国際医療について考える

国際協力という分野に興味を持つ人たちとの情報共有、かつ国際協力に関する自分としてのより良いありかたについて考える場所。

感染症サーベイランス制度(メモ)

2014-02-04 | 感染症内科 概論
第1回感染症部会より . . . 本文を読む
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感染症の集団発生等の報告基準

2013-12-21 | 感染症内科 概論
社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について 1. 社会福祉施設等においては、職員が利用者の健康管理上、感染症や食中毒を疑ったときは、速やかに施設長に報告する体制を整えるとともに、施設長は必要な指示を行うこと。 2. 社会福祉施設等の医師及び看護職員は、感染症若しくは食中毒の発生又はそれが疑われる状況が生じたときは、施設内において速やかな対応を行わなければならないこと。また、社会福祉 . . . 本文を読む
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感染症と予防接種の基本的事項

2013-08-21 | 感染症内科 概論
感染症と予防接種の基本的事項 感染症:病原体によって引き起こされる疾病のこと 感染の成立:病原体が体内に入って増殖すること 発病:感染の成立の結果、異常が生じること 伝染病:感染症の中で宿主(人)から宿主(人)へ伝染、伝播する病気のこと 人畜(獣)共通感染症:動物と人との間で伝染、伝播する感染症 例)破傷風は感染症であるが、伝染病ではない   病原体の分類 寄生虫、原虫 . . . 本文を読む
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動物由来感染症 Zoonosis

2013-08-20 | 感染症内科 概論
動物由来感染症ハンドブック 2013   カメによるサルモネラ症の注意喚起(カメ等のハ虫類を原因とするサルモネラ症に係る注意喚起について)70-90%以上の爬虫類がサルモネラを保菌し、間歇的に糞便中に排泄される (MMWR, 1999)日本においても112例の検体のうち83例でサルモネラが同定されたとの報告あり (J Vet Med Sci, 2005)米国では4インチ以下の . . . 本文を読む
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米国において経口感染する腸炎疾患の発生動向

2013-04-21 | 感染症内科 概論
2012年に罹患者数が多かったのはサルモネラ(7,800件)、カンピロバクター(6,893件)の順入院率や死亡率が高いのはリステリア(96%, 10.74%)5歳未満では特にサルモネラの罹患率が高く(63.49/10万人)、次いでカンピロバクター(24.78/10万人)1996-1998年と比較して、腸炎ビブリオと診断される割合が高くなってきているが、発生数は193件と少ない。 腸炎ビブリオは海 . . . 本文を読む
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ウイルス性肺炎

2011-12-19 | 感染症内科 概論
ウイルス性肺炎と細菌性肺炎の区別 年齢:ウイルスは5歳以下に多く、細菌は成人に多い 疫学的情報:ウイルス性疾患の流行の有無 現病歴:ウイルスは発病が緩徐、細菌は急速 臨床所見:ウイルスでは鼻炎・喘めい、最近では高熱・頻呼吸 検査所見 WBC:ウイルスでは10,000/μL未満、細菌では15,000/μL以上 CRP: ウイルスでは2mg/dL未満、細菌では6mg/dL以上 Procalcitoni . . . 本文を読む
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肉芽腫性炎症性疾患の鑑別

2011-12-15 | 感染症内科 概論
肉芽腫性炎症性疾患(Tリンパ球+マクロファージによる反応) 細菌:腸チフス、結核、梅毒(3期)、らい菌、野兎病、ブルセラ症、ネコひっかき病 真菌:クリプトコッカス、コクシジオイデス、ヒストプラズマ 原虫:リーシュマニア その他:サルコイドーシス . . . 本文を読む
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回盲部潰瘍性病変の鑑別

2011-12-06 | 感染症内科 概論
大腸アメーバ 腸結核 エルシニア 糞線虫 悪性リンパ腫 クローン病 潰瘍性腸炎 NSAIDs潰瘍 KCl潰瘍 . . . 本文を読む
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ガス産生菌

2011-11-26 | 感染症内科 概論
ガスを発生している病変の起炎菌 嫌気性菌(peptostreptococci, Bacteroides) 腸内細菌(E. coli, Klebsiella pneumoniae, Serratia marcescens) クロストリジウム属(Clostridium perfringens, C. septicum, novyi) 基礎状態での分類 1.糖尿病、腹部外科、肥満等 nonclostr . . . 本文を読む
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ブルセラ症 (Brucellosis)

2011-11-22 | 感染症内科 概論
流行地域: 地中海沿岸地方、ペルシャ湾、インド亜大陸、メキシコ、中央・南アメリカ http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=16439329 ホスト: B. melitensis 羊(人に最も多い)、B. abortus 畜牛、B suis 豚 感染: 動物どの接触、経口感染(生乳、チーズ) 潜伏期: 数日~数ヶ月(たいてい5-60日) 臨床症状: . . . 本文を読む
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好酸球増多する寄生虫疾患

2011-07-19 | 感染症内科 概論
好酸球増多する寄生虫疾患 原因として多いものは糞線虫(Strongyloidiasis)、回虫(Ascariasis)、鉤虫(Hookworm infection) その他、多くの寄生虫感染で好酸球増加 ・住血線虫(Angiostrongyliasis) ・線毛虫(Trichinosis) ・臓器幼虫移行症 ・顎口虫(Gnathostomiasis) ・フィラリア症(ロア糸状虫、オンコセルカ症) . . . 本文を読む
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比較的徐脈の鑑別 メモ

2010-11-21 | 感染症内科 概論
デング、髄膜炎、オウム病、レジオネラ、リケッチア、腸チフス . . . 本文を読む
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渡航関連情報ソース

2010-07-12 | 感染症内科 概論
渡航に際して必要な情報を調べるためのリンク ・在外公館医務官情報 世界の医療事情: 医務官による情報で情報が比較的新しい 医療機関の紹介あり 国(執筆した医務官)によって情報の詳しさはまちまち http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html ・厚生労働省検疫所 FORTH: 医療関連の情報が詳しいが情報がやや古い http://www.fort . . . 本文を読む
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グラム陽性桿菌

2010-05-24 | 感染症内科 概論
1. 乳酸桿菌科 Lactobacillaceae 1-a. 乳酸桿菌属Lactobacillus があり病原性は無い 1-b. リステリア属Listeria に L. monocytogenes があり日和見感染を起す 2. バシラス科 Bacillaceae 2-a. バシラス属Bacillus には炭疽菌あり、枯草菌も含まれるが病原性は低い、セレウス菌は食中毒を起こす 2-b. クロスト . . . 本文を読む
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空洞病変の鑑別疾患

2010-05-19 | 感染症内科 概論
1. 壊死性感染症(肺化膿症=肺膿瘍) ・ 嫌気性菌(Peptostreptococcus、Fusobacterium nucleatum、Prevotella等) ・ その他の細菌(Staphylococcus aureus、Enterobacteriaceae、Pseudomonas aeruginosa 、Legionella、Haemophilus influenzae type B、No . . . 本文を読む
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