Tちゃん、ライン、作ってみたpart２

今日はアルバイトの日。

８時40分、アルバイト先へ。

いつもの花屋さんの前を通ったが
シャッターが閉まっていた。

勝手に親近感を持っているので
どうしたのか気になった。
ひどい雨なので今日はお休みか？

８時47分アルバイト先に着く。
早朝から働いているTちゃんがレジからニッコリ笑ってくれた。

雨だし、お客さんが少なくて暇を持て余してあちこち拭いたり掃いたり
あまりの暇にTちゃんとあれこれしゃべった。

「昨日、家族で京都に行ってきたんですよ。鴨川沿いにカップルがずっーと座ってて(-_-;)って感じでした。」

そうでしょう、そうでしょう。
早く彼氏見つけて鴨川行ってね。

「このお店、若いアルバイトの子があんまりいないんてすね。」

だね、
Tちゃんも、いつもオーナーやおばさんとばかりお仕事で、つまんないよね。
私は楽しいけど(^_^;)

ヒップホップ踊るのに筋トレとかするの？

「はい、腹筋200回、腕立て伏せ200回、片手腕立て伏せ200回、スクワット200回」

えーっ！！
あなた、そんな優しげな可愛い顔してすごいね！

Tちゃんは、なかなかがんばる女子なのであった。

一時半帰宅。

昼食を食べ終わってスマホを見たらラインが来ていた。

今日は一緒に働くＦさんの誕生日みたいで、Ｋさんがおめでとうとラインを送っていた。

アルバイト先の人達と初めてグループでラインしている。
友達でスマホを使っている人があまりいないのでライン友達もそういない。
グループでライン、みんなで会話できてなかなか楽しいものですね。(^-^)♪

スタンプを送ったり、
友達によって背景を変えたり
着信音を変更したり
写真も無料だし

若い人達がはまるのも無理ない。

自分が子育てしている時にスマホが無くてよかったわ。
「いつまでラインやってんの！いい加減にしなさい！」
と、怒鳴る自分の姿が思い浮かぶ(^_^;)

３時過ぎ
この前から作っているピルケースの仕上げをした。

木製のピルケースに花柄模様の紙を貼り、樹脂粘土でブルーのバラを作って真珠のビーズとデコしてみた。

トールペイントより楽しいのは遊びだからでしょうか。

梅田でデコパーツを仕入れてもっといろいろ作ってみたいと思っています。

続けてよかった

昨日、第4木曜はトールペイントのお稽古日。

20年くらいの長いお付き合いの生徒さんたちと言う事で

気のゆるみもあって、スマホの待ち受けにしているコウ君の写真を見てもらった。

人の孫に興味がある人が果たして何人いるのか？と思うので

あまり孫のことを話したり、写真を見せたりしないようにしているけれど

可愛い！と言ってもらうとやっぱりすごくうれしい。

孫、孫、言わないおばあちゃんを目指していたし

スマホの待ち受に孫の写真を使うなんて

絶対そんなことしない、と決めていたのに

そんな決意とは裏腹に

娘が送ってくれる写真の可愛さに週替わりでいろんなコウ君の写真を待ち受けにしているババ馬鹿ぶり。

スマホを開けたとき、毎回コウ君のにっこりした顔に出会えて私も思わずにっこり。

しかし、コウ君の写真、普通の可愛さではなく娘のおかしな感性と相まって

ぷっと笑える写真がほとんどで

しかも妙な存在感があったりするので先日送られてきた写真は、人生を達観しているチベットの僧侶のような趣に

思わず、さすがでございますと深々と頭を下げたくなってしまった。

さて2時間半のお稽古が終わり

コーヒーを飲みながらの雑談がとても楽しい。

生徒さんは明るく元気な方ばかりだし20年もの間の重みもあるしで和みの一時である。

思えば、次男が小学校に入ってから始めたトールペイントのお仕事

子育てしながら、5人分の家事をしながら、作品をいくつも描いて

間に母の介護（厳密には介護する父のサポート）が20年近くあったりしたにも関わらず

よく週３～４日も教室を続けてこられた、と何となく感慨深い。

長く辛く苦しい時もあったけれど今のこの充実した楽しさは、続けてきたから。

生徒さんにも恵まれて本当に幸せ。

子育ても介護も終わって解放されてこのささやかな幸せを満喫している現在

神様だって文句はおっしゃらないだろう、と思っている。

若い世代の方でもしこのブログを読んでくださっている方がいたら

苦しくてもお仕事にしろ、ボランティアにしろ、趣味にしろ今やっていることを続けて、と言いたい。

必ず、よかったと思える日が来るから。



宝塚に住む友達にはがきを書いた
北大路魯山人の皿の絵葉書
写真からでもその完璧な美しさに心奪われてしまう
あー、本当に美しい

　

