気ままな日々を 思いつくままに

旅の様子や
今日の庭
思いついたことなどを
気ままに 気楽に綴ります

麻生首相は新聞を読まない 

2009-02-28 21:35:35 | メディアから
28日の東京中日新聞4版21面に、こんな記事が掲載されていた。WEB上を探しても、載っている様子がないので、ここに掲載してみる
横見出しには、「09年度予算案衆院通過で自民党からも退陣要求が本格化しそうだが・・・』とあり、キャンプションはゴシックで強調してこうある「麻生太郎首相は27日の予算委員会で『新聞にはしばしば偏っている記事が多い』と、新聞批判を展開した。この日は、09年度予算案が衆院を通過し年度内予算せいるつが確定。これを節目に、自民党内の『麻生降ろし』が本格化することは避けられない見通し。首相は引き続き、厳しい政権運営を強いられる」 とある。引き続き横見出しで「中川前財務相”ヘロヘロ会見”自らの迷走発言にキツイ論調」に引き続き一段で「偏った記事多い」なるサブ見出しが続き「麻生首相は27日午前の衆院予算委員会で、新聞を読まないと公言していることに関して、「新聞にはしばしば偏っている記事が多いように思っている。それをうのみにしてはいかんと自戒している。」と述べた。「盟友」とされる中川昭一前財務相の”ヘロヘロ会見”に端を発した辞任劇や、自らの迷走発言などに対して、厳しい論調が目立つ新聞報道に猛反発した形だ。その上で首相は「責任者の名前が乗っている記事は、名前を見て読むようにしている」と説明。署名のない記事は「見出しを眺めることぐらいはするが、自分のことを書いてあると、大体(内容が)違うんで読まない。他の人(に関する記事)
もきっと違うんだろう」不信感をあらわにした。民主党の逢坂誠二氏が「一国のトップリーダーが『私は新聞を読まない』と公言するような事があっていいのか」と指摘したことへの答弁」それに関連して祖父である吉田茂の爆発、カメラマンに水をぶっ掛けたり、佐藤栄作が退陣の折、記者が全員退席し、ただ一人TVカメラに向かって話をした光景などを、続けている。しかし、吉田茂は問題は有るにせよ、サンフランシスコ講和条約を纏め上げ、佐藤栄作は、沖縄返還を自分のライフワークとして何年も掛けて成し遂げている。わずか就任5ヶ月でこの体たらくの麻生太郎には比肩しがたい人物であるが、麻生にはそのことは全く眼中にないようだ。
国民はそのレベルにあった政治家しかもてないという。自らの程度の劣化を憂うべきなのだろう
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加藤紘一の分析

2009-02-27 23:52:52 | 我が家の庭
27日の東京新聞の2面、政治欄に「ポスト麻生」の記事が掲載されているが、それと並んで加藤紘一氏の話が掲載されている。加藤の乱の失敗以来実質的な影響力はないに等しいが、自分としては、彼の発言を注視している。それは、あるいは、床屋談議は面白い ということに過ぎないかも知れないが・・・ 記事を引用する

「政界再編『終わった』 加藤紘一氏が断念宣言」
2009年2月27日 朝刊
「自民党の加藤紘一元幹事長は二十六日、都内で講演し、次期衆院選前後の政界再編について「麻生政権の支持率の低下とともに、政界再編という局面も、新党をつくる局面も終わった」と述べた。加藤氏は衆院選前後の政界再編も視野に入れていたが、事実上の“断念宣言”となる。
 加藤氏はその理由として「今や民主党は単独で政権を取れるという状況に入ってきた」ことを指摘。一方、麻生政権の行方は「四月に自民党総裁選があるんじゃないかという人もいるが、まだ分からない」と述べた。衆院解散・総選挙の時期に関しては、首相が交代するかどうかにかかわらず「八月くらいが選挙の時期ではないか」との見方を示した」  引用終わり
政権交代が現実のものになりそうな状況が強くなるにつれて、民主党に対するバッシングが強まっている。初めてのことに完璧を求めるには勿論無理がある。しかしそのリスクと、現実に生じている不平等とどちらが重大なにか という選択を迫られているのだと思う。自分は労組出身の議員を信じる気にはならない。しかし、民主党には新しい感覚を持ち、市民層から選出されている議員も大勢いる。全員が正しいとは限らないにしても、60年におよぶ自民党と官僚の癒着による、この閉塞状態を打破するには、やはりハッキリした政権交代が必要だ。その意味で加藤紘一のような風見鶏も必要なのだ。しかし自民党の反乱失敗者、加藤にしても、河野洋平にしても、なぜこんなに臆病になってしまうのだろう。その意味で雌伏10年の小沢一郎に期待すること大である。小沢にも細川政権という挫折の歴史がある。願わくば、何とか継続できる政権を作ることのみが小沢一郎の使命として、それだけに全精力を注ぎ込まれんことを・・・ 官僚は絶対 敵に回るので、議員諸氏が徹底した国民のための哲学を持ち、政策の立案と実施に当って欲しいと思います。なんといっても、来る総選挙で過半数を取ることが絶対条件ですが・・・・・

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高速道路割引試算・無料化データー削除

2009-02-26 18:01:14 | メディアから
26日の東京新聞社会面(25面)のトップに五段抜きで「高速道割引試算 無料化データ削除 国交省の財団法人“民主案”隠しか」なる記事が掲載されている。他の新聞には載っていないし、予算委員会の馬渕議員の質問は一時間半掛かっているので、(http://www.shugiintv.go.jp/jp/ から25日の予算委員会を選択、馬渕澄夫議員をクリックすると予算委員会の画像が現れる)衆議院TVから見て頂きたいが、東京新聞のWEB版から引用させていただく。
「 高速道路料金引き下げによる経済効果について、国土交通省所管の財団法人「計量計画研究所」(東京都新宿区)が無料化にした場合の効果についても試算しながら、最終の報告書からデータが削除されていたことが分かった。高速道路無料化は民主党がマニフェストに掲げる看板政策の一つ。割引した場合よりも経済効果が多大になったことから、国交省側が意図的にデータを隠した疑いが強まっている。

 この問題は民主党の馬淵澄夫衆院議員が二十五日の衆院予算委員会で追及。金子一義国交相は「研究の途中段階で無料化の効果も検討していた。精査して速やかに国会に提出する」と答弁した。

 馬淵議員によると、二〇〇七年十月、国交省国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)は計量計画研究所に対し、料金割引で一般道を含めた道路利用者が受ける便益や二酸化炭素(CO2)削減効果などの試算業務を約六千万円で発注。計量計画研究所では、〇七年から〇八年にかけて一部の高速道路で行われた割引実験の結果に基づき、三割引き、五割引き、十割引き(無料化)の三パターンについて試算。いったん報告書を作成した。

 馬淵議員が関係者から入手した当初の報告書には、無料化した際のデータが随所に記載されていた。利用者が受ける便益については、高速利用者の増加による一般道の走行時間短縮や、料金値下げなどにより、一年間で三割引きが五兆二千億円、五割引きが十兆二千億円、十割引きが二十六兆七千億円との試算結果が出た。

 ところが、最終的な報告書からは十割引きに関するデータや記述が一切なく、ページ数も少なくなっていた。

 政府は景気・生活対策として、来年度から二年間に計五千億円を投じ、自動料金収受システム(ETC)を利用した乗用車の「土日祝日上限千円」と「平日昼間三割引き」を策定。〇八年度第二次補正予算に盛り込んだ。さらに昨年十二月には、来年度からの十年間に計二兆五千億円の道路財源で、料金引き下げの継続などを閣議決定した。

