蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

公演二日目☆

2010年05月15日 23時42分25秒 | 日記
朝9:30、JUNK入り。
舞台回りをチェックして、10:00から荒通し稽古開始。
昨日の舞台で気になったところと
音響・照明きっかけを中心にチェックしていく。

今回の舞台の肝は、ナントいってもオープニング。
オープニングがこけたら皆こける!

カオスを表現する白い布の中に入っている役者は五人。
彼らの呼吸が乱れたら一巻の終わり。
わずか三段の段差が、彼らの動きを阻む。

  大変なことをやらせてるんだよね…
  どうか無事、オープニングが終わりますように…

荒通しでも、再度チェックして注意点を明確にしていく。
このカオスシーンと次の語りのシーンに
一番稽古時間をかけてきたように思う。

夢幻の本公演は、オープニングを楽しみにいらして下さるお客様が多いこともあるが
夢幻パラレルワールドにお客様を誘う大切なシーン。

毎回舞台が始ると、祈る気持ちで舞台ソデに立ち
カオス・語りのシーンが終わるのを息をのんで見守る

この二つさえ上手く進めば、あとは大丈夫

何しろうちの役者陣は、本番に強い!
毎回本番では、稽古以上の力を発揮してくれる。

たまに

  何のための稽古?

と、思っちゃうくらいの変わりよう

稽古でも本番に近い演技をしてくれると助かるんだけどなぁ…
と、内心ぼやきつつ

  本番で下がるよりマシだよね

と気を取り直す私。

二日目は、とかく気が緩みがち。
初日が成功すると、特に、だ。

気が緩んで事故が起きたら大変だ
みんなに気を引き締めるよう檄を飛ばす。

けど…

やっぱり、アクシデントが発生してしまった

昼の部を滞りなく終え、更に気が緩んだせいかもしれないが
夜の部の本番中、小道具が紛失する事故が発生。
そのドタバタが、いろんなところに波及し…

ご覧になったお客様に伺ったところ
殆どのお客様は気づいていらっしゃらなかったので
取り敢えず安堵
それにどういうわけか、夜の部の評判が極めて良く

  出来としては昼のほうが良かったのに、なぜ?

よくよく振り返ってみると
中盤分を盛り返そうと思ったおかげで
エンディングに向けて勢いとパワーが増したせいかな?と。。

やはり舞台は生モノだ。
もっと危険予測をしておかねば…
そうすれば、今回のアクシデントももっと良い形でクリアできたに違いない。

  まだまだ修行が足りないなぁ…

と、大きく反省

明日は、いよいよ千秋楽。
このような事故がないように細心の注意を払いながら
けど、最後の舞台だもの…
楽しみながら演じよう

無事、初日を終え・・・

2010年05月15日 08時35分31秒 | 日記
昨日、無事初日を終えました。

ご来場下さいました皆さま、ボランティアスタッフの皆さま
本当にありがとうございました。

お客様から

  衝撃を受けた
  感動した
  推理小説のようで面白かった
  キャラがはっきりしていて、楽しめた

等のご感想を頂きました。

2時間20分という長時間に及ぶ舞台なので
途中で飽きてしまわないように・・・
と、演出手法をこらし作品造りに取り組んできましたが
お陰さまで、苦労のし甲斐があったようです。

大勢の皆さんにご覧いただきたい作品なので
ご予定のつく皆さんは、ぜひこの週末
JUNK BOXまで足をお運びくださいませm(_ _)m

これから、会場入りです。

頑張りますね(*‘‐^)-☆