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ナンシー・Chang!のおいし~生活

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カーヴ・ド・タムラでいただいたワイン/130510

2013-05-11 05:24:03 | お酒のお話


<2013年5月ネタ絶賛消化中>
【2016年1月に当時の日付で記事を編集しています】

*三鷹のシックなワインBarでいただいたワインをご紹介

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■Michel Tissot Henri Maire Fete d'Or Brut Blanc de Blancs
フェット ドール ブリュット ブラン・ド ・ブラン

ジュラにおいて地元名ムロン・ド・アルボワと呼ばれるシャルドネ。
中世期から長い間をかけてジュラ固有の品種に順化したため、ブルゴーニュのシャルドネとは微妙に異なる。果粒は小さく、黄金色で果汁が多く、糖分が高い。冷涼な気候から繊細な酸味と共に、アロマチックで華やか。
産地:ジュラ/フランス
生産者:ミッシェル・ティソ アンリ・メール
品種:シャルドネ100%

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■Gonnet Pere et Fils Cotes du Rhone Blanc La Julia 2011
コート デュ ローヌ ブラン ラ ジュリア

3代目のギロームとベルトランが、ローヌの各アペラシオンの個性を表現したワイン造りに情熱を注ぎ込んでいます。葡萄は主に樹齢60年以上の古木からのもの。控え目ながらも豊かな果実味と、引き締まった酸味のバランスが素晴らしいヴィオニエ。
産地:コート デュ ローヌ/フランス
生産者:ゴネ ペール エ フィス
品種:ヴィオニエ100%

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■Hurst Turckheim Vin d'Alsace Riesling 2011 
ウルスト テュルクハイム ヴァン ダルザス リースリング

コルマールから西へ約7km、「アルザスワイン街道」沿いにの風光明媚なトリュックハイム村に居を構えるアルマン ウルストは、16世紀にまで歴史を溯る老舗ドメーヌ。標高の高い丘の上にあるため、糖度が高くとも十分に酸が残った葡萄が収穫される。ヴィンテージによってはほのかに甘みを感じさせるとのことですが、2011はキリッと爽やかな辛口。
産地:アルザス/フランス
生産者:ドメーヌ アルマン ウルスト
品種:リースリング100%

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■Firriato Branciforti Rosso IGT Sicilia 2011 
フィッリアート ブランチフォルティ ロッソ

「エトナの火山女」の異名を持つパワフルなフルボディ。2008ヴィンテージがワインアドヴォケイト90点獲得。
活き活きとしたルビー色。様々なスパイス、カシスなどの黒果実の香り、上品な酸味、心地よいタンニン。凝縮した味わいを長く楽しめます。
産地:エトナ(シチリア)/イタリア
生産者:フィッリアート
品種:ネレッロ・マスカレーゼ80%、ネレッロ・カップッチョ20%

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■Chateau Jouclary cuvee Les Amandiers 2010
シャトー ジュクラリー キュヴェ レ ザマンディエ

城塞都市カルカッソンヌの標高100mほどの高台にある畑は、石灰質土壌で小石が多く、造られるワインは大変凝縮された味わいのものとなります。南フランスらしいフレッシュな果実味と、滑らかで豊かなタンニン、余韻にはチョコレートの風味も。ボルドーワインのような豊かなコクと上品な柔らかさを合わせ持つ魅力的な味わい。
産地:ラングドック ルーション/フランス
生産者:シャトー ド ジュクラリー
品種:メルロ50%、シラー30%、グルナッシュ20%

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追加の2本w

■Chateau de Fontenille Blanc 2011 
シャトー ド フォントニーユ ブラン

輝くばかりの黄金色。澱と共に熟成させることにより、フレッシュな風味を保ちながら味わいに奥行きも。クリアーで香り高いボルドー産辛口白ワイン。
産地:アントル ドゥ メール(ボルドー)/フランス
生産者:シャトー ド フォントニーユ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン40%、セミヨン30%、ミュスカデル30%


■Firriato Branciforti Bianco Feudi Bordonaro Sicilia 2011
フィッリアート ブランチフォルティ ビアンコ

↑で4番目に登場した「エトナの火山女」と同じ造り手の白。
済んだレモンイエロー。熟した洋梨の甘い香りと、グレープフルーツを思わせるフレッシュで爽やかな口当たり。パワフルな赤とは対照的に、果実の柔らかさが際立つ一本。
産地:エトナ(シチリア)/イタリア
生産者:フィッリアート
品種:カタラット、インツォリア

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※ワインと一緒にいただいたお料理はこちら
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第3回terra!terra!terra! でいただいたワイン

2012-10-14 22:21:46 | お酒のお話


緑に包まれた鎌倉の奥座敷、約800年の歴史を持つ覚園寺の境内で、昼間っからワインのフリーティスティングをしてしまおうという素敵イベントもすでに3回目。
今回は敢えてワインの種類を少なめにしてあったので、「全制覇!!」と焦ることなくじっくり味わえたような気がします。
ツイ実況のまとめ記事の自動更新は明日になるので、本日覚園寺でテイスティングしてきたワインをご紹介しておきます。

KDDI SH008
いただいたワインをスライドショーでご覧いただけます。
※画像下の右端ボタンをクリックすると拡大表示

1.Point d'lnterrogation (泡)
ポワン ダンテロガシオン
生産者: PUR=Cyril Alonso ピュール=シリル・アロンソ
産地:ブルゴーニュ/仏
品種:ガメイ100%
インポーター/ディオニー