 国交省は、これらの事業を進めると全体で三割引きに相当するとしている。計量計画研究所が作成した報告書はこれらの値引き幅を決める際の重要なデータとなった。

 国交省国土技術政策総合研究所の話 大臣が国会で答弁した通りだ。

 財団法人計量計画研究所の話 回答できません。

 ◆国交省削除指示か
 民主党の馬淵澄夫衆院議員の話 研究機関である国交省の財団法人が、いったん作成した報告書から自主的にデータを削除したとは考えにくく、国交省が削除を指示した可能性が高い。

 無料化案の経済効果が大きいことを裏付けるデータを公表したくなかったから隠したのだろう。
引用終わり
ただし、効果の金額に関して、紙面とTVで話されている効果金額は一桁異なっている。国会で話されている方が正しいとは思うので、紙面で訂正いただきたいと思う。しかしここで問題なのは、東京新聞の紙面でも、議員も指摘していたが、全ての情報を国会に提出し、議論を尽くすべきだと考える。官僚が一方の政治に加担し、現政権の利益のみを図っていることが最大の問題であろう。
実は馬淵議員は2月20日やはり予算委員会で高速道路割引について追求している。
ここしたケースで国交省国土技術政策総合研究所が高速道路料金が3割引・5割引・
10割引したケースについても試算されている。自分は26日の朝刊においてこの問題を知ったが、国会においては20日に問題になっていたのだ。メディアの役割は大きい。我々はもっとメディアの行動を監視する必要がありそうだ。メディアを信頼できないことは悲しい。いつの間にこんなにことになってしまったのだろう。衆議院TV20日予算委員会 馬渕議員の質疑のTVを見て欲しい








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石川 遼とタイガー・ウッズの言葉

2009-02-25 17:58:28 | メディアから
自分はゴルフをやらないし、ゴルフの中継を見ることもない。しかし、15歳の時にプロのトーナメントで優勝したことや、記者会見での誠実な応答や、隙のない応答には好感を持っていた。25日発行の日刊ゲンダイに彼に関する二つの記事を見つけた。一つは5面で「GMクライスラー破綻の恐怖」という記事や、「おいしい『商品権』商売の実情」それに「禁じ手 新通貨『アメロ』導入はあるのか」という3本の記事と並んで「石川遼ガチガチ ウッズと初対面」という記事が掲載されている。興味をそそられたので全文を引用させていただく。 以下引用
「ゴルフの石川遼(17)が、タイガー・ウッズと始めて会ってガチガチになった。今期ツアー初戦のウッズを、世界マッチプレー選手権会場(アリゾナ州)でわざわざ待ち構え、クラブハウス前に姿を見せると緊張の面持ちで『ナイス・トウ・ミーチュー!』と英語で一言。ウッズも石川を知っていたようで、笑顔で握手を求めてきた。この間、わずか3秒。頬を紅潮させた石川は『一瞬だけど、試合とは違う緊張』。米ツアー初挑戦の前週は予選落ち。この大会の出場権はないため、欠場者が出ない場合は帰国する」引用終わり もう一本ゲンダイには15面に『金のなる木』石川遼のCMギャラは7000万円}なる記事が載っている。石川は13社とスポンサー契約などを結び、契約金は総額25億円に及ぶという。彼の賞金総額が1億円でプロ5位になっているとは聞いていたが、驚く。周りが彼を潰さないように祈るばかりだ。今日の東京新聞の夕刊。社会面の中央に大きく彼のウッズと対面した時の状況が載っている。ウッズの発言も載っているが、若い石川に対する思いやりあふれた発言をしている。さすが一流の人は違うと感心する。           東京新聞のWEB版をそのまま引用する

遼君『夢』へアプローチ ウッズ選手エール『騒がれても着実に』
「米男子ゴルフツアーのアクセンチュアル世界マッチプレーの開幕を翌日に控えた24日、補欠で待機中の17歳の高校生プロ、石川遼選手が会場であこがれのスーパースター、タイガー・ウッズ選手(米国)とついに対面した。

 ウッズ選手は「君の活躍は聞いているよ。会えてうれしい。これからも頑張って」と、にっこり笑うと手を差し出した。石川選手は興奮しながらも英語で「ナイス・トゥー・ミート・ユー」と答えながら手を握りしめた。「感無量です。握手できただけでもうれしい。タイガーの手はがっちりしていました」としばらく興奮が冷めなかった。

 石川選手にとって、ウッズ選手は六歳でゴルフを始めたころからのあこがれの人。ジュニア時代には最終日はウッズ選手に倣い赤いポロシャツで戦ってきたという。

 ウッズ選手は公式記者会見で石川選手について触れ、若くしてメディアに騒がれた自身の体験をもとに「騒がれても自分のやるべきことを実行すること。十七歳とは信じられない活躍。これからもっと伸びていくことを願いたい」とエールを送った。 引用終わり

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都内唯一 都電荒川線 ぶらり、途中下車

2009-02-23 23:08:35 | 仲間と
今日の仲間のテーマは「都内唯一 都電荒川線 ブラリ、途中下車」がテーマです。今回で8回目との事ですが、自分が参加するのは3回目です。朝起きると雨音が聞こえました。びっくりしてメールをチェックしても何の連絡もありません。確かに中止の時には連絡するとありましたので、連絡のないのは、決行かとは思いましたが、念のために常任幹事のM氏のところへ電話しました。「一応集まって、駄目なら中止」との事で規定の時間までに集合することにしました。傘が濡れると嫌なので、奥方に願って駅まで送ってもらいました。濡れた傘をもって電車に乗るのは、好みでありませんので、非常に助かりました。感謝です
高田の馬場駅に10時集合だったのですが5分前には全員集合し、何のためらいもなく出発しました。誰一人雨が降っているから予定を変えよう! などという人はいません。まず40分近く歩いて穴八幡宮に着きました。非常に立派なお社で、こんなところがあるなぞ全く知りませんでした。集合してもお茶なぞ飲んで打ち合わせをすると思っていた自分は、ザックにカバーを掛けるのがやっとで、穴八幡でやっとカメラを出すことが出来ました。そこからやけに早稲田に詳しいH氏の案内で大学内を通り抜け、甘泉園公園を訪ね、そこからすぐの都電始発駅「早稲田」から鬼子母神」まで乗り、雑司が谷墓地を訪ね、再び鬼子母神から庚申塚まで都電に乗り、庚申塚を訪ね、刺抜き地蔵の高岩寺からすぐ傍にある地蔵蕎麦の大橋屋で昼食にしました。この蕎麦、中々おいしくてリーズナブルでした。昼食後は染井霊園から慈眼寺や本妙寺で芥川龍之介や遠山の金さんの墓や、振袖火事の慰霊碑を訪ねたが、遠山の金さんの墓は、重厚な自然石で、さもありなんという感じがしたものだった。すぐ近くにある妙行寺へ参り、お岩さんの墓に詣でる。お岩様に塔婆を捧げ、熱心に祈れば必ず願い事は成就すると多くの信者が語るところである。と墓の脇の案内板にはある。そのためか塔婆の数は抜群に多く、さらにはローソク・線香・マッチなど、自由にお使いくださいと、墓の前に供えられている。お岩様は今も生きているのかも知れない。予定では、江戸三大閻魔の善養寺を訪ねることになっているのだが、全く記憶にない。お岩様のたたりであろうか。くわばら・くわばら
その後新庚申塚駅まで歩き、飛鳥山下車、古川庭園まで歩き、園内を散策。12時にはあがると予報されていた小ぬか雨はいまだ降りやまず。早々に切り上げ六義園へ向かう。勿論歩いて・・・ 六儀園では、逆に回ったので何か釈然としない中、拝観を終了してしまう。驚いたのは、花が咲いているときはあれほどの存在感のあるしだれ桜が、当たり前の桜に見えてしまったことです。枯れた庭園の風景はそれなりに趣のあるものだけに、何か落ち着きません。ただ・・・ インターネットのライブカメラの設置が進められており、春には運用が始められるようですので楽しみにしたいと思います


