fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

少々天然のYさんちへ*コープからサイパンレモンが一株届きました。(^^;)

2017-10-30 19:21:16 | バラと植物色々
今日は、ここに引っ越してきて以来お付き合いがあるYさん宅に御呼ばれ。

このブログにもたまに登場する(?)Yさんは、とても親切でアクティブで素敵な方ですが

少々天然でいらっしゃいます。

今日もその天然ぶりが。

「Nさん(私)、春に買った5株のゴーヤに実がなってるのよ、見て~。」と見せてくださいました。

本当に可愛いゴーヤが、3~4個生っていて

「いいですね~、どんなふうに料理されるんですか?」とお聞きしたら

「ゴーヤは嫌いだから食べないんだけどね。」

では、何故ゴーヤ?キュウリかナスでもよかったんじゃないの?

と、お聞きしてみたら

「ゴーヤの葉っぱの形が好きだったから。」

「そ、そうだったんですね。」

私には、Yさんのそんな答えが天然に思えるんですが、皆さまはどう思われますか?


    *******

私は、コープの個配を取っています。

たまにカタログに掲載されるレモンの株、私はその写真を見るといつも買ってみたくなります。

きれいな黄色の実がたくさん生ったレモンの株、無農薬だし、生徒さんやお友達に差し上げたら喜ばれそう。

しかし、狭いベランダがバラだらけの我が家、夫はそれを嫌っているので、この上レモンまでといつも諦めていたのですが

どういう訳か、この前は買いたい気持ちが抑えきれず、ついに鉛筆で注文票に書き込んでしまったのでありました。

さて、土曜日にやって来るはずだったレモンの株

ない、ない、あれ、やっぱり注文しなかったのか、、。

と、思っていたらありましたよ、小さな小さなレモンの株が段ボール箱に入って



何故か私は勝手にたくさん実の生ったレモンの樹を想像してしまっていたのでした。


写真ではこう↑だったのでね(^^;)

そうかぁ、今から育てるわけなのね。

落胆しましたが、こんなに小さかったら当分夫にはばれませんからね、まぁよかったのかもしれません。




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嘘をつくと言う行為を通して反戦と愛を描く映画〈婚約者の友人〉レビュー

2017-10-29 16:40:17 | 映画
レビューを書かずに放って置いたら、きっといつまでも書かないままに、、

今日は、書こうと思い立ったので書きます!


(あらすじ)

1919年のドイツ。婚約者のフランツが戦死し悲しみに暮れるアンナ(パウラ・ベーア)は、フランツの墓に花を手向けて泣いているアドリアン(ピエール・ニネ)と出会う。

フランツと戦前のパリで友情を育んだと語る彼に、アンナとフランツの両親は次第に心を開いていく。

やがてアンナがアドリアンに婚約者の友人以上の感情を抱いたとき、彼は自らの秘密を明かし……。(シネマトゥデイから)


不思議に満ちた映画を観たときは、監督や出演者のインタビューが読んでみたくてパンフレットを買います。

それには、この映画は1932年に公開されたエルンスト.ルビッチ監督の映画〈私の殺した男〉が下敷きになっていることが書いてあります。


婚約者フランツの墓の前で泣いていたフランス人の男性(ピエール.ニネ演じるアドリアン)を、婚約者アンナ(パウラ.ベーア)と婚約者の家族は、

勝手にフランツがパリに留学していた時の友人だと思い込み、まるでフランツが帰ってきたかのように暖かく歓待します。

(アドリアンが、お墓でバラを手向けている場面はミステリアスでアンナと共に何故?という思いにとらわれ心がざわつきました。)


アドリアンも、さも友人であるかのように振る舞い、

二人でお酒を飲んで語り合ったこと、ルーブル美術館に絵を観に行ったこと、パリ管弦楽団のヴァイオリン奏者であるアドリアンがフランツにヴァイオリンの指導をしたことなどを

