fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

映画〈九十歳。何がめでたい〉簡単な感想(ネタバレあり)

2024-07-02 09:03:47 | 映画

大好きな佐藤愛子先生のエッセイをもとに作った映画〈九十歳。何がめでたい〉

今日は簡単にその感想を書きたいと思います。

(あらすじ)

数々の文学賞を受賞してきた小説家の佐藤愛子(草笛光子)は、90歳を過ぎて断筆し、

それをきっかけに人付き合いも減り、鬱々(うつうつ)とした気持ちを抱えながら日々を過ごしていた。

そんな彼女のもとへ編集者の吉川真也(唐沢寿明)が訪ねてきて、エッセイの執筆を依頼する。

依頼を受けた愛子は、世の中に対して感じる怒りを「いちいちうるせえ!」などと赤裸々につづるが、

そのエッセイは評判を呼び、彼女の人生は大きく変わり始める。

 

先ず、可笑しな感想ですが、実際に90歳になられた主演の草笛光子さんが素晴らしい。

とにかくお元気、声も大きく滑舌もよく、歩く時も背筋がピッと伸びてたったっと歩かれる。

膨大なセリフを覚えて演技なさるなんてすごい!と思いました。

 

コメディですが、いくつもの教訓が散りばめられていて

これからの生き方を考えさせられました。

断筆宣言をされてからの愛子先生はやる気も失せ、お化粧もせずだらだらと日々を送っている、

が、唐沢さん扮する吉川と言う編集者にしつこくエッセイの依頼をされて

しぶしぶエッセイを書き始めると

たちまち元気横溢

世の中への怒りがふつふつとよみがえり、人が訪れるので身支度もきちっとして

あちこち気を遣うようになる。

ですよね、やっぱりいつまでも誰かから必要とされるのって大切なことだと思いました。

 

私もお教室をしているので、生徒さんが訪ねてくださるゆえに

部屋も片付ける、バラや作品を飾る、自分も身ぎれいにする、生徒さんが喜ばれるようなお茶菓子を用意する

などなど、誰かが来てくださることの効用は実にたくさんある、と思いました。

 

連載エッセイは〈九十歳。何がめでたい〉と言う一冊の本になり

それが爆売れ、全国の書店でベストセラーランキング1位続出

もちろん有名作家であられる愛子先生ですが、これによってさらに有名になる。

人生何が起こるか分からない、ですね。

まぁ、性格的に愛子先生がそれを喜んだかどうかは、分かりませんが。

客観的に見て「へー」と思っただけかもしれません。

 

愛子先生の話と並行して編集者吉川真也のことも描かれる。

今の世には化石のような人間かもしれない、仕事漬けの日々を送る吉川

すぐに大声で怒鳴るし熱くなる が一生懸命だ。

仕事仕事で家庭は寝に帰る場所だけであった吉川は、何の前触れもなく

妻から離婚届けの用紙を受け取る。

家の中からは妻も娘も犬も消え、もぬけの殻だ。

 

私たちが家庭を持った頃は、これが当たり前だった。

夫は仕事する人

私は家庭を切り盛りする人

夫に家事も子育てもほとんど手伝ってもらった記憶はない。

 

そのこと、いやそのことだけではない、自分の事をないがしろにした夫への積年の恨みを持つ妻が

何の前触れもなく熟年離婚を突き付ける。

夫の知人にもそんな人がいて

なんだか身につまされました。

 

吉川は、どう生きればよかったんでしょうか。

レビューを読んだら

吉川が娘から言われた言葉

「お父さんはうちにいても誰のことも見たことがなかった。

お母さんはね、お父さんの実家の片づけを何年もかけて一人でやったんだよ。

お母さんが、一人でこっそり泣く姿を私は何度も見たの。」

この言葉が胸に刺さった、と書いている男性が何人かいました。

 

生きるって難しいですね。

 