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真冬の手入れ 藤とばら  ミニシクラメンとミニバラ

2009-02-22 15:39:02 | 我が家の庭
今月に入り、ぼちぼちと続けていた、藤とバラの冬の手入れが終わった。藤に関しては無駄な蔓を切り、伸びている蔓をあちらこちらに引き回すようにした。それが効果を発揮するかどうかは、全く経験がなく、よその庭でも見たことがない方法なので、自分の思っているように咲くかどうかまったく不明である。バラに関して言えばアーチに絡ませたそれぞれ二本の蔓バラ動かし様がないので、適当なところに牛糞を埋めた。これが良いかどうかは判らない。そして新苗を植えてそのままになっているバラは一度掘り起こし植え直した。我家のバラは全て地植えしているが、前にも書いたように、バラの木がが痩せてくるように思えるのです。そこで地植えと言えども、鉢植えの植え替えと同じ考えで植え替えてみたらどうだろうと思いついたのです。ほりあげてみると、やはり根は殆んど張っていません。牛糞を元肥にして殆んどを植え替えました。今回は庭に植わっている半数以上ののバラを動かしましたから、思うように効果が出ればすばらしい花を咲かせると期待していますが、もし万一にも効果が出なければ、どんどん新苗を買ってきて植え替えねばなりません。それに備えて新苗貯金でも始めなければ駄目かな・・・ 今は祈るような気持ちです 鉢植えにされ外に置かれているミニシクラメンは何度目かの花の盛りを迎えています。ミニバラと共に奥方がいつも手入れをしています。古いのは数年前のミニシクラメンです。お正月毎に新しい蜂が増えますから、毎年増える感じです、やはり花は手入れ次第のようですね。今日もも40cmを越える鉢がミニバラの寄せ植えで生まれ変わっていました 玄関前が華やかになっています。
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募集1千戸、入居は2戸だけ 失職者への国の官舎提供

2009-02-21 23:28:38 | メディアから
今日の朝日新聞の夕刊に面白い記事が掲載されている。asahi.comの記事によると、「職を失った人たちへの緊急支援策として、国が昨年末から貸し出しを始めた国家公務員宿舎の空き家が埋まらない。募集枠は1千戸以上あるのに、発表から2カ月近くたった17日現在、財務省に入居の報告があったのは全国で2戸だけ」という。その根本的な原因は、国は一切の責任を負わず、全てを自治体に丸投げしているところにあると言う。国の定めたルールに依れば「入居期間中の家賃は原則として一括で地元の自治体が前納する」「問題があった場合は自治体が責任をとって対応する」というルールを決めているからだ。こんなルールがあるため、「県内で約190戸の空き部屋情報を連絡された茨城県は、いまも募集を始めていない。」、「 県政策審議室は財務省に改善を求めたが、なしのつぶて。「それなら県営住宅の空き家へ入居させる方が融通がきく」と今後も国の募集をする予定はないという。」、「空き家5戸が市内にあると知らされた東京都東久留米市も年明け早々財務省に断りの電話を入れた。
 そもそも同市には市営住宅がなく「担当部署すらない」と市企画調整課。「提供するなら、自治体の実情を知ってからにしてほしい」
 入居者を募集したり募集を公表したりしていない自治体は他にも、北海道帯広市、青森県八戸市、山形市、神奈川県茅ケ崎市、高知市、鹿児島市……と全国にわたる。」、「唯一、入居を決めたのは愛媛県新居浜市。市が予算をかき集め、今年度分の家賃計5万円を入居者2人にかわって一時的に支払うことで、壁を乗り越えた。2人は寮付きの派遣契約を更新されずに、住む家がなくなっていた。「職と住に困っている人に、いきなり前納しろといっても、無理な話だ」と市担当者。
 財務省国有財産調整課によると、宿舎は国家公務員宿舎法などに基づいて運営されている。「今回は臨時に自治体へ提供する形にしており、家賃の支払い方法や入居者への対応で例外を認めてしまうと、現に住んでいる公務員と違う条件になってしまう」と取り扱いを変える考えがないことを強調している。(川崎紀夫) 」
なんとも腹立たしい。今公務員住宅に入居している人は、全員公務員だろう。金融危機が起こり緊急に援助を必要とする人が出てきたから、何らかの対策をせざるを得なくなったのではないか。定収のある公務員と違う待遇をして当然の話ではないか。朝日もこの問題を取り上げたのは良いが、なぜ、宿舎を追い出された労働者の立場に立てないのか。自分たちは第四の権力者として、一般の人々を見下しているのではないか。今問題になっている中川随行記者の問題に通じるものがあるように思える。ふざけるなと言いたい







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ロシアに何を約束したか 国を売った???

2009-02-19 22:09:48 | メディアから
いまさら言うことでもないが、新聞を見ていて自分たちの明日に希望を持たせるような記事にお目に掛からない。数日前に書いた村上春樹氏のイスラエルにおける、自分の思いを正面から表した記念講演に感銘を受けたくらいである。この記事にトラックバック頂いた所をたどるとご自分で全文を翻訳しているブログにたどり着いた。このBLOGの最後に引用しておきます。酔っ払い中川については昨日も書きましたが、今頃になって財務省から20人を超える部下が同行し、中川はチャーター機で移動していた。などと下らない事が沢山出てきていますが、問題は中川が完全に酩酊していたにもかかわらず、誰も会見を中止させなかったこと。それに尽きると思います。なぜ最初に質問した記者が、「あなたは酔っていますね」と問わなかったのか、日銀総裁はともかく、なぜ財務官が答弁を代行しなかったのか、日本として財務大臣をフォローする心構えが全く出来ていない。そのことが帰国してからの48時間に及ぶ混乱のきっかけであったろう。勿論、公務中に酒を飲み泥酔するなぞ、政治家としては失格であるし、そのことを理解できない官房長官や、総理大臣にも政治家の資格があるとも思えないが・・・・・・・
本来であれば、北方領土を「独創的な手法で解決」と大見得を切っているのだから、国民に大きな希望をもたらすと持ち上げたいところであるが、今回のサハリン訪問には胡散臭さの方が臭ってならない。そもそも「南樺太」とは何処の領土なのか。確かに日本はサンフランシスコ講和条約締結に際して、南樺太と、千島列島の領有権は放棄している。ところがそこを実効支配しているロシアは、サンフランシスコ条約を認めていない。勿論日本とロシアは平和条約は締結していない。したがって今回麻生が行った、あるいはメドベージェフに呼びつけられた日本国の総理大事としては不用意に行くべきところではない。せいぜい外務大臣に行かせるべきところであろう。新聞の名前は忘れたがロシアにおける経済の、日本で言えば日経に当る新聞は、麻生は南樺太にロシアの主権を認めたと書いているという。そしてロシアは南北樺太はもとより、歯舞諸島・国後・択捉を含む千島列島おもサハリン州の範疇にしているという。自分は第二次大戦は書物を通じてのみ知る者であるが、終戦直前におけるソ連軍の参戦とその非道ぶりに関しては許すことが出来ない感情を持っている。それだけに麻生の軽々しい行動を認めるわけにもいかない。内閣の支持率を上げるといった目先のことにかまけて、国家百年の計を過たぬことを強く願うばかりです