家族に話して聞かせます、この場面は言葉で語られることはなく美しい映像で流れます。本当に美しい場面です。

その話に顔をほころばせ聞き入る家族。


しかし、それは実は嘘、彼は第一次世界大戦で戦っていた時に防空壕の中で鉢合わせたドイツ人であるフランツを銃で撃って殺してしまった男だったのです。

この映画では、そのことはかなりの間観客にも隠されていて、

私達は、アドリアンの何かを隠しているような不審な様子にずっと惹きつけられグッと物語の中に入り込むことになります。


しかし、〈私の殺した男〉では、その事は冒頭にすぐに明かされるところから話は始まるらしく

この映画は、名作〈私の殺した男〉への監督フランソワ.オゾンなりのオマージュであり挑戦状であるのであります。


ハンサムでやさしく繊細なアドリアンに次第に惹かれていくアンナ。

しかし、事実をフランツの家族に告げて許しを請うためにドイツまでやってきたアドリアンは、嘘に耐え切れずついにアンナに真実を告白します。

家族にも話すと言うアドリアンを押しとどめて、「家族には私から話すわ。」と言いながら、家族にはアドリアンがフランツの友人であると嘘をつき続けるアンナ。


やるべきことを終えパリへと帰って行ったアドリアン、その突然の帰国を家族は悲しく思うのですが

嘘をつき続けているアンナは、アドリアンからの真実の手紙を全く違った内容に変えて、家族に読んで聞かせます。


嘘をつき続けることに耐えかねて、アンナは教会に行き懺悔室で神父様に嘘のことを聞いていただきます。

「このように嘘をつき続けてもいいのでしょうか?」

「それは、正しい行為です、あなたのやさしさから出た嘘を神様はきっとお許しくださいます。」

その言葉により晴れやかな気持ちになるアンナ。


こう言う場面を見ると、信仰を持つと言う事は生きる助けになると思いますね。

しかし、信仰を持つのは忍耐と強い心が必要ですので、生半可な気持ちでは難しい事のように思われます。


神父様には、「フランツを殺したアドリアンへの恋心はもうありません。」と言いながら

アドリアンへの恋心が断ち切れ無いアンナを、フランツの家族は、パリに行ってアドリアンに会ってくるようにと、そっと背中を押します。


希望を胸に汽車に乗りパリへ向かうアンナ。

しかし、アンナはフランスに近づくにつれて、フランス人達のドイツ人への憎しみを体感することになります。

ドイツに来たフランス人アドリアンが受けた屈辱を今度はアンナが受ける、その時、アンナはどのように思ったのでしょうか?


この場面以前に、フランス人であるアドリアンを家に迎え歓待するフランツの父親が、仲間から爪はじきにされる場面が描かれているのですが

フランツを殺したのはドイツを守るために戦場へ行くように諭した自分であるという罪悪感で常に自分を責めている彼は

「息子たちを戦場に追いやったのは我々父親だ、ドイツでもフランスでも父親によって戦場に行かされた多くの息子たちが死んでいった。

悲しみに暮れているのは両国同じだ。息子たちが死んだのは我々の罪だ。」と仲間に向かって静かに話し去って行く場面がありました。


この両場面から、オゾンは反戦を謳いたかったのか、と心打たれ深く感動したのですが

どうやらそれだけではなく、パリに着いたアンナが出会う現実に私達はまたあっと驚かされるのです。


ようやく出会えたアドリアン。

アドリアンの母親からも「アドリアンから聞いていたわ、ようこそ。」と言って歓迎されます。

「何故、ここまで来たの?」とアドリアンに聞かれ「両親があなたを許した、と言う事を告げに来たのよ。」と言うアンナ。

それを聞いてアドリアンは安堵し喜び、それを見てまたアンナも喜びを感じるのです。

しかし、アドリアンに婚約者がいたことを知り激しく絶望するアンナ。

アンナが動揺して居間から逃げ出した時、訪れていた母親の友人が母親に「彼女は何しに来たの?」と聞くと母親は「アドリアンを奪いに来たのよ。」とつぶやきます。


あ~、恐ろしいこのお母さん!、会ってすぐにアンナの心を見抜いたのでしょうか?背筋が凍るような一言でした。


ドイツに帰ると言うアンナを見送るアドリアン、本当は自分もアンナを愛しているけれど母親が喜ぶこの結婚を止める情熱はもう彼には残っていない。

戦争によって心の一部が死んでしまったアドリアン、美しいけれど生気のない青ざめたアドリアンをピエール.ニネがすばらしく演じています。

アドリアンが出て来た時、「見たことある俳優さん、そうだ映画イブサンローランで本人を演じていた彼だ」と思い出しました。(映画イブ.サンローランのレビューも書いています→こちら

彼は、実は国立劇団コメディ.フランセーズの一員と言う事ですが、シリアスな演技も上手い!すごい!


