気ままな日々を 思いつくままに

旅の様子や
今日の庭
思いついたことなどを
気ままに 気楽に綴ります

餃子で中毒 あきれた千葉県知事の対応

2008-01-31 16:38:49 | メディアから
どうも良く分からない。昨日の夕方から問題になっている毒入り餃子の件です。今回は製造元が中国とのことで中国を非難する声が非常に強いです。勿論日本では1947年に使用が禁止されている危険な農薬が食品に紛れ込むなどとあってはならないことです。しかし、今回の報道を見ていてどこか以前に見たような気がするのは自分だけでしょうか。加ト吉・COOP・味の素あの時JTは係っていませんでしたっけ。そう昨年問題になったミートホープです。あの時はミートホープの作る、腐った肉やくず肉・豚の心臓や廃鳥の肉で製造された黒毛和牛や、ミンチを確認もせずに製品に使用し、消費者に販売していたのでしたね・・・ 今回はJTが商社を通じて完成品の形で輸入し、COOPやヨーカドーなどを通じて販売していたそうです。そして加ト吉や味の素もその会社から原料として肉を輸入し製品として販売していたと報じられています。我が家では数年前に中国野菜に残留農薬があると問題になって以来、中国製と表示のある食品は買わないようにしています。しかし、今回のように原料に中国製が入っているとなるとどこにも中国の文字は入りません。我が家にもレトルト食品が一つありました。メーカーの消費者相談室に電話をしようとしますがまったく繋がりません。しかし育ち盛りの子供を持つ共稼ぎの家庭など、冷凍食品は欠かすことの出来ないアイテムでしょう。今回明らかになったことは、食品の安全に関して誰も責任を取っていない!!! ということです。製造元の中国では原料の野菜などに関して残留農薬の検査をしていると主張しています。JTも製品の検査をしていると言っています。税関も抜き取り検査だけれど検査をしていると言っています。COOPやヨーカドーも然りです。しかし今回分かったことは、生鮮野菜について残留農薬の検査は行われているが、加工品については、細菌検査は抜き取りでごく一部を行うものの、農薬などに対する化学的な検査は一切行われていない。工場も、JTも、商社も、税関も、COOPやヨーカドーも・・・・ うそでしょう、誰が消費者の安全を守っているのですか・・・ そう思いませんか・・・ 袋詰めされるまでに、誰が安全だと判断するのでしょう。仕様を定め製造させたJTの責任はどうなのか、あるいは輸入品検査を行っている税関(だと思いますがはっきりしません)の責任はどうなるのでしょう。販売するCOOPやヨーカドーは何の責任も無いのでしょうか・・・ ミートホープのときも、悪いのは田中社長一人で、うやむやになっています。最終消費者に販売した責任はどうなるのでしょう。
自分は最初この問題の公表が遅れたのは、あの兵庫県警が事件を握りつぶしていたので遅れたのでは無いかと思っていました。これは半分は本当だったようです。というのも、兵庫県警では、食中毒を起こした家族に問題があると思っていたようなのです。怖い話です。一方、その前にことが起きていた千葉県では知事が飛んでも無いことを言っています。暮れから正月にかけてだから、発表が遅れたのは仕方が無い。それは記者会見もせず、記者クラブへのペーパー一枚だったそうです。確か千葉県知事は女性だったと思いますが、知事ともなると、家族が毎日三度の食事をしていることなぞ、思いも浮かばないのでしょうか。もし自分に子供がいるという想像力があれが、正月だって三度三度の食事を作らねばならないことに思いが及ぶでしょうに・・・ 知事は三度の食事を料亭ででもしているのでしょうか・・・ もっとも船場吉兆のように、トンでもない偽装をしているところもありますが・・
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暖かい日差しの中で

2008-01-30 22:34:55 | 我が家の庭
久し振りに暖かい日がさしていたので、気になっていた玄関脇の手入れを行った。第一はプランターに植えていた小菊を、地植えにする事であり、二番目は鉢植えのミニバラの手入れをする事であり、さらには、大きく蔓延ったブーゲンビリアを切り詰めることでした。地植えする予定の所は、今までも、5年位前は小菊だった菊が咲いていましたが、昨年はまったく元気がなくなり、今回の小菊にその場所を譲ることになったのです。本来なら元肥を入れ、じっくりと植えるべきなのですが、掘り返してみると土もやわらかく、そのまま植えることにしました。驚いたことに、枯れた花や茎を取り除いてみると、一本の菊に花がまだ4輪ほど咲いておりました。ミニバラの鉢には雑草が沢山生えているので取り除き、無駄な枝を切り落としました。よく見ると、春に出てくる芽が沢山有りました。とにかく今のままそっとしておくことにしました。今、大きな鉢に変えたほうが良いかどうか、もう少し研究しようと思います。ブーゲンビリアは畳一枚分くらいに枝を伸ばし、まだ花をつけています。この木はもともと熱帯の植物のはずですが、我が家がよほど気に入ったのか、ものすごく勢いが良くなっています。昨年は6月ごろあまりに大きくなったので枝を切ったところ、花が咲かず、再度伸びてきた枝に10月過ぎから花をつけ始めました。今年は春先からは一切枝を切らないつもりで、今日思い切って枝詰めをしました。これでも木の大きさは昨年より少し小さいくらいですから、どうなるか楽しみではあります。予定外だったが、以前購入してあった麻布を庭のバラの下に敷いた。本来ワラを敷くつもりで買ってきてはあったが、ふとワラでは風に飛ばされてしまうのではないか?? という気がしてきて、使わずにしまってあった麻布を思い出したのです。使ってみると中々よさそうです。ストックは4枚しかありませんでしたので、あと10枚くらい買ってきましょう。そのほか季節に追われるものとしては、藤の消毒があります。石灰硫黄合剤を至急撒く必要があります。藤が眼をさまし、芽を出すすまえに・・ 出来れば明日中に撒布しようと思います。バラの消毒は3月に入ってからで良いでしょう・・・
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ヒヨドリと目白

