あと1週間。
12月23日、我が家が、荷物をまとめて
日本から,ロンドンに引っ越して来てから丸10年になります。
2歳半で、おむつも外れていなかったNo3も、12歳だから
計算に間違いないのですが。
あっという間と言えば、そうとも思われ。
スーパーでキュウリを買うような勢いで、2週間の家探しの短期帰国だけで家を買い、
子供には各自段ボール一つだけの荷物だけで,あとはあきらめてもらい、
家具も電気製品もいっさい持たず、引っ越してきたのでした。
早朝、到着した、ヒースロー空港から,チェックインして持って来た
当面の最小限の荷物と、家族5人。
名物のブラックキャブ2台に分乗して、家に向かうその景色と自分の心境。
2歳半のNo3をなぜか、タクシーの中でしっかり抱きかかえて
「しっかりしなきゃ」と見つめた町のオレンジ色の街頭のあかり。
今でもはっきり思い出せます。
家に入ると、がらーんとした家に、天井までのクリスマスツリーだけが
見事に飾り付けられて、どーん。
ダイニングテーブルも、ソファーも、ベッドも、マグカップも、タオルも
ゴミ箱も、何一つない家に、一足先にロンドンに一度やって来て、
家に入ったオットが,りっぱなりっぱなツリーを飾って
それから私たちを日本まで迎えに,とんぼ返りで来てくれたのでした。
それから10年。
ここでの生活、自分の家族、
でも、どうしても心根は日本人の私。
これからも、ここで異邦人として暮らしていくのだろうなあ。
10年経って、やっと、私ってここでお墓にはいるのだろうなあ、と
想像できるようになりました。
これって、「進歩」って呼ぶのでしょうかね?
車がまだなかったので、歩いて7~8分の商店街で買って、引きずって戻って来たらしいです。
スタンドは買いそびれ、バケツに石を入れてツリーを立ててありました。でも下の方は、大量のプレゼントでまったくみえませんでしたけど。
仮面ライダー・ディケイド、ですね。うちのキアヌに動画サイトで探して、見せてみます! 最近、今は有名俳優さんたちの仮面ライダーの時代の映像をみて、子供たちと大騒ぎしておりました。オダギリジョーとか、別人だし!、水島ヒロは結構すでにカッコいいとか、騒いでいたのですよ~。
家のリノベーション,これって大なり小なり生きている限り続いていくのかも....(笑)
エンドレスですよねえ。
でも、まあのんびりいきましょう。急ぐ旅でもあるまいし~。
オットさんツリーの他に買ってあったものは、山のようなものすごい量の子供たちへのプレゼントと、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、マックのコンピューターでした。おもしろい優先順位?でしょ(笑)
そして、到着してすぐ、電気のコンロがぶっ壊れたので、新しく購入して、担いで来たのに、電気屋さんだ誰も来てくれなくて.....子供たちにご飯を食べさせられない~!!って(笑)
想像つくでしょ。
覚えてますよ。仲の良かった友人が、休み前に帰国してしまいひどく落ち込んでしまった息子。10月のハーフターム開けに学校に行ったら、明るい顔で、「日本人の新しい男の子がきた!」って。
月日の経つのは本当に早いですね。
みんな大きくなりました。
オットさん、ツリーの他に買ってあったものは、山のようなものすごい量の子供たちへのプレゼントと、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、マックのコンピューターでした。おもしろい優先順位?
