現実に「政府がテレビ禁止令」を出す日が来るんじゃないかと、ワタクシメは心配しています。
娯楽が娯楽でなくなることの恐ろしさを「制作側」は真摯に考えてほしいものです!











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