2008-01-27 23:24:53 | 我が家の庭
この所寒い毎日が続いている。我が家のピラカン真っ赤な実もや生垣のさかきの真っ黒な実も食べつくされ、今残っているのはムベと、カリンだ。しかしカリンはどの鳥もつつく様子は無い。しばらく来ていたスズメの一群もすっかり姿を見せなくなった。それでも陽だまりにガーデンテーブルと椅子を置き、本なぞ読んでいると、今まで通りお騒がせな鳥は相変わらず姿を見せている。今来ているのは目白。たいていはペアで来て、ムベの実を突いている。不思議なことに我が家の庭を縄張りにしているヒヨドリが一羽いて、目白が姿を現すと、間髪を入れずというくらいの速さで、姿を現し、目白を脅しつけている。今までは気がつかなかったが、目白に対しては羽を少し広げ、震わせながら威嚇する。ピラカンの実があるときには尾長やつぐみも来ていたが、同じピラカンに来ている鳥でも、自分と同じ大きさの鳥に対しては追い払う動作はせずに、一緒に実をついばんでいるが、目白やスズメだけが居るときには、威嚇している。まして、今のように目白しか来ていない時には、その脅しは凄い。しかし目白も然るもので絶対に体当たりされるような開けた場所では止まらない。枝の間の狭い所に止まり、ヒヨドリがいる時には静かにしている。そして隙を見ては、ヒヨドリが開けた穴からムベの実を突いている。この状況を見ると、ヒヨドリはムベの実に穴を開けても一度にすべてを食べているわけではないらしい。だから目白がその実を狙ってくるのだろう。面白いものだ・・・ 家の裏側が駐車場になり、さらに建売が建ってしまったので、もう何年も鶯がやってこない。別の所に縄張りをもてたのだろうか、それとも繁殖の場所が破壊されてしまったのだろうか・・・。何年振りかで庭に本格的な霜柱が立った。あまり綺麗な画像ではないが乗せておく。しかし長さの基準となるものをおいて撮影しなかったのは失敗であった。心しておこう
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パックインジャーナル 暫定税率 何故暫定なのか

2008-01-26 23:41:18 | メディアから
今日パックインジャーナルを見ていたら何故こんな税金が暫定で継続されているかについて、パネリストの誰かが、本質をうがった発言をしていた。たとえば今問題になっているガソリン税の、上乗せはすでに暫定で30年続いている。自民と公明の与党は、さらにそれを10年間延長しようとしている。ちなみに暫定税率についてネットで調べているとこんな記事が出てきた。

aii about 日曜日の政治用語なる記事で辻 雅之氏が執筆している (一部省略)
「暫定税率というのは文字通り暫定的に決められた税率で、普通はガソリン税(揮発油税・地方道路税)などの「道路特定財源」のための目的税の「本来の税率に暫定的に上乗せされた」税率のことをいいます。

きっかけは1973年に起こった第1次オイルショック(石油危機)でした。

第4次中東戦争のあおりで石油価格が急騰し、狂乱物価など激しいインフレーションを生んだオイルショックですが、日本は国家をあげて「省エネ化」をめざしました。深夜放送が自粛され、ネオンサインが消えるなどその努力は相当なものだったのです。

そして、省エネのため石油資源を節約し、石油の消費を抑制することを狙いとして、ガソリン税などの税率を上乗せする暫定税率が課せられることになったのでした。

暫定税率はガソリン税だけでなく、同じ年に自動車取得税、自動車重量税に、1976年には軽油取引税にも創設され、これらはすべて現在に至るまで続いています。

本来は「暫定」という一時的な税率であったはずなのですが、30年たった今でも、何度も延長措置がとられ、存続しているのです。


暫定税率と本来の税率
暫定税率と本来の税率(「本則税率」といいます)の比較は、下記の通りです。

・揮発油税  本来の税率 1リットルにつき24.3円
       暫定税率  1リットルにつき48.6円

・地方道路税 本来の税率 1リットルにつき4.4円
       暫定税率  1リットルにつき5.2円

・自動車取得税 本来の税率 取得価額の3%
        暫定税率 自家用車は取得価額の5%

・自動車重量税 本来の税率 年間で0.5トンにつき2,500円
        暫定税率  自家用車の場合年間で0.5トンにつき6,300円

・軽油取引税 本来の税率 1リットルにつき15.0円
       暫定税率  1リットルにつき32.1円


暫定税率の期間
暫定税率はさきほどもお話しした通りあくまで「一時的」なものですから、「租税特別措置法」などの特別な法律によって期限が決められています。

揮発油税と地方道路税、いわゆるガソリン税は1993年に暫定税率を引き上げて延長され、その後1998年、2003年と延長されました。2003年延長分については、2008年の3月31日までが期限となっています。

