温室ガス削減率悪化１％減に

東日本大震災で原発が停止した影響は、当然温室効果ガスの削減にも現れている。
京都議定書で義務付けられた５年間の削減率は、８％減で目的は達成したというものの、１０１２年度の削減率は前年より大幅に増加して、基準年である１９９０年度比で１％減にとどまった。
いまさら東京電力をうらんでもどうしようもない。
火力発電が主力となり、温室効果ガスは増加し、電力料金は値上げされたでは、踏んだりけったりである。
それにしても、企業の海外進出やリーマンショックの影響など景気の悪化という要因があってもなぜそんなに、温室効果ガスは増えているのであろうか。