3歳女児殺害

また、幼い命が奪われた。
3歳の女の子が一人でトイレへ行った、短い時間の間に、20歳の大学生に殺されたというのである。
我が家の娘二人が小学校低学年の夏休みのときに、東京駅まで親に送ってもらって、二人で新幹線の旅をし、岐阜羽島へ迎えに来てくれていた弟夫婦に実家へ連れて行ってもらったことがある。
昔はそれほど安全だったのに、なぜ今は小さい子が安全に暮らせなくなってしまったのだろうか。
大学入試で、ネットを使ってカンニングをしたのは、もちろん大学に入ろうとする人であり、今度女児を殺したのは大学生である。
今の世の中が勉強一点張りで、モラルなどをどこかへ忘れてきてしまったのではないだろうか。
昔は大家族で、親ばかりでなく、祖父や祖母も子や孫が悪いことをしたときには叱ったものである。
そればかりではない。隣近所の人どころか、知らない人までも、悪いことを見つければ叱ったものである。
何もかも、国の責任にするのはおかしいかもしれないけれど、これだけ世の中が変化してくると、個人で対策をしているだけでは間に合わないということではないだろうか。