また、他の税の暫定税率も、2003年に延長され、今年がその期限となっています。」とある。政府はこの上乗せ分が無くなると、道路のすべてが出来なくなるようなキャンペーンをしており、メディア特にTVのワイドショウなどはそれに大々的に加担している。
さてもし必要な税金であれば本来暫定などとせずに、税法の本則に入れるべきものである。最初の経緯から判るとおり、第一次の石油ショックに対応する非常の措置が本則を二倍にする暫定税率だったのだ。それを30年続けさらに10年続けようとする。この行為がわからない。必要なら何故本則を修正しないのだ。今回日切れになる法案は30近くあるという。自民・公明の与党は一括でなければ日切れ法案を審議しないと言っているらしい。何故一つ一つ審議しないのだ。その中には国民にとって必要なものも当然にあろう。それこそ、関連業界からの献金欲しさに暫定を続けていると指摘されても、言い訳は出来ないで有ろう。一刻も早く総選挙を行い、最新の民意により政治の再編成を行うべきだ。選挙をしてそれでも国民が自民・公明を選び、国が滅びるなら、それはそれで仕方が無いではないか。

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ねんきん特別便 だんだん腹が立ってきます

2008-01-24 15:37:50 | 生活の中で
数日前、我家にもねんきん特別便が届いている。自分の場合、一つの会社にずっと勤めていたので、そんなものがくるはずは無いと思っていた。しかし勤務場所が変わると社会保険事務所も変わり、漏れが生じる恐れがあるとの事で、その辺りのつなぎも調べてみたがまったく問題は無い。勤めてから定年になるまでの月数にも問題ない。とすると、何故これが送られてきたのかが問題となるが、この手紙には何故自分に調べよと言ってきたのかわからない。新聞によれば、確実に何か有ると予想される人に対して発送されているとのこと。まったく予想が出来ないとは何を見逃しているのだろう。自分のような特殊な名前の人間でも、今までに同姓同名は勿論、生年月日まで同じだと言われたことが、2回ある。一つは有名な大学病院で、診察カードを作る際に以前来たことがありますねと言われて判った。その時は登録されていた住所が違うので別人と判定したようだった。数十年前のことなので詳しいことは忘れてしまった。もう一件はもっと悪質で、当時日本信販と称していたところから、不当な嫌疑を受けたことがある。このときは秋葉原で何か家電製品をクレジットを利用して購入しようとしたところ、支払い不良者として拒否された。自分には覚えの無いことなので、強硬に抗議したところ、頭文字のNと、生年月日が一致していると言うことだけで、その情報が自分と結びつけられ、ブラックリストに載せられていることが判明した。日信販の一方的な誤りなのだが、その解決には、その情報を載せている信販系のデータベースの会社に乗り込みデーターの削除や、通産省の消費者保護のセクションを訪ね信販会社の不当を訴える等、その解決には数ヶ月費やした。所でこのねんきん特別便であるが、届いた直後から何を言ってきているのか判らないとの事で、国会などでも問題になり、再発送されることになっているという。しかし何故自分にねんきん特別便が来たのだろう。基礎年金番号の一致する記録があったのか、あるいは名前だけが一致する記録があったのか、それとも、生年月日が一致したのか、もしただ一人に紐つけして送ってきたのなら、何が一致しているかを示すべきだし、もし同じ条件の何人にも出しているのなら、75万とか100万の単位で収まるものでもなかろう。人の懐から金を抜いておきながら、宙に浮きました・思い出さなければ支払えませんとは何事だ。今まで自分には関係ないと思っていたが、もし自分の所に送られたことにより、本当に支払っている人に、この特別便がいかない可能性すらある。国とは、役人とは、これほど酷いところなのか。だんだん腹が立ってきた
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小石川後楽園

