蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

会場入り3日目~演奏隊・声楽隊合流~

2015年08月22日 04時06分17秒 | 日記
今日も現場入り時間は13:00―

朝まで警備会社に入ってもらっているが
それ以降は、ケンタロウ君が警備にあたってくれている。

午前10時過ぎ、雨が本降りになって来たとの連絡が!

早めに行かねば!と思ったが
電話連絡やその他の作業で結局
集合時間ぎりぎりの到着となってしまった。

雨は暫くして止んだようで
一昨年のような土砂降りにならず、ホッ。

一昨年は本番前日、想像を超える土砂降りとなり
全てのスケジュールが狂って
公演初日がゲネプロ状態になってしまい。
お客様には大変申し訳ないことをしてしまった。

今年もお天気の崩れを想定し
練習場所を押さえてはあったが
曇ってはいるものの、何とか持ちそうな空模様。

演奏隊、声楽隊の皆さんが続々と到着。
音響さんにセッティングとサウンドチェックをお願いし
私は、昨夜気になった点の修正に入る。
特にダンサーの出入りと布系の出はけを中心に行った。

午後3時頃、セッティングがほぼ完了。
音楽中心のリハーサル開始。



この時点で、きっかけに関して
音響・照明・生演奏・声楽隊の順序の
正確さを求めてチェックすれば良かったのだが
何となく出来ていたので、見過ごしてしまった。
その結果、この日の通し稽古で不明確さが露呈し
次の日に時間をかけることとなってしまった。

口頭では伝わりにくいんだね…
もっと“見える化”を図る必要がある…

今年は相当“見える化”に力を入れて来たが
まだまだ不足しているということだ。

何をすれば良いかはわかった。
が、それには時間が足りなさ過ぎる―

時間をどう生み出すか―

私でなくても出来る作業に関して
手を出さなくても済む環境を作れるか否か―

あるいは、もっと前倒しで製作を始めるか―

しかし、一般参加の皆さんの集中力を考えると
今の期間が丁度良いのではないか―

オープンエアの台本は宛て書きで
出演者が決定してから役どころを決めて
執筆作業に入ることにしている。

このスピードをもっと向上できる方法は―

うーむ…

今後の体制をどうするか
もっと良い状態で舞台製作をするために
私に何が出来るか―

17:30、マナブンさんのライブのリハーサルを開始。

今回は、シンガーソングライターの清水まなぶさんに
将軍・慶喜役として出演していただくことになった。

出演決定後、マナブンさんの有難いお申し出により
開演前にミニ・ライブを開催していただくことに♪

贅沢ですね~
15周年記念公演を盛り上げてくださるライブになりそう♪
マナブンさん、ありがとうございます!

マナブンさんは歌手活動で東京と長野を行ったり来たりの生活。
その合間をぬって、週に1~2回、稽古にご参加くださった。
さすがスターですね。
華があるし、役にハマり出した途端、存在感が急激に向上。
3ヶ月間の稽古の成果ですね。
真摯な姿勢とひたむきな努力に心から感謝m(__)m

18:30からゲネプロの予定で、キャストにはメイクを指示。
キッズのメイクをしてくれる人がいないと保護者の方からクレームが。。
団員に頼んではあったが、確認をしていなかった…

いざとなれば私がやろうとは思ってはいたものの
本番日に万が一何か問題が起これば
私はそちらへ回らねばならない。

また、キッズの着替えや出の確認をしてくれるように
頼んであったメンバーが、仕事のため
会場入り後、夜しか参加できないという…

確認不足…私のミスだ…

お母様方や出演者の皆さんに、キッズに関するご協力を仰ぐ。
時々そばにいる人には言っていたが
正式に依頼しなかった私のミス。
もっと早くお願いしておくべきだった(^_^;)

今年は日没後の19:00開演ではない。
日が暮れて行く18:30の開演。
夕暮れ時の舞台がどんな感じ見えるか確認する必要がある。

色々間に合っていない感じだったが
ひとまず全部打ちきって、18:35にリハーサル開始。

遅刻者多発、欠席者あり、のためゲネプロにならず。。
平日で、しかも遠方からの参加者が多かったため
これは致し方なし。

いない人の台詞を代読みしてくれるように
誰かに頼んでおけば良かったのだが、頼み忘れ…
私がマイクで台詞を言うことにしたまでは良かったが
ノートにダメ出しを書いていると
台詞のタイミングを逃してしまうという始末。