このたびは、erimaさんにもご心配をおかけしました。無理は禁物と、肝に銘じました、でも、ネットがあって、私のロンドンでの生活も、こんなふうに助けられています。
お見舞いの言葉、ありがとうございます。
うれしかったです。
本当に一緒に仕事をしていたときは、まさか私がこんな事になるとは思わなかったよね。自分でも不思議です~。
>自分のいる場所・大切にするもの、ずっと探したり、迷ったりするものなのかも。
うんうん。ホント。
あっという間に10年も、という気もするし、まだ10年か?とも思います。
あっ、ピップが7歳だもんな~。
お墓ねえ、私もつい最近までそんな事も考えずに生きてきましたが、なぜか、ふと。
年取った証拠かもねえ。
私は日本を出るときはギリギリまで,仕事をしていて、凄い勢いで引っ越しの準備をして、ドタバタと出国してきたので、そのときは、そこまで,考えるゆとりもないまま来てしまいました。
どうして私は、今ここにいるんだろう?って,私も、今でも、ふと思います。
そうですか、、海に散骨ですか.....。
私は火葬してもらって、灰の半分は日本に散骨。半分はオットさんが土葬なら、棺の中に。火葬なら混ぜてもらってお墓に入りたいと思っています。(って、ちゃっかり自分が先に逝く予定です)
これからも、家族全員,からだには充分気をつけて、お互いを大事に、楽しく暮らしていきたいです。
10年定期ですか! 私も今回、墓に入る勇気が出たので、日本に少しだけ残してあった預金をこちらに移したのですが,5年半の定期預金に入れました。一緒ですねえ。
あっという間と思いつつ、やっぱり長いわ~(笑)お互いにがんぱりましょう。
異邦人だよねえ、いつまでも。
こうなったら、さあ、ご一緒に。10年すると、あきらめも出てきます(笑)
オットさん、ツリーの他に買ってあったものは、山のような子供たちへのプレゼントと、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、マックのコンピューターでした。どういう優先順位??
ベッドもないので、スリーピングバッグを一部屋に広げて、家族全員で川の字になって眠ったものでした。
年明け、新年会しないとね。
時間がかかりました。
私が、こちらに来て一番の恐怖に感じた事は、オットに早く先立たれる事だったのですよ(笑)子供と取り残されたらどうしよう?って。
で、そのとき、須賀敦子さんを思い、彼女は、どんなにか辛かっただろうと、本当に人ごととは思えなかったです...。
そして、日本に帰国するという選択をした、彼女。それもわかるなあと。
このたびは、渡英10年記念に、たいそう結構なものをお送り頂いたそうで、とても楽しみにしております。
多謝、感謝。
スーパーTにあった、チキンのお尻.....いやあ、想像して、うんうんと、うなずきました。そういえば日本では見られない光景ですものね。
4ヶ月の赤ちゃんとの渡英は大変だったでしょうねえ。
本当に家族5人が健康で、ここまで大過なく来れた事,神様に感謝しないといけません。
鹿児島のnaraoさん↑も言っておられますが、やはり,ここで暮らしていくのだ、とおもえるまでに私だけでなく10年くらいかかるものなのかもしれません。新たな発見ですね。
私もついに、今回、少しだけ日本の口座に残してあった自分名義の預金もこちらに移しました。そろそろ潮時かなあって。
目標なんてとんでもないですけど、そらももさんの気持ちはとってもわかるような気がするのです。だから一緒にこれからも、そらももさんといろいろな心の悩みを共存していきたいです。
これから、そらとんの学校が始まって、地域との縁が増すと、また、いろいろ変わってくると思います。そして、そらとんにとってのふるさとは,まぎれもなく沖縄になっていくのですよねえ。
この人と結婚した私は本当に幸せものだと、自分でも思っています。穏やかで細かい事は気にしないし、何しろ結婚して20年、怒った事がありません(子供にも)
クーさん、アンジーつれてロンドンくるのなら、待ってますよ、いつまでも~♪
これからは家族は減っていくし、歳もとるし、まあ、エキサイティングじゃないと思いますが、それもいいのかもしれません。
うちのオットさん、いい人ですよ。うふふ。
うふふ、外流しまでもって帰る私は,仰せの通り、充分進歩しましたねえ~(笑)今や、家の中は、ものであふれ帰っています。反省です。
10年、ゼロから始めたのに、この,家にあふれるものは私が、殆どみな、ためこんだのですよねえ。やれやれ。反省です。
新しい生活の城の最初の家財がツリーなんて、なんとも象徴的ですね。
パパさんが毎年プレゼント山積みにされるというのもなるほど・・・?!