2008-01-23 16:13:44 | 生活の中で
新年会が6時からなので、まだ行った事の無かった後楽園へ行くことにした。考えてみると、自分は近くにある所謂名園と呼ばれるところにほとんど言って記憶が無い。たとえば「都立庭園案内」には九箇所の有料庭園が掲載されているが、本格的に見て歩いているところはほとんど無い。昨年は六義園へは2度ほど通ったが、自分の中では何か納得しないものがある。そう思いながらも、秋には行っていないのだから、なにおか況やだ。小石川後楽園も行きたいと思いながら行っていないお庭の一つだった。飯田橋駅から歩いてゆく時道を間違え、閉鎖中の正門に行ってしまった。しかしこれは、かえって正解だった。築地塀に沿って遊歩道が作られ、風情ある道になっている。外堀通に面した側には住宅金融公庫(今は名前が違う??)や後楽森ビル、トヨタ自動車などのビルが軒を連ね、中には東京都下水道局などもある。遊歩道はそれら名だたるビルの裏側を行く道でもある。途中には下水道局の敷地や建物を利用して、小石川後楽園展示室や、屋上庭園なども設けられている。展示室は3・4坪の小さなスペースで展示も写真や書類が主なものだが
じっくり見ているのも楽しい。遊歩道を抜けると入り口はすぐそこ。入園料は65歳以上150円。都営の入園料はどこも通常の半額なのはありがたい。一方、新宿御苑のように国立のものに高齢者割引が無いのは何故だろう。それはともかく、売店の脇を入るとまず目に入ってきたのは雪吊りの松。残念ながら雪は無いものの、ゆったりと丹精に雪吊りがなされている。案内板の前に立ち園を周遊するコースを選ぶ。750㍍コースと1,400㍍コースがある。勿論1,400㍍コースを選びゆっくりと回る。さすがにこの季節、花は無く、木の葉を落としている木々がほとんどで、寂しいといえば寂しいが、庭の高低などが良くわかる。思いもかけず20㍍近いかなりの高低差があるようだ。山を借景にしたお庭はよくあるが、庭そのものの中に、自然の高低差を無理なく取り込んでいるのは素晴しい。大堰川に架かる渡月橋から清水観音堂跡までもかなりの登りになる。このお堂跡に経っている看板には、大正12年の関東大震災で消失したと案内していた。ちなみに園の北側にあるこの観音堂と八卦堂はいずれも関東大震災で、南側に有った内庭と外園を隔てていた唐門と現在の入り口近くにあった西行堂は戦災で失われたと記されている。木々に囲まれた小さなお堂が大震災や、戦災といった東京を焼き尽くすような大災害の時に被災しているのは不思議である。梅林では2・3本の梅がちらほらと咲き始めていましたが、見頃になるには2月も半ばになるのではないでしょうか。ただ・・・残念なのは、後楽園遊園地のジェットコースターがすぐ近くにあり、若者の悲鳴が聞こえることです。このあたりには神田上水の水路がそのまま残り、現在も水を湛えていますが、もっと清流が再現されていればと思ったことでした。さらにその先には松林や花菖蒲園、稲田や藤棚が広がり、伸びやかな明るい雰囲気を漂わせておりました。もっとも江戸時代には松林はもっと沢山生えていたそうですが・・・ 唐門跡から木曽川と名づけられた川沿いを進みます。右手の山は棕櫚が多く棕櫚山とも呼ばれますが、その昔は昼なお暗いうっそうと茂った山で木曾山とも呼ばれていたそうです。小さな丘を越えると大泉水。中央には宝来島が見えます。右手の池との間は紅葉林。流れは竜田川と名を変えています。西行堂の跡地には、傷だらけになった狛犬がけなげにも跡地を守っておりました。その先は入り口です。やはりここにも季節ごとにかようゆとりを持ちたいものです。ここにもボランティア庭園ガイドが居るとの事で、一度は案内を聞きたいと思っています。毎土・日・祝の11時と14時の二回だそうです
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検察がやっと控訴 飲酒運転による 福岡3児死亡事故

2008-01-21 20:06:22 | メディアから
泥酔した市職員のわき見運転により、海に突き落とされ、三人の子供が死亡した事故について、福岡地検は21日に福岡高裁に控訴したと言う。地裁の判決が業務上過失致死罪を適用したことが事実誤認で、危険運転致死傷罪と適用するべきだとして控訴したと言う。これは当然ではないか。5・6時間も飲食店で大量の酒を飲み続け、時速100㌔以上のスピードで走行、10数秒間もわき見運転し、前の車に激突、車を海に叩き落した。その結果三人の子供が海で溺れ死んだ。何故これが危険運転ではないのか。その判決理由が振るっている。検査した時に危険運転とされるアルコールが検出されなかったからと。これではその場から逃げ去れば絶対に危険運転にならない。こんなことを奨励するために裁判はあるのか。これが起こる以前にも、ひき逃げが増えていると言う事を、TVのワイドショウなどが伝えていた。今回の判決は裁判所としてそれにお墨付きを与えたと言える。検察が控訴したのは当然だろう。このことは以前にも2回ほど書いた。検察の対応がこれほど遅くなったのは、控訴に当たって事故の再検証を行い、先に述べた時速100㌔以上・脇見運転10数秒が危険運転に当たると判断したからだと言う。しかしこのことを一番詳しく書いていたのは、「スポーツ報知」で、そこには無くなった三児の両親のコメントも載せられていた。勿論本誌の「読売」にも控訴の事実は掲載されているが、控訴したことのみである。朝日や毎日、日経にも勿論掲載されているが、そっけないものである。特に日経はその見出しに疑問を持つ。見出しが「博多湾車両転落事故、検察側が控訴」となっているのだが、これではまるで自分で落ちたと誤解される見出しではないか。日経は19日には、検察が控訴する方針を固めたと報じているのだからこの事件に関心を持ち続けていたのだろう、そして21日の記事の中では、危険運転致死傷罪の適用を求めると書いているのだから、なんとしてもこの見出しでは納得がいかない。残念である。

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バラの手入れ

2008-01-19 23:16:49 | 我が家の庭
昨日・一昨日と朝晩50羽くらい来ていたヒヨドリも今朝は30羽くらいに減っていた。良い言葉で言えば、たわわに実っていたピラカンがほとんど食べつくされたからです。昨年に比べると実りの時期は3週間くらい遅くなっています。もう一本のピラカンは12月も10日くらいには食べられていますから、このピラカンの実りの遅さが目立ちます。よく見ているとここの主役はヒヨドリと、ツグミです。ヒヨドリは、目白とかスズメと言った自分より小さい鳥に対しては、庭に入ってくるのを見つけると、体当たりでもするように急降下し、近くの枝に止まって、羽を震わせて威嚇します。ところがつぐみや、尾長に対しては、同じ電線に止まっていても、何もしません。それどころか、ツグミがピラカンに降りると、一緒に降りて実を食べています。ピラカンが終ったためか、まだ枝に付いているカリンを食べているようでした。ヒヨドリがカリンを食べているところは初めて見ました。今年はムベも実を沢山つけているのですが、実が沢山なっているためか、一つ一つは小さいようです。それが原因か、まだヒヨドリが実をつついている様子はありません。不思議なことに、何時もならヒヨドリの開けた穴を目指して目白が来るのですが、目白が先にムベにチャレンジしているようです。今週は三日ほどかけて、ばらの選定と肥料をやり、木酢を200倍して消毒をしてみました。まさかこれで枯れてしまうことも無いとは思いますが、何に効くのかも分かりません。今回の選定のおもな目的は、アーチにうまく絡ませるのが第一です。それと昨年と同じく思い切って強選定をしました。2年続けての強選定に耐えられるかどうか、一種の掛けです。もし駄目なら、春に新苗に替えるまでと腹を括っています。そうそう、フジにも同じ鶏糞を主体とした肥料を寒肥として与えておきました。昨年綺麗だったのはこのためだと自負しているからです。もう一・ニ本バラの大苗を植えたいのですが、我が家の実績では、新苗を植えた方が成績が良いので迷っています。
いずれにしても早く結論を出さなければ・・・・
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宮廷のみやび展

