ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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■グットドール・クラッティーニ 丸の内【閉店】

2007-01-28 22:27:59 | 東京のレストラン

グットドール クラッティーニ(イタリア料理/東京)

*オフィス街の谷間でガッツリと本格イタリアンを

丸の内仲通り、まさにビルの谷間にひっそりと、オフィス街の喧噪を忘れさせてくれる落ち着いた佇まい。
スティーブ先生がとっておきワイン2本を持ち込んで新年会の予約を入れてくださったお店。一水とかおりんも加わった4名でのディナー利用となりました。
食が縁で知り合った同志として「2007年も美味しいお料理(&お酒)を思う存分楽しめますように!」との願いも新たに、年明け初めての美食(&美酒)の宴です。
1.アクセスが便利で、2.料理が美味しく、3.ワインの持ち込みがOK、という条件を満たす此方に白羽の矢が立ちました。

18:30の予約時間より30分早く東京駅で待ち合わせた私とかおりんは、和田倉噴水公園に寄って、皇居外苑をぐるりと経由してお店を目指すことに。当日はたまたま公園レストランが夜に貸切営業していたおかげでいい写真が撮れました(近日中に紹介いたします)。

ところが、肝心の新年会レストランの場所が分からず、その後大苦戦を強いられるハメに(^^;)。一水、スティーブ先生を大いにお待たせする結果になってしまいました。
だって~、なんかひっそりと身を隠すように存在しているお店なんですよ~! まあ一度覚えれば迷うことはないでしょうけど…。

〓いただいたお料理〓
(小さい画像はクリックで拡大します)

ベリーニ  
食前酒は桃リキュールで割ったスプマンテ。

オリーブとパン
付き出しはオリーブ、パンはリコッタチーズ風味(添えられたパテが美味!)

ミニスープ
カップで供される根野菜のスープはなんと大根おろし入り!

前菜

金華鯖のマリネ

白子と蕪のポレンターナ

パスタ

とっておきの生うにのパスタ

  
猪の生ハムと牛蒡のフェットチーニ

お口直し

グラニテはなんと山葵味!

メイン

甘茶豚リブロースのロースト    
なんとバニラと八角で香り付けした刺激的な一皿(約1名鼻の利くメンツが大騒ぎして参った…^^;)。
まあ好みの分かれる料理ではありますが・・・自分の味覚に合わないからといって、店中に聞こえるような大声で料理自体を完全否定するのはいかがなものか。実際私は美味かったし。

阿波牛のグリル
葉野菜に隠れちゃっておりますが…。それはそれは素晴らしいお肉でした。
此方は塩、胡椒、オリーブオイルでシンプルに。

デザート

リコッタチーズのクレーマと苺のデザート(上)、きびのカラメルのトロナータ シチリア産古代チョコレートのふりかけ(下)

女性陣3名が上、スティーブ氏が下を。デザートは拍子抜けするほどサッパリしていました。「別腹」の私的にはもうちょい甘いものが欲しかったな。

カプチーノ

持ち込まれたワイン(赤2本)との相性も考えて選んだお料理は、評判通り味は最近めっきり珍しくなった「ガッツリ系」です。
4人で2人前をオーダーしてけっこうな満腹感があったので、確かに量は多いと思います。
色々な料理を食べてみたければ4人くらいで利用するのがちょうどいいかも知れません。
調理法はシンプルですが、しっかりした濃い目の味付け(塩気が強い料理を食べつけていない人には少々きついかな?)。
個人的には量を沢山食べるのは辛いかも、と思いました。今回くらいが丁度いい。

本格イタリアンであることは確かですが、古典料理?ではないですね。
大根おろしや牛蒡、蕪、山葵など、和の食材をさり気なく取り入れていたし、豚肉のローストにバニラで香り付けするなど大胆な冒険もしています。
お肉のメイン2皿は、斬新な調理法の赤茶豚とオーソドックス系の阿波牛とのコントラストが印象に残りました。
どちらが美味しいかはその人の好みによると思います。
お値段はワインの持ち込み量も含め、割り勘で1人あたり約10,000円。非常に良心的な価格です。

〓いただいたワイン〓
(クリックで拡大します)

