★郵政民営化に伴う痛み

全国で簡易郵便局の閉鎖が相次いでいる。
民営化すると決まったときから、当然分かっていたことであり、郵便局会社は「新たな委託先を探している」というだけで、なかなか話が進まないことも当然予想される。
なぜかといえば、不便なところに郵便局を置くということは、経済的に合わないからである。
どの改革においても痛みは伴うものであり、口ではセーフティネットというけれども、結局その実施は不十分であり、痛みを感じるのは過疎地の人であり、高齢者である。
簡易郵便局の設置が進まないならば、新聞配達でも宅配便でも利用して、住民に不便を掛けない工夫が必要である。
その際には、安全、確実であり、秘密も守られるような工夫が必要なことはいうまでもない。