2008-01-18 17:29:25 | 展覧会から
主催者の「ごあいさつ」にはこうある。・・・今もみやびな京文化の源は、平安時代の宮廷にあります。近衛家は藤原家の宗家の家柄です。代々摂政・関白の重職に就く五摂家の筆頭として、常に朝廷の政治の世界に関与しました。・・・書や和歌に秀でた人物が多く、宮廷文化の中心的な存在でした。このため近衛家には、歴史的に重要な文書や美術品が数多く遺されています。陽明文庫は、昭和十三年、近衛家29代近衛文麿により設立、・・・・・近衛家に伝来した国宝八件、重要文化財五十九件を含む二十万点の文化財を保管しています。以下略」
いみじくも、この挨拶の中でも述べられているが、今回の展示物を見ていて、何かいつもと違う違和感がしていた。それは美術的にも、歴史的にも重要な品では有るのですが、それが当事者が係っているものとして、言葉が分かりませんが、当事者の生の声として今に伝えられていることです。誰をどんな地位につけるとか、僧侶を昇進させるとか、あるいは、天皇から帰ってきた勘返状(カンベンジョウ こんなものが有るとは知りませんでした。解説では頻繁にやり取りし、現在のメールのようなものと解説していましたが、たとえば甲から乙に書を送ると、その書の行間に甲は乙への返事を書き、乙に戻す。これが頻繁に行われていたらしい。特定のごく親しい人達の間でのみ許されていた様式?天皇と関白だから許された??)
実際は分からないが、自分には「書」が展示の中心になっていたように思われた。しかもその内容が「詩」や「芸術」にかかわることでなく、実務であったように思われる。それが1000年を超えて同じ家に伝わっている凄さに圧倒された。家熈の世界においては、江戸時代中期、近衛家21代当主にして、関白・摂政を歴任、太政大臣となった家熈の書や絵画、収集品を紹介している。文字の品格なぞまったくわからないが、宇治拾遺物語絵巻や春日権現霊験記絵巻を複製させ、その詞書を家熈自身が書いているが、その長い詞書をまったく乱れなく書きこなして居る事に感嘆する。さらに、花木真写における、その表現の確かさに驚く。これが書家なり画家がこれを書いたのなら、あるいは当たり前だと思うかも知れない。しかし近衛家の当主がそれをなしたところに、その凄みを見る。いずれにしても得がたいものを見せてもらいました。
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上野 東照宮 冬ぼたん

2008-01-17 23:20:27 | 生活の中で
仲間と博物館へ行く前に、上野東照宮の冬ぼたんを見てきた。庭園前の案内板には次のように記されている。
『冬ぼたん』
「昔、寒ぼたんは正月に縁起物の飾り?として使われていました。しかし生育が弱く今では葉ボタンがその主流となっております。
牡丹は通常春(4月中旬~5月中旬)に豪華賢覧な花をつけますが 当宮では牡丹の持つ特質を活かし寒中の花として『冬ぼたん』を開花させました
雪のちらつく寒空に(国宝 東照宮金色堂・??塔を背景とした雪除けの「ワラ囲い」の中でひっそりと咲くその姿は 見る人々の心をなごませ????ることでしょう」 
とある。聞く人も居なかったのでよく分からないが、牡丹園の全部の株が咲いているわけではない。せいぜい2・3割位だろう。特別に育てた株をこの期間だけ植えているのであろうか。そんな感じがしたところも有った。昨年の5月に見たときと同じ感じの花が咲いている所もあった。ここで気になったのは、今咲いている牡丹はきっと春には咲かないのではないかと言う事。しかし昨年春に見に来た時にそれほど咲いていない株があったかどうか記憶に無い。何か宿題を貰ったような気になってしまった。
寒中の花の無い季節に、これだけの花が青空の下で見られるのは幸せである。ひっそりと・・・と言う表現が適切かどうかは分からないが、春の牡丹に比べると、花はやや小ぶりのような気がするが、色は却って冴えているような気がする。周囲が地味なので、その華やかさは一段と際立っている。早いうちにもう一度 見ておきたい。
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サブプライム問題の現場・・・・