そういった状況でウチのオットだったら、最初に調達してあるのはマンガとタバコとコーヒーとお菓子ですよきっと。
decadeといえば2009年公開の新仮面ライダーがディケイドという名前なのですが、凄まじいデザインなんですよ(笑)。
ばく家のキアヌ君に感想を伺いたいです
私は1月1日で丸5年です。 ばくちゃんの半分です。 5年後、どんな生活をしているのか......見えてきません(苦笑) 今と変わらないようにも。
未だに家のリノベーションが完了していないので、それぐらいは済んでいて欲しいなぁ、と。
ばくさん一家がイギリスに渡ったのはクリスマス直前だったのですね。街は華やかでも、真っ暗だったのではないでしょうか。
私の場合は期間限定だったので、
多少の心配はあっても、わくわくする気持ちのほうが強かったのですが、
それでも渡英した10月のロンドンは雨で寒くて、ヒースローからホテルに向かうときは不安な気持ちでいっぱいでした。
私には超ベテランに見えたばくさんもそんな風に感じてたんですね。
でもオットさんの暖かさには感激します。
きっと限られた時間で準備するとき、ばくさんの気持ちに何が一番効くかわかっておられるんですね。
風景を想像しただけてゆったりした気持ちになります。
実は、通勤電車を下りて、我先に階段に向かっている自分に気がついたときなど、オットさんならきっとこんなことしないだろうな、なんて時々思い出していますよ。勝手にですが
ご主人様のまごころと、大きなツリー。
その光景を想像しては、胸が熱くなります。
10年って、長いけど、やっぱり驚くほどに短い。
この先の10年も、その先の10年も、ずっと元気に毎日を過ごせますように。
具合の優れないときは、どうか無理をなさらないで下さいね。
とても心配しました~。
10年かぁ、もっと昔のような、実はつい最近のような・・・。
自分のいる場所・大切にするもの、ずっと探したり、迷ったりするものなのかも。
ばくさんは、どこにいようと、素敵な家族と一緒だからね。
ふと、おばあちゃまのたんすの話を思い出しました。
でも、この先10年と思うと・・・
大事に丁寧に過ごそうって思います♪
そっか~・・・お墓か~・・・
それこそ、程遠い先の事のようで・・・
一緒に渡英したのですね。
何よりもまずクリスマスツリー・・・ステキな計らいです。
素晴らしいご主人ですね。
だからこそ、あっと言う間の10年でもあったのだと思います。
私も長男が2歳の時、日本を後にしました。
2年をシンガポールで、その後はイギリスへ の予定
だったものですから、
「もう日本へは帰れないんだ。私の死ぬ場所は日本ではないのだ」と言う思いが押し寄せてきて
飛行機の中で涙が止まりませんでした。
12年前はインターネットなどなかったし、
外国は日本から遠く
相当な覚悟だったのだと思います。
でも、気が付けば、ちょこちょこ帰国もしているし、
予定は変り、ちょっと日本にまた住んだ後
相変わらずのシンガポールお気楽暮らしだし。
いろいろな事があって、少しずつ自分が強くなったり
世の中が変ったり。
私も最近、自分の死に場所などを漠然と考えていました。
いったい何処が最後の場所なのか?
眠るのは、場所にこだわらず
「海に散骨希望」と家族に言い含めています。
時々 ふっ と 何であたしこんな所にいるのかしら?
なんて思うこともあり・・・異邦人ですものね。
とりとめもないコメントで失礼しました。
それにしても2歳のお嬢さんが12歳になる、、、とても当たり前のことなのでしょうが、重みを感じますよね。
子どもたちと違って、母親として途中から外国に交わるというのはとても大変なのだと思います。しかし、その10年という塊の年を迎え、お墓のことまで考えられるばくさん、、、、大変だったかと思われますが大成功だったのでは?
このさきはもっと楽しめるように体だけは大切に!!!ですよね。
わたしはこれからの10年とか考えると頭痛いです。どうなってしまうんだろうかああ
今回のばくさんのブログ、何度も読み返してしまっているのですが、、、旦那様のポイント、相当高いです。
ドーンとクリスマスツリーを飾るという旦那様の愛情がさすが!素晴らしいと思いました。なんか映画みたいですよねー!