映画では結局、吉川の家庭は元に戻ることはありませんでした。

 

脇役も素敵な俳優さんばかりでしたが

私は特に愛子先生の娘役の真矢みきさんの演技が好きでした。

ほんわかとして素直で上品

いつも怒っている愛子先生と真逆で癒されました。

 

エンディングロールで流れる本物の愛子先生とそのご家族

そのシーンも素敵でした。

愛子先生に檄を飛ばす吉川

愛子先生は孫が二十歳になるまで、孫と一緒に色々と扮装して年賀状を作っていた。

吉川にも「あなた来年の年賀状は一緒に作る?」と提案する。

「いやです。」と断る吉川に

「つまらない男ね。」と一言

後に吉川に「どうやったらいいお爺さんになれるでしょうか?」と聞かれて

愛子先生は「いいお爺さんになんかならなくていい、面白いお爺さんになりなさい。」と言う。

これホント、私も面白いおばあさんにならなくては!

現在の佐藤愛子先生、百歳

お変わりなくてびっくり

インタビューで

「私にも分からないのよ、どうして死なないんでしょうね。」

と、おっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 


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これから見たい映画、見た映画*孫のTちゃんが来る

2024-06-22 10:25:19 | 映画

忙しいのが好きなわけではないけれど

今、見ておかなければもう見る機会がない、とか

今、聴いておかなければ一生聴くチャンスがない

などと焦っているうちに(年齢的に)

どんどん予定が詰まっていく。

 

さて、映画

先ず〈90歳何がめでたい〉はぜひ見てみたいと思う映画だ。

原作は小説家の佐藤愛子先生のエッセイです。

今まで、佐藤愛子先生のエッセイでどれだけ笑ってきたか!

ずっと楽しませてもらっていた

なので、これは見たい。

それと、昨日の夕刊にも載っていた〈ホールドオーバーズ〉

これも評判がいいので見てみたい。

 

そして、この前見た映画〈トノバン 音楽家加藤和彦とその時代〉

これは、フォーククルセダーズ、そしてサディスティックミカバンドで有名な

加藤和彦さんのドキュメンタリー映画です。

なかなか中身の濃い良いドキュメンタリー映画でした。

感想を書こうと思いながら色々とあれこれ考えているうちに日にちが経ってしまいました。

上手く生きていくって難しい、と思ってしまいました。

そのうち、ちゃんと感想を書きたいと思います。

 

さて、今日は今から長男の第一子Tちゃんを預かることになっています。

育て易かったTちゃんですが

妹が出来てから、何もかもお母さんじゃないとイヤだ、と言う気持ちが出てきて

お嫁さんはTちゃんに振り回されて大変みたいです。

でも、我が家に一人で来たときはとてもいい子

公園に遊びに行っても行き帰り「抱っこ」なんて一言も言いません。

ずっと歩いてくれるし、ずっとにこにこしてるし。

可愛いTちゃんです。

今日は午後から雨の予報なので

着いたらすぐに公園に行く予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 


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難解な映画だった(*_*;〈悪は存在しない〉ネタバレあり

2024-06-09 10:37:08 | 映画

〈ドライブマイカー〉が良い映画だったので

同じ濱口竜介監督の〈悪は存在しない〉を観に行くのを楽しみにしていました。

が、あれ?おかしいな大きな映画館ではほとんど上映なし

観に行く時間がなくて伸ばし伸ばしにしていたら

売布神社(宝塚)にあるシネピピア2でしか上映されてないではないですか!