2008-01-16 21:41:43 | メディアから
昨日のNBonline no434は中々面白い記事が載っていた。一つは「セックスの快感は脳を麻痺させる」と言う話題であり、他の一つは、原油高の問題を落語の花見酒にたとえた、『新版『花見酒の経済』」であり、もう一つは「空家荒れ放題」と題する、サブプライムローンに関連して、銀行に差し押さえられた家をいかに管理すべきなのかと言う、ちょっと意表をついた観点からの記事であった。
最初の記事は、「アサヒ芸能」1月15日号とのタイアップでセックスをしている時の脳の状態を測定し、快感を得ている時の脳の状態は、脳に血液がいかず、窒息している状態になっていることをはじめて、明らかにしたという話なのであるが、面白いのは、それがいかに学問的に重要な問題であるのかを縷々説明している点で、その心理状況の方がこの記事の読みどころになっている。二番目の「新花見酒の経済」に関しては、03年に一バレル30ドルだった原油が、07年には100ドルになってるが、最近になるまで世界の経済は順調に回っていたように見える。70年代の石油ショックの時には世界の経済はスタグフレーションで、わが国でも狂乱物価と呼ばれるような混乱が発生したのに、70年代との差は「何か」を論じている。花見酒の落語では、与太郎と、熊さんが同じ金をやり取りしながら、お互いの樽の酒を飲み、たるの酒が尽きると、話は破綻するのであるが、原油をめぐる花見酒においては、原油が枯渇しないので続いている。さて70年代と03年からの差と言うことであるが、70年代にも原油の価格が3倍近く急騰した。花見酒で言えばくまさんが一杯100円だったのを200円にしたことになる。そこで与太郎に100円しかなければ、与太郎は熊さんから、酒を半分しか買えないことになるが、誰かが与太郎に100円貸せば、今まで通り一杯分の酒が飲める。70年代においては熊さんたる産油国は、そこで得た200円を使うことが出来ず、今までどうり100円分しか消費しなかった。従って、与太郎の消費は誰かがもっと貸してくれなければ、酒の量を減らさざるを得ない。しかし、もし熊さんが手にした200円をそのまま消費に回し、酒を2杯飲めば、消費量は1,5倍になり、与太郎も酒を今まで通り、熊さんから一杯の酒を買うことが出来る。中東諸国の建設ブームがそれに当たるという。ところがここに来てサブプライムローンの問題が起こり、今まで気前よく貸していたところが貸せなくなり、逆に今までの貸し金を取り立て始めた。世界が重大な転換期に入っていると、この記事は言う。さてそのサブプライム問題の現場ではどうなっているか。それが三番目の記事である。返済不能な客から差し押さえた物件はどうなっているか。差し押さえを受けて退去した家も、その大部分は、所有権も元の住人のままで放置されているのが現状だと言う。住人は差し押さえを受けて退去したのであるから、その住宅に対する責任はないと言う。他方差し押さえた銀行は担保権を行使しただけであり、所有権は無いのだから、住宅に対する管理責任はないと主張していると言う。家屋に対する税金の支払いはもとより、芝の手入、窓や壁の修理なぞするわけも無い。放置された住宅が、ホームレスに占拠されたり、麻薬の密売に利用されるようなことも起こり、周囲の環境も悪化する。ある調査によれば、放置住宅の150フィート以内の住宅は7600ドルもその価格が低下すると言う。そこで各自治体においては、銀行に対し、その管理責任を追及する方向で進んでいると言う。さらに、放置住宅の価値はほとんどゼロに等しいものとなっているらしい。ある調査によれば、残存価値4500ドルとされた住宅の内訳は、土地代金が4300ドルであったという。よくわからないうちに世の中は大きく変わり、大変なことになっているらしい。クワバラ、クワバラ・・・・
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救急医療体制 その2

2008-01-15 23:56:50 | メディアから
自分が時々行っている外科医院は、10年ほど前までは入院患者や救急患者をを受け入れていた病院であった。、救急指定病院で有ったと言う。その当時院長は毎晩寝巻きに着替えることはなく、服を着たまま横になっていたという。いつでも救急患者を受け入れる用意をしていたわけである。病院の看板を下ろし、夫婦で皮膚科と小手術を主体とする外科に特化して、やっと夜普通に寝ることが出来るようになったと話していた。きっと昔はそのような先生が沢山居たのだろう。一昨日富田林市の救急病院について書いたら、それは全国で起こっている。とのご指摘をいただいた。確かに昨日の新聞にも全国的に救急指定病院が減少していることが、報じられていた。14日付けの朝日新聞に拠ると、救急指定病院には、軽症患者を診る「一次救急」入院や手術の必要な患者を治療する「2次救急」救急救命センターなど重篤患者に対応する「3次救急」に分かれ、中でも多くの市にある公立・民間の2次救急病院が地域医療の中心的担い手になっているという。ところが全国の2次救急病院は05年10月時点で、4170ヵ所有ったが、2年後には3996ヵ所となっている。救急対応を止めた所が235ヵ所、21ヶ所が3次救急に移行、82ヶ所が2次救急に加わり、差し引き174ヶ所が減少となったという。減少数のトップは福岡の-26.東京の-15.大阪府の-14ヶ所が続いていると言う。地域別に見ると、四国や北陸・甲信越が多いと言う。同じ記事の中に、救急対応を止めた理由をたずねた箇所もある。 救急対応をやめた235病院のうち204病院から何故取り扱いをやめたのかの回答を得ている。最多は「医師や看護士の不足」66.「診療所への変更」40.倒産・廃院も20病院有ったと言う。府県別に見ると特に深刻なのは高知県で2年前に48有った救急対応病院はなんと36に減っている。都道府県別に見ると、2次救急病院数が10箇所以上減少しているのは、先に上げた福岡・東京・大阪以下次のように続いている、高知・神奈川各12.埼玉11.減少した割合が10㌫以上の県は、高知25㌫、福井12.8・長野12.0、福岡・岐阜11.1と続き、全国平均では4.2㌫減少となっている。この原因としては、「大学医局の医師引き揚げ」、「医師が半減し当直体制が取れない」さらには、特に都市部においては「救急での収益に期待できない」、「続けるメリットが無い」、「専門外も診る救急は、訴訟リスクが高い」などの声が多かったと記載されている。ここに垣間見えるのは、とにかく診療報酬を抑えればそれでよしとする、厚生労働省の施策の貧しさが根本にあり、役人の体質を完全に変えなければ、このひどい状況は直らないことがある。しかし、一昨日書いたように富田林市における、救急医療体制の崩壊は、それだけでは説明できず、医療従事者の心の貧しさも、あるのではないかと言う気がする。それが全国に拡散しないことを祈るのみである。
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救急患者の受け入れ拒否に思う