私事ですが、去年「10年なんかあっと過ぎる」と思い、10年の定期に入金。。まだ1年(苦笑)なんかそう思うと長いわ。。
私も、こんなに人口の大半が「よそ者」のこの街に住んでいても、ものすごくよそ者だと感じるし、日本にたまに帰ったら帰ったで、何だか自分の居場所がなくなってしまったように感じるし・・・。自分のホームはどこなんだろう?と考え込むことがよくあります。
バク家の皆さんの存在は、そんな私の心の支えです。ありがとうございます。
ところで、例の本、送りましたので、ご了承下さい。
ばくさんところよりちょっとはやく10日でした。
ヒースローからブラックキャブに乗ったのも同じです。
傍らにはベビーカーシートに載せた生後4ヶ月のちび姫がいました。
お日様はすぐに沈み、
あっという間に暗くなるのに驚き、
気分が滅入りました。
せめて家の中は明るくしようと、
こんなの買って、ちょっと贅沢かしらと思いつつ、
日本で買えないようなドデカいツリーを買って
少し心が和んだ想い出があります。
着いた当日、初めて買い物に行ったスーパーTで
チキンのお尻がずらっと並んでいるのを見て、
これからこの国での生活が始まるのね・・・・
と
しっかりしなきゃ、決意したのです。
10周年~
皆様健康で過ごせたことが
一番よかったですね。
ばくさんの、心根は日本人と断言しながら、異国の地にしっかり根をおろして日々を楽しみつつ3人の子ども+2匹を育んでいらっしゃる生活をブログで拝見するのは、私の楽しみであり、こうありたいと思う憧れであり、目標のようなものであり(勝手にスミマセン)…ああ、とにかく、ばくさん有難う!な気持ちです(笑)
メール、gooで大丈夫ですよ~^^
旅行までには完全復活!となりますよう、祈っております。
何もない新居にツリーを飾り付けてから家族を迎えに行くなんて、素晴らしく優しい夫さんですねぇ。
ぱくさんのダンナ様のような方で、「これから英語を教えてあげるよ」なんて心広い方がいたら紹介してください!
カッズとさよならして、ロンドンに行きます(笑)
ぱくさんも同じジャック飼いの日本人がいたら、今より楽しいでしょ
(かなり強引で、返ってご迷惑?)
ご主人の心遣いがジーンときました。
ばくさんがお嬢様を抱きしめて「しっかりしなきゃ」と自分を励ました様子が手に取るように想像できて、ここでもジーン。
これまでの10年、一口に言い表せない一杯の苦労と幸せが詰まっていますね。
でも、日本の良さは海外に居るから見える部分も多いのでは?
と考えると、英国生活をしながら日本も堪能できるばくさんは幸せ者ですよ~
御家族の成長と共に、かかわる世界も変わり、話題も一層豊富になって、またまた読み応えのあるブログになること間違いなし、ですよね。
楽しみにしています♪
よく頑張ってきたなーって思いませんか?頑張ったような、そんな気負いもなく、ただ我武者羅に突っ走ってきたのが近いでしょうか??
オットさんがいて、子供達がいて、ばくさんがいて、ピップくんやクラウディーちゃんがいて、やってこれたのかもしれないね。
ダンボール1個の荷物って所でね、あぁ~今では、ばくさん日本から、洗面台まで大きなバッグに入れて持って行けちゃうんだもんね、すご~~い進歩だよって思いました。
こうして10年を振り返られるって、幸せな事なんだなーって思いました。 いろいろあって、思い出が増えていく。 なんだか しみじみしました。
猫っていいなぁ(犬もいいけど)飼いたいなぁ
両方と同居しているばくさん、うらやましいです
10年。
ないないづくしで最初から全力疾走だったのですね。
オットさん、一生懸命クリスマスツリー飾ってくれたのね。
ばくさんは相当「進化」してますよ。