後で演奏隊にきっかけがわからないと
言われた原因の一つだと思う。

舞台全体をわかっていて、役者のエロキューションや
台詞のスピード、タイミングなどをわかっている人が
代読みをしないと、リズムが崩れリハーサルにならない。

人が揃わないのであれば、絶対に必要だね、これが出来る人…

どこもかしこも人手が足りない。。

が、本番は待ってくれません。

後は、みんなの底力に委ねます―

そんな心境のリハーサルだった。

そして…直虎の早替えは…若干早くなったが
もう少し早くなってくれると有難い…

直虎の着替え中は、ダンサーが踊ってくれている。
万が一、着替えに手間取った場合は
ダンサーに踊り続けてくれるよう依頼。

 えーっ!?

と言いながらも承知してくれたダンサーに感謝(^_^;)

何とかリハーサルを終えたが、2時間半もかかってしまった。。

原因は間延びと転換の不手際。
階段移動が間に合っていない箇所がいくつかある。

明日の昼間チェックして、どうしても厳しいようなら
別の手法に切り替えよう…
事故が起きることを考えれば、ずっとマシ。

21:35にリハーサルを終了し、パンチカーペットに
ブルーシートを敷いてもらって、解散。

裏に回ってみると、シンヤ君とユウマ君が
小道具の修正をしてくれていた。
他にも何人か、衣装の直しをしてくれている。
衣装が破れたらしいのと
半襟の縫いつけが終わっていないとのこと。

ご苦労さまです…

そうはいっても、明日は本番。
しかも朝9:00集合。

音楽中心のリハが中途半端なので
明日もう一度行う必要がある。

最後の大きな白い布の出方も美しくない。

ぎりぎりまで完成度を上げる―
しついこいと思われても…

それが私の任務―

午前1時過ぎに帰宅。

直虎の衣装に理由のわからない染みが―

 どうしたの?この染み。

とケンジに聞いてもわからないという。

ベンジンで拭いたがまだ濃い染みが残っている。

着物生地だから洗剤で洗って大丈夫か心配だったが
取りあえずもう少し染みを薄くしないと
お客さまが気になってしまう可能性がある。

シミ抜き用の洗剤を付けて、軽くこすってみる。

お、少し落ちた!

片ソデを洗うことになってしまったが
何とか目立たない程度の染みになって、ホッ。

その後、明日のシュミレーションをしながらお風呂に入り
布団にもぐりこんだのは午前5時。。。
寝坊をしないようにしなければ…

会場入り2日目

2015年08月21日 05時32分42秒 | 日記
一昨日から牧さんが、ダンサー2人の送迎や
食事面のフォローを一手に引き受けてくれている。

牧さんは昨年まで劇団員の音楽担当だったが
今年度は退団し、法人理事に就任。
外部理事として劇団を支えてくれる立場になった。
牧さんは自由人。
この関係がベストなのでしょう。
夢幻を大切に思ってくれている気持ちが
この上なく有難い(^^)

会場入り2日目の集合時間は13:00。
会場へ向かう途中、ダイソーに寄って
昨夜、考えた血の演出に必要な材料を購入し
現場到着後、ナミホちゃんに
血の演出用の装着具の制作を依頼。
ナミホちゃんが快く引き受けてくれて感謝!
ジュンイチ君やマキさんも協力してくれた様子。
終演後、直虎が装着する晒しの腹巻まで
作っていただいたとケンジ君から聞いた。
自分からは「何をした」と言わないナミホちゃん…
舞台の成功のために自分が出来ることを
積極的にしてくださる姿に頭が下がる…

ナミホちゃんだけではない。
キョウコちゃんやトウコさん始め
黙々と自分の出来ることに
取り組んでくれるメンバーがいる。
こんな素敵なメンバーに支えていただき
私はただただ感謝…

その素敵なメンバーに何としても
素敵な舞台に立ってもらいたい…

そして、出演せず裏方に徹してくれている
劇団員・準劇団員・研修生メンバーが
携わって良かったと思える舞台を提出するために
何としても美しくて意味のある照明をを作らねば…
今夜が勝負だ!

