新型コロナウイルスの感染は恐ろしく早く強烈です
「病気」そのものも怖いですが、さっき近所に買い物に行ったら、すごい人出に驚きました。
みんな殺気立って「買い占め」していました。
陳列棚はスカスカ。
「品出し」は大忙し💦
のんきに週末を過ごしていたワタクシメも、つられてトイレットペーパーとボックスティッシュを買ってしまいました。
夕方は安倍総理の記者会見・・・
「率直に言って、政府の力だけでこの戦いに勝利することはできない」と述べていました。
政府の対応にはもろもろツッコミたいですけれど、「未曾有の事態」です。
「反省会」はあとにして、今はそれぞれが、やれることをやるしかないですね _(_^_)_
ちなみに、先週から母上の病院は「面会謝絶」になってます(涙)
こんな時こそ・・・オススメします 📚
日本中、いや世界中に先の見えない不安が蔓延している感じですが、こんな時こそ! 心に栄養が必要です。
久しぶりの「イチオシ課題図書」は、内田麟太郎さんの少年詩集(ジュニアポエムシリーズ第7弾)@「なまこのぽんぽん」。
内田麟太郎さん(先生)は、児童文学者協会の理事長ですが、一見ちょこまかしたおもしろオジサン。
そばにいると、ワタクシメはツボにはまって笑いっぱなしで、まともにお話しできません(笑)
しかし「児童文学」への向き合い方は鋭く、詩人、絵本作家、造園家・・・マルチクリエーターとして、大活動されています。
「なまこのぽんぽん」は刊行されてすぐに重版出来となった人気の作品です!
【内容紹介】 Amazonから
調子にのってることば このゴロあわせ 思わず声に出しちゃいます。
声に出して読んで ひとり 笑っちゃいます。
ひとり はっとしちゃいます 。
わたしのまわりの真実 空・雲・雨・風・森・海・川・ツバメ・カラス クラゲ・カメ・タンポポ・スイセン・ねずみ・こねこ・・・・・
著者:内田 麟太郎 画家:大野 八生 銀の鈴社
ページごとに開かれる空間
誰しも心の中に「言葉にならない言葉」が眠っていると思います。
ふとした疑問、自分のまわりにある自然や動物や植物が、「言葉にならない言葉」を代弁してくれているように感じた時、
一人でくすっと笑ったり、しゅんと切なくなったり、はっとしたり・・・心が動き出して「なんとなく幸せ」になれるのではないでしょうか?
あとがきに書かれている「なんとなく幸せ」が、人間を救ってくれる気がします。
その「なんとなく・・・」をくっきり描いた“本”です。
※ 特に、得体の知れない「ウイルス」に脅かされていると、「なんとなく」の有難味が身に沁みます💛
そして、全ページを飾る大野八生さんの絵が、素晴らしいです😊
表紙以外はすべて白黒(グレー)で描かれていますが、色はもちろん音や匂い、空気までも感じられる絵です。
ざわざわした昨今、「外部からの刺激」ではなく、自らの脳の中からわいてくるイマジネーションを楽しんでみてはいかがですか。
深呼吸しながらページをめくっていただきたい一冊です!