マルチ商法について

　マルチ商法について調べてみた。
愛知教育大学に次のような注意書きがある。
http://www.aichi-edu.ac.jp/campus/student/attention.html
マルチ商法、ネットワークビジネス（ねずみ講）
商品等を友人・知人に販売することで利益が出ると勧誘されますが、多くの場合は思い通りに商品が販売できず、在庫を抱えたり、友人・知人に無理に販売しようと勧誘することによって人間関係が破綻していきます。
※ マルチ商法やネットワークビジネスの中には合法であることを強調して勧誘するものがありますので注意して下さい。ねずみ講は違法です。


私は一時期「一般財団法人全国福利厚生共済会」所謂プライム会員になっていたことがある。これについての事実を記したところある人物が「虚言」と決め付けたので、真相を改めて記す。

私のマンションの入居者が退去する際、１０数年使っていたために色んな場所が破損していたが、長い付き合いだったので敷金８万円にプラス２万円を加えて、キャバクラにでも行って息抜きしたらいいですよ、と言った。彼は鬼嫁のためにかなり危険な仕事をしていることを知っていたからだ。事実気管支を壊して再々通院していた。

後日、彼は沖縄出身だったので郷里に帰ったときに理髪店の友人がプライム会員となって、確か月に６０万円前後の利益を上げていると聞き、彼は慎重な性格なので預金通帳まで見せてもらい、規約を熟読し、説明会にも参加して会員になった。
　その後うちに尋ねてきて、恩返しに、と言ってそのパンプレットを持ってきてどういう仕組みか教えてくれた。会員にはサービスだけ受けるのものと、積極的に会員を増やして副業するものと２種類あり、後者の場合はネズミ講と全くちがう仕組みになっていて、自分の子や孫など下のほうが上を追い抜くことが可能な構造になっている。その具体例も話してくれた。
　ちなみに悪徳商法の場合は「簡単に稼げる」というのが手口だが、彼は「これで生計を立てるには相当の努力が必要」と繰り返し説明した。

それで私は彼の最初の会員となって、最初は１万２千円ほど、その後は毎月４千円ずつ自動引き落としの手続きをした。この当時私は離婚しており、上京して同居している老母のために電動式ベッドを無料レンタルしてもらっただけで、他のサービスを使わないまま体調を壊し入退院を繰返していたので、しばらくして気付いたら会費納入の口座に残金が足りなくなっていた。そこで本部に連絡してまとまった額を口座に納めたが、滞納分は別途振込みの手続きが必要だったことを勘違いしたため、規約通り一旦退会になった。
　また１から始めることも出来るが、歩行障害の上に様々な用件で忙殺されており、この件については判断保留のままにしてある。また母は要介護２になったので別の介護サービスを受けてベッドはそのまま使っている。

この話を「虚」と決めつけ、私に「虚言癖がある」などと書き込んでいる人物は明らかに名誉毀損の罪にあたる。私は事実を書いたのみで、沖縄出身の元入居者と全く面識のない人間がどういう根拠で嘘と断定できるのか、全く分からない。

なお、この話は平成２１年の後半から２２年一杯ぐらいの間の話で、今も全国福利厚生共済会はあり、調べた結果行政指導を受けたこともなく、訴訟沙汰なども無いようだ。。
　以上、私は情報を提供しただけであり、人に勧める意図は全く無い無い。人生の一コマを綴ったのみである。