村上春樹記念講演全文
So I have come to Jerusalem. I have a come as a novelist, that is - a spinner of lies.
こんなふうにして私は、嘘を紡ぐ作家としてエルサレムへ来ました。

Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised. And the bigger the lie, the more praise we get.
嘘をつくのは作家ばかりではありません。政治家や(大統領、すみません)、外交官だってつきます。
しかし作家とこの人たちとをはっきり区別するものがあります。
作家は、嘘をついたといって訴えられる代わりに賞賛を受けます。
大きな嘘をつけばつくほど、たくさんの賞をもらえるのです。

The difference between our lies and their lies is that our lies help bring out the truth. It's hard to grasp the truth in its entirety - so we transfer it to the fictional realm. But first, we have to clarify where the truth lies within ourselves.
私たちのつく嘘と、政治家や外交官のつく嘘との違いはこうです。
私たちの嘘は、真実を引き出しやすくするものであるということです。本当のことすべてを把握するのは難しいため、私たちはそれを虚構へと作り変えているのです。
けれども、それにはまず、自分の中にある真実をはっきりと知っておかねばなりません。

today, I will tell the truth. There are only a few days a year when I do not engage in telling lies. Today is one of them.
今日、私は本当のことを言うつもりです。
一年のうちで私が嘘をつかなくてよい日はほんの少ししかありません。

その中の一日が、今日なのです。

When I was asked to accept this award, I was warned from coming here because of the fighting in Gaza. I asked myself: Is visiting Israel the proper thing to do? Will I be supporting one side?
受賞を打診された時、ガザ地区での戦闘のため、ここへは来ない方がいいと警告されました。
私は自分自身に訊いてみました―イスラエル訪問は正しいことなのか?自分はどちらか一方を支持する側にまわるのか?と。

I gave it some thought. And I decided to come. Like most novelists, I like to do exactly the opposite of what I'm told. It's in my nature as a novelist. Novelists can't trust anything they haven't seen with their own eyes or touched with their own hands. So I chose to see. I chose to speak here rather than say nothing.
少し考えてみた後、ここへ来ることを決めました。
ほとんどの作家がそうであるように、私は「こうしろ」と言われたことと真反対のことをしたいのです。
これは私の、作家としての本質から来るものです。
作家は自分の目で見て、自分の手で触れたものでなければ、何事も信じることができません。
そういう訳で、私は自分の目で見ることを選びました。
沈黙していることよりも、ここに来て話すことを選んだのです。

So here is what I have come to say.
私がここに来て言いたかったのはこういうことです。

If there is a hard, high wall and an egg that breaks against it, no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.
高くて頑丈な壁があり、それにぶつかって割れてしまう卵があるなら、その壁がどれだけ正しいものであっても、卵がどんなに間違っていても、私は卵の側に立ちたいと。

Why? Because each of us is an egg, a unique soul enclosed in a fragile egg. Each of us is confronting a high wall. The high wall is the system which forces us to do the things we would not ordinarily see fit to do as individuals.
なぜかというと、私たちひとりひとりが卵であり、壊れやすい卵の中に入った、それぞれ異なる魂だからです。
私たちはそれぞれが高い壁に立ち向かっています。

その高い壁とは制度のことです。
一人の人間としての私たちに、普通に考えてふさわしからざる物事を強要しようとするもののことです。

I have only one purpose in writing novels, that is to draw out the unique divinity of the individual. To gratify uniqueness. To keep the system from tangling us. So - I write stories of life, love. Make people laugh and cry.
私が小説を書くときに目指しているのはただ一つ、一人一人が持っている、それぞれ異なるすばらしさを引き出すことです。
その無比なるものを喜ぶことができるように、そしてまた、制度が私たちをからめとることがないように。
そんな風にして私は、生命や愛についての物語を、人々を笑わせたり泣かせたりする物語を書いています。

We are all human beings, individuals, fragile eggs, we have no hope against the wall: it's too high, too dark, too cold. To fight the wall, we must join our souls together for warmth, strength. We must not let the system control us - create who we are. It is we who created the system.
私たちは皆人間であり、個人であり、壊れやすい卵です。
壁に向き合ってみたとき、それがあまりに高く、暗く、冷たすぎるため、希望はひとつもないように思えます。
その壁と戦うために、私たちは優しさや強さのようなものに向けて、魂をひとつにしなければなりません。
私たちは、制度に操られるようなことをしてはいけません。自分が何物であるかを、制度によって作り上げられるようなことをしてはいけません。

制度が我々をではなく、我々こそがその制度を創造したのですから。

I am grateful to you, Israelis, for reading my books. I hope we are sharing something meaningful. You are the biggest reason why I am here.
私の本を読んでくれたイスラエルの皆さんに感謝します。
私たちが、何か有意義なことを共有できればと願っています。
私がここにいることの一番の大きな理由は、あなたたちなのです。

http://ameblo.jp/gum-syrup-16g/day-20090217.html
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中川辞任の余波

2009-02-18 17:19:41 | メディアから
14日、G7の会合が終わり中川の酔いどれ会見が行われたのは14日(日本時間ではきっと15日)日本のメディアが騒ぎ始めたのは、16日の夕刊。そして、続ける・予算が通ったら辞める・もう辞めた・になったのが6時半、17日朝の9時から夜の9時過ぎまで12時間がかりの長丁場。G7において中川は会見場に現れたときから足元がおぼつかなかった。顔も真っ赤で、明らかに酔っ払っていた。先に日銀総裁も、財務官も着席していた。そして記者の質問を受け始めたが全く会話にならない。ここで不思議なのは同席していた総裁と財務官の態度です。酔っ払いと分かっていたはずです。息もくさかったのではないですか。もちろん公人として記者の前に出ているのですから、全ては中川の責任です。しかし最初の一言で完全に酩酊していることは分かったはずです。なぜそのとき記者会見を中断しなかったのでしょうか。せめて答えを引き取っていれば中川は寝てしまったでしょう。その上で中川の体調が悪いので、記者会見を中断するなり、中川を退席させ、あとから中川談話を記者団に配布すればよいことです。あの場には席に着いていた財務官の他、財務省の局長も、中川の政務官も待機していたはずです。もしあれが日本国内で起こっていたら、おそらくもみ消されていたでしょう。きっと今回ももみ消せると思っていたのでしょう
17日になって注目すべき情報が出てきました。毎日新聞のWEB版に詳しい記事が出ていますので全文を引用します
「「薬の飲み過ぎ。酒の影響ではない」--。ローマG7での「もうろう会見」で17日引責辞任した中川昭一財務・金融担当相は、最後まで原因はカゼや腰痛など薬の併用だったと強調した。しかし、G7閉幕後の内外記者会見の直前、同行の記者らと会食してワインを口にしていた事実も判明するなど、疑惑は深まるばかりだ。

 中川氏はG7出席のため13日昼、羽田発の特別便に搭乗。同行筋によると、機内のファーストクラスの席でカゼ薬などを多めに飲んだ上、酒も飲んだという。

 約13時間のフライトを経て同日夕(現地時間)にローマに到着。直後のガイトナー米財務長官との初の日米財務相会談やG7夕食会は無難にこなした。その後、中川氏は男性新聞記者など「親しいひとたち」(中川氏)とサンドイッチをつまみながら、ジントニック3~4杯を飲んだ。その際、睡眠薬を服用したという。

 深酒のためなのか、睡眠薬のせいなのか。同行筋によると、翌14日午前8時15分からイタリア経済・財務省で始まったG7会合の際には、体調がひどく悪い様子だったという。