仕方なく、初めて行くその映画館で観ることにしました。

 

初めてだけど、方向音痴だけど迷うことはなかった、駅から一分

駅を降りたら目の前にあったから(^-^;

 

そして、観て納得、何故ミニシアター系の映画館でしか上映してないのか。

内容が難解でした(*_*;

私のような凡庸な感性しか持っていない人間には理解しがたいことばっかり

まぁしかしほんの少し感想を

(あらすじ)

豊かな自然に恵まれ、高原にある長野県水挽町は東京へのアクセスもよく、移住者は近年増加傾向にある。

代々この町で暮らす巧(大美賀均)と娘の花(西川玲)の生活は、自然のサイクルに合わせたつつましいものだったが、

ある日巧の家の近くにグランピング施設を作る計画が持ち上がる。

経営難に陥った芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したものだったが、

彼らが町の水源に汚水を排水しようとしていることが判明して町は動揺し、

その余波は巧たちの生活にも影響を及ぼす。(コピペです)

 

始まりはいかにもミニシアター系らしく、不穏な音楽とともに木々の枝の映像が延々と続きます。

そして、主人公の何でも屋、巧のセリフの読み方が素人みたいな棒読み

特に主人公の巧は、?と言うくらい棒読みでしたが

他の俳優さんも素人臭さが満載

そこで、私はすでに???よく分からなかったです。

ストーリーは、上記に書いたような感じで淡々と進むのですが

最後に巧の娘が行方不明になり

みんなで探すうちに手負いの鹿と娘の映像が出てきて

鹿に襲われそうだ「危ない!」と芸能事務所の社員が娘に駆け寄ろうとしたとき

巧がその社員を羽交い絞めして首を絞めます。

次の場面では、倒れている娘

それを抱きかかえて遠くへ去っていく巧

急にシーンが変わって、「ハアハアハアハア」と荒い息遣いと木々の枝の映像

 

どうなる?と思っていたらそこで映画は終わりました。

んー、分からん

、、、、、自然と人間との対峙を描いているのかな、、、、、

 

しかしこの映画、称賛している人が多いです。

皆さんのレビューを読んでいたら

「映画アリストクラットたちのサロンにおける良作」と書いている方がいました。

(コピーしてごめんなさい。)

アリストクラットとは何でしょう?

調べてみたら、貴族、貴族的な人、貴族ぶる人

と、書いてありました。

大衆にこびない映画を称賛する人たちのサロンにおける良作ってことでしょうか?

なるほど、そういう事ならよく分かります。

 

たまにこう言う私には理解できない映画を見てしまうこともありますが

それはそれで良い経験です。

 

最後に一つ、タバコを吸うシーンがやたら出てきてそれがなんだか引っ掛かりました。

可愛い娘の花ちゃん

(フィルマークスに「難解だった」と書いたら

長々と解説書いてる人達が3人も[いいね]してくれた。

分からないの?じゃあ説明してあげるよ、僕のレビュー読んでごらん

みたいな感じ?

マンスプレイニングかしら?)

 

 


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映画〈プリシラ〉の簡単な感想

2024-04-19 09:28:50 | 映画

エルビスプレスリーの元妻であったプリシラの回顧録

あるいはプリシラの目を通してエルビスを描いた映画〈プリシラ〉の感想を簡単に書きたいと思います。

(あらすじ、コピペです)

1959年、14歳のプリシラ(ケイリー・スピーニー)は、アメリカ軍将校の父の転属によって西ドイツに暮らしていたが、

異国での生活になじめずにいた。

あるとき、兵役で赴任していたエルヴィス・プレスリー(ジェイコブ・エローディ)と出会った彼女は、

彼の熱烈なアプローチを受けて彼と恋仲になる。

エルヴィスは兵役を終えて帰国するが、2年後にプリシラをメンフィスの自宅に招き、

交際に反対する彼女の両親を説得して同棲生活を始める。

高校卒業後、ついにエルヴィスと結婚したプリシラだが、彼女の心にある思いが芽生える。

 

エルビスにはと言うか男性には光源氏のように、

まだ成熟していない幼い少女を自分好みの女性にしたい、と言う願望があるのでしょうか。

14歳のプリシラはホントにまだ子供に毛が生えたような女の子

もし世界のスーパースターから「Be my girl」と言われたらもう彼に夢中になりますよね。

 