ドイツに帰ると言いながらアンナは、パリに残りルーブル美術館でフランツが好きだった(実はアドリアンが好きな)絵画マネの『自殺』をじっと見つめます。

隣で同じように絵に見入る男性が「君もこの絵が好きなの?」と聞くと

アンナは美しい瞳に凛とした光をたたえて「ええ、この絵を見ると生きる希望が湧くの。」と答えます。


さまざまな現実を乗り越えて強く生きようと決意したアンナなのでしょうか。


画面はほとんどがモノクローム、気持ちが高揚したり明るい場面ではカラーが用いられています。

そして、音楽もすべてのシーンで使われているわけではなく、無音でただアンナや家族が歩く足音やドアの開け閉めの音のみと言う場面もたびたび

それはそれは全てが細やかに作られているこの映画は、1度見ただけでは謎が分かるわけではないような気がします。

何度でも観たい気持ちにさせられる印象深い映画でした。



見知らぬ男性が婚約者フランツのお墓の前で泣くのを見て不可解な思いをいだくアンナ


アンナ役のパウラ.ベーア、美しく可憐で強い、ピエール.ニネと共に二人無くしてこの映画は成り立たなかったでしょう。
当時20歳だそうですが、役に対する理解度が高いなぁと思いました。


フランツの父親役のエルンスト.エルッツナー、母親役のマリエ.グルーバー、温かい心がこちらにも流れ込んでくるような演技でした。


アドリアンを歓待する家族


フランツにヴァイオリンを教えるアドリアン(これは想像の中の映像ですが、一瞬二人の関係はそういう関係なのか、と疑いました。
フランソワ.オゾンは同性愛者であることを告白していますのでね。)


惹かれあうアンナとアドリアン


アドリアンの婚約者を演じる女優さんも魅力的な方でした。


重要な物語の鍵となるマネの『自殺』
マネは大好きな画家ですが、この絵は知りませんでした。


余談ですが、〈私の殺した男〉では、この家の長男を殺したフランスの男は、婚約者に両親には殺したことは秘密にしてと懇願され

そのままドイツ人になって婚約者と結婚してこの家にずっと居ると言う結末だそうです。

この映画も機会があれば観たいと思いました。














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〈婚約者の友人〉映画館まで行ったのに映画が観れなかった((+_+))*寺山修司の抒情シリーズ

2017-10-28 14:28:35 | 映画
昨日の事になりますが、またまた映画館へ行ったのに映画が観れなかったんです。

この前から話題になっているフランソワ.オゾン監督の新作〈婚約者の友人〉、タイトルからして面白そうではないですか!

フランソワ.オゾン監督の映画を観たのは2年前の〈彼は秘密の女ともだち〉が初めてでしたが

映画がどのように進んでいくのか予測のつかない展開に、目はスクリーンに釘づけ

観終わってからもあれはこうだからああなのだろうか、こうなればああだろうかと、色々と考えさせられる内容で

今までに味わったことのない不思議な感覚が今でも心に残っている作品です。(感想を書いていますこちら


昨日は何も予定が入っていなかったので、観に行くつもりであれこれファッションショーを繰り返し、着ていく服もやっと決まって

テアトル梅田までワクワクしながら行ったのですが、着いてびっくりチケット売り場には列が出来ているではありませんか!

その時、前々回の〈幸せなひとりぼっち〉を観に行った時の苦い思い出が蘇りました。

予感は当たり、座席は後二人で満席状態で私の入る余地はなさそうだったのです。


いつの間にミニシアターの映画館が満席状態になると言う事態が起こるようになったのか?