 G7昼食会でもワインが出たが、中川氏は「口はつけたが、ゴックンはしていない」と説明している。

 ただ、中川氏は午後1時50分まで予定されていた昼食会を1時ごろに途中退席し、宿泊先の高級ホテル「ウェスティン・エクチェルシオール」に戻った。

 予想外の行動に財務省同行筋は対応に追われたが、中川氏はホテルの1階のイタリアレストラン「ドニー」に移動、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した女性記者、イタリア人通訳など数人で会食した。

 レストランの支配人によると、中川氏らは午後2時ごろから、ビッフェ形式のサラダとパスタとともに赤のグラスワインを注文。中川氏はここでの飲酒について「本当に口をつけた程度」と話す。

 中川氏は、女性記者らとの会食について「たまたまそこにいて、話を聞かれたから」と説明したが、中川氏は昨年9月の財務相就任以降、G7などの海外出張では同行の女性記者を集めて飲食を行うことが恒例化していた。今回のG7でも、中川氏と麻布高校の同期で、東大法学部の同窓でもある玉木局長が一部の女性記者を招いたという。

 「約30分ほど」(レストランの支配人)だった飲食後に中川氏は午後2時50分から約15分、同ホテル内でロシアのクドリン財務相と日露財務相会談に臨んだ。この際、麻生太郎首相を「麻生大臣」と言い間違えるなど、言動に不安定さもみられた。

 その後、部屋に戻り30分ほど財務省幹部らと打ち合わせをした。中川氏は「打ち合わせは仕事であり、酒を飲むことはない」としている。だが、午後3時45分からの内外記者会見の前にはすでにろれつが回らない状態だった。政府・与党からも「あんな状態の中川氏になぜ会見させたのか」と財務省の対応を疑問視する声も出ているが、「G7という世界が注目する会合であり、すでに会見の時間も設定されていた。欠席させればよかったというのは後知恵で、とうていできる状態ではなかった」(幹部)と財務省は説明している。

 毎日新聞の記者は、中川氏との会合には、いずれも出席しなかった。」

あさずばで問題になっていたのは新聞記者やTV記者が現場にいたにもかかわらず、それを記事にせず、外部に寄りかかる形でしか書いていないこと。一緒に食事をしようが、酒を飲もうがそこにはジャーナリストとしての矜持があるべきだとこの場合は同席していたらしい読売新聞記者を糾弾していたが、新聞やTVがつまらないのはこのせいかと妙に納得してしまった。


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村上春樹氏の受賞記念講演

2009-02-17 15:07:03 | 我が家の庭
久し振りに胸のすくスピーチを聞いた気がした。村上春樹氏がエルサレム文学賞を受賞し、その記念講演で行った村上氏のスピーチである。昨夜の報道ステーションの中で例の酔っ払い大臣の画像のあとであったので印象が強かったのかもしれない。自分に英文を翻訳する力は全くないので、ユーチューブにUPされていた報道ステーションの画像からその中に付けられていた訳文を紹介する。

「圧倒的な軍事力を使うイスラエルの政策を私が支持する印象を与えかねないと心配しました。あまりにも多くの人が私に授賞式に出席しないように忠告しました。
多くの小説家と同様に私は人に言われたことと全く逆のことを選びます。距離を置くよりもむしろ自分の目で確かめるために個々にきました。
個々でガザ空爆の写真や、帯r他子供の顔が映り、”村上氏は弱い人間を”卵”と表現”とのキャンプションだ出て講演画面に戻る
個人的なメッセージをお伝えすることをお許しください。聳え立つ”壁”に壊れやすい”卵”が対峙するとき私は卵側に立ちます。たとえどんなに壁が正しくて、卵が間違っているにしても卵側につきます」

このユーチューブの画像はいつ消されるかも知れませんがとりあえず掲載しておきます
http://www.youtube.com/watch?v=TBkI2MUGz_M

この講演に関してはAFPでもこのように報じていました 全文を引用します
「2月16日 AFP】(写真追加)作家の村上春樹(Haruki Murakami)さん(60)が15日、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞(Jerusalem Prize)」の授賞式で記念講演し、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃を批判し、「欠席して何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べた。

 現地英字紙エルサレム・ポスト(Jerusalem Post)によると、スピーチに立った村上さんは、ガザ地区に対する攻撃を理由に、日本国内で受賞や式への出席辞退を求める声があったことを紹介。「イスラエルを訪れることが適当なことかどうか、一方を支持することにならないかと悩んだ」と明かした。そして考えた結果「作家は自分の目で見ていないこと、自分の手で触れていないものは信じることができない。だからわたしは自分で見ることを選んだ。何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べた。

 また人間を壊れやすい卵、制度を壁にたとえ「固い、高い壁があり、それに1個の卵がぶつかって壊れるとき、どんなに壁が正しくても、どんなに卵が間違っていても、わたしは卵の側に立つ。なぜならば、わたしたち1人1人は1個の卵であり、ひとつしか存在しない、壊れやすい殻に入った精神だからだ。わたしたちが立ち向かっているのは高い壁であり、その壁とは制度だ」と語った。

  授賞式は15日夜、エルサレム(Jerusalem)で開幕した国際ブックフェアのオープニングで行われ、ノーベル平和賞受賞者のシモン・ペレス(Shimon Peres)大統領から村上さんに贈られた。「社会における個人の自由」に貢献した文学者に贈られる賞で、賞金額は1万ドル(約90万円)。

自分は村上春樹氏の小説は全く読んでいません したがって今回の講演が枯れの何処から来たのか一切知りません ただ かの地に乗り込んでガザ攻撃を批判し、弱い立場の人の側に立つと言ってのけるには大変な勇気が必要だとは理解します。必要なことは言うべきだ 勇気を与えてくれたことに感謝です

酔っ払い大臣中川が辞任することになったそうですね その場で辞任すればよいのに・・・・ 気が向いたら後で書きます
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中川の「ふらふら会見」 G7会議中は大丈夫だったのか

2009-02-16 16:45:03 | メディアから
昨夜から、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の記者会見での中川大臣の醜態が話題になっている。真っ赤な顔をして、呂律も回らず、言っていることもハッキリしない。注意力も散漫になっていて、誰に問い掛けられているのかも、分からない。突然関係ないところで大声を出す。そして時を構わず眠り込んでしまう。状況は完全に泥酔状況にあることを示している。自分たちは会議終了後の醜態を見て中川を批判しているが、ひょっとしたら会議中にも眠り込んでいたのではないか。それは朝日新聞が、米ABCのブログの記事として次のように報じているからです  以下引用
「米ABC、中川氏に『目覚ましにはエスプレッソもある』」
【ワシントン=梅原季哉】「悪化する世界経済危機の解決策を探るため、各国の財務相が週末ローマに集まったが、起きているだけでも大変な仕事だったようだ」――米ABCは15日、ブログ上で、日本の中川財務相が主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の席で「眠ってしまったようだ」と写真つきで伝えた。
 長時間のフライトで「時差ボケを克服するのは大変だろう」と事情は察した上で『自国の経済が縮小すると予測され、自動車大手のトヨタや日産が解雇している時には、それだけでも目が覚めてしかるべきだ。足らなければ、イタリアには伝統的な目覚まし、エスプレッソがある」と皮肉った』

一般の新聞には記者会見での醜態については報じているが、会議中の中川について報じたものは少ない。産経のWEB版には数本の記事がUPされているが本会議中に関しての記事は次の様になっている