2.Les Sables 2007
レ サーブル
生産者: Stephane Bernaudeu ステファン・ベルノード
産地:ロワール/仏
品種:シュナンブラン100%
インポーター/コスモジュン

3.Sassaia 2011 senza SO2
サッサイア 二酸化硫黄無添加
生産者: La Biancara ラ ビアンカーラ
産地:ヴェネト/伊
品種:ガルガネラ95%、トレッビアーノ5%
インポーター/ヴィナイオータ

4.Cotes du Rhone Novice 2011
コート デュ ローヌ ノヴィス
生産者: Clos des Mourres クロ デムール
産地:ローヌ/仏
品種:グルナッシュ70%、シラー30%
インポーター/the vine

5.Touraine On est Su l'sable 2011 MAG
トゥーレーヌ オネ スル サーブル
生産者: Laurent Lebled ローラン ルブレ
産地:ロワール/仏
品種:カベルネフラン100%
インポーター/W

6.Chianti Colli Senesi 2008
キャンティ コッリ セネージ
生産者: Casale カザーレ
産地:トスカーナ/伊
品種:サンジョヴェーゼ100%
インポーター/ラシーヌ

7.Pinot Noir sans soufre 敬 2009
ピノ ノワール サン スフレ 敬 二酸化硫黄無添加
生産者: marc Tempe マルク テンペ
産地:アルザス/仏
品種:ピノノワール100%
インポーター/ディオニー

8.Gewurztraminer Bildstoeckle Res. 2005
ゲヴェルツトラミネール ビルストゥックレ レゼルヴ
生産者: Gerard Schueller et Fils ジェラール シュレール エ フィス
産地:アルザス/仏
品種:ゲヴェルツトラミネール100%
インポーター/ラシーヌ

9.Bianco della Castellada 2004
ビアンコ デッラ カステッラーダ
生産者: La Castellada ラ カステッラーダ
産地:フリウリ/伊
品種:シャルドネ、フリウラーノ
インポーター/ヴィナイオータ

10.Anjou Blanc 2005
アンジュ ブラン
生産者: Lean-Christophe Garnier ジャン クリストフ ガルニエ
産地:ロワール/仏
品種:シュナンブラン100%
インポーター/ヴォルテックス

11.Cheverny Rouge Pierre aux Chiens 2011  
シェヴェニエール ルージュ ピエール オー シア
生産者: Christian Venier クリスチャン ヴニエ
産地:ロワール/仏
品種:ピノノワール100%
インポーター/ヴォルテックス

12.Une Mufe di Verduz dal nuf 2009 (甘)
ウネ ムフェ ヴェルドゥッツ ダル ヌッフ
生産者: Marco Sara マルコ サーラ
産地:フリウリ/伊
品種:ヴェルドゥッウォ100%
インポーター/W



境内に移築再生された江戸時代の古家が茶屋として使われていて、畔家のお料理と手毬の創作和菓子が提供されていました。
旧内海家の縁側に腰かけて、緑を眺め、土の匂いや風を感じながらグラスを傾けるのは最高の気分。
参加定員や持ち込みワインの削減もあり、継続を心配する声も聞かれましたが、すでに来春第4回の開催は決まっているようです。
人とお寺とワイン―。
新しい鎌倉の文化としてぜひ定着してほしいと思います。



FBにはケータイのカメラで撮ったピンボケ写真をUPしちゃったので、こちらにデジカメ画像を。



カマクラでワインの会代表の兵藤さん、阿部さん、石井さんと、覚園寺の副住職さま。
ホントにお疲れさま&ありがとうございました!

terra! terra! terra! カマクラでワインの会のFacebookアルバムもご覧ください。カバー写真にバッチリ写っちゃってますわ

覚園寺
□鎌倉市二階堂421
□0467-22-1195
*鎌倉駅から京急バス [鎌20・4番]大塔宮行き 大塔宮下車 徒歩10分
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黒猫の恋人

2012-10-05 17:30:07 | お酒のお話

p.twipple.jp/PRNUW

ほんのりと甘味を加えて飲みやすくしたアンリ・ムニエ社のコニャック。日本では何故か「リキュール」のカテゴリーだし、かわいい(安っぽい?)ラベルのせいで甘く見られているけれど、かなりしっかりしたお酒です。
「黒猫の恋人」というネーミング、「女性にオススメ」というセールスのせいで、お酒に弱い人もたくさん買ったみたい。
※私は鎌倉の 丸山亭 でいただきました。


p.twipple.jp/ey8IK

白ぬこちゃんにはこんな彼氏がいます。

黒い方が「シャノワール(黒猫)」、白ぬこは「アムールドシャノワール(黒猫の恋人)」 どちらも40度あります。
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エリゼ光でいただいたワイン/120526

2012-05-29 00:29:37 | お酒のお話
2012/05/26
横浜 山手のナチュラルフレンチ エリゼ光 のディナーでいただいたワインをご紹介します。
【2018年5月に当時の日付で記事を編集しています】

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Bodegas Abanico Diluvio Albarino
ディルヴィオ アルバリーニョ

2006年にイギリス人のラファエル・デ・ハーン氏と妻のヌリア・アルテスによって、バルセロナに設立されたワイナリー。ディルヴィオの畑のあるBARRO村は海抜280m、大西洋の影響を受けた風と雨に恵まれ、花崗岩と砂の地質から純度の高いミネラルを含む葡萄が育ちます。
樹齢70年以上の自根(アメリカ系の台木に接木していない)アルバリーニョで造られたワイン。柑橘や白桃の甘酸っぱい香り。豊かな果実感とキリッとした酸味、ラストに塩気に近いミネラルの余韻が。お魚料理との相性は抜群!