イルマーレ

イルマーレは、2000年に公開された韓国映画です。

1998年、海の上に建つ不思議な雰囲気のある家に住むことになったソンヒョン（イ．ジョンジェ）の引っ越しから物語は始まります。

建ったばかりの新しい家に、イルマーレ（イタリア語で海）と言う名前を付けて木片にイルマーレと記すソンヒョン。

その場面からもう私たちは、物語の中に吸い込まれるように入っていくことが出来ます。

希望にあふれた表情で何気なく新しい家のポストを覗いて見たソンヒョンは、

一通の手紙を見つけます。

読んでみると、それが自分よりも先に住んでいたらしい女の子からの手紙だと言う事で

自分が最初の住人なのに誰かのいたずらなのか？と、少し腹を立てながらも

返事を書くソンヒョンです。

何度か手紙のやり取りをしているうちに

今から2年後である2000年を生きている女の子ウンジュからの手紙であることがわかってくるのです。

ウンジュを演じているチョン．ジヒョンが、可憐で可愛くて清潔感があってとても初々しい。

恋人を失って落ち込んでいるウンジュ

父親の愛が得られずに心の傷を抱えているソンヒョン

二人が時空を超えた手紙のやり取りによって、心が癒されて行く様子にこちらの心も温まります。

二人が何故だか同時期に飼っている犬のコーラ

ポストを介して送りあう耳当てや手袋や小さな魚

これらの小道具の使い方が、かわいくてとても詩的です。

2000年の3月11日に済州島で会いませんか？とソンヒョンに提案するウンジュ。

ウンジュにとっては数日のことですが、ソンヒョンにとっては2年も先の話。

そんな約束、女性なら誰でもときめくと思いませんか。

さて、二人は済州島で出会えるのでしょうか？

1998年のウンジュにこっそり会いに行くソンヒョン。

時代は違いながらも、同じ道を歩き同じ店に入ってみる二人

始まりから終わりまでそんな繊細な美しい糸（シーン）で丹念に織られた1枚の布のような作品でした。

観終わった後、ふんわりしたやさしい気持ちで満たされるこの物語、

心を和らげたい時、気持ちよく眠りにつきたい時、ファンタジックな恋愛を体験してみたい時、とてもおすすめの映画です。

今から14年前のイ．ジョンジェに出会える、私自身も時空を超えた体験をしたような不思議な気持になりました。

お花屋さんにモッコウバラ

朝8時40分、アルバイト先へ向かう。

お花屋さんの前を通ったら、モッコウバラが3鉢飾られていて

あー、もうそんな季節なんだ、、、と思うと急に幸せな気持ちに包まれた。

バラを見ると、心の中に特別な愛情がふつふつと沸き起こって

何と言ったらいいのかわからないくらいのいい気持になる。



8時47分、アルバイト先に着いた。

4月から、消費税が8パーセントになるので値段を付け替えるのに大忙し！

接客しながら、暇を見て商品と照合して値札を作る。

文字を書いたり、切ったり貼ったりいろいろなことをするので老化防止にいいわ

と、また改めてアルバイトの素晴らしさを認識した。

接客中に、お花屋さんのご主人が買い物に来られて

ご主人は、お花屋さんのお仕事をしているとは思えないくらい不愛想で

今日も、ぶーっとしていたけれど、モッコウバラについて話しかけたくなって

「今日、店頭にバラ（急に名前を忘れて）えーっと、1番先に咲く、ほら、えーっと、なんでしたっけ。」

と、会話にならないで質問になってしまったがしゃべりかけると

憮然としつつもご主人が

「モッコウバラ、あれは棘がないからええわ。」

と、おっしゃった。

「そうですよね(^^♪。」

うんうん、とうれしくなった。

13時過ぎ、仕事が終わって近くの阪神デパートの食料品売り場で夕食の買い物をして帰宅。

帰ったら、コープの個配が来ていた。

5年前にひざを骨折したときに買い物ができなくて、コープの個配を頼むようになったのだが

便利なのでずーっと続けている。

何を頼んだか、忘れることが多いので

届いた商品を見てこんなもん頼んだかな？と思うことも多いが

今日はまたNYをモチーフにした派手な模様のスマートホン入れを買っていて

