立っているだけで目の回る,市街地を抜け出し、
マラケシュ市街から南へ50キロ、北アフリカ最高峰のアトラス山脈の麓、
ウリカ渓谷(Ourika Vally)までの、一日ツアーに参加しました。
市内最大の郵便局の前で9時に待つように言われ、我が家族、5分前集合(日本人の常識)で待つ事25分、白いミニバンが横付け。
中からは,女の子達の黄色いはしゃぎ声が聞こえてきます。
今日一日の,旅のとも、オーストラリアからの女の子の団体5人です。
賑やかなしゃべり声と,アフリカというか中近東の,怪しい音楽をBGMに、
これまた怪しい運転手と愛想のいい案内役も総勢11名をのせる車は一路南へ。
まず立ち寄ったのは、モロッコの人口の1/3を占める、ベルベル族の代表的な民家。
ドアを入ると、いきなり,薪と干し草の置き場となる部屋をくぐり、
ホール?へ抜けると、素焼きの焼き物用のろくろや、こんなものが。
左の写真右のカプセルのようなものは、サウナ。(お風呂はなしです)
入ってみましたが相当窮屈です。左の下から薪をもやすそうです。
左の小さいものは,「猫用」と言われて、信じそうになりましたが,本当はパン釜。
家の中には2頭の牛が飼われていました。
キッチンで,洗い物中。窓にぶら下がっている壷は,バターを作るものだそうです。しぼったミルクをしぼって振るのだそうです。
後で自家製のパンと一緒に頂きましたが,ざらざらした舌触りで、とっても素朴な味がしました。リビングエリアから、牛が見えます.(写真右)
女主人が,ミントティーをごちそうしてくれます。
右手のテーブルに乗っている,練馬大根のようなものは,お砂糖。
崩して大胆にティーポットへ投入。どうりで甘い訳だ~!
手焼きのパンと自家製の蜂蜜、バターを9人で,取り合って食べて、
おいとましました。あっ,ここで私、トイレもお借りした,勇気ある人であります。
このあと、しばらく車で走った後、らくださんにも,のせてもらい、30分弱の高いところでのお散歩。
らくだの足の先が柔らかそうで、触ってみたかったなあ。
こんな、川沿いにどんどんとすすみ、ツアーのハイライト,渓谷へ到着。
予定によるとここから2時間の"ハイキング"
手作りの危なげな橋を渡り、こんなおしゃれな、カフェレストランを横目に、
ガイドさんはどんどんと山を登り始めます。
店先には,例の「タジン」の鍋が見えますね。
登って,登って,また登って、
滝を横目に,まだまだ登って、
ついに,目的地、上の滝!?
ちなみに右の写真は麓からの写真。雪の位置を見ていただくとどれだけ登ったか
わかっていただけると思います。
そして、この一番上の滝の直前で、No3は川の中へ足を落としてしまうという
お約束のハプニング付き。びしょびしょの靴とGパンで山を下って来たのでした。
下りの途中,麓の村を見下ろすと。
ハイキング?とは,嘘で,とんだ岩登りツアーだったのでした。
麓の村のお店やさん。このタジンの土鍋、欲しかったんだけど、
重くて断念(涙)
帰り道、またまたモロッコ料理をゆっくり,レストランのテラスで頂き、
雑踏のマラケシュ市街へ戻ったのでした。
帰り道、車からみた、こんな風景。
お母さんは川で洗濯♪
長いマラケシュレポート、おつきあいありがとうございました。
モロッコはこのアトラス山脈からの雪解け水で,川が何本も走っているので,
エジプトと違い,緑が見られる国でした。
もちろんこの山を越すと,見渡す限り、乾いたサハラ砂漠が広がるのですけれど。
そして、ベルベル族の冬のコート。
茶色で,毛織物で,とんがったフードのついた,長い筒状のコート。
あの、オビワン・ケノビが,来ていた,あのフード付きコートでした。
町の中にオビワン・ケノビがあっちにも、こっちにも。
で,色違いも有りまして,濃いグレーのものも。
こちらは,ゲゲゲの鬼太郎の,ねずみ男!