産地:リアスバイシャス/スペイン
生産者:ボデガス・アバニコ
品種:アルバリーニョ100%

Escale Chardonnay
エスカール シャルドネ

南仏ワインに新機軸を打ち立てた造り手の一人。果実味豊かに育ったラングドックの葡萄の持ち味を最大限に生かすため、伝統的なワイン造りを守りつつ、ニューワールドの製法も積極的に取り入れて、質が高くリーズナブルなワインを生産しています。
クリアで艶のある淡いイエロー。洋梨、オレンジ、トロピカルフルーツを思わせる香り、凝縮した果実味とまろやかな酸、ふくよかな味わいが印象的なシャルドネ。 温度が少し上がると、コクも出て旨みが増します。ちびちび楽しみたいワイン。

産地:ラングドック ルーション/フランス
生産者:エスカール
品種:シャルドネ100%

Dauvergne Ranvier Cotes du Rhone Vin Gourmand Blanc
コート デュ ローヌ ヴァン グルマン ブラン

設立は2004年。ブルゴーニュの地で研鑽を積み、50件以上のワイナリーで醸造ディレクターとしての非凡な才能を発揮してきたジャン・フランソワ・ランヴィエと、マネジメントからマーケティングを担うフランソワ・ドーヴェルニュが手掛けるローヌのローヌの新星ワイナリー。リリースするワインがパーカー100点をはじめ軒並み高評価を獲得。全てのワインに彼らの信条である「テロワールの尊重」が如何なく発揮されています。
輝きのあるイエロー。柑橘やライチ、マンゴー、黄桃、アプリコットの香り、フレッシュな果実感とクリアな酸味。柔らかくボリューム感があり、ピュアなテイストの中にリッチさも兼ね備えたバランスのいい辛口。

産地:コート デュ ローヌ/フランス
生産者:ドーヴェルニュ ランヴィエ
品種:ヴィオニエ70%、グルナッシュ・ブラン30%

Grande Polaore Nagano Merlot Cabernet
グランポレール長野 メルロー&カベルネ

母体はかのサッポロビール。「世界に誇る、日本のプレミアムワインを」というコンセプトの下、国産葡萄100%にこだわり、世界クラスのワイン造りを目指すグランポレールが手掛けるメルロー&カベルネです。1975年に開園された長野市郊外にある自社畑「古里ぶどう園」は、冷涼で少雨な気候がフランス系品種の最適地とのことで、国内外のコンクールでも高く評価されています。
淡いルビーレッド。完熟したベリー系赤果実の落ち着いたブーケと控えめな樽香、柔らかなタンニンとまろやかな酸味が魅力の、私好みの「薄旨ワイン」。絶妙のブレンドでメルローの柔らかさとカベルネ・ソーヴィニヨン種の力強さが見事に調和しています。お魚だけのエリゼのコースにはピッタリ。

産地:長野県/日本
生産者:グランポレール
品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

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ワインと一緒にいただいたお料理は スライドショー で!
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ラール・エ・ラ・マニエールでいただいたワイン/111122

2011-11-23 16:01:13 | お酒のお話


<2011年11月ネタ絶賛消化中>
【2014年8月に当時の日付で記事を編集しています】
銀座のフレンチレストラン ラール・エ・ラ・マニエール のディナーでいただいたワインをご紹介。

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Ch.Tayac Cuvee Oceane Blanc 2010
キュヴェ・オセアンヌ ブラン

ボルドー右岸の“太平洋”という名の白ワイン。
コート・ド・ブールはガロンヌ川を挟んでメドックの対岸に位置する地区。特に有名なシャトーも格付けもありませんが、粘土石灰質の土壌は対岸のマルゴー村とほぼ同じ。北向きの平面に畑があるマルゴーに対し、斜面で日当たりにむらのないコート・ド・ブールは、立地条件で勝っていると言われています。タイヤック家はこの土地に15世紀から続く名門です。
透明感のある黄金色。柑橘系フルーツを思わせるアロマが爽やか。スッキリとした酸味とフレッシュな果実味、デリケートでしなやかな後味が心地良い。

産地:コート・ド・ブール(ボルドー)/フランス
生産者:シャトー・タイヤック
品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

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A & R Olivier Santenay 1er cru Beaurepaire blanc 2008
サントネイ プルミエクリュ ボールペールブラン

コート・ド・ボーヌ地域の一番南部にあるサントネイに拠点を置くA & R オリヴィエは、ブルゴーニュ自然派の小規模生産者。「量産はせず良質なワインだけを作る」という信念に基づき、リュット・レゾネ(減農薬栽培)しています。土壌の個性を最大限に引き出す為、除草剤は一切使用せず、丹念に耕作することで畑を活性化させ、完熟した最高のブドウを収穫。丁寧に手摘みした葡萄はオーク樽で熟成し、発酵には自然酵母のみを使用しています。