大体いつ来ても多くて十数人、ひどい時は4人くらいしか席が埋まっていないというのに、、

外に出て、他に観たい映画がないかよく行く映画館を調べてみたけれど、どの映画もちょうど合う時間帯がなくて仕方なく家に帰ることにしました。


そして、諦めきれず本日再び、今度はネットでチケットを購入してから観に行ってきました。

〈婚約者の友人〉、やはり前回の〈彼は秘密の女ともだち〉と同じようにいや前回以上に全く話の展開が見えずサスペンス感満載で、この映画はこれを訴えたかったのか、いや違う、これが言いたかった?いや違う

と言った状態で観客を裏切りつつ話は進み、、とにかく面白かったです。


朝、9時50分からの上映だったのですが約2時間、観終わって出てみたらまた館内にはお客さんがいっぱいで、それも中高年の男性がほとんど

案内係の女性が「次は、〈あゝ荒野〉の前編の上映となります。」と叫んでいたので、主演は菅田将暉だし若い人が見たがる映画じゃないのかな?と思ったのですが


そう言えば確か寺山修司の小説の映画化だったと思い出して、もしかしたらその昔寺山修司が好きだった人たちが観に来られているのかもしれないと考えました。


寺山修司と言えば、天井桟敷、〈書を捨てよ、町へ出よう〉を思い出す天才劇作家ですが、彼の唯一の小説がこの〈あゝ荒野〉だそうです。

寺山修司さんですが、私にとっては劇作家と言うより詩人(?)、新書館から出していた甘くて苦い少女向けの抒情シリーズの詩や小さなお話の数々を思い出します。

高校生だった頃このシリーズを愛読していて、出るたびに買って読みふけっていました。

挿絵は宇野亜喜良さんで詩情あふれる繊細なタッチが当時から大好きで、数多くのイラストレーターの中で今でも私の一番好きなイラストレーターです。


今読むと少々甘ったるいですが、その中から一編書いておこうかと思います。


〈翼について〉

鳥は飛ぶときに

つばさで飛ぶが

あなたは飛ぶとき

何で飛ぶのですか?


私は暮れやすいビルの

一番高い場所に立って考える

アランの「幸福論」で飛べるか?

モーツアルトのジュピターで

飛べるか?

あのひとの

愛で飛べますか?


はるかな夕焼けにむかって

両手をひろげると

私はいつでも

かなしくなってしまうのです


寺山修司抒情シリーズ〈時には母のない子のように〉から



これも捨てられなくて今でも本棚にしまってあります、もう読み返すこともないんですけどね。


〈婚約者の友人〉の感想もそのうち書くつもりです。












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スパッタリングで冬ネイル*いつからこんなボタンが?

2017-10-26 21:27:10 | おしゃれと美容と健康
明日は何の予定もないので夜更かししても大丈夫、久々この時間帯に記事を書きます。


先日、逆瀬川のお教室で生徒さんにスパッタリングの方法をお教えしていた時の事

ふと爪を見ると、爪に雪が降ったような模様が(つまり爪にスパッタリングした状態)出来ていました。

「あら、綺麗、これはネイルに使えるかもしれない。」と思い家に帰ってやってみました。

ついでに百均で見つけた雪の結晶のシールを貼ってみたら、冬バージョンネイルが。


歯ブラシに絵の具を付けて指ではじいて、雪が降ったような細かいドットを作る、これを爪にします。
白のアクリル絵の具を使用(文房具屋さんに売っていると思われます)


百均で見つけた雪の結晶のシール


右は軽くスモーキーな色になるトップコート、左は透明なトップコート、先ず右を2回塗って雪を降らせてシールを貼って、上から左を2回塗りました。


全部塗ると夜にリムーバーで取ってしまいたくなるので、2本だけにしてみました。
全ての爪にネイルすると、息苦しい気持ちになることありませんか?