Montiano Rosso Lazio(モンティアーノ・ロッソ・ラツィオ)
メルロー種100%のイタリアワイン。
本国でも評価の高い「スーパーメルロー」だそうです。
開栓時からベリー系の甘い香りにウットリ。タンニンがしっかりしていて、食事と合わせるには最適なワイン。

 SIDURI(シドゥーリ)

産地はカリフォルニア-ソノマ郡、ブドウ品種はピノノワール。
シドゥーリとは、バビロニアのワインの女神。「永遠の命を与えるワイン」という意味が込められているそう。
フルーティで若々しく華やかなワイン。火を通したお魚とも相性が良さそうなライトな口当たり。

週末のディナーで賑わう店内は見事に満席。
でも、照明が程好く落とされて(料理写真が撮れないほど暗くはない―これ重要!)思いの外寛げます。
若いホールスタッフのサービスにもソツはなく、各テーブルへの目配りも良く利いていて大変結構なのですが、ちょっとお料理が出てくる間隔が長い点が気になりました。
オーダーミスなどのトラブルではなく、単に調理に時間がかかっているのだと思いますが…。
今回のように気のおけない仲間同士でおしゃべりしながらのディナーならさほど気にならないけれど、初デートには少々きっつい「間」では。
時間的に十分な余裕のある時に利用することをお薦めします。
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グットドール・クラッティーニ
□12:00~14:00 18:00~22:30 
□日曜定休
□千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル1F 
□03-6212-6882

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お隣りはあの君嶋屋の丸の内店。【閉店しました】

2007/08/26 画像6点トリミング、12点リサイズ
2015/03/08 画像1点リサイズ
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■韓国屋台料理  友-チング-【閉店】

2007-01-27 19:56:58 | 東京のレストラン

チング(韓国料理/新大久保)
  閉店しました

*本場さながらの屋台風レストランで激安韓国料理を!
トップ画像は絶品!! 豆腐鍋(仕上げにご飯をぶっ込むのがオススメ)

新大久保-コリアンタウン初上陸!会社の同僚たちと7名で伺いました。年明け一発目の外食は、池袋在住の後輩イチオシの此方で新年会。新大久保は職場からも遠いし、帰宅ルートとは逆方向だし、こんな機会でもなけりゃまず足を向けることはないエリア。
しかも韓国料理。なにをかくそう、マイレストランレビュー史上「初カテゴリ」です。

お店の入口
大久保通りを東新宿方面へとひたすら直進。
ズラリと軒を連ねる韓国料理店に、屋台や食材店、韓流スターのポスターがウィンドウを飾る書店やDVDショップ―。
耳には韓国語がひっきりなしに飛び込んできて、一瞬「ここって韓国?」という錯覚に陥ってしまうほど、日本離れした空間に圧倒されました。左手に教会が見えたら小さな路地を右折、ほどなくお店に到着です。

「韓国もの」全般のマーケットを併設した店内
いい意味での猥雑感に溢れ、活気が漲っています。
本場韓国の昔ながらの屋台料理を謳うお店としては「看板に偽りナシ」の雰囲気。お料理への期待が高まります。

お店を入ってすぐのテーブル
ちょっと寒いかな。
若いお兄さん揃いのホールスタッフは素人っぽいけれど、とても誠実で好感度大。
しかもキビキビと良く働いていて感心しました。

〓いただいたお料理〓
(小さい画像はクリックで拡大します)

付き出し


卵茶碗蒸し(サービス)  キムチ盛り合わせ(750円)

昔釜海鮮チヂミ(大 1,800円)


ご飯(200円)
蓋付きのステンレス容器に入って出てきます。豆腐鍋の残りのスープにぶっ込んで雑炊風にいただきました。

チャプチェ(1,000円)
野菜、肉、春雨の炒め物。

トッポキ(800円)
粘り気のないひと口サイズのお餅という印象。


チャミスル(Jinro)       梅実酒

そうそう、お酒。私は梅実酒をいただきましたが、取っ手付きの急須で出てきます。
全く甘くないのにビックリ!不思議な味わいでした。韓国焼酎はJinro、ビールは日本のものより苦味が少ないようです。

店長オススメの裏メニュー (鱈の塩辛?? 1,000円)
鱈を使った料理ですが、食べた感じはまるで塩辛。ちょっと生臭い、言わば珍味系なので好みが分かれるところでしょうか。

