那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

アクエリアス連想

2013年02月09日 | 芸術・表現
今夜はスポーツドリンクのアクエリアスから連想が様々に飛んだ。

私は食欲が無いので主治医のアドバイスでスポーツドリンクとカロリーメイトを口に入れておけば一応の栄養が揃う教わった。それで今はアクエリアスビタミンガードを愛飲し、晩酌の焼酎の割り物にも利用している。
 ところが東洋医学のほうの先生からスポーツドリンクは合成甘味料が含まれているので若者に糖尿病が増えている。出来るなら野菜ジュースや日本茶を飲んだほうがいい、との助言をもらった。

そこから若い頃に見たミュージカル映画「ヘアー」で歌われた「アクエリアス」に連想が飛んだ。で検索をかけてみるとhttp://sanmarie.me/music_aquariusという素晴らしいHPを見つけた。おそらく相当人気のあるHPだろうと思う。作り方がしっかりしていて魅力的だ。私のHPもそこに入れているこのブログも「何でもあり」が特質だが、このサイトは映画、書籍批評、子育て、恋愛、に絞って実に几帳面に構成しているのでお奨めする。一部引用すれば
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ところで、私が「アクエリアス」という言葉を知ったのは、1960年代後半に制作されたミュージカルで、後に映画『アマデウス』の名監督ミロス・フォアマンらにより映画化された『ヘアー』の大ヒット曲『輝く星座~レット・ザ・サンシャイン・イン』がキッカケだ。

まだ歌謡番組というものがTVの花で、西条秀樹や郷ヒロミ、山口百恵やキャンディーズといったアイドルが全盛期だった頃、NHKが企画した「当時のアイドルたちが誕生日を元に春夏秋冬のチームに分かれ、歌唱を競い合う」という特番で、冬組が歌ったのがこの『輝く星座』だったのである。

サビの部分で繰り返される、「アクエリア~ス、ア~クエリア~ス」という言葉が非常に美しく、「何の意味だろう」と思い巡らしていたら、姉が「水瓶座の占星術用語である」ことを教えてくれたのである。

以来、私の中で、「アクエリアス」という言葉は特別な響きだったし、この曲を聴くと、未来に素晴らしい事が開けているような気がして幸せな気持ちになった。

それは単に個人の幸福にとどまらず、いつかきっと正しいものが報われ、誤ったものや悪しきものがこの世から駆逐される日が来ると未来に予感せずにいないのである。

それにしても、この『輝く星座』という曲は何と不思議なバイブレーションをもった曲なのだろう。(中学校の音楽の教科書にも載っていた)

ヒッピー文化を象徴するロック・ナンバーでありながら、まるで祈りのような厳かさを感じさせる。
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と書いてある。ヒッピー文化は、もう一つの生き方を求めた祈りの世界そのものだと思っていた私は、渡米体験のある作り手にしては変な文章だな、と思ったが、40代後半らしいので世代格差の問題だと思う。
 ともかく、上記のサイトで映像も元の歌詞と翻訳も見ることが出来る。お奨めします。

私は大学院で映画演劇を専修するまでは文学青年で、映画は所謂「名作」と言われるものしか見ていない、と思い込んでいたが、ロック大好きだったので、実際はこの手の映画は若い頃から見ていたことに今、気付いた。
 高校時代に「ジーザス・クライスト・スーパースター」(1973年、 ノーマン・ジュイソン)は何度も見ており、またこの作品に出てくる音楽のアルバムも持っていたと記憶する。これも同様ロックミュージカル映画の傑作で、真面目なクリスチャンからは上映会場爆破予告など過激なクレームがついたらしい。
 忘れられない場面がある。キリストに助けられた娼婦マグダラのマリアがキリストに恋をして、「どんなに誘っても振り向いてくれない、彼もただの男なのに」と切々と歌う場面である。(「I Don’t Know How To Love Him」http://www.youtube.com/watch?v=kXdNEh97478をぜひご覧下さい)

私はこの日系アメリカ人の歌手イヴォンヌ・エリマンを一発で好きになった。wikiによれば
「1974年、エリック・クラプトンの招きによりエリック・クラプトン・バンドで約5年間にわたってバック・ヴォーカルなどを担当した」とある。
 ここでまた思い出が蘇る。私が大学生時代、クラプトンの来日公演のときに見に行きたかったけれど、チケットが高すぎたか、何かの理由で見れなく残念な思いをした。高校時代にビートルズの「コピーバンドのようなもの」に入ってリードギターをかじり、浪人仲間にギターの名手がいてインプロビゼーションの基礎を教えてもらい、ブルースやジャズも聞きまくっていた私は、畏れ多いことにクラプトンよりもイヴォンヌ・エリマンの姿を見たくてそのチケットを買おうとしたのだった。見に行った知り合いの話では、エリマンは舞台で酔っ払って座って歌ってたらしい。

と、スポーツドリンクの話から連想は次々と進んでいった。フラワーチルドレンとも呼ばれたヒッピー文化のフリーセックスやコミューンの生き方は現在どう評価されるか、など連想は尽きないが、とりあえず今日はこれにて失礼します。



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