国際医療について考える

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インフルエンザ弱毒生ワクチンの予防効果

2014-06-08 | influenza

Eurosurveillance, Volume 19, Issue 22, 05 June 2014
UPTAKE AND IMPACT OF A NEW LIVE ATTENUATED INFLUENZA VACCINE PROGRAMME IN ENGLAND: EARLY RESULTS OF A PILOT IN PRIMARY SCHOOL-AGE CHILDREN, 2013/14 INFLUENZA SEASON

イギリスの7つの地域において、2013-2014年シーズン(2013年40週から2014年15週)に4歳から11歳の小児に104,792人(接種率52.5%)インフルエンザ弱毒生ワクチンを1回以上接種。接種率は35.8%-71.5%で、年齢が上がるほど減少した。
減少研究地域において確定診断されたインフルエンザの遺伝子検査陽性率の減少はみられた(9.1% vs 15.1%)が統計学的有意差を認めなかった(p=0.462)、また確定診断された入院数についても10万人当たり5.0人に対して研究地域では2.6人と低かったものの同様に有意差を認めなかった(p=0.203)。


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