各自がビールやチャミスル(焼酎)、梅実酒など、好きな飲み物をオーダーし、料理は全て全員でシェア。
割り勘にして1人当たり約2,000円!というんだから、まさに激安です。1品ごとの量もたっぷりなので、断然グループ利用がオススメ!
実は「食わず嫌い」だった韓国料理。
極端に辛いものが苦手なのと、なんでもグチャグチャと混ぜて食べるイメージが強かったことがその理由です。
しかし、これが美味かった~!!私はどうやら他人より辛いものはイケるクチのようです(爆)。
料理を混ぜ混ぜして食することには未だ抵抗はありますが、これは見た目の問題なので…(味が美味いと分かればどうにでもなる)。特にキムチは美味しかったなぁ。韓国料理店でこれが不味くちゃ話にならないでしょうけど。
韓国風の茶碗蒸しは日本のものより好み。
残念なことにメニューにデザートがありません!
帰りの道すがら、すかさず屋台でホットク(鉄板で焼いたモチモチ生地に蜂蜜が入ったおやつ)を調達。ウマ~!
大満足のコリアンナイトでした。

韓国屋台料理  友-チング-
□17:00~翌5:00(日曜は~1:00) 
□年中無休
□新宿区大久保1-7-26 コリアマート内
□03-3208-4390


2007/08/26 画像3点トリミング
2013/04/29 画像5点リサイズ
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◆香港グルメ旅行(その9)/香港下町市場散歩

2007-01-25 21:27:33 | ゲストブック

スティーブ@茅ヶ崎さんからの投稿です。
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香港で下町の風景と言えば、街中にある市場を挙げる事が出来ます。一見怪しげな食べ物を売っているような店、生きた鶏や蛙を売る店、青龍刀で切り落としたような肉片や叉焼を売る肉屋、様々のカラフルな果物を売りドリアンの匂いの立ち込める果物屋などなど混在しており、まさにインディ・ジョーンズの世界のようです。
香港には市場は数多くありますが、私が特に気に入っているのが2箇所あります。
一つ目が湾仔(ワンチャイ)と銅羅湾(コーズウエイベイ)の境目にあってあのタイムズスクエアからも近い市場です。香港人の台所として昔から賑わってきました。
また香港らしい暮らしの一端を垣間見る場所でもあります。



私はここで中国式の底の深い土鍋を買いまして、それからは時々この市場で冬瓜や豚肉を買ってスープを作ったり、いろいろな土鍋料理を作って食べたものです。
買い物しながら歩くこと自体が楽しい場所でした。
最初は鶏や蛙や鰻を見てゾっとしましたが、すぐに慣れました。



今回再訪して驚いたのは、この市場の規模が10年前に比べて約半分くらいになってしまった事です。
以前は軒を連ねていた家禽を売る店などたった1軒になってしまいました。考えてみれば、香港島の中心地に近い湾仔のこんな場所にいまだに市場があることすら不思議なのです。
それでも雰囲気はまだ残っています。
この喧騒の中に身をおくと、人々の暮らしの息遣いが聞こえてくるようです。
売り子の、よく声がとおるけたたましいい掛け声や、オバチャン達の世間話など、生活感を身近に感じるのです。



もう一つが北角(ノースポイント)の市場です。
こちらは市場の中をトラムが通るので有名です。
北角の終点にさしかかると、そこは市場です。もう目を覆うような光景が展開します。
この場所は春秧街(Chun Yeung Street)といいます。

トラムが真近くに来ても人々は平然と買い物や散歩を続けます。
勿論トラムの運転手もそれを知っていますので注意しながら運転しています。
市場という生活の重要な場所の中にトラムが押しかけてきたとでも言いましょうか。
トラムよりもそこに生活している人々が主役なのです。



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ご投稿ありがとうございました!
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丸山亭で忘年会~♪ (お料理編)【閉店】

2007-01-20 20:22:11 | イベント

海老とアサリの白ワイン蒸し

*残り物でも高級フレンチ、こんな「賄い」なら毎日食べた―い!