あのコート,欲しかったのですが,家族の反対にあって,あえなく断念しましたとさ。
仮装パーティーに便利と思ったんだけど、「そんなの無い」そうです。
あの,オットさんとも話していたのですが,町中にハエもほとんどいなかったんです。らくださんにはたかっていましたが、確かにドライフルーツのストールには少しいましたけど、ホテルにもいなかったし。
インディジョーンズみたいに、ゴキブリ系の虫がいっぱい、とかあるかとおもいきや、多分あの,超乾燥した気候のためと、道も壁も土はほとんど見えないほどカバーされていたためでしょうか? ほとんど見ませんでした。
No3,やはり帰りの飛行機はつらかったようで,追加の衛生袋と,ティッシュを抱えて真っ青な顔。あげくヒースローにランディングしてから,飛行機を降りるまでに45分,そのあと、荷物が出てくるまでに1時間半も待たされて、ほっとできたのは真夜中の2時でした。でも,成長したのでしょう、大人しく耐えていましたよ~。ご心配いただきありがとうございました。
なんか、こう…“アフリカならでは!”
“日本じゃいないでしょ?”って感じの生き物はいなかったんですか?
海のはなしなら転がってる石を起こして虫がいないかとか、トイレの中に飛んでるハエさえもカメラに収めるのになぁ~笑
あっ!そもそも旅の目的が違うか?笑
皆さんご無事で帰国されて何よりです!
NO3…泣いてませんでしたか?
それが1番心配です。
途中、足を滑らせて転び,頭を岩にぶつけて頭から血をだらだら流している人がいて、子供達に「気をつけなさい」とか言っていて、ホテルに戻ったらその日が同じホテルに泊まっている人だったので,驚きました。もう大丈夫と言っていましたが,痛々しかったです。
このコート,値段は5000円くらいらしいです。うーるだから高いよ~!って地元の人は言っていました。欲しかったのになあ。ぐっすん。
あ,あの牛部屋の男の子、手前に大人もいるんです。あっ、でも手前にもう一頭牛もいますけど。
オビワンケノビは,何となくかっこいいけど、普通の人たちはそれなりなので、あのコートを着ていても怖くはなかったです。
No1は、もちろん一緒に来たがりましたが,授業があるので,無理でした。そのかわり,今月半ばから一ヶ月休みで,日本に行くそうですから、いいんです!
欲しいと言ったら,思い切り変人扱いされたんですよ。
で,ジェダイのコートは女の人はきていなかったんですよねえ。女性は薄紫とか、水色とか。なんでかなあ。
万が一,モウイチドモロッコに行ったら,今度は飼ってきます。で処分に困ったら虫主婦さん、お願いしますね。
でも,もっと困ったのは、実は滞在最終日、旧市街は全域断水で,顔も洗えず,トイレも流れず。マジにとほほ。トイレが怖くて,水分もとれないし、トイレに行けないと思うと、「どうしよう~」って不安が倍増するし...、エアポートについてトイレに行って,やっとほっとしました。地元の人たちは井戸水と思われる場所までいろいろなボトルをもって、水を汲みにきていました。ホテルのトイレは,屋外のジャグジープールの水をくんで来て使ったのよ~!
崖のぼり,ジム通いをしていて本当に良かったと思いました。私も何とかついて行けましたから,オットさんは足ががくがくする~とぼやいておりました(笑)
で、トイレ,広い部屋の真ん中に白い四角い囲いがあり、足をのせるちょっとした丸い台があり、真ん中に小さい穴が。どっち向きでもいいみたい。で,部屋の隅にバケツと,コップがありました。一応手流し水洗というのでしょうね~。で,私の前に入ったオージーの女の子から、「跳ね返るから勢いよくしちゃダメ」との、ご教授を頂き助かりました(笑)
レストランで食事をしていたら、遥か上の崖のてっぺんの家から、お母さんが赤ちゃんをおんぶしてもう一人幼児を連れて、羊3匹を家からだして,崖を皆でおりて、川まで水を飲みにつれて来ていました。なんか,こういう生活もありなんだなって、しみじみ。
パンは酵母は使っていないものでした。とても素朴なもの。でもこれが直火で焼いているので,香ばしくてね~。いくらでも食べられちゃうのですよ.....。
崖のぼりは,運動神経の無い娘がしっかり、じゃぽん。やっぱりね~の展開。期待を裏切りませんわ~。
この鍋,欲しいですよね。直火にかけて調理だし、蒸し焼きだし,絶対日本人の舌に合う料理が出来るに違いありません。でも,重いし,割れ物だし......くやし~!
