London徒然草

「ばく」のロンドン日記

棚ボタ事件

2007-10-26 | 飼い主ネタ


今週、子供達は学校が休みです。
そして,なぜかオットさんも「僕も休む」と言って
みんな家にいます。

このno2にして,この犬あり? 
すっかりだらだらしている子供達とワンコ...

宿題はやったんか(怒)




と、家族全員,一日3食、食べると
あっという間に冷蔵庫が空っぽに

慌てて,近所のスーパーに買い出しに立ち寄りました。

通常、週に一度の買物は、「テスコ」という
大手の庶民的な店に行く私ですが、
今回は,用事の帰りで、子供達は車を降りたくないと
とんだ贅沢を言うので,少しだけ高級な
「ウエイトローズ」という店に立ち寄りました。

ここの便利な所は、この店系列のクレジットカードを
持っていると、クイックチェックといって、
バーコードのスキャナーを,買物の始めに受け取って、
自分で買う物をスキャンして,買物袋に直接入れて、
最後にお金を払えばいいシステムが使えることです。

つまり選んだ物を、レジを通さなくていいので、
とっても早い!

あっ,抜き打ち的に,たまに「今回は全部スキャンするよ~」という
メッセージが機械にでて、お店の人が確認することがありますけど。

で、さっさと買物をして,スキャナーを返し、クレジットカードで
支払いをしようと機械に差し込んだら........

私のカードが機械に食べられてしまって、どうやっても
でてきません。

待つこと10分。手を尽くしてもダメで,ついにお店はエンジニアを呼ぶことに。

「カードが出てきたら連絡しますので,連絡先を」
というので、うんざりしていたら、いつもはおとなしいオットが、
「私達は連絡を貰っても、カードを取りに戻りませんよ」

さすがにお店の人もハッとしたのか
「お届けに上がりますので,ご住所を。ただ,今日は無理かも」

ということで,違うカードで支払いをし,帰宅。

数時間後。

玄関のベルが鳴り、見ると、頭にターバンを巻いたインド系の
おじさんが,花束を持って立っています。
「家をまちがえたんじゃな~い」なんていって,出てみると。

「本日はご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした。」





なんと、花束の中には、25ポンド分(約6000円弱)のバウチャーも。
もちろんカードも戻ってきました。

これって、長いイギリス生活で
ちょっと驚きの展開でした

日本ではめずらしくないかもしれませんが,イギリスをご存知のみなさん。
おどろきませんか?


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30 Comments

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Unknown (クー)
2007-10-26 08:27:00
イギリスが素晴らしいのか、そのお店が素晴らしいのか。。。
とにかくアメリカでは考えられない!
いつも行くスーパーなんか、レジのお姉ちゃんがかったるそうにやってるから、嫌味も込めて「疲れる?」って、聞いたら「すっごく疲れててやってられない!」とレジをチンタラやりながら愚痴は機関銃のようにペラペラ…。
しゃべる早さでレジもやってくれー!って感じ!
やっぱり、ちょっと高級なだけあってお客様サービスも行き届いてるんでしょうね♪
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珍しい (虫主婦)
2007-10-26 08:44:16
いや、日本でもターバン巻いたインド人は来ませんよ。(爆)
日本のデパートなら、スーツ着た外商部みたいなおじさんがやってきて、商品券くらいはくれるでしょうけど、花束は無いと思う。
そこのお店、かなりイギリスっぽくないと思いますよ。
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後悔してる (いなひこ)
2007-10-26 10:10:21
えっ素晴らしい対応だわ。やっぱり高級のお店は違うのね。花束って無いでしょう。
先日、私も女性店員の態度のまずさに文句いえばよかったナ・・・ちょっと後悔してる。

まぁ言っても 「棚ぼた」 ないよね。

 すご~い ラッキー って思っちゃうね。 
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日本でもないと思う・・・ (ponchi37)
2007-10-26 11:09:57
私が通常使う庶民的スーパーでも、
多分花束なんて持ってこないだろうな~
下手したらおわびすら持ってこないかも…

