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後藤 純男展

2006-01-03 14:00:20 | 展覧会から
日本橋三越で開かれている 「後藤純男展」へ行ってきた 喜寿を記念した展覧会
との事で 昭和34年の「黄楊」から新作の「天山南路キジル塩水渓谷」まで、
大作50点が出品されている 
殆どが屏風を額装したものなので 非常に迫力がある 特に中心に置かれている
「桜花浄苑雙図」 5曲一双の大作で左右に並び立つ 桜の老樹に爛漫の花が咲き
まさに散り始めた ただ豪華絢爛だけでは無い 何かを感じる作品です
特に老樹の深い皺のようにも見える樹肌や色合い そこに散る可憐な花びらの対比は 老樹に圧倒的な存在感があるだけに 花の一瞬の命の華やかさを感じさせてくれます
もう一つ気になったのは 昭和62年に同じ寺を描いた作品が3点公開されていました。 塔映と題されたその作品群は「雪」・「月」・「花」の順に並べられ
微妙に角度を変えながら塔を中心にした季節が描かれています 見ていて胸を突かれたのは、いずれも塀の外側から塔を見ているのですが その土塀の色合いが微妙に変化して なるほど春の色だし 冬の色だと感じさせる点でした。
塔映「雪」といい、大和・雪のしじまといい。庭園の新雪・新雪嵐山など 今回の展覧会には多くの雪のある風景が描かれておりました
年に何度も京都や奈良へ行く機会が増えました 今度は 自分で何を見ることが出来るのか楽しみが、また一つ増えました。
そうそう 後藤純男美術館が上富良野にあるそうですね 今度北海道へ行った時には、ぜひ時間を作りましょう 



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1 コメント

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Unknown (はろるど)
2006-01-12 21:32:07
はじめまして。

はろるどと申します。



恥ずかしながら初めて知った方だったのですが、

どれも迫力のある作品ばかりで圧倒されました。

私は冬景色が一番好きなのですが、

桜の味わいも良かったですよね。

富良野の美術館も気になります。



TBさせていただきました。
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