お楽しみはワインだけじゃありません。
次から次へとテーブルに運ばれる料理のお皿にもご注目!
お酒があれだけ揃っていれば料理はほんのツマミ程度で十分―だなんてとんでもない(爆)。
年内最後の営業日、とにかく厨房に残っている食材は全て使い切る!という花塚シェフのお料理は、美味しいだけじゃなくボリュームも満点です。

〓登場したお料理たち〓
(撮りこぼしもアリ、小さい画像はクリックで拡大します)

1.スモークサーモン、2.ピッツァ、3.生ハム入りサラダ、4.鶏のから揚げ、5.イカピラフ?、6.茄子入りブイヤベース??、7.丸山亭風ボロネーゼ???、8.ローストビーフ

キャビア~


左上:ガーリックトーストのバゲットは食べ放題! 
右上:チーズ盛合せとクラッカー
左下:パンケーキはキャビア乗せ用 
右下:1874年もののポートワイン

美味イベリコ豚  
ガーリック醤油焼き…でしょうか?この夜のNo.1料理にケテーイ!!

ウォッシュチーズ

フォアグラ登場!!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!! キタ━━━(゜∀゜)━━━!! キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
丑の刻も近いという真夜中に三連発(爆)。眠気も吹っ飛びます。
このくらいになるとリタイア組もチラホラ出始めるので、嬉しいことにたらふくいただける
和テイストのイベリコ豚、とにかく状態がベスト!のチーズ、表面カリカリ中はトロットロ~のフォアグラ。
ああ~、最高にシアワセですぅ!!

〓〆は何故か手打ち蕎麦〓

ゆず風味の手打ち蕎麦
パスタに非ず。つけダレはなんとイベリコ豚入り(イベリコ南蛮?)

↑の画像の他にも鶏1羽丸ごとロースト、キッシュなど、とにかく食べきれないほどのお料理が次々と…。
残ったお料理はちゃんと人数分お持ち帰り用に包んでくれます。
私はローストビーフとローストチキンをしこたま持たせてもらいました。が、翌日起床した時(昼過ぎ)には全て妹の胃袋に収まっていた…。

今年もお誘いがありますように。
丸山亭で忘年会~♪(前編)は こちら

丸山亭
17:00~20:30(L.O)
□月曜定休(祝日の場合は翌日)
□鎌倉市御成町14-1 
□0467-24-2452

2013/04/29 全画像修整、8点加工
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丸山亭で忘年会~♪【閉店】

2007-01-20 14:10:33 | イベント

(2006/12/29)
この日は閉店時間を過ぎても一晩中灯りが消えることはないのであった

*1年を締めくくるに相応しい美食(&美酒)の宴!

年明け3週間目にしてようやく記事をUP出来た…()。
鎌倉-御成町の老舗フレンチ 丸山亭 が、常連客に声をかけて毎年開催している忘年会。
ありがたいことに昨年末も参加することが出来ました。
日時は、年内の最終営業日となる12/29の閉店時間より翌日の始発電車が動くまで!
会費は1人15,000円。
ワインセラーに眠っているお宝ワイン、わけあってメニューに載せられなかった希少な銘柄、地元のコレクターが持ち込む珍しいお酒―などなどを、花塚シェフが厨房に残った食材を全て使って作ってくれる賄い風フレンチを肴に、全て飲み尽くしてしまおう!という、酒飲みにはこたえられないイベントなのです!
毎年微妙にメンツは変わるものの、20人ほどの参加者が美味しいお酒とお料理を堪能しつつ、シアワセな年の瀬を迎えるというわけ(私は翌日から始めた大掃除が紅白直前まで終わらず「天国から地獄」でしたが…)。
今年はかおりんが多摩地区から遠征、初参加となりました。

というわけで、当夜の様子(酒&料理)をちょっとだけご紹介します。

宴スタート時点でスタンバイしていたお酒たち
ウェルカムドリンクのシャンパンはセルフサービス。
この後すごい銘酒が続々登場。
初っ端から飛ばしすぎると一晩もたないので、0:00頃までは皆さん慎重でした(爆)。

いただいたお酒(の1部)
撮影した状況が状況なので(酔いが回った人間が我先にとボトルの奪い合い)、キレイに写せなくてすみません(^^;)。

ルイ・ジャドー
ボジョレープリムール(マグナムボトル)
11月のボジョレー・ヌーボー祭りの時に「おあずけ」を喰らっていたルイ・ジャドーのマグナムにやっとありつけました。こういうワインを口にすると、「ヌーボーなんてものはワインに非ず」という人たちに飲ませてやりたいと思います。