メンフィスの自宅で同棲生活を始めるも、エルビスはコンサートに映画に様々な仕事でほとんど不在

孤独なプリシラはアルバイトがしたい、と訴えますが、却下

「僕が電話した時にはすぐに出られるように家に居てくれ。」

髪型からメイクからファッションから言動まで、すべてがエルビスの思い通りになるように指示されるプリシラ。

少しでも異を唱えると、「そんなこと言うんなら今すぐ家に帰れ、さぁこのトランクに荷物を詰めるんだ!」と、激高。

 

歌は素晴らしく世界中の女性を虜にしているエルビスですが

それ故に彼も孤独

自宅にいても取り巻きと好き勝手傍若無人にひたすら遊びまくる。

そして、薬

のべつ幕なし薬を口にしプリシラにも勧める。

父親とマネージャーのパーカー大佐からの圧力の苦しみから逃れようとするかのようです。

 

エルビスとプリシラが愛し合う夢のようなシーンも何度も出てくるのですが

どうにも母親目線からしか見ることが出来ない私は「プリシラ、本当にそれで幸せなの?」と問いかけてしまうのでありました。

 

プリシラが出産しても変わらないエルビス。

だんだんと大人になり自分の存在意義に疑問を持つようになったプリシラは、

離婚を決意しリサ(娘)と共にメンフィスを出て、自分の新たな人生を歩み始めるのでした。

 

ストーリーとしては平凡で女性の自立、よくあるお話。

が、主役の二人が魅力的でした。

エルビス役のジェイコブ.エロルディは外見もしゃべり方もエルビスにそっくり

プリシラ役のケイリー.スピーニーは、まぁなんて可愛くて魅力的。

14歳から30歳くらいまでを一人で演じたのですが

全く違和感なし。

14歳のケイリーは、大人になってからは違う役者さんが演じるのかと思うくらい幼く純真な様子ですが

だんだんと大人になっていく過程が見事

しっかり二十歳を超えて大人の女性になり

そして、離婚するころには自分の意志を持つ女性に見えるし

いやー、驚きました。

14歳のプリシラ、映画ではもっと素朴で幼く映っていました。

甘く優しくプリシラに近づくエルビス

エルビス好みに、黒髪に染め、髪を高く結い、アイラインを濃く入れる化粧をしたプリシラ

キュート

プリシラが高校生活を終え、しばらくして結婚

離婚したころの画像を探しましたが、見つかりませんでした。

 

監督はソフィア.コッポラ、有名な監督らしいです。

それぞれのシーンが色味が絶妙で美しかったし、ファッションも素敵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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映画〈プリシラ〉見て来ました。

2024-04-17 13:45:00 | 映画
映画は9時半の開始だったので
8時40分に家を出ました。

この時間はちゃんとした気温が読めない。
天気予報を信じて薄着して行ったら
映画館全館、冷房が効いていて寒かった😨。
カーディガン持っていけば良かったわ。

9時過ぎにもかかわらず、割とたくさんの人が映画を見に来ていた。
ガーデンシネマはスクリーンが12もあるから

そのうち3つが〈名探偵コナン〉
その他、〈劇場版ハイキュー〉
〈オッペンハイマー〉
〈ドラえもん〉や〈デューン砂の惑星パート2〉
この前見た〈パストライブス〉

本当に色々な映画が上映されていました。



〈プリシラ〉は、本を読んでいたのでそんなに驚きはありませんでしたが
プリシラがエルビス(24歳)に出会ったのは14歳
一目惚れしたのでしょう、エルビスは積極的にプリシラに近づきます。

