3月21日 お昼前、Davidがホテルまで迎えに来てくれた(仕事を終えたIanも一緒)。
コッツウオルズの小さな村にでも連れて行ってくれるのかと期待していたら、どうやら車は
グロスターに向かっているようだ。「グロスターも行きたかったのよね、ハリーポッターで
有名な大聖堂やアンティークマーケットもあるし・・・・」と心の中で喜んでいたら、車はいつの
間にかグロスターの郊外も通り過ぎて私が一度も行ったことのない道を走っている。
「どこへ行くのかしら?今、どこを走っているの?」と、隣に座っているBerylに聞いてみたが
彼女も知らないと言う。Davidも無言でただひたすらハンドルを握っている。1時間半ほど走って
やっと着いたのが、イングランドとウェールズの境にあるヘレフォードの街。
11世紀の建造物だというこの大聖堂はDavidの話によると、イギリス3大聖堂の一つと言われ
ているらしい(私は知らなかったが・・・・・)。とにかく、ノルマン時代からの建築ディテールが
とても素晴らしく、「この大理石、すごくきれい・・・」とじっと見つめていたらDavidが「この石を
売ったらいくらになるかと考えているんだろう?」と言って私を冷やかした。
ステンドグラスの美しさには圧倒される。
大聖堂の中にあるカフェでお茶を飲んだ後、4人で街を散策。
大聖堂の前にあるショップの前を歩くIanとBeryl。
アンティークショップを覗いてみたが、高かったので何も買わずに・・・
チェルトナムに帰る途中でたち寄った名も知らぬ小さな村。
夕方4時頃、チェルトナムに到着。「夕食を一緒にしよう」と誘われたが、ミセステーラーと
約束をしているので、と言って断り、お茶だけごちそうになることに。Ianは「昨日も一緒
だったんだろう、なんで今日もなの?」と不満そうだったが「彼女を怒らすとこわいから・・」
と私。
最近手術をして体調があまり良くないBerylは「お掃除をしていなくて散らかっているのよ」
と言うが、私から見たらいつもきれいなリビング。
Davidの家の庭。前に建っているのは、チェルトナムで一番の高級ホテル。たぶん私が泊まる
ことは一生ないと思う。
サンドイッチとケーキ、そして白ワインを私だけごちそうになっていると、Davidの孫、つまり
Ianの姪のTegan(14歳)が学校から戻ってきた。Teganにポッキーやチョコパイなどのお菓子、
文具、手作りのシュシュを渡すと、とても喜んでくれた。一番喜んだのはネイルアートのシール
だったかも?私も今回のために生まれて初めてネールアートをしてみたが、それはTeganに
見せるためだった。
写真を撮ろうと思ったけれど、個人のブログに少女の写真を掲載することに躊躇したので今回は
写真はなし。
いつも思うことだが、Ianの家族は本当に皆優しい。いつも私のために気配りをしてくれる。今回
もたくさんのおみやげを用意してくれていた。私のアンティークビジネスに少しでも協力してあげ
たいという彼らの気持ちが伝わってくる。
Ianと私の出会いについてはまた後日ご報告します。
続きはまた明日。