あんまり目立たないので、誰にも気づかれず、自分だけで楽しめます。

家事をしている合間に、爪を見ると「あ~、きれい、。」と一人でニヤニヤ。

元気が出ます。

お化粧をした顔は鏡を通してしか見ることが出来ませんが、ネイルはいつでも好きな時に見ることが出来るので自己満足感が高いです。
(お化粧していてもしていなくてももうあんまり自分の顔は見たくないですけどね


   *******


同じ日、今津から乗った阪神各駅停車の電車が西宮駅に止まった時のとこ

降りるつもりで扉の前に立っていたのですが、ちっとも扉が開きません。

??と思っていたら側に立っていたら外国の方に「ここを押さないと開きませ~ん。」と言われました。



〈ランプが点灯中、ボタンを押せば扉が開閉します〉

いつの間にこんな風になったんやろ?それも外国の方にそのことを教わるなんてねぇ(^^;)




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古屋先生のAnge de noelの途中経過画像*ハロウィーンのトール画像*りんちゃん画像

2017-10-24 09:26:54 | トールペイント*ステンシル*ハンドメイド
バタバタ勝手に忙しくし過ぎてどっと疲れが出ています。

友達の中には、お孫ちゃんのお世話などもっと忙しい毎日を送っている方もいると言うのに情けないけれど

疲れています。

ですので、本日は画像のみでまたお茶を濁します。


古屋先生のAnge de noelの途中経過、三日間の成果です。
可愛くなってきてうれしくて毎日眺めています。


一度上げたことのある画像ですが、ハロウィーンも近いので再び。
これは模写ではなくオリジナルです。


りんちゃんは2週間ほど前から、冬のベッドで寝るようになりました。


美猫です


皆さまおやすみなさい、とりんちゃんが言っています。


こんなに疲れる以前に約束してしまったので今から友達とデート。

読者登録させていただいている皆様のブログ訪問は、夜にさせていただきます。m(__)m

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電車の中の不思議な二人(簡単イラスト付き)*どこの食パンを食べていますか?

2017-10-22 10:52:12 | 日記(ユーモラス系)
たった今、傘をさして投票に行ってきました。

今日はもうどこにも行かなくてもいいと思うと、うれしさがこみ上げてきます。


さて、昨日は歯医者さんへ行く日でした。

先生と反りが合わないけれど、何せ腕がいい先生なのでこれからもお世話になると思うので

鏡の前で笑顔を練習していく事に。

やっぱり笑顔はいいですよね、仲良く笑顔で語り合っている家族、友達、恋人達を見ると心の中が温かくなります。

そして、電車に乗って甲子園で降りてK歯科にて治療を受けてまた帰るために電車に乗った時の事です。


目の前に不思議な二人が目に入りました。

年の頃60代後半の女性二人が、帽子からメガネからインナーから何から何まで全ておそろいのファッションで楽しげに語りあっていたのです。

最初は双子かな?と思ったのですが、背の高さが違うのと顔つきが似ていなかったので、友達かな(多分)

どうして同じファッションなんだろう?ハローウィンか?いやハローウィンは10月31日ですものね。

あんまり見ちゃ失礼だと思うものの、好奇心が抑えられずちょっとじろじろ見てしまいました。

もし、同じ駅で降りられたら理由を聞いてみたいと思ったのですが、もっと遠い所にお出かけらしく降りられませんでした。


絶対回りの人からいっぱい視線を浴びるに違いないのにどうして同じ格好で?理由を聞いてみたかったです。




     ********

生徒さんや友達となんだかんだ話をしていると、世の中にパン好きが多いのに驚きます。

どこそこのパンは美味しい、あそこのも美味しいのよ、すぐに売り切れるので早めに買わなくちゃ、等々

そこまでパン好きではない私は、いつもふーんと思って聞いています。

「○○〇の食パン、本当に美味しいのよ。」と、生徒さんがおっしゃっていたので

「わざわざ〇〇〇に食パンを買いに行くんですか?」と聞いたら

「他にも○○や○○にも買いに行くのよ。」

「ふ~ん、そうなんですね、、、。」

「えっ?先生は買いに行ったりしないの?じゃあ、どこのパン食べるの?」

「コープの食パン。」

「へぇ、そうなの。」

コープの食パンじゃだめですか?