産地:ブルゴーニュ/フランス
生産者:ドメーヌ アントワーヌ エ ロシェル
品種:シャルドネ100%

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Kenzo Estate ASATSUYU 2009
あさつゆ

ナパバレーでカプコンの創業者辻本憲三氏が20年ほど前に始めたワイナリー。手付かずの山を開墾して畑を作り、3年後に初収穫。完成したワインに満足できず、実をつけるまでに成長した14万本の葡萄の樹を全て抜き、1から畑を造り直し、ナパの奇跡ともいわれるワインを生みだしました。ケンゾーエステートのワインは、現地では一流レストランでしか飲めないそうです。
輝きのある黄金色がかったレモンイエロー。パッションフルーツのような甘い香りが、冷やすと柑橘系に変化します。フレッシュな果実味とたっぷりのミネラル、すっきりとした酸味が心地良いソーヴィニヨン。

産地:ナパバレー(カリフォルニア)/アメリカ
生産者:ケンゾーエステート
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

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Cornas Johann Michel 2008
コルナス

村名の由来は「焼け付く大地」を意味するケルト語。コルナスはルールとしてシラー100%の赤ワインのみを認めているAOCです。太陽がジリジリ照り付ける険しい斜面に階段状に広がる葡萄畑は、機械による農作業が不可能で、栽培や収穫は全部手作業。面積は全体でも125haしかありません。
黒みがかった濃いガーネット。ベリー系、カシス、プルーンなどの豊かな果実香に甘草、黒コショウ、クローブなどのスパイシーで引き締まった香り。豊かな果実味、凝縮感のある味わい、シルキーなタンニン。ローヌで最も濃厚と評される野性味あふれるワインです。

産地:コート・デュ・ローヌ/フランス
生産者:ドメーヌ ヨアン・ミッシェル
品種:シラー100%

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Gewurztraminer Barth Rene Grand Cru Marckrain 2004
ゲヴェルツトラミネール グラン・クリュ マルクラン

ドメーヌ・レネ・バースは、フランスやアメリカで修業を積んだ創業者の甥ミッシェル・フォネ氏が1989年に、運営が任されて以来、環境に優しいブドウ栽培や醸造施設の近代化に力を入れ、高品質のワインを作っています。
完熟の桃、バラやクチナシなどの甘く官能的な香り。蜂蜜を思わせるほのかな甘さと、ナツメグやミントのニュアンス。スパイスとハーブの風味が加わることで、甘さの中にえもいわれぬ複雑味が生まれます。

産地:アルザス/フランス
生産者:ドメーヌ バース・ルネ
品種:ゲヴュルツトラミネール100%

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※ワインと一緒にいただいたお料理は こちら
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丸山亭でいただいたワイン/110701

2011-07-03 00:22:28 | お酒のお話


<2011年7月ネタ絶賛消化中>
【2014年6月に当時の日付で記事を編集しています】
こつ然と消えてしまった二代目Cyber-shotで撮影した画像がVistaくんに残っている限り、すでに閉店のお店だろうと、賞味期限切れのネタであろうと、全てブログにUPします。

*地元の老舗フレンチでおまかせディナーコースと共にいただいたワインをご紹介

■Jean Bobin Brut NV
ジャン ボバン ブリュット

サントライユ公の末裔に当たるジャン・ボバンは、代々家族経営でシャンパーニュを造るネゴシアン・マニピュラン。大手メゾンのような製法ではなく、古くから伝わる伝統的な技法で生産し、圧搾から醸造、熟成まで自社で行っています。
繊細な泡と共に立ち上る柑橘系フルーツのようにフレッシュな香り、すっきりとした酸味の中にトーストの香ばしいニュアンス。軽快な口当たりながら、華やかで長い余韻が楽しめるシャンパーニュ。

産地:コンジー(シャンパーニュ)/フランス
生産者:ジャン・ボバン
品種:ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネ各33%

■Trimbach Alsace Pinot Blanc
トリンバック アルザス ピノブラン

F. E. トリンバック社は、4世紀に及ぶ歴史を持つ、家族経営のワイナリー。現在約40ヘクタールの自社畑を所有し、近隣の優秀な栽培農家からブドウを購入しつつ、年間100万本のワインを造っています。生産量 の約90%は海外に輸出され、特にアメリカ市場においては、全アルザスワインでトップシェアを占めています。
ピノブランと表示されたアルザスワインにブレンドが可能な品種はオーセロワだけ。オーセール地方が原産のブドウ品種で、比較的酸味の強いピノブランに対し、オーセロワからは豊かで厚みのあるワインが造られます。慎重に選ばれた葡萄を空気圧によりソフトに圧搾し、糖分がすべてアルコールに変化するまで完全に発酵させます。
輝くような明るい黄金色。豊かな果実味と爽やかな酸味、すっきりクリーンな味わい。ナチュラルで飲みやすく、エレガントなワインです。