いやー、危ないよう😵‍💫
どうしてご両親が渋々とは言え、エルビスに会うことを許したのか不思議でした。
母親目線でしか見れなくて
甘い恋の雰囲気には全くハマれず

終始、そんな男あかんって、と言う気持ちで見てしまいました😅


プリシラ役のケイリー・スピーニーが可愛くて可愛くて
この女優さんを知れただけでもこの映画を見て良かったです。

明日、もう少し詳しく感想を書くつもりです。














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映画〈パストライブス〉感想

2024-04-16 09:23:00 | 映画

今日は〈パストライブス〉の簡単な感想を書きたいと思います。

そんなに褒めていないので読みたくない方は引き返してください。

(以下あらすじ、コピペです)

ソウルに暮らす12歳のノラとヘソンはお互いに惹(ひ)かれ合っていたが、

ノラが海外に移住したことで離れ離れになる。

12年後、ニューヨークとソウルでそれぞれの道を歩んでいた二人は、オンライン上で再会してお互いへの思いが変わっていないことを確かめ合うが、

すれ違いも起こしてしまう。

さらに12年が経ち、36歳になったノラ(グレタ・リー)は作家のアーサーと結婚していたが、

ヘソン(ユ・テオ)はそれを知りながらも彼女に会うためにニューヨークへ向かう。

 

ノラ、ヘソン、アーサー(ノラの夫)の3人がバーで語り合うシーンからこの物語は始まります。

そして場面は一気にお互いを思いあっている24年前に戻り、別れ、12年後のオンラインでの再会

と、詩情あふれる美しい映像と劇伴(映画の中で流れる音楽)で私達の心を切ない思いで満たしながら映画は進み

あ~この映画見に来てよかった、と途中までは思ったのですが

3人で語り合う(と言うかアーサーは置いてきぼり)シーンが映画の最後の方でまたどんな事を語り合ったのかみたいな感じで出てくるのですが

ヘソンがうじうじとノラに

「もし、あの時君が海外に移住してなかったら僕たちどうなっていたのかな。」とか

「12年前に君がもし韓国に戻ってきていたら。」

とか、韓国語で告白する場面で一気に?となりました。

アーサーがそこにいるのに何故そんなこと言うんだ。

もちろんヘソン役の役者さんが悪いんじゃない

脚本家兼監督のセリーヌ.ソンさんの意図が分からなかった。

 

途中までいい気持ちで見てたのに、最後の最後でがっかり。

こんな時、映画を作るって本当に難しい、と思ってしまう。

最後、どうなっていたら私は納得したんだろう、、、

などと考えてしまいました。

 

フィルマークスの評価は高め

見てよかった、と言う人が多かったです。



言語の違い引いては人種の違いに心を痛めているアーサー(向かって右)
妻の心は本当に自分にあるのか?




 

 

 

 

 


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映画と映画のチケットについて

2024-04-15 14:38:00 | 映画
時間がある時はなるべく映画を見に行きたい。

今日はガーデンシネマで〈パストライブス〉を見て来ました。
評判だけを頼りに内容はあまり知らないままでしたが、アメリカ/韓国制作の映画でした。
(初恋にまつわる話し)



映画館に着く時間が開始時間ギリギリだったので
ネットでチケットを取って行ったのですが
最近は、メールで送られて来た2次元コード(QRコード)を入場ゲートでかざすだけで入れるんですね。
便利になりました。

以前は、メールで送られて来た数字を機械に打ち込んで機械から出て来た紙(?)を見せないと入れなかったんですけどね。

観客はなんと私を入れて4人😵‍💫少な!
フィルマークスでは、星3.9で割と評価は良かったのですが。

(パストライブスの感想は明日書けたら書きます)

水曜日も時間があるので〈プリシラ〉でも見に行こうかと思っています。
プリシラは、エルビスプレスリーの元奥様の名前で、その元奥様についての話しです。

昔、昔、その昔プリシラ・プレスリーがエルビスと恋に落ちてからの話を書いた自伝本を読んだ事があります。
プリシラしか知り得ないエピソードも書いてありなかなか興味深い内容でした。
今回の映画はその自伝本の映画化と言う事で
面白そうです(ミーハー体質なので)



