🌸 今頃はパーティー 🌺
今日は「児童文芸者協会」の、各賞の授与式です。
第43回日本児童文芸家協会賞は、森川成美さんの『マレスケの虹』(小峰書店)、
第48回児童文芸新人賞は、森埜こみちさんの『わたしの空と五・七・五』(講談社)、
第2回児童文芸ノンフィクション文学賞は、佐藤慧さんの『しあわせの牛乳』(ポプラ社)、
同賞の特別賞に児童文学作家の国松俊英さんが受賞されました。
森川成美さんとはFacebook友達です。今ノリノリの作家さんです!
森埜こみちさんはデビュー前の投稿作品を読んだことがあります。がんばりましたー(*^^)v
佐藤慧さんはお名前だけ存じ上げています(不勉強ですみません <(_ _)> )
国松俊英先生は、ワタクシメの「児童文学の師匠」といえる方です!
お年賀メールではお疲れ気味でしたが、また「本音・𠮟咤激励メール」をいただけるようワタクシメも頑張らねば 💪
国松先生と森川さんのお祝に行きたかったのですが・・・先週は「肉体労働」が続き(?)
来週はかなり無茶苦茶なスケジュールになってしまい、墓穴を掘りまくってます。
なので、「体力温存」のため、パーティー出席は失礼させていただきました (。-人-。)
今回の課題図書はーーー「ボーン・ロボット」 森川成美 (偕成社)
「月刊・モリカワ」か? というくらい作品を発表されている森川成美さんの新刊をご紹介いたします。
今年の2月に上梓されましたから、もうお読みのかもいらっしゃるでしょうが、だーばぁ流に「イチオシ」します 📚
出版サイト【内容紹介】より
ある日、主人公の宇喜多千明は、全身黒でおおわれた奇妙なランナーを夜の町で見かける。
翌日、千明のクラスメートが、家族とともに蒸発した。
夏休みに入り、千明は商店街を歩いていて、万引きしている青い髪の少女を目撃する。
そこで千明は自分に異様な力があることに気づくが、そこで気を失ってしまう。
意識がもどった千明が帰宅すると、そこに家はなく、両親も行方不明になっていた……。
町になにかがおきている! 千明は、妹の理央と救護施設で知り合った田丸と3人で、原因究明に乗りだす。
森川成美さんはファンタジーでもリアリティーでも時代ものでも・・・何でも描けちゃう「達人」であります。
「ボーン・ロボット」は長編SFファンタジー。
ここだけの話ですがwww 「長編SFファンタジー」はワタクシメの苦手とする分野でありまして、「とうすんべー💦」と思いつつ読み始めました 👀
そしたらね、
おもしろくて、あっという間に読めちゃったんです!
ーーどうして、こんなにスラスラ読めるのかなー? と考えていて、
ーー森川さんとワタクシメは「根底にある価値観」のベクトルが同じ方向かしら? と感じました。
物語にはAIやロボットが登場し「人間世界」を破壊していきます。
その原因は「人間が簡単でつまらないことや、危険であったりイヤな仕事をロボットに任せた」ツケともいえます。
AIやロボット開発はこれからの社会で必要不可欠であり、否定していたら近い将来ワタクシメたちは生活できなくなるでしょう。
こうしてブログを更新していることが、すでにAIを受け入れていることですからね。
しかし・・・どんなことにでも「いい面・悪い面」があります。
「いい面」だけを評価して進んでいると、最悪の落とし穴に突き落とされるでしょう。
AIにより作られた「落とし穴」は人間の力ではどうすることもできません。
この問題は「SFファンタジー」の中の出来事ではなく、現実的に起こりうるし、たった今も起きている可能性もあります。
これからの人間は「人間性を保ちつつ、AIやロボットと共生しなければならない」のです。
この物語を読み、「人間性とは、いい面と悪い面の選別」だと受け取りました。
そして森川さんは「ボーン・ロボット」をとおして子どもたちに「近未来的人間性」を問いかけていると思いました。
ジャンルやスタイルは異なりますが、ワタクシメも読者に「人間性」を問いかけます。
その一点の共通項だけで、なんとなく仲良くさせていただけるのかも知れないですわぁ。
時代とともに価値観が変われば「人間性」も変わります。
「普遍的な部分」は残しつつも、変化するものは受け入れるしかありません。
その「受け入れ方」を考える一作として、森川さんは「ボーン・ロボット」を描かれたようですが・・・
「SFファンタジー」として楽しめる作品ですが、「近未来の自分自身」を具体的にイメージしながら読むと、
すごーくリアリティーがあって、奥深く堪能できる一冊ですよ❣
今日は「児童文芸者協会」の、各賞の授与式です。
第43回日本児童文芸家協会賞は、森川成美さんの『マレスケの虹』(小峰書店)、
第48回児童文芸新人賞は、森埜こみちさんの『わたしの空と五・七・五』(講談社)、
第2回児童文芸ノンフィクション文学賞は、佐藤慧さんの『しあわせの牛乳』(ポプラ社)、
同賞の特別賞に児童文学作家の国松俊英さんが受賞されました。
森川成美さんとはFacebook友達です。今ノリノリの作家さんです!
