背景: 米国における髄膜炎菌serotype Bの罹患率は100,000人中0.16だが、1歳未満では3.08となる。 英国等の欧州のいくつかの国における罹患率は米国の約10倍にもなる。 Serotype B polysaccharideはヒトの神経細胞糖ペプチドと類似しているため、ヒトにおける免疫原性に乏しかった。 新しいワクチン(multicomponent serogroup B meni . . . 本文を読む
糞線虫について
医中誌での報告数は1986年~2010年までに314例
1990年には12例(死亡例3/12・重症例2/12・平均年齢72.2歳)
2010年には15例(死亡例6/15・重症例5/15・平均年齢63.3歳)
→ 糞線虫は減少しておらず、診断されないまま免疫抑制薬等により重症化する症例が現在もある
→ 問題点として、報告の義務がなく、死亡症例が続いているに関わらずneglectされ . . . 本文を読む
今回のACIP推奨で主な変更点は下記の通り。
Tdap
生後12か月未満の幼児に濃厚接触のある人に推奨(20週以降の妊婦、祖父母、保育士)
インフルエンザワクチン(不活化3価・生ワクチン)
全ての6か月以上の人に推奨
感染予防が必要な患者を担当する医療従事者に推奨
免疫不全者を担当していない医療従事者は生ワクチンを接種しても良い
卵アレルギーはワクチン禁忌とならない(皮膚テストや容量調節も必要 . . . 本文を読む