当日は飲んだワインがほとんど赤で、しかも相当な曲者揃いだったため、ヌーボー特有のライト感が却って新鮮に感じられましたが、↑のそうそうたるラインナップの中で遜色がないというだけで、私的には「すげぇ新酒だ!」と感動なわけですよ。

左から、
20年前のワイン、1874年のポートワイン、ファールニエンテの「Dolce」
私と一水とかおりんが差し入れた、小町通りのあのバールと同じ名前のナパの極上デザートワイン。
見て下さい、このブランデーと見まごうばかりの美しい琥珀色! お値段を言うのも野暮なんですが、375mlで9,800円という結構な代物です。

「セラーを整理していたら1986年のワインが出てきたよ!」というわけで、おっかなびっくり「どんなもんかいな」と飲んでみたけれど、残念ながら飲み頃を誤ってしまった感が否めませんでした。
たとえ十分な環境の下で管理されていても、寝かせておく時間が長けりゃいいってもんじゃないんですね。
ワインによって一番美味しく飲める時期はそれぞれだってことで。
それとは対照的に、1874年醸造のポートワイン(ラベルの字が判読不可)!は、蕩けるような深い味わいに大感激!!
お料理編 に続く

丸山亭
17:00~20:30(L.O)
□月曜定休(祝日の場合は翌日)
□鎌倉市御成町14-1 
□0467-24-2452

2007/08/26 画像3点トリミング
2013/04/29 画像15点加工、5点リサイズ、3点削除
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土曜日の浜松町

2007-01-17 23:53:02 | 日々のつれづれ

見よ、この人気のない駅のホームを!

昨年末の 丸山亭 での忘年会ネタを未だUP出来ないまま、リアルタイム更新。

1/13は、土曜だっつうに朝も早よから勤務地である浜松町へ―。
毎年恒例の社内行事に出席するためです。
10:00から約3時間もの間懸命に睡魔と闘い、その後はたいして美味くもない料理を立ったままつまみながら、2時間おあいそトークで無意味な時間を潰す―。
年末の忘年会に負けず劣らずの苦行であります。

会場ロビーから臨む東京湾

東京湾その2(ズームしてみました)
それにしてもきったねぇ海だなぁ。
これが相模湾につながっていると思うと悲しくなります。
魚もかわいそう…。

毎年この日を迎える度に「このままでいいのか自分」と猛烈な焦燥感に襲われます。
でも、なんだかんだで現状は変えられないんだよなぁ。
1年なんてホント、あっという間だもんなぁ。
2007年は何かが変わる年になればいいな。
(変えていこうぜ!)

浜松町駅の小便小僧
久々にまじまじと見た(笑)。
「キモかわいい」と評判の浜松町の名物です。

1952年10月14日、鉄道開通80周年を記念し、地方からの旅人を癒す目的で、当時の新橋駅の嘱託歯科医-小林光氏より寄贈されたもの。1619年、ジェローム・デュケノワによって製作された、ブリュッセル市庁舎(ベルギー)の名物「ジュリアン」のレプリカだと思われるが、作者は不明。季節によって衣装を変えることで知られ、通勤者の目を楽しませている。

2018/05/01 全画像修正
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◆香港グルメ旅行(その8)/名都で飲茶

2007-01-16 23:16:25 | ゲストブック

スティーブ@茅ヶ崎さんからの投稿です。
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さて昼食は飲茶です。
広東料理の本場ですから飲茶の店は数多くありますが、私が何時も訪れるのが名都酒家という店です。
理由は1300人収容の非常に大きな店で、姐さんの売り子達がワゴンで点心類を乗せて回ることで非常に雰囲気を感じるのです。
大きな店なので種類も大変多くて、また活気もあるので楽しいのです。加えてガムチョン(金鐘)という香港島の中心地にあるため定宿(何時もはアイランド・シャングリラ)にも近くて次の展開に便利なためです。