2008-01-13 21:35:47 | メディアから
我々は、119番通報して、救急車が来てくれれば、それで病院に搬送されると思っている。ところが大阪府の富田林市では、それが常識ではないと言う。10日の読売新聞に寄ると、搬送拒否の状態は日常化しているらしい。先にこの問題が報じられた時、その患者は妊婦で、しかもそれまで医者の検診を受けていなかったと報じられていた。ある意味、その女性が常識はずれなので、病院が受け入れを拒否したのだと言う、ニュアンスがあった。その時もなんとなくおかしいなと感じていたが、今回の報道によると、消防本部による救急患者の搬送そのものが、日常的に拒否されているらしい。10日の読売新聞の記事はこうある
「救急患者の受け入れ拒否、大阪府内で日常化」 との見出しに曰く
救急病院の患者受け入れ拒否をめぐり、30病院に断られた女性(89)が死亡する問題のあった大阪府富田林市消防本部で、昨年1年間に10病院以上に受け入れを断られたケースが123件にのぼり、女性のほかにも搬送が遅れ、数日後に死亡した男性患者のいたことがわかった。市内外の36病院に断られた例もあり、同府内の救急病院が日常的に、患者の受け入れ困難な状態に陥っていることを裏付けた。
 123件は、同市と太子町、千早赤阪村を管内とする同本部の年間出動5879件の約2%。10~19病院に受け入れを拒まれたのが114件で、20~29病院が7件、30病院以上が2件だった。うち20件は、救急車に収容してから病院に運ばれるまで1時間以上かかっていた。

 関係者によると、市内外の16病院に断られた男性は、同府河内長野市内の病院に収容されたが、数日後に亡くなった。36病院に搬送を断られたのは内臓に持病のある男性で、深夜に搬送され、「ベッドが満床」などを理由に立て続けに断られた。1時間半以上経過して同府北部にある病院に運び込まれ、治療を受けたという。

 同府では今月2日にも、東大阪市で交通事故に遭い重傷を負った男性(49)が、重篤な患者を治療する救命救急センター5か所に断られ、搬送先で死亡。宮城県蔵王町では6日、火事で全身やけどを負った女性(88)が同センターなどに受け入れを断られ、病院に収容されるまで約1時間を要した。

またこれに関してはこんな記事も見つかった
「「社会】 5つの救命救急センターが受け入れ拒否、事故の男性死亡…大阪
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2008/01/03(木) 23:12:38 ID:???0
・大阪府東大阪市で2日夜に交通事故に遭った男性が、府内の五つの救命救急センターから「満床」
 などを理由に受け入れを断られ、事故から1時間後に現場から約13キロ離れた同府吹田市の
 救命救急センターに運び込まれた後、死亡していたことがわかった。
 24時間態勢で緊急治療を担う救命救急センターに重篤な患者の受け入れを要請する場合、通常
 なら2、3施設目までに搬送先が決まり、「5施設も断られるのは極めてまれ」という。

 河内署によると、亡くなったのは大東市のトラック運転手、西村正夫さん(49)。西村さんは2日午後
 10時20分過ぎ、バイクを運転して市道を直進していたところ、右折しようとした大阪市淀川区
 在住の会社員の男性(28)の軽乗用車と衝突した。
 同10時33分に救急隊が事故現場に到着。西村さんは胸を強く打っており、意識はあるものの
 もうろうとしている状態だったため、重篤患者を受け入れる3次救急の救命救急センターでの治療が
 必要と判断。現場から近いセンターから順に受け入れを要請したが、5施設に「満床」などと断られた。

 6番目に要請した大阪府済生会千里病院(吹田市)併設の千里救命救急センターでの受け入れが
 決まり、救急隊が現場を出発したのは、事故発生から30分以上経過した午後11時ごろ。西村さんは
 同11時25分ごろ運び込まれたが、3日午前1時40分過ぎに死亡した。

 大阪府では、3次救急医療は、府が救命救急センターに指定した11病院が担っている。年末年始は
 一般の病院が休みで、救命救急センターなど救急体制をとる病院に患者が集まりやすいという。
 現場から最も近い府立中河内救命救急センター(東大阪市)は当時、通常の夜間と同じく救急専門医を
 含む3人が救急の当直として勤務していた。しかし、2人の重症患者を治療中で、「これ以上の対応は
 できない」と判断して断ったという。

 西村さんの長男(27)は、医師から「到着時に意識がなく傷は心臓に達しているため、手術が難しい
 状態だった」と説明を受けたという。「近くで受け入れてもらえなかったのは悔しいが、正当な理由が
 あるのなら、あきらめざるを得ない」と話した。(一部略) 」

