南から高気圧に覆われて、苫小牧としては例年にない暖かい(6月頃)の気温が続き「桜」の開花日を早めそうな期待感がありましたが、今朝のウォーキング時には北からの高気圧の影響で風が強く平年並みの「肌寒さ」を感じる気温でした。ふと、我が家の玄関先にある狭い庭先を見ると、雪解けを待っていたかのように元気な「クロッカス」と「福寿草」が咲いていました。(添付写真)
今朝の新聞・TVニュースに注目しました。①追加経済対策②対北朝鮮問題③米軍基地グアム移転の3点です。読めば読むほど腹がた ちました。
問題点はたくさんあると思います。①追加経済対策について、麻生首相は「大きな借金を次世代に残すことは止めた」と言いながら、8兆円規模の「赤字国債」を含め財政支出を過去最大の15兆4千億円を表明。問題は国債発行残高が現状で581兆円(税収の約13年分に相当)あり、国民一人あたりの借金に換算すると約455万円になります。「次世代につけは残さない」=「消費税増税(1%=2兆5千億円)ありき」の経済対策であり、結局「国民にツケを回す愚かな支出」という内容です。
また②北朝鮮をめぐる国連安保理では、日本は最後まで「決議」を求めましたが「議長声明」となりました。確かに北朝鮮の「ロケット?発射」には地域の平和と安定に緊張をもたらす恐れがあり、その行為は「きわめて遺憾」と考えます。いま、一番大事なことは北朝鮮に「核兵器開発を終わらせる」ことが国際社会の重要な課題。日本政府のように安保理での執拗な「決議」の姿勢は、制裁措置とか軍事対応論の立場で外交努力を無視するもの。もっと道理ある立場が必要と考えます。
さらに③在沖縄米海兵隊のグアム「移転」協定を強行した自・公政権は許せません。協定によって、28億ドル(3兆円)をつぎ込んで米軍基地を建設するという、世界に例のない屈辱的なものです。そもそも、沖縄県民の土地を奪い、それを返還する条件にグアム移転費を払う」など絶対に許せません。
「政治は難しい。安保問題は身近な問題ではない」と言われますが、いつまで対米従属の政治を続けていくのか。私たちの税金は私たちの暮らしを平和に役立つために使う事こそ大事な問題、と私は考えます。