中川財務相、G7で酒帯び疑惑浮上
G7は各国が一斉に財政出動することなどを盛り込んだ「共同声明」を採択。14日(日本時間15日)に閉幕したが、中川氏にはとんだ“第2ラウンド”が待っていた。
 米ABCテレビのウェブサイトが「日本の中川昭一財務大臣がG7会議中にコックリ」と題し、居眠り疑惑を報じた。
 記事には中川氏が目を閉じているようにみえる写真を添付。「15時間ものフライトは大変だったろう。しかし、トヨタや日産でさえ何万人もを解雇している状況では、寝ないで起きているには十分だ」としたうえで、「もしそうでなければ、伝統的なイタリアの刺激、エスプレッソがある」と痛烈に皮肉っている。」

そのほかにもろいたーの記事や、国内の反響を収めた記事が個々に掲載されている

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090216/stt0902161345010-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090216/stt0902161314008-n1.htm

麻生内閣が誕生して4ヶ月たちます。オバマと比較するのもあほらしいが、オバマは自らが提案している78兆円に及ぶ景気対策法案を通すために、規制しているたった一人の議員を投票に参加させるために、政府専用機を差し向けることまでして、法案の可決を図ったそうです。麻生はこの4ヶ月間に何をしたのでしょう。挙句にG7で居眠りをするような大臣をのうのうと飼っているのです。とにかく一刻も早い総選挙を望みます
外国のメディアにこんなことを言われて恥ではないのですか
「自国の経済が縮小すると予測され、自動車大手のトヨタや日産が解雇している時には、それだけでも目が覚めてしかるべきだ」
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国産鶏肉、2割にサルモネラ菌 耐性菌4割超す

2009-02-15 19:05:46 | 我が家の庭
便利な時代になったものだ。例の「新’S]の画面に2週間まとめ読みなるコーナーがある。なるほど2週間分の見出しを比べてみても、改めて読みたいような記事はない。今の閉塞感の原因が何か分かるような気がする。根本は麻生による総選挙逃れに依る政治の空白あることは明らかだが、「新’S]の画面をつらつら見てみると、メディアの責任も7割くらいあるような気がしてくる。メディアとしての主張が全くなく、現象を垂れ流すだけだ。警察や各省庁の広報を集めているに過ぎない。メディアを第四の権力とも称するというが、よって立つ足場なり、目線が完全に読者の上に立つ立場で構成されている。不況の影響もあり巨大メディアといえども経営が苦しいというが、不況のためだけではないような気がする。
2週間まとめ読みの中に表題のような記事を見つけた。Asahi.Comの記事です
全文を引用します
国産鶏肉(ひき肉)の約2割から、食中毒を起こすサルモネラ菌が検出された。欧州に比べ、2倍以上の汚染率だった。また、5種類以上の抗生剤が効かない耐性菌が4割を超えていた。市販の鶏肉820検体を調べたもので、全国規模で調べた初の調査になる。サルモネラ菌は加熱すれば死滅するため、専門家は十分な加熱を呼びかけている。
 調査は、天使大学大学院(札幌市)の平井克哉教授(家畜微生物学、岐阜大名誉教授)が07~08年、各地の衛生研究所の協力で実施した。生産地が確認できる国産の鶏肉820検体を集め、サルモネラ菌による汚染がないか調べた。この結果、約20%にあたる163検体からサルモネラ菌が検出された。調査では、バラバラで検査しやすく、食肉処理の過程で汚染される可能性がある、ひき肉を使った。
 菌は皮に付着していることが多く、もも肉、むね肉から菌が見つかることもあり、鶏肉全般で十分な加熱が必要だという。 
 英国やイタリア、スペインでも01年以降、同規模の鶏肉(主にひき肉)調査が行われているが、汚染率は4~9%だった。
 さらに、各地の衛生研究所の協力で、食中毒患者から採れたサルモネラ菌と、遺伝子の型を比較した。すると、一部の菌は、鶏肉から分離された菌の遺伝子型と酷似しており、鶏肉を食べて、食中毒になっている可能性があることが分かった。
 また、鶏肉から見つかったサルモネラ菌の大半が、抗生剤が効かない耐性菌だった。5種類以上の抗生剤が効かない多剤耐性菌も45%あった。8種類の薬剤が効かない菌も見つかった。ごく一部だが、治療の切り札となる新しいキノロン系の抗生剤が効かない菌もあった。
 この結果は、今月27日に北海道大で開かれる日本食品微生物学会セミナーで発表する。
平井教授は「考えていたより高い汚染率だった。家庭や飲食店では、鶏肉も十分に加熱して、調理前には冷蔵庫でしっかり保存して欲しい。生産者は、鶏のワクチン接種や鶏舎の衛生管理を徹底して、食品加工の段階でも検査や監視が必要だ」と話している
岩手大動物医学食品安全教育研究センター長の品川邦汎教授(食品安全学)の話 鶏肉の実態を全国規模で明らかにした点で意義がある。ただ、鶏肉の生産や食肉処理の段階で、サルモネラ菌を直ちにゼロにするには、膨大なコストが必要で事実上、不可能だ。消費者や販売店は、菌が鶏肉に付着していたとしても、常温で菌を増やしたり、まな板の上で他の食材に広げたりせず、確実に加熱、調理することが大切だ。生産者や食肉加工業者も衛生管理を進めて、より安全な鶏肉を生産する努力が重要だ。 」  引用終わり
この記事について気になることがある。なぜ2割もの肉が汚染されているのか、この記事では国別の汚染率が分からないが英国やイタリア、スペインに比較して、わが国の汚染率は5倍から2倍以上あるのか。例えば汚染率4パーセントの国は何処で、わが国との処理状況は何が違っているのか、など追求すべきことは沢山あるのではないか。実験を行った平井教授だけdrなく、全く別の品川教授にも談話を取材しているからには、貴社としての何らかの問題意識だあったのだろう。それが紙面に反映されないのは残念だ。我々が中国産の食材を避けるようになって、国産品を選んでいるだけに、もう少し一般家庭の目線に立った記事が欲しい。


