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西岡議長の読売への寄稿文全文 その一

2011-05-20 00:44:50 | 震災
菅直人内閣総理大臣殿
 昼夜を分たぬご心労、推察いたします。ご苦労さまです。
私は、国権の最高機関を代表する一人として、此の一文でであえて率直なことを申し上げます
菅首相、貴方は、即刻、首相を辞任すべきです。
いま、東日本大震災の被災者の方々、東京電力福島第一原子力発電所事故により避難を
余儀なくされておられる皆さん、多くの国民の皆さん、野党各党、また、与党の国会議員の中にも
私と同じ考えの方は多いと思われます
また、地方自治体の長、議員のみなさんも、菅首相に対する不信と不安を持っておられると思います
それでも「菅首相、お辞めなさい」と言う声がなかなか表面化しないのは、理由があるようです
国政に限らず重大な問題が生じたとき、そして事柄が進行中に、最高責任者を変えるのは、
余程のことだ、という考えが、一般的だからです
しかし、3月11日の震災発生以来、菅直人氏は、首相としての責務を放棄し続けてこられました
これこそが、余程のことなのです
じつは、昨年、尖閣諸島沖の中国漁船衝突問題の時も、首相としての責任を放棄されたのですから
貴方は、首相の国務に関しての責務に自覚をお持ちでないのでしょう
こうした私の菅首相への「怒り」に、反論する格好の言葉が、日本にはあります
曰く、「急流で馬を乗り換えるな」
この言葉は、私も賛成です。しかし、それは、馬に、急流を何とか乗り切ろうと、必死になって激流に
立ち向かっている雄々しい姿があってのことです
けれども菅首相には、その必死さも、決意も、術もなく、急流で乗り換える危険よりも
現状の危険が大きいと判断します
今、菅首相がお辞めにならなければ、東日本の被災者の皆さんの課題のみならず、
この時点でも、空中に、地中に放射能・放射線を出し続け、汚染水は海に流されているという
原発事故がもたらす事後の重大な課題も解決できません

ここで3月11日以来、なぜ菅首相がやなかったのか、やる気がなかったのか、私が疑問を持ち続けていることについて
触れてみたいと、思います

以下今までも倍以上続きますあすになれば全文がどこかにUPされるとは思いますが
取りあえず続きはあすにします
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