石橋宿から宇都宮宿迄歩いたとき 何か今までとは違う雰囲気を感じていました それが何かは良くわかりませんが 何か明治以前のことは無かったと思っているかのような感じです 勿論発展している所で江戸の記憶などは全く価値がありません しかし石橋宿から雀宮宿は決して発展している所ではありません 栃木県でも日光街道にはその保存にかなり力を入れています たとえば小山から壬生を経て今市へ向かう決して著名とはいえない道にも要所要所にその案内がなされています しかし小山から宇都宮とても と言うより日光道中のメインルートであるにも係らず 全く道中に関心が無いのはなぜなんでしょう 途中の神社も決してよく手入れをされているとはいえない状況です 宇都宮では面白い状況があります 中心部にある二荒山神社を中心とする公園では まるで 蒲生君平なる人物の業績が大々的に取り上げられ蒲生神社なる神社まで有るのです 江戸の三奇人の一人だとのことですがせいぜい正四位の人に対するものとしては異常です 勿論これは明治時代のことですが まるで江戸時代を忘れたいとの思いが 蒲生なる人物をこれほどまでに持ち上げ 昔のことを忘れさせているのではないでしょうか この事は昭和20年の敗戦後も昔のことを忘れたい症候群として残り 神社に対する無関心を引き起こしているように思われてなりません
反面日光の杉並木の大規模な保存修復や小金井の一里塚の保存 宇都宮に於ける先に触れた二荒山神社を中心とする神社を4社も取り込んだ公園の設置など一筋縄ではいかない面も感じられ 単なる旅行者では理解し得ない面が有る点も付記しておくべきでしょう
写真は 台新田 菅原神社の明治14年の記載がある狛犬です 狭くなった境内に何と無く寂しそうに置かれていました 年号の割りに真新しいので 新しい狛犬を古い台座の上に置いたのでしょうか 100年以上買っているとはとても思えないのですが
反面日光の杉並木の大規模な保存修復や小金井の一里塚の保存 宇都宮に於ける先に触れた二荒山神社を中心とする神社を4社も取り込んだ公園の設置など一筋縄ではいかない面も感じられ 単なる旅行者では理解し得ない面が有る点も付記しておくべきでしょう
写真は 台新田 菅原神社の明治14年の記載がある狛犬です 狭くなった境内に何と無く寂しそうに置かれていました 年号の割りに真新しいので 新しい狛犬を古い台座の上に置いたのでしょうか 100年以上買っているとはとても思えないのですが