午後から大勢のメンバーが集合してくれたが
階段移動のチェックで相当時間がかかり
みんな待ち状態。

ジュンイチ君が、待ち状態解消のため
ダンスチェックを行ってくれて助かった。

階段移動は想像以上に困難な様子。
水平な舞台なら問題なく動かすことが出来るが
オアシスのステージは、水はけを狙った構造で
舞台奥が高く、前面に向かって低くなっている。
つまり傾斜があるのだ。
ロックをはずした途端、動き出すほどの傾斜。
これは想定を超えるもので、ロックが外れれば
大事故になりかねない。

 無理なら諦めよう

と思っていたが、担当のメンバーから

 もう一度やらせてください!
 練習すれば出来ます!

と言う声が飛んでくる。

 有難い…けど、本当に大丈夫なのか…

何度か練習するうちに、スムーズに動くようになった。
後で聞いた話だが、三光スタッフさんが
手伝ってくださっていたそうで…

みんな何も言わずに、より良い舞台にするために
協力してくれている…

本当に素晴らしいスタッフ&キャストたち…

 

階段移動のチェックが終わり、場当たり開始。
夜は何としても通し稽古を行いたいのだ。

パーカッションの森野さんが午後早めの時間に
楽器を持って到着し、セッティングに入る。



森野さんは、色々なところから楽器を借りてくださり
舞台に最適な効果音を見つけようとしてくださっている。
大きな楽器が多く、運搬が大変そうで
いつも申し訳なく思っていたが
これで本番まで演奏に集中していただける。
森野さんの助手の西方さんは
当初運搬のお手伝いだったはずだが
流れで演奏にも参加してくださることに。

 無理しないでくださいね。
 出来る範囲で構いませんから。

と言っていた私の言い方に問題があったのかも…

明確な指示を出せていたら、こんなにご苦労を
かけないで済んだかもしれない。
本当にご苦労をおかけしてしまい、深く反省m(__)m

明日の午後は、演奏隊&声楽隊も集ってくださる予定。
例年より一日早く、音楽中心の合わせ稽古が出来るのだ。
今年の完成度は、今までの中で一番高いはず…
作品内容さえ良ければ…の話だが。。

創作している私は最善を尽くしているわけで
一番良い状態を提出したいと思っているが
評価は上演後にしかわからない。

自分が信じる最善を尽くすのみ―

布演出の場当たりに時間がとられ
通し稽古の開始時間が過ぎてしまった。

予定より30分ほど遅れて通し稽古開始。

出来るだけ止めずに、不備をチェック。
明日の通し稽古前に修正することにしよう。

21:30を回ってしまったが、通し稽古終了。

上手く繋がっていない箇所が明確になった。
直虎の着替えが、まだ間に合っていない。
あと一日でどこまで短縮できるか…

22:00頃から照明合わせ開始。
今日は午前1時終了予定だが
まだ半分も残っている。
途中で終わらせたくないが…

とにかく集中して、どんどん進めよう。

………

午前1時、ここからが佳境。
Hさんの顔をチラっと見つつ
ここで止めるわけにはいかない…
せめて2時までには…
と思い、必死に脳を働かせるが
集中力が切れつつあるのがわかる。

午前2時を回った頃、Hさんに

 どうしましょうか。
 今日は、ここで終わりにしますか?