キレイなお花に6000円分のバウチャーなんて
ホントにラッキーだね~
お店の格が違うのかなぁ。

NO.2とピップ君、相変わらず仲良しね~
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Unknown (ちょろひこ)
2007-10-26 13:19:28
そのクイックチェックってシステムも素晴らしいですよねー。でもお客との信頼関係が重要。その辺のことをしっかり分かってるスーパーなのでしょう。
花束を持ってきた方がインド系ってことはインド系経営者?なのかな?最近高度成長を遂げるインド、経営学も素晴らしいのか。。
私も近所のスーパーのレジでいやな思いをしたことがあって、そこのスーパーではあまりお買い物をしません。
お客の心理ってこういう対応ですごく変わるし、賢い経営ですね!
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日本でもそこまでは (海のはなし)
2007-10-26 16:02:08
戻ってきたカードから、花束代・バウチャー代・配達料が引き落とされてませんでしたか?笑
日本でもそんなアフターは少ないのでは…

今年ある方から百貨店のメロンを3玉頂きましたが、到底食べられるものではなく、百貨店に『代替品は要らないから、依頼主さんと話し合ってください』とクレームを入れたら、『商品代・送料を百貨店と依頼主とで折半』という提案を百貨店が出してきたそうです。
もちろんそれを聞いた『海のはなし』…久しぶりにキレマシタ!
「そちらはゴミを送りつけてお金を取るんですか?」…その他。
『理詰めの海のはなしさん』に登場していただいて、話は納まるとこに落ち着きました。
頑固な海のはなし、もう2度と〇〇産のメロンは食べません!
少しはそちらのお店を見習って欲しいものです。
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思わず的外れな反応をした女 (erima)
2007-10-26 21:54:10
ひ、ひえ~~~!
なんだかNO2さんがすっごく大きく逞しくなってるぅ~。
成長期なんですねぇ。
それとピップ君の至福の表情。
見ているとこちらまで幸せになってきます。

ああ、『ターバンを巻いたインド系のおじさんが花束を持って立っている』図。
想像するとなんだか可愛らしくって...くすくすっ♪
的外れな反応をしてしまってすみません~(笑)
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ご主人、素敵です (まきまき)
2007-10-27 00:32:33
ご主人の咄嗟の対応、素敵です!
そういう時、えてして男の人って何も言えなくなる人が多い。
ええかっこしいなのか、事なかれ主義なのか。
そういう時って、妻の方が強く出るケースっていうのが日本人の場合は多いんじゃないかな。
うちのげんちゃまんも、こういう時はハッキリ言ってくれるので頼もしいです。

それにしても、ターバンを巻いたインド系のおじさんが家に来てくれるなんて(笑)。
一生に一度も味わえないような体験!
イヤな思いはしたけれど、思わず微笑ましくも感じてしまいますね。

ところで、no.2君って、少し前に携帯を盗まれたという14歳の息子さんですよね。
ひゃ~。手足長っ!!
この時期の男の子って、無駄なお肉がまーったくと言っていいほどないんですねぇ。
羨ましい。

辛い時も、楽しい時も、そしてまったりする時も、ピップ君は家族の一員。
これからの寒い時期、ピップ君カイロはありがたそうだな~。
毛がいっぱい付きそうだけど(笑)。

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さすがJohn Lewis系 (いちご)
2007-10-27 03:25:30
向こうからカードを届けてくれることになった時に
花束くらいは持ってくるかと思ったけど、
25ポンドの商品券は想像以上。
5ポンドとか10ポンドくらいならありかと思ったけど。
さすが John Lewis 系列の Waitrose ですね。
ここはサービスのよさで定評がありますからね。
それから社員は全員皆会社のパートナーで
会社の利益を毎年社員で分け合うんですよね。

それにしてもノースロンドンでターバンの方が
いらっしゃるとは思いませんでした。
コベントリーとかバーミンガムなら驚かないけど。

ちなみに、NO.2君とピップ君の写真、
私とJake、またはLinusとそっくり。
家にいるときはこんな感じでごろごろしながら
本を読んだり、テレビを見たりしています。
これに猫が加わることもあります。
さすがにAdeleに乗っかられると重たいのと
私の場所がなくなっちゃうので
彼女には床に座ってもらってますが、
たいてい頭はソファにのっています。

おかげで毎日毛だらけです。
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わ~っ素敵♪ (YUKI)
2007-10-27 19:47:37
なんて迅速な対応!これぞサービス業の鑑ですね♪
私もこういう時、「家に届けてくださいね!」と言っちゃうタイプですが、こっちでそれを言ったら、「好きにすればいいよ。でも君はそのカードを使えないよ。」って言われそ~・・・(涙)。

まったりNo.2くんとピップくん、これぞ休日の醍醐味~な感じで
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