だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

”くまのプーさん“で気分を変えよう!

2018年02月17日 | 四方山話
今の気分は“くまのプーさん”


またまた半月ぶりの更新です<(_ _*)>
ブログに書きたいことがありすぎて、書いているヒマがないだーばぁでありまする。

ついさっき「平昌冬季五輪、フィギュアスケート男子シングル」で羽生結弦選手が復活! 金メダル。
続いて、宇野昌磨選手はねばりましたぁ、銀メダル☆彡

昨日の朝からテレビもラジオも「はぎゅーくーん」で、ちょっとウンザリしつつも、LIVEでしっかり見ました、ワタクシメ (@_@)
テレビに向かってくまのプーさんを投げたい気分です(笑)

羽生君は何から何まで優等生で、神ってるから、グズラーなおばさん的には「ボキッと折れないでね」と心配しちゃいます。
でも、でも・・・今日のところは素直に「よく頑張った。おめでとう!」と喜びましょう。





最近のだーばぁハイライト 📼


2月初旬に地元の映画会で≪この世界の片隅に≫を観ました。
この作品が、すごーく、よかったんです。
場面・描写・描写・音響・・・一つ一つが丁寧で意味深く、感想をずっと語り合いたい作品でした!
戦時的・思想的なことはおさえ、その時代に、その場にいた「すずさん」を描くことで「反戦」へと物語を引っ張っていく手法が素晴らしいと思いました。

映画の余韻が覚めやまぬうちに「障がい者団体の運営委員会」がありまして・・・疲れたな~と思っているワタクシメに追い打ちをかける通知が飛び込んで来ました。

それは「福祉タクシーの運行終了」です。
ワタクシメが住む目黒区の「福祉タクシー事業」は重度障害者の移送サービスとして全国的にも先端にあります。
健康な人であれば・徒歩・自転車・電車・バス・マイカー等、移動にはいくつもの選択肢がありますが、重度障害者は簡単にいかない場合もあります。
「身体に重いハンデがあっても外に出て生活の質をあげていこう」という理念で、約30年前から私たちの先輩方がTタクシー会社の労働組合の方々と築いてきた移送サービスなのです。
運転士さんたちが「運転ボランティア」からはじめ、スタートしてからも車両を増やしたり、運行時間を延ばしたり・・・利用者と現場スタッフとでタックを組み、区に要請し、現在に至っています。
最初に書いた理由で「利用者負担」は一般のタクシーの4割です。予約料・迎車料金などもありません。
さすがに電車やバスよりは高くつきますが、障がい者の負担を軽くするように料金は設定されています。
一般にいう「介護タクシー」だと、会社によってはストレッチャーの貸し出しはいくら、玄関までのお迎えいくら・・・と様々なオプション料金が付きます。
区が運賃の負担と車の維持費、運転士の人件費などは補助してくれていましたが、それを一気に打ち切ると決めたのです。
ワタクシメも運賃の自己負担4割は有り難いけれど申し訳ないと思っていましたから、「料金改定」は覚悟していましたが、全面打ち切りには参っています。
「決定」されるまで何度も区との話し合いを重ね、要望書を出したり、交渉に行ったりしてたんですよ。
    なのに、
    血も涙もなくキリやがったぁー。区長のバカヤロー●~*

区長は二言目には「一部の人が予算を使うのは税の不平等」と言うんです。
そうかなー?
目黒区民でも「目黒通り」を全然使わない人もいるはずです(笑)
子どもがない人は、「保育園のことで税金を使うのはムダ」と思っているかも知れないし、
人によっては「ホールをつぶして特養ホームを造るべきだ」とか・・・「一部の人が予算を使うのは税の不平等」と言い出したら切りがないでしょ!

ちょうど「運行終了」の通知が届いた日、重度障がい児・者のママたちと食事をし、「福祉タクシー」のことも話しました。
障がいによって問題点は異なりますが・・・
例えば医療的ケアのある人のショートステイは、近場に受け入れ施設がないため目黒から東大和市まで行くそうです。
福祉タクシーであれば東大和療育センターまで7,550円。介護タクシーだと補助券を使っても15,000円以上。往復30,000円。
「ショートステイの利用しにくくなる」とこぼしていました。

区としては利用目的によっては補助券なども出してくれるのですが、「余暇活動」は介護タクシーの補助の対象外になるみたいで、そのことにも腹立ってます、ワタクシメ。
福祉タクシー事業がなくなることは重度障害者とその家族の負担を増やすだけでなく、「人間らしい生活」を奪うことにもつながるからです。
それでー、話題を「この世界の片隅に」に戻しますが、「人間らしさ」を脅かすことが戦争と位置付けると、「福祉タクシー事業打ち切り」は戦争に似ていると思うんですよね。

この件の続報はおいおい書いていきますねφ(..)。。。!


明るいハイライト💡


うーん。
なかなか読めなかった長編児童文学を読破しました(ジミだー・恥)

本を読む時は一夜で読み切るタイプなのです、ワタクシメ。
ゆっくり読んでいると最初の方を忘れてしまうんで(笑)、ページ数を見て「これなら3時間だ」と見積もって、3時間一人でいられる日にバババババーと読むのが快感(^^)v
3時間位なら「時間」を作れますが、それ以上になると、なかなか時間がありません。
昼間はヘルパーさんがいるから、その時間帯は「書く」のも「読む」のも長時間集中できないんですよ(わがままな悩みです)

夜間、「書く」か「読む」か二者択一しなきゃいけないとなれば「書く」を選ぶから、なかなか読書き進みませんのよ。 (言い訳かな (/ω\))

それは、それといたしまして・・・
前にもココに書いたかも知れませんが、最近ワタクシメ「長編児童文学」に疑問を感じるようになりました。
自分自身「長編児童文学」を何作も描いてきたのに、なんなんですが(-"-)
次回、「長編」を書く時は「児童文学」のくくりを外して、描くつもりです。

昨夜、一気に読んだのは≪神隠しの教室≫、野間児童文芸賞受賞作です。
山本悦子さんの作品は好きだし、編集したHさんとは古いお付き合いなので、じっくり読ませていただきましたが、
ぷっ厚いし、文字は小さいし・・・老眼のだーばぁにはハードル高かったぜ(涙)

苦労して読んだ甲斐のある一冊でした。
長編小説がお好きな方は「児童文学」と思わずに読まれたらおもしろいと思います。


今夜はゆっくりオリンピック観戦だー p(^^)q


この半月、けっこうハードに生きていたので(?)、激しく頑張っている方々を応援して、リセットしようかな。

くまのプーさんの映像を見て、気分をアップさせますね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする