長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

今日は母の日

2012-05-13 08:48:01 | Weblog
孝行をしたいときには母(親)は無し、というけれど、私の母も、なくなってもう5年が経つ。
川柳を始めた頃に、何句か紙に書いたものを手紙と一緒に送ったら、友達に見せたといって喜んでいた。
そこで、私の詠んだ句から、母を思い出してみたい。

渡月橋母のちぎり絵うまくでき
父がなくなって75歳くらいから、母が千切り絵を始め、渡月橋の上に舞妓がいる絵を色紙に作っていた。それにしては、上手に作ったものだと感心した。

帰省の子待っている母は卒寿過ぎ
定年になったら、田舎へ帰ると思っていたけれど、結局帰れなかった。
母は手紙などの端々から、待っていただろうなと思って詠んだ句である。

街めぐり卒寿の母を連れまわす
道の駅車内で母が休んでる
父が亡くなって何年か後に、親キョウダイが仲良くやっていこうということで、毎年下呂に集まることにした。そして、高山の朝市を巡り、帰りに道の駅で休んでいるときの光景である。その頃まだまだは母元気で、逆に私のほうが振り回されるくらいであった。

川柳としては、始めたばかりで川柳ともいえないようなものだけれど、母のことを思い出すには、よい材料である。これは、母について詠んだ何十句の中から、はじめの4句を取り上げたものである。



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