ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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人形町で鱧づくし! ■吉星

2008-07-21 15:32:39 | 東京のレストラン

きちせい(会席、日本料理/人形町)

*2年ぶりに鱧のフルコースに舌鼓!

寒い季節はふぐ、夏には鱧を食べに度々足を運んでいる人形町の老舗日本料理店。
そろそろ鱧が美味しくなる季節―というわけで、このところ居酒屋づいているグル友と鱧に目がない地元の友人を誘い、夏季限定の「鱧コース」を予約。



しばらくご無沙汰しているうちに、お店がすっかりきれいに改装されていてビックリ。
しかし、見違えるほどモダンになった店先も、古き良き時代の面影を今なお随所に残す人形町の街並みを損なうことなく、スッキリと風景に溶け込んでいます。
予約していた席が入ってすぐ(テーブル席の個室)だったため、全体を見渡すことは出来ませんが、店内も格段に垢抜けてシックになっている模様。


席に着くとすぐにお茶がスタッフを呼ぶための可愛らしいベル

2年前にふぐを食べに来た時は、個室が取れずテーブル席だったため、隣の接待利用(多分)の親父3人衆がふかす煙草に辟易した旨を伝えたところ、店内で一番換気がいいという個室にしてくれました。

鱧のフルコースは、差額を支払えばメインの鱧しゃぶに入れる椎茸を早松茸に替えていただけるのですが、今年は時価の高騰につきあきらめました。が、「椎茸はどうしても食べられない!」という私の我儘で、鍋の具は椎茸抜き、その分湯葉やお豆腐を多めに、というありがたい対応。しかも当日登場した鱧しゃぶの具には「ほんの気持ち程度で申し訳ありませんが…」と、早松茸が1本(を3枚にスライス)サービスされていたのです!
我ながら単純だとは思うけれど、これには大感激(爆)。

〓いただいたお料理〓
厳選された熊本天草、長崎茂木、淡路の鱧を、客の顔を見てから捌き、先付から〆のご飯に至るまで、とにかく鱧、鱧、鱧のフルコースが12,600円~というリーズナブルな会席であります。

先付
鱧の煮こごりです。
旬のジュンサイの涼しげな食感と、鱧のなんとも上品な出汁がいいですね。一切れ落とされた鱧の身のプリプリした歯ごたえに期待感が膨らみます。

鱧の八寸


鱧寿司(左上)、鱧の香煎揚げ(右上)、鱧子卵とじ(左下)
蒲焼にした鱧のお寿司は山椒がピリッと効いていて美味しい。
香煎揚げはカリカリと香ばしく、そして初めていただいた鱧子は絶品!

お造り

湯引きと焼き霜のコンビを楽しめるお造り。
湯引き+梅ダレのサッパリした食感は勿論のこと、山葵醤油で頂く焼き霜はもう完璧です。

焼き物
天然鮎の塩焼き(本来は鱧源平焼きのところを変更)。
天然ということなので、季節的にまだちょっと小ぶりかな?

でも、頭から尻尾まで全て食べられます。
「お頭つきの魚で食べられるのはしらすのみ、川魚は生臭くて苦手」という私的にはまさに奇跡の魚なのです。
(骨だけ残したら炙って骨煎餅にして持って来てくれました)

鱧のしゃぶしゃぶ(早松茸・湯葉・豆腐・水菜・レタス)
いよいよメインの登場です。
1本だけ添えられた松茸に一同歓喜の声。
これだけでもしっかり香りが楽しめるところがスゴイ。

出汁を含んで牡丹状に開く鱧はフワフワで、優しく繊細な口当たり。シャキシャキの水菜にまろやかな味わいの湯葉、レタスも意外に鱧との相性が良くてビックリ。
何と言っても、鱧の骨から取っているであろう出汁の美味しいこと!