何で、こんなもん買ったんかな？としばし考えてみた。

そうそう、そう言えばーマイクロファイバー素材でスマホがピカピカー、という表示につられて頼んだのを思い出した。

表面にいつも指の跡がついてそれが嫌なので買ったんだった。

でも、千円近くもするのに安っぽくて、私って時々アホ、とちょっと後悔した。



買ったものをあちこちにしまって昼食を食べて

洗い物をして部屋を掃除したら、もう15時半。

もう少ししたら夕飯づくりか、、、1日がなぜか早い。

今日も筆を持たないかも、とblogを書きながら思っている。



りんちゃんのベッドに興味津々で入ってみた。


どう？


んー、いい感じ～♪


じゃあね、バイバイ


ZZZZ、、、熟睡中

ベッドを取られても、りんちゃんは文句も言わず「お兄ちゃんが気持ちよかったら、それあげる。」
えらいりんちゃんです。

狭いと思いますけどね、、ヨーク用の広いベッド買ってあげます。

ただバタバタと

今日は、真冬に戻ったような寒さだった。

アルバイトに行くのにスプリングコートを着ていって失敗(>_<)

昨日は、元生徒さんで現在は教室をしている方達と集まって
トールペイントのことなどを
いろいろしゃべった。

みんな、これからどうしたいのか迷っていて
とくにＹさんは、トールペイントの範疇を越えたファンタジックな絵を描かれるので
アートの方向に行った方がいいんじゃないかと思うけれど
生徒さんもいるしトールペイントも捨てがたく悩んでいた。

私は私で、トールペイントだけに集中できず
アルバイトも今の私には必要だし
友達とも遊びたいし
映画をみたり
blogも書きたいし
で、ちっとも作品が作れない。
情けない。

何だろう？
時間がないんだから
やりたいことをとにかくやらねば
みたいな気がして
毎日バタバタ、バタバタしている。

もうすぐ死ぬのかな？
どこも悪いところがないのに
そんなことが頭をかすめた、バカみたい。

今日もアルバイトが終わってから
映画を観に行ってしまった。
すごく疲れているのになぁ。

グロリアの青春
とてもつまらない映画で
主人公のグロリアが魅力的というわけでもなく
賞をもらっていたので観てみたけれど
何を言いたいのか
まったく分からず
やたら老男老女のラブシーンが出てきて気持ちが悪かった。

まぁ、そんなことだってある。

でも、観る映画をもっと選ぼう。
時間がないんだから。


追記　イ．ジョンジェの『イルマーレ』は、とてもいい映画でした。
　　　でも、イ．ジョンジェは、今の方がずっと素敵でした
　　　今日は、記事の後に写真を貼ると記事が消えるので（gooがおかしい？）
　　　トップにイ．ジョンジェの写真を貼ってみました。
　　　笑うとまた違った魅力が
　　　イ．ジョンジェファンのブログを探してみたら
　　　コアなファンの方のブログが見つかって
　　　なんと、新世界を12回も見たそうです。
　　　私の後ろの席で「お客さん、今日が1番多いんじゃない？」と話してた人かな？
　　　
　　　
　　　

父のところへ

７時10分起床。

今日は弟と住む父のところへ行くつもりなので

さっさと家事を済ませて早目に昼食を食べた。
普通のラーメンだった喜らくの醤油ラーメンを食べよう、喜らくのラーメン、パッケージの文字が緑色。

私としては醤油ラーメンは赤のイメージだけどなぁ、と思いながら昨日の残り物をおかずに食べた。



12時出発。
阪神電車、地下鉄、京阪電車と乗り継いで枚方へ

父は、20年近く母の介護をしていたので足腰は、弱ってはいるものの

食欲もあるし顔の色つやもいいし
とても元気そうだった。

３時間弱、父としゃべって４時過ぎに実家を出て帰路についた。

京阪電車の窓から都会のビルを眺めながら
今から、映画を観に行くんだったらウレシイなぁ、と思ってみたり
でも、私には夕飯を作る使命があるので食材を買って家に直行だな。

帰りに
娘さんが赤ちゃんを抱っこして
お母さん(お祖母ちゃん)が、バギーを押しながら歩いている様子を見て
　
今の自由な生活も楽しいけど
ああいう生活も楽しそうだな
と、ふと思った。