と聞くと

 最後までいきましょう。

という返事が。

 ありがとうございます。

と答え、キャスト陣に

 キャストの皆さんは帰ってください。
 照明合わせは続行します。

と伝えたが、誰も帰ろうとしない…

「美」という文字を黒文字にしたのだが
照明にあたると沈んでしまって
全く浮かび上がらない。

 何色がいいんだろう…

シンヤ君に相談して、色を塗り直してもらうことに。

襖の銀地も強い明かりがあたると
白に見えてしまう。
ダイナミックな絵が勿体なさ過ぎる…

 どうすれば銀が銀に見えるのか…

素材の色と照明の関係だね…

実は、ホリゾント幕と同じ布を
イントレの側面に張ってもらったのだが
昨日の照明合わせ中に
やけに白く浮かんでしまい
今日、もっちゃんに頼んで倉庫へ飛んで
黒幕を持って来てもらい、張り直してもらった。

想定が甘く、余計な作業をさせてしまった。
本当に申し訳ない…
もっと照明に関して勉強しなければ…

空が白んで来る頃、ようやくエンディングに入ったが
流石にみんな限界、私も限界。

Hさんが

 作っておくので、明日のゲネで確認してください。

と言ってくれて、照明合わせ終了。

お付き合いいただいたキャスト・スタッフの皆さん
大変お疲れ様でした。
ありがとうございました!

明日の夜、ゲネプロ予定だが
既に欠席連絡が入っているため
ゲネにはなりそうにない…

ゲネプロとは本番通り行うこと。
つまり一人でも欠けていれば
ゲネプロ自体が成立しないのだ。。

全員が揃うのはやはり本番日か…

けど、必ず成功させる!

こんなに頑張ってくれたキャスト&スタッフのためにも…

仕込み開始!~裏の裏で支えてくれる人々~

2015年08月20日 05時35分34秒 | 日記
いよいよ今日は会場仕込み!
朝8:45、小布施ハイウェイオアシスに集合。

例年よりお手伝いに来てくださった人数は少なめだが
仕込み経験があるメンバーが中心になって進めてくれた。
更に今回も大工の棟梁・酒井さんが参加してくださった。
毎回、本当にありがとうございます。

9:00、三光スタッフさんが到着し
挨拶をして、仕込み開始!



お天気に恵まれたのは良かったが
暑さで熱中症の心配があったため

 水分補給してくださいね

という掛け声をマメにかけることに。

途中で、賛助会員のT氏が大量の飲料の差し入れを
吉江さんからはアイスの差し入れをいただいた。

猛暑の中、作業中の飲料やアイスの差し入れに
みんなから歓声が上がった(^^)
いつも以上に美味しく感じました~

Tさん、吉江さん、ありがとうございました!

 この後、本番日まで連日
 吉江さんと出澤さんのお二人が
 アイスを差し入れしてくださり
 その度に歓声が起きたことを
 付け加えておきましょう(^^)
 みんなのテンション保持の支えになりました。
 吉江さん、出澤さん、ありがとうございました!

途中休憩はしっかり取ったが
仕込みの終了時間になっても
まだパネル仕込みと布貼りが終わらず
終了時間を延長して、仕込み続行。

舞台が出来あがっていないと
シュートも出来ないし
照明作りも出来ないのだ。

今回は吊モノが3つ。
舞台監督のTさんが、色々と工夫してくれて
3点ともスムーズに昇降させてくださり、感謝!

18:00、出演者が続々と会場に到着。

が、しかし!
まだ仕込みが完了していない。。

団員にキッズの基礎練を頼んだが
高校生以上のメンバーは
自主的にダンスの稽古を始めてくれた。

待たせてごめんなさい―

仕込みを終わらせることが最優先なのです。

照明合わせに必要なセットが
大凡組み終わったところで
ひとまず仕込み終了!

仕込みにご参加いただいた皆さん
大変お疲れ様でした!
助かりました(^^)
ありがとうございましたm(__)m

早速キッズの場当たり開始。
けど、シュートに入らねばならない時間だったため
ざっと出入り箇所だけ回って終了。

この間、夢幻の支援者N氏が大量の飲料と
おにぎり・サンドイッチを差し入れしてくださり
またまたみんなの歓声が聞こえた(^^)

また、夢幻の営業として周知活動に携わってくださっているSさんが
手作りおにぎりを持って、受付の打ち合わせに来てくださった。

Nさん、Sさん、ありがとうございました!

桜の精に扮したダンサーを激写!