そして、昨日、Netflixで韓国ドラマの続きを見ようと思ったら
なんと最早〈カラオケ行こ!〉がNetflixで見る事が出来ると、お知らせが。
え〜!びっくり。
うれしいけど。

なんてステキな綾野剛








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朝ドラ〈ブギウギ〉と映画〈ゴールドボーイ〉簡単な感想

2024-03-19 09:31:00 | 映画

こんなに毎日楽しみに見るとは思わなかった朝ドラ〈ブギウギ〉
主演の趣理ちゃんがとっても魅力的。

それにドラマとは言え、鈴子がいい人ですよね、偉ぶらないし心も広い。
今日は誘拐未遂犯を家事手伝いとして雇っていました。
えらいな👏〜。

常々細かい事にこだわる自分がイヤになるので
鈴子の大らかさを見習いたいと思いました。

今更、性格は変わらないと思いつつもやっぱりより良くなりたいです。


この前〈あさイチ〉に出ていました。
やっぱり好きだな趣理ちゃん。

••••••••

昨日は風が強かったです。
追い風でいつもより早く歩けてるんじゃないの、と思ったくらい強かった。

さて新聞や他フィルマークスではとても評判が良い〈ゴールドボーイ〉ですが
(褒めてないので読みたくない人は引き返してください)

私的には心に響かず
題材は面白いのに、なんだかとっ散らかっていて世界感が構築出来ていない感じでした。

こんな題材(とにかく人がたくさん死にます、簡単に殺す)は韓国に任せたらもっともっと面白くなりそう。
ここだけの話し、子役も韓国の子役は信じられないくらい上手いんですよ。
子供の頃からあんなに雰囲気のある演技が出来るってどうしてなんでしょうね。




春の甲子園とドジャースの韓国でのオープン戦
野球好きにたまりませんね。





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朝ドラ〈ブギウギ〉の愛子ちゃんとテーマソング•リトルリチャード2度目鑑賞

2024-03-12 10:02:00 | 映画
珍しく毎朝朝ドラを見ています。
今日は小学生になった愛子ちゃんの複雑な心境が主なテーマでした。

愛子ちゃんの気持ちも分かるけど、すず子さんの気持ちも分かる、分かり過ぎる。

子供が小学生になったら途端に子育てが難しくなります。
学校から帰って来ても元気がない、無口になったり、その度に「どうしたんやろ、、」と心配になるけど、「何かあったの?」と聞くのも憚れる。
こっちもこっちで家事に仕事(トールペイント 教室)に忙しいし。

すず子さんが幼かった頃の愛子ちゃんの写真を見て
「あ〜、この頃も大変やったけど、この頃の方がマシやったな、可愛かったなー。」
と、ため息をつく気持ちとっても分かる。

さて、話は変わってブギウギのテーマソング、あの曲が大好きなんですが
テーマソングのバック映像を初めて見た時
この人形はなんだ?可愛くないな。
と思いました(制作された方ごめんなさい)

でも、昔の笠置シヅ子さんの映像を見て、なるほど!と納得。
笠置シヅ子さんにそっくり。



制作者は笠置さんをイメージして作られたんですね。

これから終盤に向かいますが
どうなっていくのかが楽しみです。

•••••••••

昨日は2度目の〈リトルリチャード〉を見るためにシネマート心斎橋へ行って来ました。

2度目でもすごく面白かったです。
ますます多面的な人格のリトルリチャードに魅了されました。
ライブステージの映像も素晴らしかった。

テレビ出演などでは陽気におちゃらけてオネエ言葉で喋っているのですが
本当は知的で繊細で大きな苦しみを抱えていた人

2度目はその部分をより感じました。

いいドキュメンタリー、みんなに見て欲しいな。
今回の観客は12人、たくさんの方に見て欲しいけど、ミニシアターの映画はすぐ終了するんです。




シネマート心斎橋は、アメリカ村にあるビッグステップと言うビルの中にあります。
アメリカ村、相変わらずカオスでした。

外出すると階段の多さに辟易します。
まだ階段の登り降りが出来ないし、エスカレーターもコワイ。
エレベーターを探すのも面倒だし
階段ちょこちょこ登り降りでやり過ごしました。