孫と言うより困っている娘を助けてあげることが
あんなにも自分に幸せをもたらすとは知らなかった。

もし、娘が関西にいたら、しょっちゅう子育てを手伝いに行っていたのかなー

と何となく思った。

さて、うちに帰って
今夜ははTSUTAYAで借りてきた
イ.ジョンジェのイルマーレを観る予定です。

何もかもさっさと終わらせてTVの前に行かなくちゃ！

夕飯を作って食べて食器洗って

早く、早く

と言うことで、皆様唐突ですが今日はこの辺で(^_^;)失礼いたしますm(__)m
観終わったら、また、感想を書きたいと思います。


楽しいことがあってええなぁ

作ってみた。

言い訳ですが、娘の妊娠出産以降なかなか筆を持つ気にならなくて

罪悪感を感じながらも

仕事の合間に、映画を見たり、ショッピングしたり、夜は夜でブログを書たりの毎日でした。

でも、先日生徒さんが川島詠子先生の『トールペイントのアイデアギフト』の本の

ピルケースに樹脂粘土で作ったバラが付いている作品を見て

「作ってみたいので先生やってみてください。」

と、おっしゃったのを機に俄然、樹脂粘土に興味を持ってしまいました。

昔々その昔（どんだけむかし(~_~;)）紙粘土人形作りにはまっていたこともあったんだから

やったら、出来るんちゃう？のノリです。

樹脂粘土は、作る前にアクリル絵の具を混ぜ込んで色を出すので微妙な色合いを表現できるのがいいですよ

ケーキ作りに使うマジパンみたいな感じ、とでも言いましょうか。

久しぶりなので扱いに苦労しましたし、出来は大したことありませんが写真を貼らせていただきますm(__)m


手持ちの小さなかごで作ってみました。
バラは、樹脂粘土。
回りの飾りにライトモデリングペースト（かなり難しかったです、練習が必要）と
パールのビーズ。
一応オリジナルです。

トールペイントのアイデアギフトは色々な手法が載っていて楽しくてセンスのいい本です。

眺めているだけでもかなり楽しめます。

素材の木にきれいな花柄の紙を貼って上からウォッシュで色を付けて絵を描く、という手法のも作ってみました。


川島先生のダブルローディングの描き方で。（図案はオリジナルです）

樹脂粘土で作りたいものがいろいろあるので少しの間はまってみます。

皆さん、やっぱりトールペイント、がんばった方がええんちゃう？と思ってはります？



三日月サンセット、いい曲。
歌いたくて、歌詞を覚えてがんばってみたけど、お経のようにしか聞こえないらしい。

『新しき世界』2度観てポスターをもらう

昨日、金曜日が『新しき世界』の最終上映かと思うと居ても立ってもいられず

夫も次男も夕食がいらなかったこともあって

2回目、観てきました。

12日水曜日は10人程度だったお客さんも

最終日だからか30人くらいの方が観に来ていました。

親子連れ、お友達同士、が多くて、ちとさみしかったりしましたが

映画だけはやっぱり一人じゃないと楽しめないので仕方がない。

後ろの席の若い女の子2人連れが「今日が1番多いんじゃない？」と、話していました。

何度も観に来ているのかな？誰かのコアなファン？だったんでしょうか。

ストーリーはやはり2度目なので、最初の手に汗握る感は薄かったのですが

イ．ジョンジェの美しさに感動の溜息が！

強靭な精神力を感じさせる滴り落ちるような美。

カリスマ性と言いましょうか、オーラと言いましょうか、、。

何故、韓国の俳優さんはこんなに素敵なんでしょうか？

またしても、他の出演作も絶対観る！と決意しました。

そして、前回も気になったんですが

ジュングの手下によって死に追いやられたチョン．チョンが、死ぬ間際に

自分を裏切っていたジャソンに「もし、俺が生き返ったら俺を許せるか？」と、問いかけるのですが

なぜ、「生き返ったら、俺はお前を許す」ではなく「お前は俺を許せるか？」なのか

深い意味があるとは思うのですが、阿保な私にはわかりません(+_+)

もし、この意味がわかっていらっしゃる方がいたらコメントででも教えていただけないか、と思うくらい知りたいことの一つでした。

さて、観終わって感動している中

シネマート心斎橋のスタッフさんが入ってきて、

「沢山のご来場ありがとうございました、今から廊下に貼ってあったポスターをじゃんけんで勝った方に差し上げたいと思います。欲しい方はお立ちください。」

と、おっしゃいました。

ふーんと思案しましたが、取り敢えず立っとこかと、じゃんけんに参加したら

なんと勝ってしまって、1枚目のイ．ジョンジェさんのポスターをゲットしてしまいました。

にわかファンなのにすみません(^^;)