あんまりみんなが、色んなパン屋さんの食パンのことをしゃべるので、私もホテルの美味しい食パン250円也を買って食べてみました。

「うん、やっぱり美味しいかも。」

しかし、18日間(6枚切りを三回買った)食べているうちに厭きちゃったんです。

そして、またコープの熟成ロイヤル6枚切り160円也に戻りました。



フィルマークスで私がフォローしている方の〈74歳のペリカンはパンを売る〉と言う映画のレビューを読んだら

ペリカン(パン屋さんだと思う)の常連であるおじさんが

「大して旨くない。普通。でも飽きない。多くのお店がうちのここが美味しいでしょ?と押し付けてくる中ペリカンはそれがない。」

と、インタビューに答えていたシーンが面白かった、と書いている一文がありました。

それかなぁ、コープの熟成ロイヤルは飽きないんですよね。








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パパは何でも知っているを思い出した、映画〈ドリーム〉

2017-10-20 15:49:42 | 映画
もう映画を観てから2週間も経ってしまいました

今日は映画〈ドリーム〉の感想を書きたいと思います。

(私的には星☆☆☆)

(あらすじ)
1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争での劣勢を覆すため、

「宇宙飛行士ジョン・グレンを宇宙空間に送り出し無事に帰還させる」という合衆国の威信をかけた一大事業に尽力し、

NASAの頭脳として最も重要な役割を担った3人の女性、キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォ―ン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)。

大きな功績を残しながらも近年までほとんど語られなかった驚くべきこの3人の先駆者たちの物語は、

性別や人種、世代を超え、すべての世代を大きな夢へと導いた感動の実話。(Filmarksからお借りしました)


舞台はアメリカのNASA、そして主人公達は3人の天才黒人女性。

私たち観客はもうここで興味津々です。

天才と言っても並の天才じゃない、キャサリンが無茶無茶難しそうな地球周回軌道飛行の計算を黒板にすらすらと解いていく様は、小気味よくて、あっけにとられるくらいすごい。


単なる計算係だったキャサリンですが、黒人女性として初めてハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属されます。

しかしそこは白人男性ばかりでしょっぱなから、キャサリンを寄せ付けない雰囲気。

おまけにトイレが白人用、有色人種用、と分けられていた時代、キャサリンは用を足すためにオフィスから何十分もかけて離れたトイレに通わなければならなかった。


人種差別を描いていると言ってもサクセスストーリーとしての側面もあるのでこの映画はどんどん楽しい気持ちになるくらい終始明るい。

キャサリンの上司ハリソン(ケビン・コスナー)は、『気難しい』と言われている割にはキャサリンの才能を高く認めて物分かりがよく

遠くのトイレに通うキャサリンが涙で事情を訴えると、有色人種のトイレ、というプレートをハンマーでぶち壊しに行き

「さぁ、これでもう白人も有色人種もない、誰でも職場の近くのトイレを使えばいい。」とカッコよく言い放ちます。


途中映画を観ながら、う~ん、この感じは何だろう?そう!むかーしむかーしに見たアメリカのTVドラマ〈パパは何でも知っている〉と同じだ、と思ったのでした。

明るく強くたくましい物分かりのいいパパ、まるでアメリカ自体がそうであるかのような、そんな感じのストーリーと雰囲気。


3人の黒人女性に何かしら困難が起こっても、場面が変わったら解決、みたいな部分はNHKの朝ドラみたいでもあります。


旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争事情もよく分かるし、歴史の勉強にもなるし、何の心のわだかまりも持たずにすんなりと楽しく見ることが出来る

でも、深い感動と芸術性は??と言った感じの映画です。


それにしても久々に見たケビン.コスナー、年は取られましたが役者としての魅力は相変わらずで素敵でした!彼の魅力があってこその☆三つでございます

実際のTV映像が流れてジョン.F.ケネディが「この宇宙開発を世界の平和のために役立てよう。」と演説していましたが

心がひねくれているわたくしめは「ホンマかいな。」と思ったのでありました。

あかん!もっと心を美しく保たなければ可愛いおばあちゃんになれない、ですね。




向かって右からドロシー・ヴォ―ン(オクタヴィア・スペンサー)、キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)
ジャネール.モネイさんは美人でしたよ。


