今日の午前中に、小野寺幸恵議員と一緒に“北光小学校”を視察しました。担当部局も同席し、小笠原常雄校長先生と知野哲教頭先生が応対してくれました。視察訪問の目的は、築55年の学校の建物などを視察することです。
この問題では、12月定例議会で各小・知勇学校の耐震診断・耐震化は急ぐ問題であるが、同時に「老朽校舎の改築も整備計画をもってすすめるべき」と提案していた経緯があります。
私が北光小(双葉バイパス前)の交差点で街頭演説をしていると通学児童から、「わたなべ みつるさん、何時になったら新しい校舎になるんですか?」と質問されていました。
北光小の児童は中学生になると啓北中に通学しますが、この中学校も老朽校舎です。義務教育の期間、ず~と老朽校舎で過ごさなければなりません。
今日の視察で色々な点ですぐに改善が必要なところがありました。 配膳室の外側のモルタルが崩壊しているのです。廊下は寒くコートを着なければ落 ち着いて見学も出来ない状態でした。教室が狭く、廊下にはカバンが並んでいます。一番驚いたのは、教室の前のトイレがこの時期でも悪臭が漂っていて不衛生な環境でした。別のトイレには男女共通の出入り口でついたてで区別され、洋式トイレがひとつもありません。児童の玄関前も整備されていないためグチャグチャで、その上靴箱は2段式になっていないのには驚きました。
担当部局に、「教育長は学校訪問をされ、この現実を見ているのです か?」と質問するぐらい改築が急がれます。
ただ、予算が問題です。耐震化が急がれているだけに、老朽校舎の対応は遅れていますが、市内には老朽校舎が4校もあり北光小は優先順位が高いとは言え、具体的な方向性が示されていません。
私は、財政面での議論をしていると先送りされることは理解出 来るが、何年頃に改築をする、という一定の計画が示されれば保護者も安心するし、北光小は周辺の地域住民にとっては唯一の公共施設であり、避難箇所だけに、対応が急がれることを訴えました。
いまの時期、屋外でスケート学習が行われていましたが、先生方も大変苦労されていると思います。校舎内のあちこちを撮影してきましたが、現在築55年の校舎をせめて5年以内に新築にする必要性を強く感じた視察でした。
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