産地:アルザス/フランス
生産者:トリンバック
品種:オーセロワ50%、ピノ・ブラン50%

■Chateau Chancelade MEDOC
シャトー シャンスラード メドック

ドルドーニュ地方のシャンスラードは、面積1,623ha、人口4,365人という小さな村。中世のお城や修道院がそのまま残っている風光明媚な観光地です。この村名が書かれたエチケットには Appellation Medoc Controlee の表記があるので、ボルドーの心臓部とも言えるメドック地区で生産された葡萄から造られるワインということになります。ボルドー地方のワインはとにかく数が多く、AOC法上の順位付けも面倒なのであまり愛着がわかないのですが、これはなかなか飲みやすく美味しいワインでした。
ガーネットを思わせる深紅、ベリー系の果実の香り。ボルドーワインに似合わず酸味もタンニンもまろやか、若々しくフルーティな果実味と、ほんの少しスパイスの余韻。

産地:メドック(ボルドー)/フランス
生産者:シャトー シャンスラード
品種:メルロ100%

■Domaine de Beaurenard Rasteau
ドメーヌ ドゥ ボールナール ラストー

ローヌ南部、ラストー村の赤ワインがコート デュ ローヌ ヴィラージュからAOCに昇格したのは2010年。AOCラストーはVDN(酒精強化ワイン)とスティルワインの赤を持つこととなりました。村の大部分を占める葡萄畑は、ヴェゾン・ラ・ロメヌの西10km、ヴォクリューズ県の北部、ウヴェーズ川とエーグ川に囲まれた地域にあります。ミストラルから守られた地中海性気候に恵まれ、勾配は南向きで、石灰質のやせた茶色の土壌と、砂岩の上の赤い土壌の二層から成っています。
ドメーヌ ドゥ ボールナールは、7世代にわたってワイン造りをする家族経営の生産者で、現在はポール・コウロンと2人の息子(ダニエルとフレディック)が運営しています。30haあまりのシャトー ヌフ デュ パプと25haのコート デュ ローヌとラストーの畑を所有しています。
きれいな光沢の黒みがかった赤。熟した赤果実の芳醇なアロマが広がり、ふくよかでバランスがとれた口あたりです。ヴァニラ、胡椒の肉厚さと力強さを持ちながらもタンニンはまろやかで、温かみのある余韻が残ります。強いアルコールのヴォリューム感も十分で、まさに美食用のワイン。

産地:コート デュ ローヌ/フランス
生産者:ドメーヌ ドゥ ボールナール
品種:グルナッシュ80%、シラー20%

ラストーうますぎでチーズ追加!!

■Chateau Cantegril Sauternes
シャトー カントグリル ソーテルヌ

ボトルに残っていたものをサービスでいただきました
シャトー ディケムのコンサルタント、ドゥニ・デュブルデュー教授が造る貴腐ワイン。
淡くクリアなイエロー。ねっとり感や甘味の濃縮度は控えめで、柑橘やオレンジの皮の蜂蜜がけをイメージさせるフレシュな酸味が魅力。ディナーのラストを爽やかに締めくくる甘口ワイン。

産地:ソーテルヌ(ボルドー)/フランス
生産者:シャトー・カントグリル
品種:セミヨン80%、ソーヴィニヨンブラン20%

丸山亭 閉店しました
□11:30~14:30(L.O) 17:00~20:30(L.O)
□月曜定休(祝日の場合は翌日)
□鎌倉市御成町14-1 
□0467-24-2452

※ワインと共にいただいたお料理は こちら
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エリゼ光でいただいたワイン/110623

2011-06-25 22:51:14 | お酒のお話


<2011年6月ネタ絶賛消化中>
【2014年6月に当時の日付で記事を編集しています】
こつ然と消えてしまった二代目Cyber-shotで撮影した画像がVistaくんに残っている限り、すでに閉店のお店だろうと、賞味期限切れのネタであろうと、全てブログにUPします。

*超リーズナブルなスペシャルディナーと共にいただいたワインをご紹介

■Paul Ginglinger Alsace Riesling
アルザス リースリング

ジブリアニメ『ハウルの動く城』のモデル地となったコルマールから程近いエギスハイムで、高品質少量醸造を実践するワイナリー。日本ではまだ馴染みの薄い造り手ながら創立は15世紀、現当主のミッシェルは13代目です。「体質的に化学薬品を受けつけない」というミッシェルが手がけるワインは、亜硫酸の使用もミニマムに抑えられ、「自然派」と呼んでもいいほど。しかし、彼は決して「自然派」という言葉を使いません。「本当にピュアでナチュラルなワインは飲めばわかる。それでいいんだよ、僕は」カッコイイ(≧∇≦)

澄んだ明るい黄金色。花や柑橘類を想わせる香り、フレッシュな酸味とミネラルたっぷりのシャープな飲み口が魅力。お魚料理にぴったり。

産地:エギスハイム(アルザス)/フランス
生産者:ポール・ジャングランジェ
品種:リースリング100%

■Philippe Ravier Vin de Savoire Les Abymes
ヴァン ド サヴォワ レアビーム

スイス、イタリアと国境を接するアルプス山脈の麓 サヴォワ地方は、ワインマニアの間では密かに注目されている白ワインの名銘醸地。フィリップ ・ラヴィエが所有する畑はマール性石灰岩の下層地層の上に氷堆石質(氷河が削り取った岩石や岩屑、土砂などが堆積した地形)の土壌が覆う斜面にあります。アルプスにも程近い独特の地形で育てられた葡萄を手摘みで丁寧に収穫、ステンレスタンクで12~14℃による発酵。熟成もオリと共にステンレスタンクで行い、マロラクティック発酵は行いません。