因みにこのBlogに掲載している写真は
キッズクラスのミユちゃんのお母様♪
記録用の写真撮影、ありがとうございますm(__)m

18:45 シュート開始。

シュートとは、灯体一つ一つの焦点や
色、明るさ、広さを決めて行く作業。

おお~
今年も美しい明かりだ~

シュートを見ながら
舞台照明を想像していく。

私はこの時間がとても好きだ。



 

 

20:30過ぎ、いよいよ照明合わせ開始。
出演者に衣装を来ていただき
発色を確認しながら
一つずつ明かりを作っていく。

今回はシーン数の多さがハンパなく
それに伴い照明Q数は過去最多。

昨年の劇団本公演「川中島、カケル!」も
相当Q数が多く、照明さんにご苦労をおかけしたが
今回は恐らくそれ以上かと(^_^;)

先に子どもたちは解散。
時間で区切って、未成年、一般参加の皆さんには
帰宅していただいたが、照明合わせは続行。

予定では、午前2:00に終了予定だったが
切りのいいところまで…ということで
終了したのは午前3:00だったかな。。。

まだ半分残っている…明日で終わるのか??

まずは、多過ぎるとクレームをつけることなく
黙々と照明作りにご協力いただいたHさんと
三光スタッフの皆さんに、心から感謝!

そして最後まで照明合わせにお付き合いくださった
キャストの皆さんに感謝!

照明はオープンエアの肝の一つ。
毎年美しい照明を作っていただいているので
その点は、何の不安もないが
シーンイメージを明確にしておかないと
お客様に違和感を感じさせてしまう。

照明合わせの傍らで、シンヤ君とユウマ君が
大道具、小道具に手を入れてくれていた。

家紋旗も修正が必要となり、シンヤ君が
工夫してくれて、いい感じに直してくれた。

なっちゃんが、旗関係に取り付けるタッセル製作。
イメージ通りのタッセルを作ってくれた(^^)
また、衣装や小道具の不備修正を
特別出演の女性陣の皆さんが手伝ってくれた。

皆さん、ありがとうございましたm(__)m

劇団員はここ数日不眠不休で
頑張っていたことを知っている。

けど、本番に向けて睡眠をとり体調を整えないと
演技に支障が出る可能性がある。

睡眠をとり、体を休めることも仕事のうち。

私も人のことは言えませんが。

警備会社の人とケンタロウ君に会場の警備を頼み帰路へ。
今回は出演していないケンタロウ君が
警備を一手に引き受けてくれた。
感謝!

午前4時を回っている。
脳が働かないなぁ…と思いつつ
ミニキャブをもっちゃんのお宅まで走らせる。
もっちゃんのご実家にお借りしたトラック返却が目的。
トラックはケンジ君が運転していました。

トラックをお貸しいただき、助かりました!
ありがとうございましたm(__)m

明日は13:00集合。
午後から集合というのが有難い。
おかげで少しは寝れる…

けど、照明がまだ半分残っている。
小道具・衣装も間に合うのか…

と言う一抹の不安が。。

芝居面の不安が殆どないのは有難かった。

そうだ!
直虎の血の演出のための作業が残っていた。

材料を取り出し、やり始めたが
脳がストライキを起こしている。。

うーむ…申し訳ないが…
明日、ナミホちゃんにお願いすることにしよう…

私が今、倒れたら困る。
せめて…
照明と音楽合わせが終わるまでは
頑張らねば…

とにかく、寝よう(-_-)zzz

ダンサー長野入り♪

2015年08月18日 23時41分09秒 | 日記
今日からダンサー2人が長野入り♪

しかしながら、今日は搬出作業日でもあり
私は倉庫チェックに行く必要がある。

ただダンサーの稽古を見れるのが
今日が最後でもある。

どちらを優先させるべきか…

泣いても笑っても明日は会場仕込み!
現場に入れば、稽古どころではない。
だとすれば、ここばダンサーの振付や
ピンク布シーンのチェックを優先させるべき…

という結論に達し、搬出リストを再度チェックして
落ちがないか確認し、劇団員に委ねることに。

今日は、劇団倉庫からの搬出だけではなく
テントや椅子、机、土嚢の運搬も行っている。

お手伝いに駆けつけてくれた皆さんに感謝!