当地で飲茶で一番有名な店は、陸羽茶室という古くから常連中心に愛されている老舗があります。
しかしこの店は小さくて予約でしか入りにくいのと点心の種類が少ないという面があります。それにいわゆる古いタイプの老舗なので、店が客を選ぶような雰囲気があります。料理が美味しいのであれば我慢もしますが、この店の程度の飲茶は香港にはごまんとあります。数年前に発砲事件があり、あれから店の雰囲気が変わったと聞いています。

また飲茶で美味しい店を挙げるならば、やはり福臨門や金葉亭(コンラッドホテル)、嘉麟楼(ペニンシュラホテル)などの高級中華店になります。それぞれ店の威信にかけて優秀な点心師をおいています。しかしこちらもワゴンが回るような雰囲気ではありません。

我々は12時ころに入店しましたが、店内は見渡す限り丸いテーブルが配置されています。その中をゆったりとワゴンが回っています。ところがこの時点ではまだ客はまばらです。
実は香港では英国と同じで(植民地でしたから)昼食は1時からなのです。でもそれでも12時に来るのは、満員になるとワゴンの回りが遅くなり昼食に時間がかかるためです。

飲茶は広東出身の人々が「お茶を飲みながらおやつ(点心)をつまむところから発展しました。
ですから基本的には広東料理店に行かないと食べられません。
広東料理店は看板は店名に「○×酒楼」とか「○×酒家」と書いてあります。
飲茶の高級店では着席するとまずお茶の注文をとりに来ます。
普通は何も言わないとジャスミンになりますが、名都のような大衆店ですとボーレイが来ます。
お茶はポットで来ますが、中のお茶がなくなるとウエイトレスを呼ぶのではなくて蓋を逆さまにしておきます。
これが合図ですぐにお茶を入れてもってきてくれます。



飲茶は売り子がワゴンに乗せて回っています。
ワゴンの前には点心の名前を書いた札が下がっていますので、お目当てのものがあれば手をあげて来てもらいます。
これが高級な店ですと、このような売り子はおらずメニューの中から選んで注文します。ただこれだとすべての点心が同時に来てしまい、冷めてしまうリスクがあります。
この名都(メイトー)では数年前から大きなフロアの真ん中に出店のように数十種類の点心を売るコーナーを作りました。
これは客の人数が多すぎてワゴンの回りが遅いのと、香港人がせっかちな為です。
それで客は伝票を持ってこのコーナーに行き、お目当ての点心を受け取ってテーブルに持ち帰るのです。
その時に伝票に料金を示すスタンプを押してもらいます。

点心には飽(まんじゅう系)、餃(ギョーザ系)、肉もの、煮(煮物系)など多種類ありますが、多くが蒸篭(セイロ)に入っています。
ですからワゴンの名札ではわからないものは蓋を開けて見せてくれます。この辺りはドライに要らないものは「ノー」と言えば売り子も心得ています。

この日に食べた点心は、

▽点心の華とも言える魚翅灌湯餃(フカヒレ入りギョウザの入ったスープ)、

鼓汁排骨(スペアリブのトイチー煮込)、
焼賣類、
春巻類、
葱油餅(揚げネギモチ)、
蘿蔔糕(大根もち)、
腸粉(中華風クレープ)、
魚露芥蘭(中国ブロッコリー)、
▽皮付焼豚

でもう大満足でした。

なお、この名都は香港の飲茶店の中ではわりと高級な店に入るため、お値段は日本よりは安いですが香港ではやや高めです。
もしいわゆる大衆的な飲茶店を訪問したければ、地下鉄の油麻地の真上にある倫敦大酒楼がお薦めです。
ただしこちらはランニング姿で競馬新聞を見ながら点心を食べているオジサン達に混じって食べるようになります。
でも香港の庶民の方々ご用達の店でお値段はかなりお手ごろです。こちらではなんだか本当に香港庶民生活に溶け込んだ気分になります。



名都酒家
香港中環金鐘道95號統一中心4樓
電話2865-1988

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ご投稿ありがとうございました!
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癒しの空間/THE BANK

2007-01-16 00:56:11 | 鎌倉のレストラン

ザ・バンク(Bar/鎌倉)

