昨年11月、あかとんぼ演劇祭のときも
キャスト二人がインフルエンザにかかり
急遽キャスト・スタッフ変更をして
無事舞台を終えたっけ(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン
自分で言うのもどうかと思うが
あの時のSさんと私の集中力は凄かった
今日の稽古中、そのときの会話を思い出していた。
私 : いつもこれだけ集中していれば、もっと凄い芝居ができるよねぇ。
ケンタロウ君 : 今回は火事場の馬鹿力ですよ。こんなことがいつも出来るわけがない。
〝火事場の馬鹿力〟かぁ…
確かにねぇ。。
追い詰められなきゃ、出ない力かもねぇ・・・
今回もそれと同じような状況だ
一昨日、代役に抜擢されたA君が
夢で殺されちゃった・・・
いつもは逃げ切れるのに・・・
と、ぼそっと呟いた。
恐らく相当なプレッシャーがかかっていたのだろう。
試演会観劇希望の申し込みが相次ぎ
皆さんの期待の大きさを感じていることもあっただろうし
主役の代役で、しかも殆ど出ずっぱり、かなりの台詞量
プレッシャーがかかって当然といえば当然の話σ(^◇^;)。。。
私は心の中で
大丈夫・・・
彼ならきっとやりきってくれる・・・
と、祈るような気持ちで稽古に臨んでいたが
今日の稽古で、彼は私たちの期待に見事に応えてくれた
私を含め団員全員が、彼の記憶力の良さに脱帽(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン
けど、これも火事場の馬鹿力の部類かな?
「人間とは不思議な力があるもんだなぁ…」
実はこれ、「カン太の涙」の中にも出てくる台詞♪
人間は、日常全力を出したつもりでも
70~80%の力しか出せていないとか。
・・・もっと少ないかもしれないな・・・
けど、不用意に100%の力が使えるようになると
体に無理がかかって怪我をする可能性もあるそうで(-д-;)
ストッパーが外れて出る力が
火事場の馬鹿力ってことかな。
だとすると、あまり使い過ぎると寿命も縮まる??
私は、最低年2~3回、これに近いエネルギーを使っている。
う~ん・・・
もっと回数は多いかもしれないなぁ・・・
寿命が縮まり過ぎる前に
そこまでエネルギーを使わずに
舞台本番を迎えられるようにしなきゃなぁ・・・
などと、A君の姿を見ながら思ったんだけど
これをNの日記に記載したところ、T氏から
人間は追い詰められると、違うステージの人間に進歩するので、長生きになるんです。
そうやって、人類は猿から進歩して、猿の倍以上の寿命を手にいれたんですから。
青木さんは、間違いなく、100歳以上生きます。
というコメントを頂いた。
そっかぁ…
私は100歳以上、生きるのかぁ…
長生きできると言われて、本来嬉しいはずなのだが
この過酷な日々が何十年も続くと思うと微妙だなぁ。
あ!
あと10年もすれば、もっと悠々自適な生活になるかもしれないもんね
未来はわからないから面白い!
と、いうことにしておこう