待ちわびた桜の開花も十分に楽しむ余裕もなく、すでに葉桜に・・・
朝、連れ合いが家を出る際に「あまりコロナ関連のテレビを見ないように。散歩は自粛しなくてもいいんだからね」と言って出かけて行きました。
わかっています。でも、見ずにはいられません。
でも、安倍首相の顔は見たくないので昨日の「演説」の放映が終わってからテレビの前に・・・
本当に、「この人」の顔を見ると腹が立ってきます。
私が「この人」が苦手なのは最近のことではなく、「この人」が最初に首相をしていた時からなので、かなり昔からです。
詳しいことは書けませんが、「この人」の行動が「卑劣で許せない」と思う出来事があり、私は「信頼できない人だ」ということを見抜いていました。
なので、「森友問題」や「桜を見る会」で批判されるようになっても「この人ならやりかねない」と思っていましたし、「そういう人を政治家に選んだ国民も悪い」と思っています。
しかし、昨日の「緊急事態宣言」を聞いて(テレビは見ないで声だけ聴いていました)、感じたのはいつも通り、「国民に対する思いが全く伝わってこない」のです。
自粛しなければいけないとわかっていても(または、コロナ感染リスクがあるとわかっていても)、今日働かなければ生きていけない人や、テレワークも出来ずに満員電車に乗らざるを得ない人たち。
そして、夫の収入だけでは生活できないので妻も非正規(派遣)社員として働かざるを得ない中、いきなり解雇され妻の収入がなくなっても世帯主でないので給付金はもらえないとのこと。
「30万円を支給します!」と声高に言い切りながら、実際には約2割の人たちしか貰えないとのこと。
安倍首相の演説は「自分がいかに国民のための政治をしている優れた政治家であるか」と自慢しているように聞こえてならないのです。
生まれた時から恵まれた環境で育った人には「ぎりぎりの生活の中で暮らしている人たち」や「食べるものがなくて飢えに苦しんでいる」人たちの苦しみが理解出ないのでしょう。
いえ、想像力のある人ならたとえ自分が恵まれた環境で育っても「恵まれない人たち」に思いを馳せ、そういった人たちのために力になろうとし、活動をする人も沢山います。
しかし、残念ながら私には「安倍首相」には想像力が欠如しているとしか思えません。
五輪や改憲を実施して自分の名を残すことに執着していると思われても仕方ないです。
「アンティークがメインの楽しい話題を提供するブログなのだから政治的な話題は書かないように・・・」と再三連れ合いにも注意されましたが、今日もまた書いてしまいました。
でも、嬉しいこともありました。
ミセステーラーを通して親しくなった友人からラインで「今の政府はアメリカ同様日本も最悪だと思います・・・」というメッセージが届きました。
彼女は私とは正反対で、「いつも笑顔で穏やかで決して人の悪口を言わない女性」と思っていたので、彼女の口から「安倍批判」が出るなんて意外でした。
なので、わかってくださる方はいると信じて書いています。
それから、数日前にニューヨーク在住の友人から私が送った食材が届いたとの連絡が入りました。
そして、苦労したけれどやっと「失業保険」の手続きが済んだとのこと。
「これでやっと家賃が払える」というラインを受け取り、私も一安心しました。
今は、こうした「ささやかな嬉しい出来事」が大きな喜びになっています。
私も怒ってばかりいないで「ささやかな楽しみ」を見つけて過ごしてみたいと思っています。