蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

信毎からの取材☆

2010年02月17日 23時45分33秒 | 日記
今日、信毎のN記者から取材を受けた。

内容は「先生のことば」

自分が影響を受けた心に残っている恩師の言葉と
それに纏わるエピソードを一時間に亘り話した。

先週末、N記者からお電話で
取材内容を伺ってから
小学校から高校生までの恩師の顔を思い出しながら
一番深く影響を受けた言葉は何か思い出していた。

小学校二年生のとき

  A 自由な発想で自由に表現しよう

小学校六年生のとき

  B 努力すれば必ず結果はついてくる

中学校二年生のとき

  C 中心者はどんな状況下でも責任から逃れようとしてはならない

Aは、私が幼い頃から持っていた舞台人になる種の
養分と芽生えになった言葉

Bは、勉強が楽しいと思えるようになった言葉
実際一生懸命勉強したら
通知表オールAという結果が出て自分でも驚いた。

Cは、委員長として、クラスをまとめられなかった時
クラス全員の前で先生からビンタをくらい
責任を負うということの大切さを教えてもらった。

思い起こすと他にも色々な言葉や出来事があり
たくさんの先生の影響を受けて
今の私がいるんだなぁと(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン

今回、信毎の取材に際して
どれが一番今の私に影響を与えたか・・・と考えて
最終的に、高校二年で入団した劇団の恩師から言われた言葉

  哲学を持て!

を選び、インタビューに答えた。

この言葉は、今でも常に心にある。
若者たちにも話すことが多い言葉。

  哲学を持たなければ、素晴らしい女優にはなれない。

と、言われて
当時まだ高校生だった私は、意味がわからず
まずは哲学書を片っ端から読み漁った。
けど、あまりにも難解で血肉にするにはいたらず
そのうち、宗教も哲学だ、と言う言葉から
宗教を色々調べたり、実際教会や寺院に通ったりしつつ
経典や聖書を読んだりして
必死に「哲学とは何ぞや?」を追求し続けた。

あのとき劇団の恩師が言いたかったのは

  存在感のある役者になるためには
  哲学と呼べるバックボーンあるいは柱が必要である

ということなのだ、ということに気づくまで数年かかった記憶がある。

この探究が、その後の私の物事に取り組む姿勢にも
大きく影響していると思う。

もともと好奇心旺盛で、気が多く、我が侭な私が
一つのことを追求できるようになったのは
たくさんの先生方の言葉のおかげだなぁ。
それがなかったら、どんな人生を送ってたかσ(^◇^;)。。。

そうそう。
書物の影響も凄くあるなぁ(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン

  体斜めなら影斜めなり
  因果応報
  自分が変われば周囲も変わる
  子は親の背を見て育つ
  覆水盆にかえらず
  母は一家の太陽  etc・・・

今日は、いろんな過去の言葉を思い出す
良い機会をN記者に戴いた。

  ありがとうございましたm(_ _)m

この記者さん

  実はずっと演劇をやってみたいと思ってるんですが・・・

と、帰り際ぼそっと話してくださった。
何でも、大学時代に「万有引力」という劇団にはまったことがあるそうな。
アングラ系の劇団ですね。

  やってみませんか?

と、お声はかけたものの
不規則な記者という仕事ではかなり厳しいと。°・(>_<)・°。

  もしかしたら、芝居をやってみたいと思っている人って
  陰に隠れてるだけで、案外いるのかもしれないなぁ・・・

と、思った瞬間だった。

この記事は、今度の日曜日(2月21日)の朝刊
全県版教育欄に掲載される予定。

皆さん、ぜひご覧下さいね(*‘‐^)-☆