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衝撃的に面白かった映画〈リトル.リチャード:I am everything〉

2024-03-08 09:14:25 | 映画

リトルリチャードのことをそんなに知っているわけではありませんでした。

あの名曲〈のっぽのサリー〉を作った人くらいの知識でしたが

このドキュメンタリー映画を見て、その複雑な人間性と素晴らしい音楽的才能に衝撃を受けました。

 生まれた環境が敬虔なキリスト教徒ばかりが住む地域で黒人、そして物心ついた時から同性愛者(映画の中ではクィアと言う言葉がよく出てきました)

両手足の長さが違う軽い障害を持っていた

それらのせいで彼は実の父親に疎まれていました。

 生まれ持った爆発的な音楽的才能でロックンロールを手に世に出ますが

同性愛者を嫌うキリスト教、悪魔の音楽であるロックンロール、と言う縛りにあらがうことが出来ず

絶頂期に歌を捨ててオークウッド大学で神学を学び、同性愛者でもなくなったと言って結婚までします。

が、大勢の家族や友人たちを養っていたので金銭的に困窮

再びロック歌手に復帰します。

その復帰コンサートの前座は何とビートルズでした。

(ポールマッカトニーは、彼が大好きでした)

イギリス各地で開かれるコンサートの様子が映し出されましたが

リトルリチャードから発せられるエネルギーに圧倒されました。

発行体のように飛び散るオーラ

観客もそのエネルギーを受けて暴れ狂うので、毎回警察が出動していたそうです。

 映画の中では自分が創ったロックンロールを白人が横取りしたみたいな発言が何度も出てきました。

「エルビスやパットブーンの方が売れたんだ、俺が創ったのに。」

「ロックンロールの創始者なのに何も受賞したことがない。」

その不満と孤独をやっと埋めたのが1997年1月27日に開催された「アメリカン.ミュージックアワード」での功労賞受賞

感動で涙にくれた姿が映し出されました。

 ずっとコンサートの依頼はひっきりなし

忙しさのあまり麻薬に手を出し乱交パーティ

周りの色々な人が殺されついには弟も殺されてしまいます。

死んでから地獄に行きたくない。

キリスト教の教えが身に染み付いていたので、再びロックンロールを捨てあちこちで集会を開き聖書を売って敬虔なキリスト教徒に転身。

 二つの両極端な世界を行ったり来たりする姿が非常に興味深かったです。

 彼にかかわった様々な人のインタビューも挟み込まれていましたが

最初から同性愛者であることを隠さなかった彼に救われた、解放された

自分自身でいていいんだと確信した、と言っている人がたくさんいました。

1950年代、その頃はまだまだ人種差別やLGBTに対する偏見はすさまじかったと思います。

 彼の影響を受けた歌手は黒人白人数限りない。

歌唱法やパフォーマンスもですが、連打して弾くピアノもすごかったです。

一度見ただけでは消化しきれないので、もう一度見に行けたらと思っています。

 

リトル・リチャード - ロング・トール・サリー(のっぽのサリー)                       多くのアーティストがカバーしている〈のっぽのサリー〉歌ってみたい魅力に満ちた名曲。  

1932年12月5日生誕~2020年5月9日に死没

[クィアとは?]

クィアは、もともと英語で「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」という意味を持つ語である。かつて男女以外の性自認や異性愛以外の恋愛に理解がなかった時代に、同性愛者への蔑称として使われていた。(ネットからのコピペ)


 

 

 

 

 


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