蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

WS見学☆

2012年05月02日 22時50分54秒 | 日記
朝8:00に長野を出発し、茅野市民館で開催されている
パパ・タラフマラ芸術監督/小池博史さんの
GWワークショップを見学させていただいた。

茅野市民館の建物の設計者は、古谷誠章氏。
この会館の設計で日本藝術員賞を受賞された方。

外壁はほぼ全面ガラス貼りで近代的な造り
内装は黒と白を基調にしていて
固定概念に囚われないシンプルさを感じた。
つまり、どんなジャンルの催し物にも
対応できる会館というイメージ。

ワークショップは、マルチホールと呼ばれる
市民館の中で一番大きいホールで行われていた。
内装は黒を基調としていて、本舞台床面は
なんと檜を黒く染めた板で出来ている。
客席数は最大800席弱で中ホール程度だが
本舞台の奥行きが広く、客席も手動で動かすことができるため
様々な舞台どりをすることが出来る。
照明・音響設備も整っていて
全体的に使いやすそうなホールだった。
その上、残響音が少なく客席数的にも
中規模の演劇を上演するには実に理想的なホール。

  こんなホールで夢幻の芝居を上演してみたい!

と思えるホールだった。

こんな素敵なホールで朝から晩まで
稽古を出来るなんて、ナント幸せなことなんでしょう♪

会館の事業部長さんは、演劇経験者。
熱い志をお持ちで、舞台の話をする時
目がキラキラ輝いていて
とても気さくで、素敵な方だった。

  今後も何らかの形で関わっていきたい!

と思える方と出会えたことが嬉しい。

さて、見学の話―

今日は、ゴールデン・ウイーク中ではあるが
平日だっただめ、参加者数が半数ほど。
指導をする小池氏も、頭を悩ましている様子で
全体像を観れなかったのは残念だが
参加したメンバーは、皆さん真剣に取り組んでいて
小池さんの要求に応えようと
必死に体力の限界に挑戦していた。

一般市民が殆どだと聞いていたけど
何の経験もない参加者の皆さんが
あれほどのハードな稽古についていけるというのが
新鮮な驚きだった。

だって、夢幻の団員の基礎訓練以上のハードさですよ。
オープンエア一般参加者向けの
初期段階のワークショップは
団員の基礎訓練の3分の1程度から開始して
三ヶ月かけて、徐々に訓練量を増やしていきます。

今回のワークショップは、今日で僅か3日目!
そう考えると、ますます凄いと思っちゃうわけです。

身体表現+感性を磨くには、とても良いWSだと思ったし
小池氏が僅か一週間でどこまで完成度を上げていくつもりなのか
是非とも本番を観てみたい!と思った。

きっと凄い舞台になる!
そんな予感があります!!

なので、私も何とか都合をつけて
6日の公演を観に行こうと思案中。

ご興味のある方、ご予定のつきそうな方は
是非、茅野市民館へ足を運んでみてくださいね♪

下記は、GW詳細です。

GWワークショップ
日程:2012年4月29日(日)~5月6日(日)
会場:茅野市民館内
 
【公演発表会】
日時:2012年5月6日(日) 15:00開演(上演時間50分程度)
会場:茅野市民館内 マルチホール
料金:無料