樹齢30~40年のジャケール種100%で造られた白ワイン。グリーンがかった淡い金色。白い花、ライムやレモンなどの柑橘を思わせる甘酸っぱい香り、フレッシュな果実味、引き締まった酸味と山岳氷河地域特有のミネラル感、わずかにハーブのニュアンス。ラストでグレープフルーツのほろ苦さに似た余韻が楽しめます。

産地:クリューズドシャンベリー(サヴォワ)/フランス
生産者:フィリップ ・ラヴィエ
品種:ジャケール100%

■Domaine Fichard CREPY La Perchette
クレピィ ラ・ペルシェット

こちらもサヴォワ地方の白。
ワイナリーが所有する10haの畑は、スイスとの国境となるレマン湖南端 シャン シュル レマンに位置し、13世紀(サヴォイ公の時代)にはすでに存在が知られていたという名門です。粘土質のモラッセと結晶質岩からできた粗い砂が混じる土壌に育まれるクレピィ・シャスラは、食用にも適した白葡萄。柔らかな酸味とフルーティな芳香を持つ辛口の白ワインが造られます。収穫は全て手摘みで行われ、発酵、熟成、マロラクティック発酵まで全てステンレス仕込み。ヴィンテージにもよりますが、3年程の熟成が可能です。

アルプスの雪解け水を思わせるピュアでクリーンな酸味とミネラル。キンキンに冷やしてガブ飲みしたい。

産地:AOC クレピィ(サヴォワ)/フランス
生産者:ドメーヌ フィシャール
品種:シャスラ100%

■Bigi Orvieto Classico Secco
オルヴィエート クラシコ

ルイージ・ビジは創業1880年の老舗ワイナリー。近年は、イタリアで最大級の規模を誇るグルッポ・イタリアーノ・ヴィーニの傘下となり、伝統あるワイン造りに近代的な技術が導入されました。ウンブリアの南部にある丘の上の街 オルヴィエートで造られる白ワインは、かつてローマ法王が愛飲した歴史的ワインとしてその名が知られています。ボトルの形もなんとなくアンティークな趣を感じさせて素敵。

淡い緑がかった麦わら色。洋ナシやリンゴ、マスカットのフレッシュな香り、円やかな果実味の後にキリッとした酸味が残り、とにかく飲みやすい。香りの余韻が長く楽しめます。

産地:オルヴィエート(ウンブリア)/イタリア
生産者:ビジ
品種:プロカニコ45%、ヴェルデッロ20%、グレケット、ドルベッジョ、マルヴァジーア35%

※ワインと一緒に楽しんだお料理は こちら

エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
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エリゼ光でいただいたワイン/110304

2011-03-05 23:44:40 | お酒のお話


<2011年3月ネタ絶賛消化中>
【2014年4月に当時の日付で記事を編集しています】

*3/4の超絶「蟹ディナー」でいただいたワインをご紹介

ディナーの翌日、お料理の写真付きでツイートしたところ、ツイログではどういうわけだか勝手に画像URLが短縮されていて、ほとんどの画像サムネイルが表示されていない(デザートからは復旧)ことが判明!!
手作業で画像付きツイートを再現し、記事を編集してみたけど、お酒のことをすっかり忘れていた!

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■Bertrand Ambroise Bourgogne Chardonnay
ベルトラン アンブロワーズ
ブルゴーニュ シャルドネ



ニュイ・サン・ジョルジュの隣、プレモー・プリセに本拠を構える生産者。パワフルなワインで一躍注目を集め、'99年のヴィンテージからはエレガントさを備えるバランスの良いスタイルへと変化しました。
生産されるワインは柔らかな温かみとおおらかさを感じさせ、プルモー村の村長を務めるベルトランの人柄と人望を反映させています。

レモンやグレープフルーツなどの柑橘、ほんのりアーモンドの香り。フレッシュな果実味と、たっぷりのミネラル感。キリッとした酸味が魅力的な美味しいブルゴーニュシャルドネです。

産地:ブルゴーニュ/フランス
生産者:ベルトラン アンブロワーズ
品種:シャルドネ100%

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■Domaine Alain Geoffroy
Chablis Cuvee Vieilles Vignes “ Elevee en Futs de Chene ”

ドメーヌ アラン・ジョフロワ
シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ



1850年より4世代に渡り続く歴史あるドメーヌ、アラン・ジョフロワはシャブリ地区でも最も重要な生産者の1つとされる名門です。シャブリらしいフレッシュさとキンマリジャンのテロワールを含んだ果実味を全面に出すことを重視したワイン造りを行っています。樹齢45年以上の古木から採れた葡萄だけを使い、オーク樽で6ヶ月熟成。

わずかに緑かかった明るく鮮明な淡いゴールデン・イエロー。フローラルなミントやアカシア、シトラスの香りと、グレープフルーツのほろ苦さ、バタースカッチの甘いニュアンス、焼きたてのパンの香ばしさ。ほのかな樽香、豊かなミネラル感の余韻が長く続きます。

産地:シャブリ/フランス
生産者:ドメーヌ アラン・ジョフロワ
品種:シャルドネ100%

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■Domaine du Vissoux
Beaujolais Beaujolais Primeur Cuvee Vieilles Vignes