今週のお天気が気になるところだが
土砂降りになるような台風も発生していないし
今年は雷雨も少ないので、大丈夫かも…
マナブンさんは晴れ男だと聞いたし(^^)

ここ数年で雨に降られなかったのは
2010年の10周年記念公演の時だけ。

今年は15周年記念公演―
お天気にもきっと守られる―そんな予感がする

お天気が崩れる崩れないにかかわらず
私たちは、やるべきことをやるのみ。

やれるだけやった後は、運を天に任せる―

だからこそ、やれるだけのことをやりきらねば―

昨日、何とか公演パンフレットの入稿を終えた。
ミスがないことを祈る―

 これは後日わかったことですが
 スペシャルサンクス欄に掲載漏れが発覚!

 ご協力を頂いた方々に大変失礼をいたしました。
 深くお詫び申し上げます。
 申し訳ありませんでした。

 今後は原稿校正時間を余裕を持って取れるように
 スケジュール調整をしてまいります。

パンフ入稿後は、稽古用の音響整理。
本来、音響さんにお願いする仕事だが
私の準備不足でそれが出来ず
結果的に自分の首を絞めることに.。o○

今日は稽古場での最後の通し稽古。
音響が入る箇所をキャストに知ってもらう必要がある。

音響製作を終え、ダンサーと合流。
早速、ダンスチェック。
ピンク布は、2人にアイディアを出してもらい
想像以上に良いシーンになりそうだ。



ナミホちゃんもジュンイチ君も
毎年出演してもらう度に、成長が伺え
私の楽しみの一つになっている。

今年はダンスの安定感が増している。
ロック系の音楽であるにもかかわらず
違和感のない振付が施され
二人とも伸び伸び踊っている。

スキルと芸術性の高いダンサー2人に
出演していただくことで
舞台全体のグレードが確実に上がっている。

ありがとうございます!

18:00、最後の通し稽古ために出演者が集合。
今年の平日稽古の参加者数の多さに驚くと共に
みんなのやる気を感じ、気を引き締めた。
ナント!
小・中学生も通し稽古の最後まで参加してくれました。
ご協力くださった保護者の皆様に感謝!
夏休みだからこそ出来たことですが(^_^;)

ダンサーは稽古に参加するのは2回目なのに
周囲を止めることなく、自分たちのやるべき任務を
行ってくれて、流石だな~と。

ここで大きな問題が!

主役・直虎の早替えが間に合わない(^_^;)
血の演出も上手くいかず…

終了後、みんなが色々意見を出してくれているのを
有難く思いながらも

 なぜ今なのだ?
 あれほど言っていたのに…

と。

この芝居の一番の見せ場である。
これが上手くいかなければ、全て台無し。。

気にしながらも任せっきりにしていた私の責任か…

もっと早く手を出すべきだったか…

明日は仕込みで夜は照明合わせ
明日以降、私に製作する時間はない。

けど、やらねばならない。。
今夜、頑張ってみよう…
それで無理なら、ダンサー2人にお願いするしかない…


お盆返上~長時間稽古

2015年08月16日 23時04分29秒 | 日記
8/13からお盆の集中稽古に突入。
私とケンジはパンフレット製作がずれ込み
午後の稽古は、劇団員に頼んで
自主稽古を主体に行ってもらった。

みんな集中して稽古に取り組んでくれて感謝!
自主稽古の成果は、ダンスに現れている。
ここまでダンスの振付が揃った公演は
これまでなかったのではないかな?