今日、ホントに観に来てよかった、

暗くて寒い夜道もドーパミンが出ていたので元気に帰ったのでありました。

8時過ぎうちに帰ったら、ドアノブにいかなごのくぎ煮が！

生徒さんからのうれしい差し入れでした(^^♪いつもありがとうございますm(__)m

昨日は、ラッキーで本当に良い1日でした。（昨日の余波で今日もすこぶる元気）



イ．ジョンジェ、この立ち姿に惚れる


このまなざしが、、、。


イ．ジョンジェのペロペロキャンディー、これは全員もらえていました。
チェ．ミンシクさんのペロペロキャンディーをもらっている人もいました(~_~;)


チェ．ミンシクさん画像、いや、渋いけど、、、ペロペロキャンディーってね(~_~;)。

やっと『新しき世界』を観た

念願の『新しき世界』をやっと観てきました。
水曜はレディースデイだし、夫に夕飯作りを免除してもらって心斎橋テアトルにて観賞。

もう！本当にがんばって観てよかったです。

観終わった後感動し過ぎて、号泣しました。

さすが韓国映画！信じてよかったです。
　
潜入捜査官であるジャソンを演じているイ.ジョンジェの演技が素晴らしすぎて鳥肌が立ちましたよ。

ただ単に立っているだけで、あんなにも複雑な感情を表現できる俳優さんを、初めて見ました。

同じ華僑として韓国で生きる兄貴分であり、ヤクザの世界のボスでもあるチョン.チョンを実は裏切っていると言う苦悩

もうすぐ終わる、と言うカン課長の言葉を信じては裏切られることへの怒りと絶望

立っているだけで画面からそれらが伝わってきました。

それにしても、様々なことを抱えながら生きる苦渋を懸命に押し隠して裏社会で力を持つまでになったジャソンは、かなり出来る男だなぁ。

かっこいい(>_<)

ジャソンを操りやくざの世界に潜入させて犯罪社会を潰そうと地道に追い詰めていく警察庁捜査課課長のカン.ヒョンチョルを演じているチェ．ミンシクは

『悪いやつら』では食えない親父イクヒョン役で出ていましたが

全く違う役柄を非常に上手く演じていたので、最初わからないくらいでした。

抑えめの演技が渋く、ジャソンを潜入させて非情に仕事をさせながらもジャソンと同じように苦しんでいる様がにじみ出ている演技が素晴らしかったです。

チョンチョンを演じているファン．ジョンミンも

一見イタリヤのマフィア風で生き抜くためには非情でありながらも、華僑として苦労を共にしてきたジャソンには厚い情を見せる役を魅力的に演じていました。

トップ争いのもう一人の候補ジュングの手下から命を狙われるエレベーターの中での死闘のシーンは圧巻。

エレベーターを上から映すカメラアングルがお見事でした！

華僑の役なので中国語も話していましたが

苦労したとパンフレットに書いてあったのでかなり努力したのでしょう。

さて後半

信頼を寄せるチョンチョンを裏切っていたという罪悪感と苦悩

カン課長の限りない要求と裏切りへの怒りと絶望

同僚を殺さなければならなくなってしまった不条理

実は監視役であった妻の流産

これらの苦渋を抱えて生きる人生をすべて振り切るかのようにジャソンは、犯罪社会のトップへの道を選びひた走ります。

この畳み込むように展開していく凄まじい後半のシーンは私たち観客に息つく暇も与えません。

素晴らしい脚本

素晴らしい役者達の演技

そして最後のエピローグの２シーンを観終わった後、ものすごい感動の波が押し寄せてきました。

こんなに震えるような感動を味わった134分、本当に幸せな時間でした。

明日が、シネマート心斎橋での最終上映日、

もし映画好きで未だ観ていない方がいたら絶対観てほしい映画です。

赤い薬

毎日、夕食後に赤くて丸いビーズのような薬を飲む。

ビタミンのようなものらしいが、もう５ヶ月くらい飲んでいる。

先日、薬局に行き処方箋でこの薬をもらう時に

薬剤師さんが

「何かお困りなことありませんか？」

と、おっしゃったが

何も不便がなかったので

「いいえ、別にありません。」

と、答えると

「この薬、丸いので転がったりして困ったりしませんか？」

と、おっしゃった。

笑いながら

「いいえ、ありません。」

と、言うと

おかしいこと言っちゃったみたいに

「あ、あ、変なこと聞いてすみません。」

と、薬剤師さんはテレながら慌ていた。

帰り道、上司から（薬局にそんな人がいるのかどうか知りませんが）コミュニケーションを取るように指示されているのかな？

と、考えながら道を急いだ。

そして、本日、なんと、赤い薬がころころと転がってテーブルから落ちてさらに床を転がって行って私は、少し困ったのであります。

あの、薬剤師さんに言ってあげたい気になった。

「転がって、困りましたよ。」って。



転がった赤い薬