ドメーヌ デュ・ヴィスー
ボージョレ プリムール キュヴェ ヴィエイユ ヴィーニュ



ボージョレの南端サン・ヴェランにあるドメーヌ デュ・ヴィスーは、2世紀以上の歴史を持つ家族規模のドメーヌ。現当主のピエール=マリー・シェルメット氏は1982年にドメーヌを引き継ぐとすぐに自社での瓶詰めを開始。化学薬品・除草剤の不使用、自然酵母の採用、低収量で完熟したブドウの収穫など、可能な限り自然な状態で高品質なワイン造りを実践しています。

紫に近い濃い赤色。ヌーヴォーらしからぬ肉厚な果実味と、古木ならではの複雑味が魅力。ミネラル感もたっぷりで、長く心地よい余韻が楽しめます。

産地:サン・ヴェラン(ボージョレ)/フランス
生産者:ドメーヌ デュ・ヴィスー
品種:ガメイ100%

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エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
※ワインと一緒に楽しんだお料理は こちら
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シャトー・ジュネイム のキュヴェ・レメ 2006

2011-03-02 21:46:07 | お酒のお話
  

*「恋人よ!」という名のワイン

昨年の1月に職場近くのワインショップ あたご小西 で、ボトル(ラベル)にビビッときて衝動買い。
旨安ワインの産地として密かに注目されているボルドー右岸のワインです。



なんとなく機会を逃し1年以上経ってしまったけれど、チーズのアテに赤ワインが飲みたかったので、満を持して開けてみた。
リーデルのマイグラスでいただきます。



まあチーズはイタリアのものだけどね。
果実味がギューッと凝縮していて、酸とタンニンのバランスが素晴らしい。かなりしっかりめながら重すぎずグイグイいけてしまいます。
ミルキーなフランス産チーズが食べたくなる。

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■Chateau Junayme Cuvee L'Aimee 2006
シャトー ジュネイム キュヴェ レメ 2006

シャトー・ジュネイムは、ボルドーの右岸、サンテミリオンに隣接したカノン・フロンサックという地域にあります。土壌は石灰分を含む粘土質。華やかなAOCではないものの、右岸地区では最も葡萄の熟成に適したワインの産地です。

産地:フロンサック(ボルドー)/フランス
生産者:シャトー・ジュネイム
品種:メルロー、カベルネ・フラン

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2,500円というお値段は相当お買い得ですわ。
っても、ショップで「もうここにあるだけ」と言われたので、これが最初で最後かな。

11/03/02のツイログ
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満月ワインバーでいただいたワイン/110218

2011-02-19 15:28:44 | お酒のお話



*2/18の満月ワインバーで出合ったヴィナイオータのワインたち

満月の夜(とその前日)だけのお愉しみ 満月ワインバー に今月も行ってまいりましたよ。
「ツイッター自由なワイン連合」の総長、VinaiOta の太田社長の持込みというだけあって、どれも魅惑的なワインばかり。
備忘録を兼ねて、いただいた6種類のワインを紹介させていただきます。
 
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■Trinchero A-iuto! Vino Bianco da Tavola
トリンケーロ アユート ヴィーノ ビアンコ ダ ターヴォラ

私がヴィナイ太田の存在を知ったのは、このワインとの出合いがきっかけです。3年前、長谷のワインBar Beau Temps のオーナー石井さんに「スゴイやつがありますよ~」と薦められて「ひと飲み惚れ」しました。
当時リリースされていた2005年ヴィンテージは、産地が多雨に見舞われ収穫時に厳しい選果を余儀なくされた年のもの。もともと少量生産の白ワイン3種類は生産量が半減し、単一で瓶詰めすると極めて少ない量しか出来なくなるため、全ての品種をブレンドするという苦肉の策を取りました。ところがこのアルネイス、シャルドネ、マルヴァジーアのブレンドは、奇跡的に互いの持ち味を生かした素晴らしいワインとなったのです。ヴィナイオータの太田社長が「全量買取り」という条件でこのワインの名づけ親となりました。

A-iutoとはイタリア語で「助け、援助」。語尾に“!”を付けると「助けて!」という意味になります。ワインと同じ2005年生まれの愛息ゆうとくんの名前を掛けたもの(A Yuto=“ゆうとへ”。イタリア語でAは前置詞)だそうです。
「日本でしか飲めない」「2005ヴィンテージ限定」という稀少価値も手伝って、私はすっかりアユートの虜となりました。偶然の産物にしてはあまりにも素晴らしすぎる、まさに奇跡のワインです! なんと2005年だけで終わらず、翌年も生産されたとのことで、こうして再会を祝うことができたというわけ。

色はビオ(自然派)らしい、まるでシェリーのアモンティリャードかと思うような茶色掛かった琥珀色。ラベンダー、ジャスミンを思わせる芳香、まるで香草をブレンドしたように個性的な味わいは、まさに未知との遭遇でした。しかしクセモノにもかかわらず、あくまでも飲み口は「スッキリ」。グイグイいけてしまいます。(今回も2杯いただきました)

産地:ピエモンテ
生産者:エツィオ・トリンケーロ
葡萄品種:アルネイス50%、シャルドネ30%、マルヴァジーア20%

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■Radikon Oslavje
ラディコン オスラーヴィエ
現オーナーであるスタニスラオ・ラディコン氏の祖父が、オスラーヴィエで戦後まもなく創業したワイナリーです。1995年からは除草剤や化学肥料などを一切使わずにぶどうの栽培を行い、厳しい収量制限のもとに収穫された完熟葡萄は、化学薬品を使用することなく醸造されます。

