蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

オープニング

2012年05月22日 18時39分05秒 | 日記
ようやくオープニングのイメージを
台本に起こすことが出来た。

毎回苦労するのが、このオープニング。

日常から非日常の劇的なる異空間へ誘う大切なシーン。
他者に理解してもらえるように
文字に起こすのは至難の業だ。

それとオープニング曲の詩。
これが舞台の世界観を決定づける。

そうそう♪
今年は同時進行で舞台図を作成。

本来、戯曲と演出は別に考えるべきだけど
毎年、台本を書いてから

  う…イメージ通りに造れない…

となることがしばしば。

予算と時間と人手の都合によるところが大きい。

なので…

今年は、あえて規制をかけながら書いてみようと。

演出込みの台本というのは、客観性がなくなる可能性がある。
そこは、劇団員3人と、演出補助のTさん
それから特別出演の皆さんの意見を聞きながら
冷静に見極めていこうと思っている。

しかしねぇ…
言葉のセレクトが難しい。

ギルガメッシュ叙事詩を読んで

  シンプルで美しい

と思った触感が忘れられない。

私の場合、脳内に言葉がいっぱいあり過ぎて
シンプルに削って行くのに時間がかかる。。

オープニングは、わずか2ページ程度だけど
舞台の命の源になるシーンだから
慎重かつ丁寧かつダイナミックに描きたい。

そして今年の更なる課題は

  身体表現の割合を増やす

ということ。

野外だもんね。
視覚・聴覚・皮膚感覚で感じて頂きたい。

私がどこまで挑めるか…

みんながどこまでついて来てくれるか…

お客様に心を震わせていただきたい。
そのためには、出演者もスタッフも
心が震える台本に仕上げねば!