長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

社長の土下座と報道の姿勢

2011-05-05 08:54:38 | Weblog
昨日、東電の社長が1主婦?の怒声に土下座させられていた。
東電をかばうわけではないが、原発は東電1社だけではなくて、外国の技術も入れ、国や県の指導のもとに、今まで稼動してきたものである。
また、学者先生の知恵を結集して開発してきた技術でもあるだろう。
そして、そこで働く社長も代々代わっており、すべてのそれまでの社長に責任がるのであり、今回の社長一人の責任だけではない。
一般的な話であるが、社長といえば、企業人としても、人間としても立派な人が多い。
私は、そんな人が、何の権限もない1主婦の怒声に土下座させられている姿がたまらない。
もし、仮にそんなことが起きたとしても、報道で流すべきではないと思う。
怒声を浴びせていた人も、村の代表でもないし、言っていることに筋が通っているわけでもない。
東電の社員が3万人もいるなら、村の一軒一軒に謝罪にまわれというようなことを言っていたけれど、そんなことをしていたら、企業活動が出来なくなり、それこそ関東全体が停電になるかもしれない。
あの、場面は、東電の社長が謝罪しているという象徴的な報道であるかもしれないが、どうかそのような報道はやめてもらいたい。
自分の親が、自分の会社の上司あるいは役員がそのような立場に立たされているのを見ることは私には耐えられない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