すごい!スラスラっと解く。




アンタッチャブル、また観たいな。


ご主人を亡くしているキャサリンに新しい恋が。

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映画ゴーストの主題歌Unchained Melody聴き比べ

2017-10-18 19:45:09 | Music
相変わらず日常のBGMは、オールディーズです。

今日のお薦めは、〈Unchained Melody〉。

オールディーズがお好きな方はよくご存じかも知れませんが、私は全く知りませんでした。

しかし聴けば聴くほど心に沁みる名曲で、色々と知りたくなりWikipediaで調べてみたら、1990年にすごくヒットした映画〈ゴースト/ニューヨークの幻〉の主題歌にもなったそうです。

映画は観に行きましたが、曲は覚えていませんでした。


しかし、元々は1955年の刑務所映画『アンチェインド』の主題歌(アレックス・ノースの作曲、ハイ・ザレットの作詞)として作られた曲だと言う事です。

映画の内容は、刑務所から脱走して妻や家族のもとに帰ることを考える男の物語。

Unchainedは、chainedつながれるにUnが付いているので解放されると言う意味でそれにプラスMelodyがついていて、映画に即した曲のタイトルとなっていますが

曲の歌詞は、長い間会えなかった恋人への愛を歌っているそうで、歌詞にはUnchainedは出てきません、「なるほどねぇ。(私の心の声)」


では先ずは原曲トッド.ダンカンのUnchained Melodyからどうぞ、なかなか渋くていいです。



そして、〈ゴースト/ニューヨークの幻〉の中で歌声を披露しているライチャスブラザースのUnchained Melody



プラターズの歌声もいいんですよ。



そして最後は、甘い歌声サムクックのUnchained Melody




とにかく曲がすばらしいので、様々な言語で500種類を超えるバージョンで録音され、20世紀で最も録音された曲のうちの1曲だと言う事です。

上記に書いた知識はすべてWikipediaからのコピーです。

(こんなにWikipediaでコピペばっかりしてるんですから、募金しないとね(^-^;)


映画〈ドリーム〉のレビューと小説〈潮騒〉の感想を書くつもりなんですが、時間がなくて、、今週中には、、

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金曜日は歩いた歩いた。*古屋先生の〈ENJYO PAINTING〉からAnge de noelの途中経過画像

2017-10-16 16:04:14 | トールペイント*ステンシル*ハンドメイド
金曜日は、写真展を見た後、品川まで戻ってJR山手線で新宿まで行って友達と夕飯を食べて

今度はまたJR山手線で渋谷まで行って東急田園都市線で二子玉川で降りてホテルに泊まると言う
(渋谷の駅構内もとにかく広く、色んな線が乗り入れているので東急田園都市線まで行くのが無茶苦茶遠かった)

とにかく歩きに歩いた一日でした。

金曜日の歩数14276歩。

えっ?この前の足の裏の痛みはどうなったかって?

いつの間にか治ったようですハハハよかったです。


土曜日は結局雨で運動会は中止。

みんなで二子玉川ライズショッピングセンターで半日遊んで、飛行機で伊丹に戻ってきました。

二子玉川ライズショッピングセンターは、何でもあるとても大きなショッピングセンターで、買い物はもちろん映画館、高島屋、蔦屋家電そして子供の遊び場もふんだんにあって

家族で毎週毎週通っても飽きないくらいすごい楽しい場所です。


土曜日の夜7時半くらいに家に着き、やっぱり我が家が一番!、と決まり文句を叫び

食事してお風呂に入って寝ました。


      ********


今日は、朝から軽く掃除してトールペイント、古屋先生の〈ENJYO PAINTING〉からAnge de noelの続きを描きました。

顔がとっても難しくて、線やシェイドを足したり引いたりと3時間くらいかかりました。

でもどうしても天使の顔にならなくて、人間みたいなんです。

夕飯を作らなくてはいけないので続きはまた次回。











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品川にある原美術館は遠かった。〈田原桂一光合成wiht田中泯〉

