蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

道が・・・

2009年02月18日 20時32分52秒 | 日記
今朝、芸術文化振興方針策定会議の
委員長さんからメールが届いた。

昨日の市長との面談報告だった。

与えられた時間は25分。
文化芸術条例案を市長に手渡し
意義について説明したが

  意義については十分理解出来るが
  今の情勢やスポーツ振興との絡みで・・・・

と予想した通りの答弁だったとのこと。

それでも必死に食い下がったところ
最終的に市長は

  条例化の方向で検討を・・・

と教育委員会に指示。

委員長は

  再度、道が開けた

と。

「NO!」と言っていた市長から
「検討」という言葉を引き出せたのは
委員長・副委員長さんの熱意のおかげです。

今朝の信濃毎日新聞にこの模様が掲載されている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20090218/KT090217GSI0900100...

ただ、この記事を読む限り、条例化の方向で・・・とは受け取り難い。
議論を尽くし、やはり取り止め・・・ということもあるだろう。

提出した条例が

  具体性に欠けた理念的なもの

という認識の市長や教育委員会関係者。

具体性は必要だよね。
けど、理念も絶対的に必要。
観念ではダメですが。

理念とは

  1 理性によって得られる最高の概念
  2 俗に、事業や計画などの根底にある根本的な考え

つまり根っこになる考えであり、目指す目的。

これを元に基本計画を考えるべきだというのが
委員側の主張。

条例を懲罰目的で作るという考え方もある。

「タバコぽい捨て条例」などはソレ。

けど、私たちが提案しているのは「振興条例」
懲罰目的のものじゃない。

明確な理念のもと、ビジョンを策定し実行、現実化していく。
その根本になるものが“条例”

今年度中に、もう一度報告会を兼ねた審議会が
委員長さんの提案で開かれることになりそうだ。

当然の話ですよね。
けど、市側はやるつもりがなかった。

なので、先日、委員長さんとお会いしたときに

  先生、報告会をぜひ開いて下さい。
  任意でも希望者だけでも構わないので
  お願いします。

と、強く要望した。

委員の代表である委員長・副委員長が市長に提言したというのに
その報告会も開かず、委員会を解散するなんておかしいでしょ。

諦めずに提案していけば、何らかの道は開ける。
いくつもある扉の中の一枚を開いただけかもしれないが・・・

委員長・副委員長さんも「諦めない」信条の持ち主です。

私も同じだ。
これからも「諦めない」を信条として行動していきたい。