国際医療について考える

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COVID-19 2020年の振り返り(+α)

2020-12-30 | COVID-19
2019年12月31日:武漢市衛生委員会が地元市場に関連する可能性のある未確認肺炎の第一報を発表

2020年
1月 
中国の武漢で詳細不明のウイルス性肺炎のクラスターが報告される

1/06: 米国CDC は武漢、中国のレベル 1 トラベルウォッチを発行する
1/11: 中国で初めてCOVID-19の死亡が報告される
1/13: COVID-19の中国外での初の症例報告(タイ)
1/15: 日本国内で初の感染症例を確認(神奈川県)
1/21: 米国でCOVID-19の初症例が報告される
1/21: 日本が中国を危険情報レベル1に指定
1/23: 中国、武漢で「ロックダウン」を実施
1/24: 欧州(フランス)でCOVID-19の初輸入例が報告された。
1/24: 日本が湖北省を危険情報レベル3に指定
1/27: 米国のCDCは中国のためのレベル3の旅行警告を発行し、不急不要の渡航を避けるよう勧告
1/27: ヨーロッパで初めてSARS-CoV-2の感染が確認された(ドイツ)
1/28: 日本国内で初の武漢に渡航歴のない国内感染症例を確認(奈良県)
1/29: 東地中海地域(アラブ首長国連邦)でCOVID-19の初症例が報告される
1/30: WHOはCOVID-19を「PHEIC: 国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言
1/30: 米国でSARS-CoV-2の初の国内感染を確認
1/31: 米国、中国本土への渡航制限を実施

2月
同定されたウイルス名はSARS-CoV-2、感染症名がCOVID-19に決定される

2/01: 日本が新型コロナウイルス感染症を感染症法の指定感染症に指定
2/01: 日本が湖北省からの外国人の入国を拒否
2/02: 中国以外の国で初の死亡症例(フィリピン)
2/05: ダイヤモンド・プリンセス号の船内でCOVID-19が発生し、9人の死亡を含む少なくとも712人の患者が確認されたため、横浜で隔離される
2/12: COVID-19及びSARS-CoV-2の名称が決まる
2/25: アフリカ地域(アルジェリア)で初のCOVID-19症例が報告される
2/27: COVID-19の1日発生率で韓国が中国を抜いて世界1位に
2/27: 日本で全国の学校に休校を要請(3/2から)
2/28: 日本で北海道が緊急事態宣言
2/29: 米国、イランへの渡航制限を実施


3月
3月12日にWHOがCOVID-19の流行がパンデミックの状態にあることを宣言



3/04: 米国のワシントン州シアトルとキング郡が、リスクの高い人には大規模な集会を避けるよう勧告
3/08: イタリア、北イタリア・ロンバルディア地方の被災地に「封鎖」を実施
3/09: 日本が中国と韓国からの外国人の入国拒否
3/10: イタリア、「ロックダウン」対策を全国に拡大
3/11: 米国、欧州全域に渡航制限を実施
3/11: WHOがCOVID-19をパンデミックと宣言
3/13: 米国がCOVID-19の流行を国家緊急事態と宣言
3/14: 米国、英国とアイルランドへの渡航制限を実施
3/15: スペインで国家的な「ロックダウン」が発動
3/18: WHOがCOVID-19医療対策の前向きな臨床試験を実施するための国際共同治験「SOLIDARITY Trial」を発表
3/19: カリフォルニア州(米国)、州内初の「自宅待機命令」を発令
3/23: 英国オックスフォード大学がCOVID-19 MCMを対象とした全国規模の臨床試験「RECOVERY Trial」の患者登録を開始
3/24: インドで国家的な「ロックダウン」が発令される
3/24: 国際オリンピック委員会が日本開催を予定していた2020年オリンピックの延期を発表
3/27: 米国CDCが渡航制限を全ての国に拡大
3/28: COVID-19累積罹患率でイタリアが中国を抜いて世界第1位に
3/29: COVID-19累積罹患率で米国がイタリアを抜いて世界第1位に