白ワインとは思えない濃い色調を持つオスラーヴィエは、「葡萄の皮の色が違うから造り方を変えるのはナンセンスだ」という哲学に基づき、赤ワインと同じ醸造を経て生まれたワイン。ピノ・グリージョ、シャルドネ、ソーヴィニヨンの3品種をアッサンブラージュ、オーク樽の大樽で3年、瓶内でさらに1年熟成することにより、シェリー酒のように酸化的な独特の風味を持つ色の濃い白ワインとなるそうです。赤ワインの深みと複雑さを持ちつつ、白ワインの口当たりの良さをも備えています。
産地:フリウリ
生産者:スタンコ・ラディコン
品種:ピノ・グリージョ40%、シャルドネ40%、ソーヴィニヨン30%

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■Pane Vino ALVAS
パーネ・ヴィーノ アルヴァス
主要品種マルヴァジーア(mALVASia)から文字を抜き取りワイン名に。
サルデーニャ語で「白」の意味もあるそうです。

葡萄は他にヴェルメンティーノ、ナスコ、レタッラーダ、ヴェルナッチャ、ヌラーグス、セミダーノを使用。醗酵は皮ごと行い、屋外の木陰で醗酵を始め、徐々にセラーの入り口付近、セラー奥へと醗酵槽を移動、醗酵温度は45度に達する時も。圧搾後は50ℓ程度の大瓶で保存、1年後にボトリングされます。独特の醸造方法は、葡萄についた微生物を温度や光の変化に慣れさせるためだそうです。
産地:サルデーニャ
生産者:パーネ・ヴィーノ
品種:マルヴァジーア他

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■Massa Vecchia Rosart
マッサ・ヴェッキア ロザート
トスカーナの自然派が造るロゼらしくないロゼ。マッサ・ヴェッキアは、創業当初から化学肥料を一切使わない有機農法を実践しています。

野生酵母のみを使用し、木製の開放醗酵槽でのマセレーションと醗酵、温度管理などの人為的なコントロールをせずに醸造を行うため、年間生産本数はわずか1000本程度です。2005年ヴィンテージが「美味しすぎるロゼ」として大注目のロザートは、パッシート(甘口デザートワイン)のために干していたアレアーティコがブレンドされているそうです。収穫後に雨が続き、カビはじめてきたため、パッシート造りをあきらめて入れてしまったとか。
華やかな濃いローズ色。凝縮した葡萄の甘みと赤ワインのような心地よい渋みが絶妙のバランスで同居しています。
「ロゼらしくない」に納得。もちろんニ酸化硫黄無添加。
産地:トスカーナ
生産者:マッサ・ヴェッキア
品種:メルロー、マルヴァジーア・ネーラ、アレアーティコ

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■Vinicola Savese Primitivo Tarantino Desiderium
プリミティーヴォ タランティーノ デジデリウム
地図の「かかと」地域、南イタリアのワイン。


プーリアでも屈指のワイン生産者、ヴィニコーラ・サヴェーゼの最強ワインがこちら。強い日差しと土壌からの照り返しで、干し葡萄のように一気に糖度が上がったプリミティーヴォで造られているせいか、あのヴェネトの銘酒アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラに爽やかな酸味が加わったような印象です。しかし、なんとアルコール度数16.5%!と怪物級。口当たりの良さにいい気になって、グイグイ飲んでしまうと大変なことになりそう。
産地:プーリア
生産者:ヴィニコーラ・サヴェーゼ
品種:プリミティーヴォ100%

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■Angiolino Maule
La Biancara Pico

ラ・ビアンカーラ ピコ
イタリア自然派ワインの第一人者、アンジョリーノ・マウレ氏のカンティーナです。畑では有機農法を実践、全てのワインを野生酵母で発酵し、ビン詰めまで二酸化硫黄は無添加で造られます。
やや薄茶色がかった、にごりのある独特の色合い。
完熟パイナップル、砂糖づけのレモンを思わせる甘く複雑な香り。ビックリしたのは、グラスに注ぐ時にまるでオリーブオイルのようなとろみがあったこと! これは微生物のいたずらで、ボトルの中で偶然に生まれたサプライズだそうです。口に含むと、すっきりとした酸味、華やかな果実味がねっとりと広がり、ミネラル感がジワジワと溢れてきます。フィニッシュに心地よい苦味も感じられ、とってもふくよかなボリュームを感じさせるワイン。グラスを回してじゅうぶん空気に触れさせると、みるみるうちにサラサラに変化します。
産地:ヴェネト
生産者:ラ・ビアンカーラ
品種:ガルガーネガ100%

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あ~しかし。。。4、5年前まで「ビオワインって胡散臭くて苦手」だなんて言っていた自分、どうかしてたぜ。
濁り系(ノンフィルター)、微発泡(瓶内発酵)、トロットロ(微生物効果)、、、今やすっかりフリースタイルの虜です。
ビオの素晴らしさ(美味さ)を教えてくれた石井さんに感謝、アユートの父太田社長に感謝。
それにしても熱い夜でした。風邪が吹っ飛んだ。

ワインインポーター、VinaiOtaのHPはこちら
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