ただ芝居は、やはり演出目線が必要で
午後一から参加できなかったことが悔やまれる。

土・日曜日は、演奏隊・声楽隊・三光スタッフさんに
ご参加いただいての通し稽古。

 



全体的には上々の仕上がりだと思ったが
音響製作が遅れたこともあり
音楽・声楽・音響に一抹の不安がある。

仕込み前の通し稽古はあと2日。
月曜・火曜の通し稽古で不安を解消して
現場入りしたいと思う。
可能なら声楽隊や演奏隊の皆さんにも
ご参加いただきたいと思ったが
皆さんご多忙な方々で難しいとのこと。

現場入りしてからが勝負だ。
集中して取り組まねば…

オープンエアは大勢の人々がかかわる舞台。
それぞれご事情があるため
全員揃って稽古できたことが一度もない。

本来、舞台を製作する立場から言えば
恐ろしいことであり、あり得ないことだ。

けどね…

私は、オープンエアはパズルだと思っている。
各シーンはピース。
そのピースも、演技・音楽・声楽・ダンス・照明・音響と
複数部門に分かれているため
ピース数はいったいどれくらいになるのか・・・
恐ろしくて数えたことがないが(笑)

たくさんあるピース一つずつをそれぞれ良い形に仕上げる
 ↓
ピースのつなぎ目を演出で接着する
 ↓
ピースを組み合わせエンターテイメントが完成

今年は、例年以上にピースが多く
土曜日の稽古では、パンフ製作の疲れもあって
脳が上手く回転してくれない状態だった。

演奏隊・声楽隊の皆さんにはご迷惑をおかけしました。。

パンフレット入稿を週明けに持ち越すことに決め
気持ちを切り替えて、日曜日の稽古に挑んだ。

本来なら、いつも最後の長時間稽古では
音響さんに音出しをしていただくのだが
音響さんと私のスケジュールが合わず
詳細な打ち合わせが出来ていなかったので
私が音出しをしながら進めることに…

演出としてチェックしながらの音出しは難しい。
演技や音楽に気を取られていると
きっかけを見失い、失敗してしまう。
誰かに音響の音出しを頼むべきだったが
手のあいている団員もおらず、それも出来ない。

失敗したところを返し稽古しておけば
良かったなぁと後で思ったが…

通すことも大切だが、きっかけは非常に重要。
どちらを優先させるか、稽古前に判断して
臨む姿勢が必要だと反省。

ただ音響さんが機材を持ち込み
演奏隊の皆さんが演奏する位置や
マイクを置く位置をチェックしてくださり
声楽隊の皆さんにイヤホンで返し音を聞く実験を
させていただけたのは非常に有効だった。
ありがとうございましたm(__)m

みんなに前向きに取り組んでいただければ
舞台は必ず成功する。

今年のチームは非常にテンションが高く
役者陣は日に日に成長しているのがよくわかる。
お互いに助け合い、お互いに励まし合って
本番に向けて頑張ろうと言う意気込みが
ビンビン伝わってくる。

スキルも必要だが、それ以上に重要なのがテンション。

テンションを司るのは精神。
精神状態により、テンションは上がりも下がりもする。

皆さんにいい状態で舞台に上がっていただけるように・・・

それが私の任務だ。

今日の稽古は、大道具班が引き戸を立てこんでくれたので
出演者とイメージが共有でき、とても有効だった。

引き戸は、大工の棟梁・酒井さんのお力添えで
見事な出来栄え(^^)

戸にダイナミックな襖絵を描いてくださった
画家の君島さんも稽古場に顔を出してくださった。

スキルを惜しげなく提供してくださったお二人に
心から御礼申し上げます。

大道具班は、巨大なホリゾント幕と
錦の御旗、堀家の家紋旗、徳川家の巨大暖簾を製作。

錦の御旗の大きさが想像以上で驚いた。
あ、指示を出したのは私ですが。。

この御旗、重さも相当あり
誰に持ってもらうか迷ったが
キャスト陣が皆協力的で

 出がないから持てますよ

と申し出てくれて有難かった。

演出上の肝の一つ、それは階段移動。

先週、階段移動表を製作して渡したが
実際に可能かどうかは
現場入りしてみなければわからない。

出来ないところは諦める―
と、腹をくくっている。
可能な範囲で頑張ってもらおう。

衣装も未だに完成に至っていない。
が、衣装担当のもっちゃん始め
北村さんやナミちゃんも
寝る間を惜しんで作業を進めてくれている。

役の数が多くデザイン数も例年の倍なのだ。
このような大作を執筆した私の責任―

みんな本当に前向きに頑張ってくれている。

ただただ感謝―