4月
エアロゾルによる感染の可能性が示唆される

4/04: 世界の累計感染者数が100万例を超過
4/05: 英国でボリス・ジョンソン大統領がCOVID-19で入院
4/08: 中国、武漢での「ロックダウン」を解除
4/08: 日本、7都府県での緊急事態を宣言
4/15: 米国、WHO対応を批判して拠出金の停止を示唆
4/16: 日本、緊急事態宣言を全国に拡大
4/18: 日本、累積感染者数が1万人に到達
4/30: 日本、特別低額給付金10万円を含む補正予算が可決

5月
初の治療薬としてレムデシビルが米国で緊急承認、日本でも特例承認


5/06: 日本、緊急事態宣言を延長(段階的に中止し、最長5/31まで)
5/07: 日本、レムデシビルを国内で特例承認
5/15: 米政府、COVID-19に対する医療対策の開発・生産を推進するプログラム「オペレーション・ワープ・スピード」を発表
5/17: WHOが1日で10万人以上の新たな患者を報告
5/23: 世界の累計感染者数が500万例に到達
5/24: 米国、ブラジルへの渡航制限を実施
5/28: 米国、COVID-19の累計死亡者数が10万人を突破

6月
酸素需要のある患者にデキサメタゾンを使用することで重症化及び死亡率が低下することが報告される

6/04: Lancet誌掲載のヒドロキシクロロキンの投与が死亡リスクを高めるとの報告論文が撤回される
6/08: ニュージーランドがSARS-CoV-2を排除したことを宣言
6/11: 欧州委員会、欧州各国が6/15までに国内国境規制を撤廃し、大陸内の移動を可能にするよう勧告
6/25: 日本、入国制限緩和後に国際線初フライト(ベトナム)
6/29: 世界の累計患者数が1,000万例に到達
6/30: 世界の累計死者者数が50万人に到達
6/30: 欧州理事会、7/1から15カ国の渡航制限を解除すると発表

7月
スパイク蛋白での変異D614Gにより感染性が高まったことが判明



7/07: ブラジルのボルソナロ大統領がSARS-CoV-2の陽性反応を示す。
7/17: インド、累計100万件突破
7/20: WHOが世界の累積死亡者数を60万人と報告
7/22: 中国が自国の開発ワクチンを緊急承認し、重要な労働者へのワクチン接種を開始
7/23: WHOが世界で1500万人の累積症例を報告
7/24: 米国の夏の急騰は1日あたり6万7187件でピークを迎える
7/28: 米国がブラジルを抜いて世界の1日死亡率1位に
7/29: 米国の累計死亡者数が15万人を突破

8月
SARS-CoV-2の再感染が確認される

8/06: インドが1日の発生率で米国を抜いて世界第1位に
8/07: 世界の死者数70万人
8/09: 米国が累計500万件を突破
8/09: ニュージーランドで100日連続で国内感染例がないことが報告される
8/10: ブラジルの累計死亡者数が10万人を突破
8/12: 世界で2000万件
8/15: 南米初のサージのピークは1日75,932件の新患数
8/22: ブラジルが米国を抜いて1日死亡率世界1位を奪還
8/23: 世界で80万人が死亡
8/26: 1日の死亡率でインドがブラジルを抜いて世界1位に


9月
COVID-19による累積死亡者数が100万人を超過

9/01: ロシア、累計100万件突破
9/10: 世界で90万人が死亡
9/16: インドが500万件を突破
9/18: 世界で3,000万件
9/22: 米国の死者数が20万人を突破
9/29: 世界で100万人の死者


10月
レムデシビルが米国で正式承認されるも、WHOにより臨床的な改善効果は乏しいとの評価も



10/01: ドナルド・トランプ米大統領がSARS-CoV-2で陽性反応を示す
10/03: インドの累計死亡者数が10万人を突破
10/04: 「グレートバリントン宣言」を発表、自然感染による「集団免疫」の実現に向けた政策を呼びかける
10/09: ブラジルでの累計感染者数数が500万例に到達
10/19: 世界の累計感染者数が4000万例に到達
10/19: スペイでの累計感染者数が100万件に到達
10/20: 米国がインドを抜き、1日の発生率で世界1位に返り咲く
10/21: アルゼンチン、累計感染者数が100万例に到達
10/21: 米国がインドを抜いて再び1日死亡率世界1位に
10/24: フランス、累計感染は数が100万例に到達
10/26: コロンビア、累計感染は数が100万例に到達
10/29: WHOが1日で50万人以上の新規患者を初めて報告
10/30: 米国が1日で10万人以上の新規患者を報告した最初の国となる