気持ちよかったし、のんびりした田舎が、あの旧市街とあまりに違ってよいコントラストで。
Laylaさんも旅行がお好きですよねえ。モロッコもぜひ!
水があるって,こんなに豊かになるんだなと,実感する旅でした。生き物の基本なんですよね。そうそう,実は滞在最終日、旧市街はすべて、全面断水で,顔も洗えず,トイレも流れず。マジにとほほ。
やっぱり水は基本だ~!
ヤワな旅行者だったら滝までたどり着けなさそうですね
健脚なばくさん一家で何よりです。
牛部屋にオチビさんがいたんですね~。
大人しい牛でよかった
オビワンコート及びネズミ男コート、単なる仮装目的なら日本で調達できそうですが(笑)。
でも実用品の民族服というのがポイント高かったんですよね?
ちなみにおいくらくらいでした?
個人宅のトイレはどんな感じであったのですか?
オビワンケノビがいっぱいだなんて、、、、簡単に想像できるのですが、想像しただけでちょっと怖いかも。
みなさん同様、、、とてもハードなハイキングであったかと思いますが、、、忘れられない思い出をまた作られたわけですよね!NO.1ちゃんも参加したかったのでは?
日本でジェダイのコート、って言ってオークションに出したら売れそうだけどな。
絶対に楽しそう♪
そして、トイレ見知りをする私。。
どんなトイレだったのか気になる。。。
使ったばくさん、尊敬します(笑)
ねずみ男姿でもいいけど(笑)
もしも持ち帰っていたら、お留守番をしていた白と茶色の可愛い子もくるまって喜んでたかもしれないのにねー。
このツアー、これはもうハイキングレベルじゃないですね~!
No3ちゃんの登山姿の背中にバテバテ感が感じられます(笑)
濡れた靴とジーンズは気持ち悪そうだけど、おいしい笑いは取ったし(?)、プライスレスな最高の思い出をこの旅で作ってきましたね♪
モロッコの山にもこんなにも雪が積もるんですね。
ラクダの顔にたくさん止まってる虫と、牛小屋に小さな男の子が一人で入っているのも驚きです。
ベルベル族のお宅のトイレはどんな感じでしたか?個人のお宅、中でもバスルームやトイレというプライベートな場こそ、その土地の雰囲気がもっとも分かる場所のように思えて、興味深々です(笑)
街も、家の中も、みごとにテラコッタ色なんですね。山肌も…ということは、この土で作ってるんだですねぇ。なるほど。
街も、家も、活気ある屋台や怪しげなお店も、美しいモザイクも、なんというか、ハリボテではない、根っこの生えた文化を感じます。うーん、すごい!
私としては、ネコのサウナ、いえ、パン焼釜に惹かれました。こちらのパンはナンみたいなものなんでしょうか?それとも酵母発酵させたパン?どちらにしても美味しく焼けそう♪
そして極めつけ、ハードな山登り…いきなり本格的ですねー!びしょぬれで下山のno.3ちゃん、お気の毒様でした。こうなってしまうと、どうしようもないですもんね…(経験アリ・笑)
乳製品に砂糖たっぷり、、の生活だと女主人のような体形になるんですな(爆)
酸素の薄そうな登山、よく登れましたねー。
でも眼下に見える小さな家、おもちゃみたいでかわいい!のどかでいい風景ですね。
タジンの土鍋、私も絶対欲しいな!素敵な料理が出来そう!
都会を離れてのんびりした空間に身をおくのもいいもんですねー。
そそるなぁ~、このツアー!
危なげなつり橋、おしゃれなカフェ。
なにもかもつぼだわ。w
民家訪問ツアーもいいですなぁ。
いわゆるショートなホームスティ。(ぇ
牛と同居とは南部曲が屋を彷彿とさせますね。
(行ったことないけど)
惑星タトゥイーンはこのあたりを想定した星なのかもしれないですね。
モロッコと言えば、『カサブランカ』『デートリッヒ』『タジン』が私の中のイメージですが、おかげさまでさらにイメージが広がりました♪
お野菜の色がとっても美味しそうなのは、雪解け水のおかげなんですね~。
No3さん、忘れられない旅になりましたな。
ジュダイのコートはばくさん調達で
私はライトセーバーを用意しますね。(爆)