これは大阪だけの問題なのであろうか。本当に病院は救急患者の受け入れが出来ないのであろうか・・・ 今救急車をタクシー代わりに利用することが問題になっている。しかし、それが本当に緊急を要するのか、それとも、タクシー代わりに利用しようとしているのか、それは現場に行って見なければ判らない。まして病院がその緊急性を判断できるとは、まったく思えない。極端なことを言えば、富田林市の病院の医師は、救急医療をやりたくないのではと思わざるを得ない。勿論、緊急の手術を行っている病院も有るだろう。しかし同じ時間に、緊急患者を数十の病院が扱っているなどとは、まったく思えない。要するに富田林の病院に勤める医者は、院旧の患者を診たくないのだと断じざるを得ない。病院の医師はそれほど疲れているのであろうか??病院の医師はそれほど、無責任な人間の集まりなのだろうか?? 大阪に何故これほど問題が発生するのだろう。えてして悪いことは大阪から全国に伝播することが多い。原因を厳しく解明すべきであると思う

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日本画『今」院展

2008-01-12 00:20:44 | 展覧会から
稽古始に行がてらギャラリーへ行く。来週も開催しているので、来週でも良かったのだが、何かせかされるものが有り、時間も限られた中、入って見る。今回の展覧会は昨年パリ三越において開催された院展の今を代表する作品の、帰国展との事で、入り口を入って、あいさつ文を見た最初の作品が、片岡珠子の「面構」 これは四艘の屏風であるが、展示も屏風のように展示されているところに、平面では表現し得ない陰影が現れているようで好ましい感じがあった。その少し先に行ったところに展示してあるのが、八艘の大作、福王子宝林の「白光のヒマラヤ」その重量感には圧倒される。しかしなんとなく、これだけのスケールを出すには、もう一つ、屏風サイズでは何か物足りない気もしていた。その脇にあるのが、平山郁夫の「月華厳島」とにかくブルーを基調とした雰囲気の中、軒先につるされたガントウを映す瀬戸内の漣の輝き、と言うか、そのぬめりある光に感じ入った。自分は平山郁夫氏には、何か一歩引く姿勢であったが、何度もなら薬師寺を訪ねているうちに、好きになってきていた。さらにこの展覧会に出品されていた、「月華厳島」のなんともいえないブルーには還元に「参った!」と言う感じであった。その斜め前にあるのが、後藤純男の「大和・雪のしじま」確か近衛は、以前にもこのギャラリーで見たような気がする。その雪が降り止んだ時に一瞬見せる明るさと、完璧な情景が好きです。昨年でしたか京都旅行のその日に帰らねばならない朝に、雪が降り金閣寺へ急遽いったことがありました。振っている時、降り止んだ時の静寂、そして雪をその見に乗せたまま、日に照らされた時の鮮やかさ。やはり芸術家の目は違います。一瞬を切り取る眼!!
もう一度でも二度でも見たい絵であることには変わりありません。
今の自分には、会場内でどんな絵が展示されていたかを記憶しておくことはほとんど出来ません。今日書いた3人にせよ、「面構」や「大和・雪のしじま」・白光のヒマラヤ」などは今までに見たことがあります。あるいは「月華厳島」も見ているかも知れません。本来なら自分はほとんど図録を買うことが多くあります。記憶のあいまいなところを補正することが大きな目的です。しかし今回は図録を一度は手に取りましたが、買いませんでした。なんとも、発色が悪く、今見てきた絵を冒涜するように思えてしまったからです。
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ひき逃げすれば罪は軽くなる 

2008-01-10 22:59:38 | メディアから
まだ納得できないことが残っている。あの3人殺して過失だったとして7年半の刑の判決が出た、交通事故の件である。判決は逮捕された時に、法律の規定する数値を下回っていれば、危険運転致死傷罪は適用できないと言っている。要するにまずつかまるな!! 時間を経てアルコールが少しでも抜けてから捕まれ!!検査された時に法律の基準以下であれば、救済されると言っている。これって、ひき逃げ奨励の判決ではないか。とにかく事故を起こした現場では捕まるな!!!ひき逃げをしろ!!! 一日経って自首すれば、どんなに飲んでいたって、逃げたって、最高7年半ですむと言っているではないか。道路交通法では、事故が起こった時、被害者の救助を規定している。もし、警察に通報し、被害者を救助している時に、飲酒検査をされ、法廷数値以上出れば25年の刑だ。これが当たり前なのだ!!! ところがその場から逃走し、数時間経ってから出頭すれば7年。絶対に飲酒運転で事故を起こした人間は、被害者の救助などしないであろう。この裁判官は、刑を短くするには、とにかく逃げよと言っている。何故数値が絶対なのであろう。酒を飲んでいたことが証明されれば、過失致死でなく、何故危険運転致死傷罪が適用されないのか。ふざけるなと言いたい。この裁判官は自分の家族が同じ目に合わされても、今回と同じ判決を下すのだろうか。勿論裁判は法律に基づいて判断されるべきものであり、恣意的な運用は絶対にしてはならないことは言うまでも無い。しかし、危険運転致死傷罪が新設された経緯を考える時、今回のような、三百代言的な法律解釈を許すべきであろうか。この裁判官の人間性を疑う。事故を起こしたら逃げよ。その方が罪が軽くなる。こんな事って有るのか・・・ 究極のモラルハザードの奨励だ!!!!
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