11月
ファイザー及びBioNTech等が開発する新型コロナワクチンで非常に高い有効性が確認される

11/01: イギリス、累計感染は数が100万例に到達
11/08: 世界で累計死亡者数が125万人に到達
11/08: 欧州の「第2の波」がピーク、1日あたりの新患数は287,101件
11/09: 世界で累計感染者数が5,000万例に到達
11/09: 米国、累計感染者数が1,000万例に到達
11/12: イタリア、累計感染は数が100万例に到達
11/16: メキシコ、累計感染は数が100万例に到達
11/17: 米国FDAが初の家庭のみで完了できるSARS-CoV-2検査キットの緊急使用許可(EUA)を発行
11/18: ファイザー、BioNTech社と共同開発したSARS-CoV-2ワクチンの第3相臨床試験終了を発表
11/21: メキシコ、累計死亡者数が10万例に到達
11/26: 世界で累計感染者数が6,000万例に到達
11/27: ドイツ、累計感染は数が100万例に到達
11/30: モデナがSARS-CoV-2ワクチンの第3相臨床試験の終了を発表


12月
世界各国で新型コロナワクチンの接種が開始される

12/02: 英国、ファイザー/バイオNTechワクチンの緊急使用承認を発行
12/03: ポーランド、累計感染は数が100万例に到達
12/03: 米国が1日で20万人以上の新規患者を報告した最初の国となる
12/04: イラン、累計感染は数が100万例に到達
12/04: 世界で累計死者者数が150万例に到達
12/05: ロシア、スプートニクVワクチンを使った予防接種の集団接種を発表
12/08: 米国、累計患者数が1,500万例に到達
12/08: 英国ではファイザー/BioNTechワクチンを使用して、初めての予防接種を一般人に実施
12/10: トルコ、累計感染は数が100万例に到達
12/11: 米国FDAがファイザー/BioNTech SARS-CoV-2ワクチンの緊急使用承認を発行
12/13: 世界で累計感染者数が7,000万例に到達
12/14: 米国、累計死者数が30万例に到達
12/14: 米国、ファイザー/BioNTechワクチンを使用して初の予防接種を一般人に実施
12/15: 米国FDAは、処方箋なしで利用可能な(薬局で市販される)初の完全在宅SARS-CoV-2診断テストの緊急使用承認を発行
12/17: フランスのエマニュエル・マクロン大統領がSARS-CoV-2の陽性反応を示す
12/18: 米国FDAがモデナ社のSARS-CoV-2ワクチンの緊急使用承認を発行
12/19: インド、累計感染は数が1,000万例に到達
12/21: 南極でCOVID-19の最初の症例が報告される
12/21: 英国で報告された変異ウイルスVUI 202012/01の評価をWHOが報告
12/23: 米国が累計でワクチン100万回接種を報告
12/24: ペルー、累計感染は数が100万例に到達
12/24: ウクライナ、累計感染は数が100万例に到達
12/26: 欧州各国がファイザー/バイオンテック社のワクチンを使用した初の予防接種を一般人に実施
12/27: 世界で累計死亡者数が175万人に到達
12/29: 英国でファイザー/バイオネクストワクチンの2回目の投与を開始


2021年2月17日からファイザーの開発したCOVID-19ワクチンを医療従事者等(約 480 万人)に対して、先行・優先接種を開始した

2021年10月より、南アフリカ共和国からオミクロンの流行が広がる

 2023年5月5日にWHOはCOVID-19のPHEIC終了を宣言


2023年5月8日から日本においても新型コロナ感染症を感染症法上の5類疾病へ移行

新型コロナウイルス感染症対応について
保健・医療の提供体制や新型インフルエンザ等対策特別措置法の運用等を中心とした政府のこれまでの取組
2019 年12 月末から2022年5月まで
2022年6月から2023年5月8日まで 
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