森埜こみちさんはデビュー前の投稿作品を読んだことがあります。がんばりましたー(*^^)v
佐藤慧さんはお名前だけ存じ上げています(不勉強ですみません <(_ _)> )
国松俊英先生は、ワタクシメの「児童文学の師匠」といえる方です!
お年賀メールではお疲れ気味でしたが、また「本音・𠮟咤激励メール」をいただけるようワタクシメも頑張らねば 💪
国松先生と森川さんのお祝に行きたかったのですが・・・先週は「肉体労働」が続き(?)
来週はかなり無茶苦茶なスケジュールになってしまい、墓穴を掘りまくってます。
なので、「体力温存」のため、パーティー出席は失礼させていただきました (。-人-。)
今回の課題図書はーーー「ボーン・ロボット」 森川成美 (偕成社)
「月刊・モリカワ」か? というくらい作品を発表されている森川成美さんの新刊をご紹介いたします。
今年の2月に上梓されましたから、もうお読みのかもいらっしゃるでしょうが、だーばぁ流に「イチオシ」します 📚
出版サイト【内容紹介】より
ある日、主人公の宇喜多千明は、全身黒でおおわれた奇妙なランナーを夜の町で見かける。
翌日、千明のクラスメートが、家族とともに蒸発した。
夏休みに入り、千明は商店街を歩いていて、万引きしている青い髪の少女を目撃する。
そこで千明は自分に異様な力があることに気づくが、そこで気を失ってしまう。
意識がもどった千明が帰宅すると、そこに家はなく、両親も行方不明になっていた……。
町になにかがおきている! 千明は、妹の理央と救護施設で知り合った田丸と3人で、原因究明に乗りだす。
森川成美さんはファンタジーでもリアリティーでも時代ものでも・・・何でも描けちゃう「達人」であります。
「ボーン・ロボット」は長編SFファンタジー。
ここだけの話ですがwww 「長編SFファンタジー」はワタクシメの苦手とする分野でありまして、「とうすんべー💦」と思いつつ読み始めました 👀
そしたらね、
おもしろくて、あっという間に読めちゃったんです!
ーーどうして、こんなにスラスラ読めるのかなー? と考えていて、
ーー森川さんとワタクシメは「根底にある価値観」のベクトルが同じ方向かしら? と感じました。
物語にはAIやロボットが登場し「人間世界」を破壊していきます。
その原因は「人間が簡単でつまらないことや、危険であったりイヤな仕事をロボットに任せた」ツケともいえます。
AIやロボット開発はこれからの社会で必要不可欠であり、否定していたら近い将来ワタクシメたちは生活できなくなるでしょう。
こうしてブログを更新していることが、すでにAIを受け入れていることですからね。
しかし・・・どんなことにでも「いい面・悪い面」があります。
「いい面」だけを評価して進んでいると、最悪の落とし穴に突き落とされるでしょう。
AIにより作られた「落とし穴」は人間の力ではどうすることもできません。
この問題は「SFファンタジー」の中の出来事ではなく、現実的に起こりうるし、たった今も起きている可能性もあります。
これからの人間は「人間性を保ちつつ、AIやロボットと共生しなければならない」のです。
この物語を読み、「人間性とは、いい面と悪い面の選別」だと受け取りました。
そして森川さんは「ボーン・ロボット」をとおして子どもたちに「近未来的人間性」を問いかけていると思いました。
ジャンルやスタイルは異なりますが、ワタクシメも読者に「人間性」を問いかけます。
その一点の共通項だけで、なんとなく仲良くさせていただけるのかも知れないですわぁ。
時代とともに価値観が変われば「人間性」も変わります。
「普遍的な部分」は残しつつも、変化するものは受け入れるしかありません。
その「受け入れ方」を考える一作として、森川さんは「ボーン・ロボット」を描かれたようですが・・・
「SFファンタジー」として楽しめる作品ですが、「近未来の自分自身」を具体的にイメージしながら読むと、
すごーくリアリティーがあって、奥深く堪能できる一冊ですよ❣