*2006年最後を飾る「食(&酒)のイベント」前にアペリティフを

宴の会場となる御成町の丸山亭とは逆方向だけど(爆)。
鎌倉で酒を飲むなら、わざわざ歩いたって此方に行くしかありません! 由比ヶ浜通りの商店街に佇む築80年という堂々たる雄姿。その重厚な扉は非日常への入口なのです。
私の“地元でダントツ!お気に入りBar”での情景をフォトログ風に(とは言え、中はハンパなく暗いので出来はイマイチですが…)。

カウンター
銀行のカウンターをそのまま残しています。
写真だと分かりにくいけれど、ダブルカウンターという珍しい作り。
外側(手前)のカウンターは、向って左半分は立ち飲みOK。

アペリティフはキールロワイヤル
ブランデーじゃありません(笑)。
此方はカクテルのグラスがちょっと面白いんですよね。

店長兼バーテンダーの杉本さんは都内のシティホテル出身。
バーテンダーとしての腕前もさることながら、さり気なく質の高いサービスでもてなして下さいます。
怨み酒だったり、なまぐさトークだったり、十分に出来上がってからの二軒目だったり…。
毎度ろくでもない状況の利用で申し訳ありません(^^;)。


特注のランプシェイド   銀行時代のレリーフ

昭和20年まで銀行として機能していた店内は、ほとんど当時のものが残されています。


懐かしい石油ストーブ デートなら壁際のカップルシートを!

照明は天井のランプと、ウォッカの瓶に仕込んだキャンドルだけ。
まー中で写真を撮るようなお店じゃないですね…。
カメラのISO最大まで上げています。なので画質がザラついちゃってるけど勘弁して。



■店舗情報
□17:00~25:00(土日は15:00~25:00 フードメニューのL.Oは23:00)
□月曜、第3・4火曜日定休
□鎌倉市由比ヶ浜3-1-1 
□0467-60-6170
※このお店については 2006/08/8の記事 でも紹介しています。
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Cafe Rosemaryのクリスマスディナー【閉店】

2007-01-14 18:18:55 | 東京のレストラン

カフェローズマリー(フランス料理/本郷)
  閉店しました

*乾杯用シャンパンカクテル1杯付きで「いまどき8,500円」!?

2006年のクリスマスディナーは、毎年恒例のCafe Rosemaryで。
どこのレストランでも10,000円超えは当たり前のこのご時世に、乾杯用シャンパンカクテル1杯付きで8,500円という超特価(12,000円のコースもありましたが)。
すっかりUPが遅くなりましたが、画像をご紹介いたします。

〓これがX'masディナーだ!!〓

食前酒
プリティウーマン(苺+シャンパン)  

一口オードブル
ブータンノワール(画像なし)、気付いた時には食ってました(^^;)

前菜(6品盛合せ)
手前右より時計回りに、ラタトゥイユのジュレ、フォアグラのコンフィ、鴨胸肉の自家燻製、オマール海老のタルタル仕立て、真鱈白子のタルトレット、ブルゴーニュ風エスカルゴ

お魚料理
舌平目に帆立貝のムース、エクルヴィス、トリュフが詰めてあります。仕上げは2色のソースで。

グラニテ(ローズマリー風味)

お肉料理
黒毛和牛サーロインのポアレ。ソースは赤ワイン。
下に敷いてある角切り野菜の歯ざわりがなんともいえません

聖夜のデザート         

コーヒー
食後のコーヒーはおかわり自由!

これにゴッセのインペリアルブリュットをハーフで追加しても、20,000円をちょっと出るくらい。
なんと良心的なお店なのでしょう

ちなみに12,000円コースの内容は、
・シャンパンカクテルとブータン・ノワールは同じ
・冷前菜(天然活け真鯛の自家燻製 ライム風味)
・温前菜(鴨フォアグラの聖護院蕪蒸し ポルト風味)
・スープ(カリフラワーのヴルーテと雲丹のハーモニー コンソメジュレと共に)
・お魚料理(尼鯛のポアレ シャンパンソースのグラッセ)
・お口直し(ローズマリーのグラニテ)
・お肉料理(青首鴨のポアレとコンフィ)
・聖夜のデザート
・コーヒー
実はこちらにすれば良かったとず――っと後悔しております…。

店内風景
今回のディナーは、お店奥の席で。とっても落ち着いた雰囲気。

★店舗情報こちら
※このお店については2006/12/01の記事でも紹介しています。
コメント (2)
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◆香港グルメ旅行(その7)/IFC Tower