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麻生と小泉 なぜ同じときにロシアへ行くのか

2009-02-14 23:50:57 | メディアから
14日の勝谷誠彦のメールに面白い示唆が載っている。一部を引用すると「昨日も麻生さんがサハリンにいる間に小泉さんがモスクワに滞在しているということの怪しさを書いたが、どうも日露の間で何かが画策されている気がしてならない。
 見落としそうな小さな記事が今日の朝日新聞の政治面に載っていた。
 なぜかasahi.comにはないが前提となるのは他紙ながらすこし前のこの記事である。
 <人事:露大使に河野氏/仏大使に斎藤氏>
 http://mainichi.jp/select/person/news/20090205k0000e060063000c.html
 <政府は5日、河野雅治前外務審議官(官房付)をロシア大使に充て、斎藤泰雄ロシア大使をフランス大使に転出させる人事を内定した。今月中に閣議決定する。>
 これを受けて、今日の朝日新聞にはこうある。
 <政府は13日、ロシア大使に河野雅治・前外務審議官(経済担当)を充てる人事を決めた。発令は同日付。>
 首相が訪問して首脳会談をする相手国の大使をその5日前に発令するか?そして、何をしに行くのかよくわからないながらも、小泉純一郎元首相は今日ロシアに向かって発ち、1週間という異例の長期滞在をするのである。
 上記のロシア大使発令の横には小さくこんな文字もあった。
 <モンゴル大使(サンクトペテルブルク総領事)城所卓雄>
 外交評論家でも、なかなかここまではチェックすまい(笑)。サンクトペテルブルクはかつての首都でありロシアの第二の都市。日本で言えば大阪だ。そしてまた、ロシアの事実上のツァー(皇帝)であるプーチンさんの出身地であり、拠点だ。
 そこの総領事とモスクワにいる大使、すなわちロシアにおける日本の代表のナンバー1とナンバー2を同時に交代させたことになる。
 外交とは人脈である。それを一気に入れ換えるというのは、何か激変があったと言っていい。そこに、麻生さんと小泉さんが乗りこんで行くのである。非常にきな臭い感じがしてならない。
 ひょっとして、であるが、北方領土に関して何らかの動きがある可能性がある。資源と複雑に絡み合った動きが。サンクトペテルブルク総領事が、次の資源利権の鉱脈であるモンゴル大使に起用されたあたりも臭う。
 注意すべきはもはや何の力の源泉も持たずに、ただ官邸に居座っている麻生さんのような人物に、領土や資源など日本の将来の国益にかかわるような重大な決定をを、いまさせてはならないということだ。
 支持率のために領土を売りかねない危機感を私は持っている。」
調べてみると在ロシアの日本大使館・総領事館は五箇所あり、大使と4人の総領事のうち、上位二人が交代している。すなわち大使は斎藤氏(フランス大使へ転出)が、山田大使に代わり(外務審議官・経済担当より転入)、在ウラジオストック総領事館では蒲原氏がグルジア大使に転出、タイ公使の山田氏が転入している。さらに、サンクペテルブルグ総領事館においては城所総領事がモンゴル大使として転出し、川端氏(ロシア支援室長)が総領事として転入している。13日現在在ハバロフスク・在ユジノサハリンスクの各総領事館については移動の情報はない。
居間産経新聞WEB版に面白い記事を見つけた。全文を引用する
「自民党の小泉純一郎元首相が14日から20日までのモスクワ訪問中にロシアのプーチン首相(前大統領)と会談する方向で調整に入った。日露関係筋が明らかにした。小泉氏は首相時代に大統領だったプーチン氏と12回会談している。両氏の顔合わせは平成18年7月のサンクトペテルブルク・サミット(主要国首脳会議)以来。

 日露関係筋によると、会談で小泉、プーチン両氏は、北方領土問題を含めた日露関係について幅広く意見交換する予定だという。ただ、今回の小泉氏の訪露は自ら顧問を務めるシンクタンク「国際公共政策研究センター」(田中直毅理事長)の派遣によるもので、日本政府は直接には関与していない。

 小泉氏の訪露中の18日には、麻生太郎首相がサハリン(樺太)でメドベージェフ大統領との首脳会談を行う。小泉氏は同時期に、同大統領より「格上」ともいわれるプーチン首相と会談するわけで、日本国内の政局もあいまって憶測を呼びそうだ。」引用終わり
誰が日本の国益を守るのか。小泉の思惑はともかく、支持率14%の麻生が何を語るのか、本当に心配になります。衆議院外務委員長河野太郎氏の国会日記の題目ではないが、まさにごまめの歯軋りです
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喧嘩の天才 小泉純一郎

2009-02-13 23:25:50 | メディアから
昨夜、午後六時過ぎ、自民党本部において「郵政民営化を堅持し推進する集い」が急遽開かれ、そこに小泉元総理が出席したという。あらかじめ情報が流されていたと見えて、報道陣も沢山集まっていたし、前回は出席していた安部信三と菅 義偉は出席していなかったという。ここで冒頭 小泉による痛烈な麻生批判が行われ、その波紋は今日になっても、広がりつつある。念のために小泉の麻生批判全文を掲載しておく。
小泉純一郎元首相が12日、自民党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」の幹事会で、麻生太郎首相の郵政民営化発言を批判するなどしたあいさつの内容の全文は以下の通り。産経WEBより引用します

 「私は最近の総理の発言について、怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれているところなんです。
 一昨日も総理から話がしたいということで電話で話をしたんですが、そのときに、たまたま小野次郎代議士のブログに「総理それはないでしょう」というのを読んでいたんです。
 もう一つ、世耕(弘成)参院議員の「それをいっちゃあおしめえよ」。だからね、総理にね、「こういう意見が耳に入っていないでしょうから、官邸にこの小野次郎さんの文章と世耕さんの文章をファクスで送るから、よく読んでおいてくれ」と言っておきました。
 大体、総理の方針とか、執行部の方針に批判的な意見を若手が出すとね。執行部からは、「後ろから鉄砲を撃つな」という押さえ込みがかかる。
 最近の状況はね、「総理が前から、これから戦おうとしている人たちに鉄砲を撃っているんじゃないか、発言は気をつけてくれ」とよく言っておきました。
 私についてもね、「常識の通じない男」だとか、「奇人変人」とか言っているようだけど、私は自分では常識をわきまえている普通の人だと思っているんです。
 これから皆さん、遅くとも9月までには選挙を迎えて戦わなければならない。自民党がどうなっちゃうかみんな心配しています。
 私もたまには非常識なことをするかもしれませんけれども、大体、政治においては常識的な路線というところに持っていくために、よく、話し合うことが必要だと思っています。
 これからも、衆院の発議権と参院の発議権が違う場合が起こるかもしれません。そういうことを考えますとね、今、政局より政策優先だという国民の声が強い。
 だから衆院の意見と参院の意見が違ったら、どういう政策ならば、対策ならば国民の納得ができる案を(できるのか)よく協議してもいいのではないかと私は思っています。
 定額給付金の発言についてね、総理は「さもしい」とか「自分はもらわない」とか、いろいろといっていますけどね。この問題についても、私は本当にこの法案が3分の2を使ってでも成立させなければならんような法案とは思っていないんです。
もう私は次の選挙では引退表明していますから、あまり多くのことはいいませんが、「あのとき賛成したけれども、実はそうではなかったんだ」と言いたくないから、この定額給付金についてはもっと参院の意見と調整して、妥当な結論を出してほしいなと思っている。
 これから皆さんは、選挙を目前にして戦わなければならないし、国民の理解を求めなければならない大事な時期ですよ。
 ぜひとも9月までには国民に信を問わなければならないのですから、政治で一番大事なのは信頼感。特に総理、総理の発言は信頼がなきゃ選挙は戦えないんです。
 信頼が大事だということを肝に銘じて、何とか難局を切り抜けるように皆さんと一緒に良い知恵を出していきたいと思い、今日は意見を聞かせてもらおうと思った」

この挨拶について勝谷誠彦はそのメルマガの中で下記のように述べていた
小泉発言とその影響について述べられたところを引用させていただく
以下引用
「発言内容は周到で、ケンカの売り方としては教科書のようだ。
 <【小泉元首相による麻生首相批判のあいさつ全文】「総理が前から鉄砲を撃っているんじゃないか」>
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090212/stt0902122003005-n1.htm
 <私は最近の総理の発言について、怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれているところなんです。>
 まずは一発かます。この発言が今日の新聞各紙の見出しになっていることでも先制パンチの巧みさがわかる。その上で
 <一昨日も総理から話がしたいということで電話で話をしたんですが>
 「あちらから相談があった」ことを暴露して「格の違い」を示すのである。このあたりでもう麻生太郎首相レベルならば、戦意喪失である。その程度の男をまともに相手にしないということも言っておく。
 <そのときに、たまたま小野次郎代議士のブログに「総理それはないでしょう」というのを読んでいたんです。もう一つ、世耕(弘成)参院議員の「それをいっちゃあおしめえよ」。だからね、総理にね、「こういう意見が耳に入っていないでしょうから、官邸にこの小野次郎さんの文章と世耕さんの文章をファクスで送るから、よく読んでおいてくれ」と言っておきました。>
 自分が出ていくまでもない。代貸しを二人程度出すから、ちゃんと挨拶しろ、だ。いやあ、関係ない私でも怖くなるほどのケンカの凄味ですなあ。
 