2017-10-15 16:57:43 | 美術・芸術・絵画教室
土曜日に保育園で開かれる孫の運動会を見るために金曜日から東京に行ってきました。

金曜日は、東京在住の友達に会うためと思って予定を組んだのですが、夕方から会う事になったため

昼は先週の日曜美術館で流れていた〈田原桂一 光合成wiht田中泯〉を見るべく、品川にある原美術館へ行ってきました。


新幹線を品川で降りて、右も左も分からないまま取り敢えず駅から出て、

HPに載っている原美術館へのアクセス通り『反96』のバス停を探したけれど見つからず

バスの案内所で聞いてみると、私はバス停がある反対側の降り口を出たらしく、駅構内を通って高輪口を出てください、と言う事でした。

しかし、東京の駅構内はとにかく広い、てくてくてくてくかなり歩いてやっと反対の降り口に出て

またてくてくバス停を探しやっと見つけたけれど、バスは出たばかりの上に次は30分後にしか来ない、しかも乗るのはたった一駅。

美術館は、歩いたら15分ほどらしいので、歩くことにしました。


HPには、とても親切に道順が書いてあって、駅を「品川プリンスホテル」側に渡り、駅を背に左方向に約10分、「キリスト品川教会」を左に見つつ

右カーブを道なりに進む、「御殿山交番所」交差点左折、住宅街を200メートル直進し左側、にあるらしかった。


少々不安でしたが、時間だけはたっぷりあるので案内通りに歩いてみました。


キリスト品川教会が見えて来た時は、うれしくて思わず写真を


看板?目印?が斜め

何となく前を行くおしゃれなご婦人も同じところに行く予感がして、後をついて行ったら、素敵な豪邸の中に消えていかれました。



この辺りは瀟洒なお屋敷が続いていました。


玄関先が可愛かったのでパチリ


ちゃんと原美術館に辿り着けたので感動。







しかし、ここまででかなり歩いた気がしました、知らない場所に行く時はそんな気持ちになるもんでしょうかね。


写真家の田原桂一さんは、〈光〉を探求された有名な写真家のようで、賞もたくさん受賞されています。

フランス.アルル国際写真フェスティバル新人大賞(1977)

木村伊兵衛写真賞(1985)これは有名な賞ですね。

フランス芸術文化勲章シュバリエ(1993)


今回は、モダンダンサーとして今も活躍されており、映画やTVドラマにも俳優として出ていらっしゃる田中泯さんとのコラボレーション写真(1978年から80年及び2016年)の展示でした。

ご本人の手記には、「ダンサー田中泯とともに試みた「光と身体」の関係性についてのフォトセッションである、
35年間、何故か放置されていたが、我々二人にとって今まさに原点回帰となる作品である。」と書いてありました。

残念ながら田原桂一さんは、写真展開催を前に病で他界されたということです。

写真展も良かったですが、美術館もとても美しくバツ印がある個所以外は写真を撮っても良いと言う事でしたので、沢山撮ってきました。

写真展の写真にはタイトルも年代も何も記されていなくてちょっと残念でした。































上の4枚は多分2016年に撮られたものと思いますが、私は1番好きでした。

田中泯さんの年月を経て様々なものが染み込んだ身体が、重みがあり美しくよかったです。


















ジャンピエールレイノーさんの常設展が3階に、写真は×


奈良美智さんの常設展の部屋、残念ながら写真は×


カフェもあり、中庭には現代美術の作品の展示もありました。
雨だったので傘をさして見ました。写真は×

写真を撮っても良いと言われたのに、何故かいけないことをしているような気がして、慌てて撮ったので写真が歪んでいて

雰囲気が今一つです、申し訳ありません。

田中泯さんの身体の美を切り取った写真を見ていると、無機質で人工的な現代音楽が聞こえてくるような不思議な感じがしました。


期間中、田中泯さんのパフォーマンスがあるそうです、興味のある方は是非どうぞ。





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