炙った鮎の骨は香ばしくて美味。

薬味はもみじおろしとあさつき


ご飯と香の物
その出汁で頂く〆の雑炊、これはもう最高の贅沢と言えるかも。
鍋の〆で雑炊をいただく瞬間は心の底から「日本人で良かった~」としみじみ思います。
溶き卵のふわふわ加減もちょうどいい。

デザート
カットフルーツの盛り合せ。
パパイヤ、マスカット、佐藤錦という豪華版です。


湯呑には鳥獣戯画


焼き鮎を盛り付ける笹の葉を模したお皿と、鱧の白さが映える真っ赤なお椀
お料理の美味しさはもちろん、目でも楽しめる盛りつけの美しさ、そして器も素晴らしいのです。



冷酒は急須で
日本酒のミニグラスもワイングラスもキレイ


ワインもいただきました

日本酒の揃えはそれほど多くはありませんが、結構マニアックなもの(石蔵造りの天狗舞とか)がメニューに載っていて楽しめます。
この日いただいたお酒は、天狗舞(石川/純米・石蔵仕込み)、ルイ・ラトゥール シャブリ2006(ハーフボトル)、玉の光(伏見/純米大吟醸)、龍(福井/大吟醸)。
どれもキリリと冷やして飲むと美味しい辛口のお酒。暑い季節の鱧料理にはピッタリです。

コース料理の他に、ビール2杯、シャブリのハーフボトル1本、日本酒1合×3を追加し、3人で支払いは50,000円以下。
豪華な食材で量はたっぷり、しかもあっさりしているから思いっきりガンガン食べられる。こんな贅沢が1人16,500円で体験出来るなんて、庶民には嬉しい限り。
季節の変わり目ごとに訪れて、旬の食材をふんだんに使った美味しいお料理を楽しみたいお店です。
今度はぜひ会席料理をいただきたい。




吉星
□17:00~22:00(L.O 21:00)
□日・祝定休
□中央区日本橋人形町2-21-5
□03-3666-9779
コメント (2)
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空中庭園の薔薇

2008-07-21 12:19:23 | 帰宅の風景

(2008/06/25 06:46pm)

*ザ・プリンスパークタワー東京で出合った薔薇たち

すでに恒例となりつつある、カメラに収めた薔薇の画像を全公開。
いいかげんウザイかもですが、撮った写真は「失敗していなければ全てUP」がこのブログのコンセプトなので悪しからず。
そう、基本はボツなし。だって「生きた証し」だもん。





画像はクリックで拡大します

ピンク系が一番多いかな?




香りの強い品種が少ないせいか、匂いで癒されるというわけにはいかないものの、やっぱり薔薇は見ているだけで心が和みます。
人気がないので時間をかけて写真が撮れるし(接写もし放題!)、園内をのんびり散策しているだけですごくリフレッシュ出来る。
あっという間に時間が過ぎてしまいます。

これは花の中心がイエローがかったピンクの薔薇

淡い黄色がやさしい雰囲気

紅白のコントラストが鮮やかなラブ
『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』で源氏と平家の愛の象徴として登場したことを思い出す。

私の最も好きなカラー、黒みがかった深紅の薔薇



撮影は6/25の06:15から07:02の間です。
だんだん暗くなるのでISOオートにして撮りました。
自然光の下と比べると多少被写体がぼやけるのが残念なのですが、思ったより色が鮮やかに出て満足です。
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憩いの空間

2008-07-21 00:40:19 | 帰宅の風景


*ザ・プリンスパークタワー東京の空中庭園

旧台徳院霊廟惣門をくぐり階段を上ると、ザ・プリンスパークタワー東京の空中庭園に到着。
高層階の宿泊客が部屋から景観を楽しむために造られたお庭なのですが、誰でも自由に散策出来るので、会社を退けた後にちょくちょく寄っています。
東京のど真ん中に(しかも会社のすぐ近くに)こんな憩いの場があるとホッとします。

旧台徳院霊廟惣門(左に見えるのがザ・プリンスパークタワー東京)

お散歩していたワンちゃんたち
飼い主さんたちは楽しくお喋りしていたけれど、ちょっとお疲れモードでした。

キレイなお花がたくさん!

まだばらの花がきれいに咲いています

カラスもまったり



まわりに何もないところ、人気がほとんどないところ、東京タワーがキレイに見えるところがいいですね。
夕方は近くに住む愛犬家たちの社交場と化し、可愛いワンちゃん連れの人たちに出くわすのがまた楽しみ。
遅咲きの薔薇がたくさん植えられていて、満開ともなれば見事なばら園となります。
東京タワーと薔薇の花を同時に拝めるとは! 私にとってはまるで天国です。
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