 もうこのあたりで麻生さんは地べたに倒れてひいひい言っている。そこにケリを入れた上で、財布や免許証をとりあげて「オドレ、サツに垂れ込んだら、家までいったるからな。家族もおるんやろ」と脅して保険をかけておく。
 <定額給付金の発言についてね、総理は「さもしい」とか「自分はもらわない」とか、いろいろといっていますけどね。この問題についても、私は本当にこの法案が3分の2を使ってでも成立させなければならんような法案とは思っていないんです。>
 つまり、目の前に集まっている「小泉派」に一声かければ衆議院で3分の2がとれないことを示しておくのである。これは脅しというよりもその通りなので、事実上麻生政権の命運は小泉さんに握られたことを、自民党の全議員は知ったわけだ。
 
 麻生さんとその周辺が震え上がらぬわけがない。官邸でのぶら下がりの映像では、麻生んの顔は明らかに蒼白で、いつもの冷笑はなく、ひきつっていた。
 <【麻生首相ぶら下がり詳報】「三位一体間違ってない」(12日夜)>
 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090212/plc0902122104012-n1.htm
 パニックの時は喋らなきゃいいのに、それができないのが麻生さんなのだ。またも墓穴を掘る発言をしている。
 <定額給付金の話については、これは基本的には間違いなく政府、与党できちんと手続きを踏んで決めた上での結論ですから、粛々とこの法案を成立させるように努力しなくてはいかんもんだと思っております。>
 郵政民営化と4社化も<間違いなく政府、与党できちんと手続きを踏んで決めた上での結論>じゃなかったっけ。それをひっくり返す発言をくり返しておきながら、オノレのバラまき金については、手続き論を前面に出しては、すぐに野党に突っ込まれるだろう。
 同じパニックでも頭がより悪い馬鹿は逆にうまく立ち回る。
 テレビで流れた森遅漏元首相の態度見ましたか?料亭飯を食って出てきたあと、囲む記者たちに対して「うるさい、うるさい」と怒鳴りまくり最後は両手で振り払って車に乗りこんだ。ここまで政治屋どもが露骨に動揺しているのは久しぶりに見た。

 ケンカ師の怖いところはいちど火がつくと、もう頭に血がのぼってどこまで行くかわからないところである。小泉さんのこの行動に私は注目する。
 <小泉元首相が14日から訪露>
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090212/stt0902121754002-n1.htm
 麻生さんの訪露が18日ですよ。小泉さんは20日まで滞在するわけだから、その手のひらの上に麻生さんは行くようなものだ。失敗すれば小泉さんは知らんふり。成果があれば、小泉さんのモスクワでの根回しのせいだと言われるだろう。
 民主党は警戒度をトップレベルまであげた方がいい。確かに今のままいけば、今度の総選挙で政権交代が起きるだろう。
 しかし、もし負けるとすればたったひとつのことが起きた時だ。小泉純一郎の総裁復帰である。小泉さんは首相に返り咲くと、ただちに解散総選挙をするだろう。自民党の圧勝は間違いない。
 ああ、恐ろしい。しかし、自民党はそういう信じがたいことをやって生き延びてきた政党なのだ。あり得ないことではない」  引用終わり
ふう~~~~ん 経過とはこのようにするものなのか~~~~~~ ここで述べられていないことは唯一つ・・・ 解散権は現職の総理大臣にしかないということです 麻生が破れかぶれで解散するかもしれないとはさすがにどのメディアでも言っていませんが、普段 意見の一致を見ることが少ない我家では、自分も奥方も、破れかぶれ解散がありうるという見解で一致しています。ボンボンの悪餓鬼を追い詰めたら何をするか見当はつきます。まして内閣を構成する大臣方は、皆様お友達ですから、麻生の方針に反対する人は皆無だと思います。早く解散してくれないかな~~~~~~~~~~

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新銀行東京:再支援可能な条例案 18日都議会に提出

2009-02-12 18:41:14 | メディアから
12日の毎日新聞WEB版に新銀行東京を救済しようとする新しい企みが始まっているとして、下記のような記事が載っている。「新’s」や東京新聞にも出ていないようなので、全文を引用する。

「新銀行東京:再支援可能な条例案 融資焦げ付きを補てん
 東京都の石原慎太郎知事の主導で設立された新銀行東京(新宿区)が経営難に陥った問題で、同行の融資が焦げ付いた場合、都が損失を補てんすることを可能にする条例案が18日開会の都議会に提出されることが明らかになった。都の担当者は「特定の金融機関をターゲットにしていない」と説明するが、新銀行へのさらなる公的支援を可能にする内容で、論議を呼びそうだ。
 「東京都と地域の金融機関とが連携して実施する金融支援に関する条例案」。都が「主として都内において営業活動を行う銀行、信用金庫、信用協同組合」と連携し、中小零細企業の資金繰りを支援する。都産業労働局によると、都が連携金融機関に貸し付け原資を預託することで、金利の引き下げを図る。融資が焦げ付いた場合、都が損失額の一定割合を補助するという。
 都は09年度一般会計当初予算案に事業費として300億円を盛り込み、年間融資規模は500億円を目標とする方針。同局担当者は「特定の金融機関をターゲットにしたり排除するものではなく、幅広く参加していただきたい」と話し、新銀行も対象になりうると説明している。
 新銀行は開業当初から無担保・無保証の中小企業向け融資を主力商品に掲げたが、融資焦げ付き額は08年1月末時点で約285億円に膨らんだ。08年9月期でも不良債権比率は17・08%に達し、債務超過・赤字企業への融資・保証は4879件362億円に上る。景気の悪化によって、焦げ付きの拡大が懸念されている。
 08年3月に都の追加出資400億円を認めた都議会は「今回限りの措置で、さらなる追加出資は許されない」などとする付帯決議を付けている。【木村健二】

◇大いに問題
 金融政策に詳しい山口義行・立教大教授の話 都が出すお金に色が付いているわけではないが、不良債権化した新銀行の融資先が都の負担で救済される可能性が高く、大いに問題だ。

【ことば】新銀行東京
 石原慎太郎知事が再選した03年4月の知事選で創設を公約。貸し渋りに悩む中小企業の支援を目的に、都が1000億円を出資して05年4月に開業した。ずさんな経営で累積赤字は08年3月期で1016億円に及んだ。旧経営陣を刷新して立て直し中だが、08年12月には金融庁から業務改善命令を受けた。
引用終わり
石原の選挙公約にして、石原ファミリーは基より、自民党や公明党の支持者繋ぎ止めの口利き専門銀行たる新銀行東京は1000億の出資金を2年間で使い果たし、08年3月には400億円の追加出資で大変な騒ぎを引き起こした。それから一年、もうなくなる頃だと思っていたら上記の条例が出てきたそうです。これに気が付いたのは12日発行の日刊ゲンダイの7面に「総額9080億円」「石原知事ハコモノ改修計画のデタラメ」「都庁舎だけで780億円!」という石原の浪費を批判する記事の脇に、「石原銀行また救済へ」なる記事が掲載されていたからです。自分は都民では有りませんが、都民はこんなデタラメな都政を許すのでしょうか。7月にはと議会選挙がありますが、現状を改革出来るのでしょうかね・・・・ こんなデタラメ知事をチェック出来る、議会が出来ることを望みますが、先ごろ行われた千代田区長選の結果を見ていると、都民はこの事態を変えようとは思っていないんでしょうね。
勝手にしろ!!! 残念ですが・・・・


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