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fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

映画〈Baby Driver〉の短い感想

2017-09-30 21:07:47 | 映画
ホントに?そんなに面白い映画だった?

フーンと私は思うけれど〈Yahoo映画〉でも〈Filmarks〉でもユーザーレビューに星の数が4個、5個と並んでいる。


(あらすじ)
幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、

完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。

その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、デボラ(リリー・ジェームズ)という女性と恋に落ちる。

それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、ベイビーを手放したくない組織のボス(ケヴィン・スペイシー)は、デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。

(シネマトゥデイ )からのコピペです。


確かに始まりのシーンは最高だった。

大音響で鳴り響く音楽、スピード感とスリル満点のカーアクション。

すぐに画面に引き込まれた。

銀行を襲った犯罪組織の逃がし屋となって警察をけむに巻くBabyのドライビングテクニックに度肝を抜かれる。

そして、主人公のBabyが逃がし屋をしているのは、マフィアのボスに莫大な借金をしているから

家には、聾唖で足の悪い養父がいて、彼が面倒を見ていることなどが次第に分かってくる。

チャーミングなデボラ(リリー・ジェームズ)と知り合い、お互いすぐに恋に落ちるなど

ポンポンとテンポよく話は進むし、流れる音楽も楽しいし、犯罪組織の連中も皆どことなくコミカルで、なかなかいいね~

と、話の5分の4まで思っていた。


が、郵便局の襲撃が失敗するあたりから、話が妙にシリアスになり残酷になり犯罪者たちは殺し合うし、デボラと約束していた夜の逃避行は失敗するし

最後にはBabyは犯罪者の一人を殺してしまい、警察に捕まって服役することになる。

まぁ、デボラは彼が出てくるまで待っていてくれそうだし、ハッピーエンドと言えばそうなんだけれど

面白さは、ヒューッと急速に落ちて行った。


もっと、ファンタジックに終わっても良かったんじゃないのかな?

Babyは誰も殺すことなく、デボラと二人で逃避行、みたいな、、、


なので、私は不完全燃焼。

〈Yahoo映画〉でも〈Filmarks〉でも、ほんの一握り同じ意見の人がいて少しは救われたかな。



真っ赤な目立つ車で逃げるところがカッコイイ


デボラ役のリリー.ジェームズ、どこかで観たと思っていたらディズニー映画シンデレ役の女優さんだった、相変わらず可愛かった。


デボラとデート


皆それぞれに強面、役者さんとは思えない。


たくさん音楽が流れた中で分かったのはたったの2曲。

ザ・ビーチ・ボーイズのLet's Go Away For Awhileとクイーンの Brighton Rock

ザ・ビーチ・ボーイズのLet's Go Away For Awhileは、ポップスの名盤と言われている〈ペットサウンズ〉の中の一曲

インストゥルメンタルですが、本当に美しい曲なので、貼っておこうと思います。



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