2007-01-14 00:36:17 | ゲストブック

スティーブ@茅ヶ崎さんからの投稿です。
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右端がIFC Tower

文武廟で義財神の関羽将軍にお願いし、キャット・ストリートでお宝を購入した後で、香港の新しい観光名所であるIFC Towerを訪問しました。漢字で書くと国際金融中心大履となります。高さ415メートルで現在世界で5番目 に高いビルという事になります。香港のランドマークと言っても過言ではないでしょう。ゲストブックの第1回目に夜の風景の写真の中に登場しています。
実はこのビルには香港政庁の金融庁が入り、また多くの日系、欧米の金融機関も入居しています。最高階はあのヴィクトリア・ピークと同じ高さになりますが、残念ながらオフィス・ビルなので最上層階には展望台はありません。

ただ、55階の香港金融庁の見学ルームには昇ることが出来ます。ここからの眺めもなかなかのものですので香港訪問の際には行ってみてください。1階の受付でパスポートを見せれば入館カードを貸してくれます。
もしパスポートを忘れた場合はクレディット・カードでも何でも良いですから本人である事を照明するものを見せれば大丈夫です。(ただし英語のもの)


IFCの左はジャーデン      ピークを臨む

眺めの中でおびただしいコンテナ船を見かける事が出来ます。実は香港はシンガポールに並ぶ世界最大のコンテナ基地があり、コンテナ集配量も中国南部を控えて世界一なのです。
それは香港の湾が深いし波が穏やかで、言わば天然の良港だからです。これこそが英国がアヘン戦争を引き起こし香港領有を狙った最大の理由なのですから。
よく香港は観光と不動産、金融の街と言われますが、実際には最大の産業は物流なのです。
広東省の産業が発展するにつれて香港も繁栄してきました。
今後もこの状況は続き、観光や不動産も中国本 土からの需要で栄えるでしょう。


コンテナ基地を臨む      中国銀行ビル(真中)

因みに現在の世界の高層ビルの順位は以下の通りです。
1位:台北国際金融大楼(台湾)508M、101階、2004年
2位:ペトロナス・ツインタワー(マレーシア)452M、88階、1997年
3位:シアーズタワー(米国)442M、108階、1974年
4位:金茂大履(中国上海) 420M、88階、1998年
5位:IFC Tower(香港) 415M、88階、2003年
何とTOP5のうち4つまでがアジアです。しかもすべてアジアの発展に沿うようにここ10年間で建てられたものばかりです。でもあのニューヨークのエンパイア・ステートビルもクライスラービルも米国が隆盛中の1930年代に建設されていますから、この現象も最もだと思います。高層ビルは繁栄の象徴です。
なお、香港では今年中に環球貿易廣場(International Commerce Centre)という地上118階建て、高さ490メートルのビルが西九龍に完成しますので、このIFC Towerも順位を下げるでしょう。

なお、香港で高層ビルと言えば有名な話があります。
それはBank of China(中国銀行)ビルです。この中国最大の銀行は、1985年に当時の香港最大の銀行である香港上海銀行(現英国のHSBC)が、著名な英国人建築家サー・ノーマン・フォスターによる新本店建物を建設したので強い衝撃を受けました。

この建物は史上空前の建築費用を注ぎ込んだ建築であり、当時世界中の建築家達から今世紀最大の傑作であると絶賛されたビルになったのでした。返還を控えて香港に大拠点を築きたい中国銀行にとって目の上のタンコブであり、目障りであったのでしょう。

そこで中国銀行はこちらも世界的に有名な中国系アメリカ人建築家I・M・ペイにより現在のあの「東洋の真珠香港に聳え立つ、壮大にして華麗な水晶の塔」と言われる新本店を建設したものです。しかし、そのシンプルでしかも力強いデザインと言われるものが逆に「鋭利な刀」と言われてしまいます。しかもまさに香港政庁に向かって振り下ろされんばかりのようにと。

最後の写真の左端が香港政庁で真ん中が中国銀行の建物です。さらにこの右奥にはあの香港上海銀行(現英国のHSBC)のビルがあり「返す刀で・・・」とも言われたものです。

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ご投稿ありがとうございました!
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