London徒然草

「ばく」のロンドン日記

ここ掘れ、わんわん

2007-04-01 | わんこ
いつも、週末の散歩はオットが行ってくれるんです。

が、めずらしく、今日は私が行くことに。
庭のゲートを開けると、いつものように、おおおお喜びでかっとんで行ったピップ君。
ゲートのかんぬきをしめる為に、数秒後ろを向いて振り返ると、ピップ君消えてしまいました。

おかしいなあ。

普段は歩いていけば、そのうちどこかから出て来てくっついてくるので、気にせず歩いていくと......。

ピップ君はどこだ?

呼んでも、叫んでも、行方不明。

戻っていくと、いました、いました。



なにやら、しっぽ以外はほとんど見えず、お腹がしゃっくりしているように、定期的に動いています。
多分、匂いを確認する為に、鼻から息をたくさん吸い込んでいるためらしいです。
で、理性が”完全に”吹っ飛んでいる様子。



トゲトゲの茂みをかき分け、近づいていくと、どうやらネズミ穴を見つけた様子。
一心不乱に、ホリホリしてました。

呼んでも、まったくぶち切れ状態なので、ほったらかして、私は家に戻って、
カメラをとってきて、ついでにお茶など飲んで、戻っても、まだ掘ってました(笑)
さすがにしつこい性格、テリアですね




いいかげん、お目当ての獲物が見つからず、諦めかけて来たので、しっぽをつかんで引きずり出して、



家に戻って、ドロドロの、鼻の頭と、前の手をごしごし洗われて
言うことを無視したピップ君は、自分のバスケットで「謹慎」を言い渡されています。

そんな所からかわいい顔で覗いても、ダメですよ。




話はかわって、20年前のかつての同僚から、うれしいメール。
「鍼・灸・あん摩指圧マッサージ師」の、国家試験に合格したんです。
私より多分、年齢は上。ずっと会社で働いて来て、自分で自活してきて。
でも、一念発起。
昔からやりたいとおもっていた、この資格を取る為に、
この数年間、貯金を切り崩しつつ、フルタイムの学生になっていました。
机を並べて仕事をしていた頃、宵の口に、良く新橋の飲屋街に立ち食いそばとか、ラーメンとか食べに行って、
またオフィスに戻って働いたよねえ~。

本当によかったな。やり通した彼女は本当にえらいなあ。と。

昔のこのころの同僚、一人はノンフィクション作家に、一人は詩人に、一人は漫画家に、一人は、子供の安全を守る為の、NPOの代表に、今でもその活躍を、遠くからではありますが、伺うことができます。
そして、こつこつと、地道に働き続けている、もと同僚が、たくさん。

みんな~、陰ながらフレ~フレ~♪