Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

旧猪俣邸住宅で、引込み戸に胸キュン

2022-07-27 10:00:00 | お出かけ

成城の住宅地にある、旧猪俣邸住宅(1967年)

猪俣猛(ご夫妻)さんのお家なんですが、

設計したのが、建築家の吉田五十八さん、で有名です。

 

門と塀が合体したような門から玄関へ向かうと、

デコボコのない平面な玄関(この次点で私好み期待が高まる)。

   

 

大きな居間(絨毯)

食堂(板張り)と中庭にも面しています、お部屋の配置がちょっと変わっている。

大きな扉を開け放つと、光と風が入ってきますね。

   

 

見どころは、引込み戸

(外側から)雨戸、網戸、ガラス、障子を全て引込み戸にすることで、

とても開放的な空間になって、お庭が絵のようです

 

 

庭に面したお部屋は、解放感抜群。

しかも、屋根が3段に重なっているので、

風は通しても、日差しは適度に遮ってくれます。

  

 

1982年に増築された書斎と茶室。

角になる書斎の窓も、戸を全て引き込んでいる。

  

 

プライベート用の茶室だけでなく、

渡り廊下でつながれた茶室(お客さんなど、おもてなし用)もある。

ただ、渡り廊下が微妙に曲がっているため、

母屋から見ると離れのように見えるのは、さすがです。

 

成城でこれだけの邸宅を維持管理するのは、

あまりに大変なようで、

1998年に世田谷区に寄贈され、

その後、財団(世田谷トラストまちづくり)が管理運営しています。

そうでなければ、おそらく解体するしかなかったでしょうから、

貴重な文化財として、こうして残してくれていること、感謝&感謝です

 

 

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