蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

搬出入 開始!

2016年08月23日 23時54分55秒 | 日記
昨日からダンサーが長野入り。
これから本番まで連日リハーサルを繰り返しつつ本番に臨む。

この舞台のために丸一週間
予定をあけてくれたダンサー2人に感謝!

今日は朝から、劇団員中心にキャスト陣が手伝ってくれて
資材、テント、パイプ椅子、テーブル等の搬入。

今日は真夏日!
炎天下の反出入作業はさぞ大変なことだろう。

どうか熱中症になりませんように…

みんな、本当にご苦労さま!

夢幻の倉庫は現在3つ。

倉庫をご提供いただいている皆様、いつもありがとうございます!

更に今年のオープンエア終演後から
倉庫としてスペースをご提供くださることになったのが
株式会社サンジュニア様。

サンジュニアの社長様は、昨年のオープンエアに
須坂市民としてご参加いただいたN氏だ。

今回は、名入りのぼり旗のご協力を頂いた上に
倉庫までお貸しくださると仰ってくださり…
有難いことです、本当に。
心から御礼申し上げます!

皆様の温かいご支援で成り立っているのが夢幻工房なのだ。

何としても良い舞台を提出しなければ…

今日は稽古場での最後の稽古。

18:30から稽古を開始できれば、最後まで通せるが
遅れれば、通すことは不可能…

私はダンサーを迎えに行き、ダンサーの抜き稽古。

18:00、キャスト陣が集まって来て、舞台バミリを行い
搬入メンバーが稽古場に到着するのを待つ。

しかし……到着は19:00頃になるという連絡が。

朝8:30~19:00まで、作業を頑張ってくれた皆さんに心から感謝!

多少遅くなったって、それは仕方ない。

しかしながら、この時点で最後まで通せないことが確定。
メンバーが揃っていないが、先にエンディングを行うことに。
何しろ今日は平日、明日は学校
小学生は20:00に帰宅させねばならない。

ダンサーの指導を受けながら、ダンスチェックを行う。

19:00少し前、搬出入メンバーが戻って来た。
さすがにみんな疲れ果てた顔…

本当にお疲れさま!

が、心を鬼にして

 すぐに稽古に入れる?

と聞くと

 大丈夫です!

と。

少し休ませてあげたいところだけど
申し訳ない…と思いつつ、すぐに稽古開始。

途中飛ばして、キッズの出演シーンを行って
子どもたちは20:00過ぎに解散。

キッズのシーンと家族のシーンは
もっと稽古したいところだが
現場入りしてから何とか時間を取ろう…と
気持ちを切り替える。

まだこの時点では、仕込みから本番まで
連日雨に降られることは予想していなかった―

稽古時間が最も不足することになったのは
主演クラスの劇団員の出演シーン。

通し稽古をしながら、終了後にアドバイスをしてきたが
繰り返し稽古を行う時間を取れないまま今日に至る。

そう考えると、劇団員の成長は著しいのだが
もっと稽古を積む時間があれば
もっともっと良くなるのに・・・
それが悔やまれる。

オープンエアはどうしても劇団員の稽古を後回しにしがちで
今年こそはそうならないように・・・と思っていたのだが
諸事情が重なり、スタートが遅れたのが一番の原因。

今後、このような事態にならないよう
スケジュール組をしっかりと行うのだ。

本番まであと4日もある。
まだまだ出来ることはある!

舞台を仕込んで照明が入ると、みんなのテンションは一気に上がる。

更に、これまでの経験でいくと一般参加の皆さんは
本番になると数倍テンションがアップして
現時点で持っている力を存分に発揮してくれるはず。

団員と特別出演の皆さんも本番では最高の集中力で
臨んでくれることだろう。

事故に気をつけて、怪我や体調不良に気をつけて…

そうすれば、今年もたくさんの笑顔に出会える公演になる!